PDの雑学メモ

消毒のはなし

最近は、病院によって使われる消毒剤も多種多様になっています。

消毒の方法もいろいろあるので、その細かい部分は先生や看護婦さんにお任せするとして、

ここでは代表的な消毒剤についての注意や、ポイントを書きます。

 

まず、イソジン液です。塗ったあと赤く色が残ります。

使う前や使っている間、液が赤みより黄色みがかなり強かったら、使うのはやめましょう。

あの赤色というか赤褐色が殺菌力をみるしるしです。効果がおちると黄色になります。

色を落とすためにハイポエタノールを使うときは、少し殺菌にかかる時間をおいてからにしましょう。

いつも私は、イソジンが乾いてからと話しています。イソジンは器具などの消毒には使いません。

 

アルコール類は出口部に使っている方はいないと思います。

操作前の手指消毒最後の仕上げなどに使われているウエルパスなどは、

ベンザルコニウムという殺菌剤と、若干のエタノールを含んでいます。

エタノールの濃度の高いものは、殺菌力は高くても、皮膚に必要な脂肪分まで

とってしまうこともあるので、消毒剤の使用方法や目的をよく考えて選ぶ良いと思います。

 

最近病院でも採用されるようになったものに電解水・酸化水があります。

強酸化水、弱酸化水、超酸化水などいろいろな呼び名のものをご使用の方もいらっしゃると思います。

電気屋さんの浄水器のコーナーでアルカリイオン整水器と呼ばれる機械をご覧になったこともあると思います。

消毒に使用するのは、酸性側の水です。消毒の原理としては、

電気分解で殺菌作用の強い次亜塩素酸をつくることで殺菌をします。

プール消毒のにおいの正体はこの次亜塩素酸からくるのです。

あと、哺乳びん消毒に使うミルトンや、ピューラックス、ハイターも次亜塩素酸系です。

これらは、作られてから時間が経ちすぎると効果が無くなりますので、長期間分の作りおきは避けましょう。

 

ケアの操作前になによりも一番大切なのは石鹸での手洗いです。

ここに使う時間は惜しんではいけません。流水で十分洗うのが大切だと思います。

石鹸は薬用でなくても大丈夫です。よーく泡立てて洗ってください。手洗い方法の効果の差はあると思います。

そのとき手も、体の場合も、石鹸分はきちんと洗い流してください。

石鹸分が残ると、皮膚のトラブルの原因となったり、消毒剤を使った時に消毒剤の効果がなくなります。

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