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かつては野生児と呼ばれ、
突拍子もない動きで一世を風靡したこの僕も
押し寄せる年の波には逆らえないようで、
最近では昔のようにはっちゃけた動きをすると体にガタガ出てくるようになってきました。
肩をはじめに背中、腰、両膝と、ほぼ全身ボロボロです。
どーしょもないもんで、ちょくちょく接骨院に通ってるんです。
家の近所に小学校の同級生のオヤジがやっている
接骨院があるので僕はそこに通っているのですが、
そこのオヤジがスゴイのですよ。
仮の名として僕らは「ホイ先生」と呼んでいるのですが、
どんなにスゴイのかって言うとですね、
以下僕とホイ先生との会話です。寸評付きでお楽しみ下さい。
ホイ「あんだよテメー、どーこがイテーんだよ。」
↑客を客と思っていない口調がSU・TE・KI。
ピン「あ、今日は背筋と腰と膝。」
ホイ「っんだよ、全身じゃねぇかよぉ。あんだってこんなゴッツイ男の
全身を触らなきゃいけねぇんだよぉ。若いおねぇちゃんならいくらでも触んのによぉ
うーあッッ!あんだこのごっちぃー腕は。気持ち悪ぃなぁ。チィッッ(←舌打ち)」
↑治療が仕事のはずなのにお触りを生業としているあたりが漢(ヲトコ)の憧れ。
そして客の事を気持ち悪いと言っちゃうあたりは知り合いじゃなきゃ一発殴りたいところだ。
*****治療中********
ホイ「おい、オメーよぉ、嫁にはロマンテック(?)な言葉も言ってやってか?オゥ?
夕日の見える海辺でよう、‘君は美しい’とかよぉ。」
↑このすぐあとに素早いレスポンスで「あらおとーさん、シブイわー」
と返すホイの嫁との2人が織り成すこの空気は、林家ペーパーもまっつぁおだ。
それにしても「ロマンテック」ってなんだ?
ホイ「オイ、オラァ、ここイテーだろぉ。」
ピン「あ゛ー、痛いっす。」
ホイ「あたりめーだろーが、
痛ぇよーにやってんだよッッ!!」
↑なんで半ギレなのかが全くわからないほどのマジ顔です。しかし、
治療じゃなくて暴力だ、それ。
ホイ「オイ、ここも痛ぇだろぉ。」
ピン「ん゛ー、いだだだだだだ。痛いっす。」
ホイ「バカヤローーーーッッ!!」
↑大地を揺るがすように。
ピン「?」
ホイ「痛ぇのは腰じゃない。
オメェのハートが痛ぇんだっっ!!!!」
↑なんですって?
スゴイですよね。うん、すごい。
これで治療費を取っちゃうんだからものすごい。
しかも帰り際にシップをもらったら、
「オィ、痛ぇトコに貼るんだぞ。
でも、ハートが痛いからっつっても
ハートには貼れねぇぜ。」
とか親指立てながら言っちゃってもうほんとイカレポンチなのですよ。
接骨院とは名ばかりでそこにあるのは理不尽な説教とバイオレンスだけである。