PDの雑学メモ

食事もあなどれない

いろんな事情で突然透析を始める方もいらっしゃいますが、ずっと前から腎臓が悪くて

長い間食事療法などをつづけられた後、透析を始める方々がびっくりされることの1つに、

タンパク質の摂り方の変更があるように思います。以前は1日の摂取量を制限されて、味の薄いおかずや

ちょっとのごはん、みょーに甘いおやつ、口や手がべとべとするゼリーを食べてきたのに…

腎臓が悪いことには変わらないのに…っていつも患者さんに言われます。

でも透析に入ったらタンパク質はちゃんと摂らないといけません。

タンパク質はからだをつくるのに大切な成分であることは皆さんご存知の通りです。

他の成分とバランス良く摂らないと思わぬ症状を引き起こすこともあるのです。

 

でも、1つ気をつけて欲しいことがあります。リンです。

タンパク質の多いものにはリンも多めであると言われています。特に加工食品とか、炭酸飲料とかにも多いです。

ところで、リンってどんなものかわかりますか?その昔(私にとって?)、

生物の授業で細胞のエネルギーをつくる仕組みか何かでATPって出てきたことを覚えていますか。

そのがまさにリンのことです。動物、植物両方に存在します。骨にもたくさんのリンが含まれています。

エネルギーを産生する基本としてリンは、とっても重要なのです。

 

いろいろからだの中で働いたあとのリンや、食べ物の中から入ったリンは通常は腎臓から排泄されます。

腎臓の働きが鈍ってしまうと、うまく出し切れずにたまってしまうことがあります。

ですので、やはり摂りすぎには注意しなくてはいけないと思います。

そういうことを考えながら、食品を選ぶときは質の良いタンパク質を摂れるように心がけるといいと思います。

 

おまけ:栄養士さんや先生に言われていることだと思いますが、味、特に塩分は限られた量を

おかずなどにまんべんなく使うよりも、1品集中で使ったほうがいいです。

薄味おかずをいっぱい食べるよりも、何か1つ好きなおかずの味をしっかりつけて

おいしくいただくようにします。ほかの味付けは香辛料などを上手に使ってみましょう。

メガネをクリックするとPDメモのトップに戻ります。