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BOSSA DO MAGO
アルバム発売記念Live
at 銀座 Swing
Member : 越田太郎丸(g)・松本トシアキ(harm)・柏木広樹(vc)(男)・
池田達也(b)・渡辺亮(per)
Special Guest : 榊原大(pf)
2002/6/14 (Fri)
1st : Voo ao Rio (De Janeiro) / Baiao Barroco <Juarez Moreira> / Cest La Fin? / O Prato da Casa /
Madarena <Ivan Lins> / 以上BDM
Perdi Meu Coracao / Why Not 'Brasil' / 以上 BDM with 榊原大
2nd : Ballad #101 / Koshida&Kashiwagi / あの頃へ… / BDM
Imagem / Pan Comes Up! / 夜櫻橋 / サマー・ギフト / 以上 BDM with 榊原大
EC : Old Tune <Taroma Koshida>
※アルバム収録曲の作曲者名は省略しています
(このレポは、サッカーW杯開催中にちなみ、レポーター口調でお届けいたします)
<開幕前>
はーい、というわけで、いよいよきました、BOSSA DO MAGOレコ発記念 ライブツアー初日、銀座Swing!
本日15:30キックオフの「日本×チュニジア戦」もめでたく2-0で日本の勝利となり、堂々の決勝トーナメント進出を決めた夜、しかもBOSSA DO MAGOレコ発ツアー初日とあっては、盛り上がらないわけにはいきませんね。
さてお店の前には…お、BOSSA DO MAGOのCD以外にも、亮さんのCD、 柏木さんのCD、大ちゃんのCDと勢揃いしてますねぇ。 これは、まだ持っていない人、そしてCDをすり切れるまで聴いてしまった 人、はたまた、車の中に置いておいたら曲がってしまった人(?)、1枚では 足りない、もっと欲しい!という皆さまがここでまとめて入手できる大きな チャンスがある!ということでしょう。
はい、皆さまよろしいですか?
あ、休憩中でも終わった後でも買えます ので、実演販売ということでもけっこうですよ。
それでは、いよいよお店の中に入ってみたいと思います。
――はい、Swing店内に入って参りました。
このお店は、中央にステージがあって、その三方をぐるりと囲むように 客席が配置されているんですね。さすが銀座、のムードある店内です…
あ、既に客席、大入り満員状態となっております。右を見ても左を見ても 人人人、です。これはスゴイ入りです!長居スタジアムもかくや、という 状態ではないでしょうか。
あ、照明がおちて暗くなりました…いよいよ、始まります…(しーっ)
<1st>
さて、選手…じゃなかった、メンバーの皆さまがステージに揃われ、いよいよ前半戦キックオフ、です。
お、どなたかと思ったら松本さん、今日はまた更に髪を短くなさって、黒髪「ベッカムヘア」となっています。柏木さんは後ろから見るとさながらトッティ。なかなか疑似サッカー選手人口の高いメンバー構成(?)となっていますね。
1曲目は「リオ行き(の飛行機)」こと「Voo ao Rio (De Janeiro)」。CDでも1曲目に入っているこの曲、いかにもこれから始まり!といった期待感・高揚感を沸き立てられる曲です。
2曲目は「Baiao Barroco」、BOSSA DO MAGOのステージではすっかりおなじみとなったこの曲は、Toninho Hortaらと同郷の、ブラジルはミナスの出身のギタリストJuarez Moreiraの名曲です。ちなみに、BDMメンバーの皆さまは、本日の日本戦の間も(カウンターの上にバンマス持参のミニテレビを設置しつつ)真剣なリハーサルを行っていらしたそうですが、この曲のリハ中に1点目が入った、という非常に縁起のいい曲だということで演奏が決定となったそうです。あやかりましょう。
3曲目はアルバム中唯一フランス語のタイトルのついた曲「Cest La Fin?」。「せ・る・ふぉん」とかるーくお読み下さい。もはや「せ・ら・ふぃん」ではありません。意味は「終わりかな?」。いえ、まだ3曲目ですから終わっていただいては困りますが、この曲の切々とした雰囲気により、1曲目2曲目で胸ぐらをつかんでひっぱりこまれた後ゆるやかに押さえ込まれた、というところでしょうか。
3曲終わったところで、カウンターのお客様から思いがけないご質問が出ました。
「チェロのおにーさん?おねーさん?」
一瞬唖然となった店内、次の瞬間爆笑の渦に包まれております。柏木さんご本人から「男でございます」という返答を受けたお客様、おや。おや……?そのままご退場ですか?おーい…………。 またしても一瞬唖然とした店内ですが、爆笑のCD宣伝トークもはさみつつ、気を取り直しつつ、ライブは着々と進んで参ります。
続いては「O Prato da Casa」。「お店の定食」という意味ですね。ご存じの方は、高田馬場CORCOVADOの、ヘジーナさんの作る「CORCOVADO定食」を思い浮かべていただくとよろしいのではないかと思います。え?ご存じない?それは是非いらしてみることをお勧めいたします。お、CDでも入っている太郎丸さんのカウントもばっちり再現されています。これにウケているということは、皆さまかなりCD聴きこんでいらっしゃいますね。さすがBDMサポーターの皆さまです。この曲、CDではトリオでのさくっとしたバージョンですが、フル編成・ロングバージョンで聴くとまた非常に楽しいですね。
この曲での亮さんの使用楽器は「タッパーウェア(じゃなくて「プラスチック製保存容器」ですね)」「フィルムケース」など、非常に身近なものが使われていました。「世界広しといえど、亮さんくらいでしょうね、こういうものを楽器に使っちゃうのは。」(by太郎丸さん) まさに。
5曲目は、これまたおなじみ、「ごまだれーな」(リフレイン部分を「ま・ごまだ・ごまだれ・ごまだれれれれれなー…」と歌ってみてください) じゃなく、Ivan Linsの「Madarena」。店内あちこちで、お店の名前通り、"Swing"が起こっています。
さて、ここで、本日のスペシャル・ゲスト、ピアニスト榊原大さんをお呼びしたいと…あ、呼ばれる前から出てきてますね。はい、やりなおし、巻き戻し。
「今日のピアノ、榊原大!」即興の呼び込みミュージックと共に、今日は白い上下(ちなみにインナーのTシャツは紫でラメ入りだったそうです)の衣装で、満を持して大ちゃん登場です!わーーーーっ(拍手)
前半戦Last2曲、まずは「Perdi Meu Coracao」。亮さんのこれまた不思議な楽器、プレーンドラムの淡々としたリズムにのった切々としたメロディーが美しいですね。重厚な響きのベースソロ、浮幻的によりそってくるようなピアノもよく似合って非常に胸に染みます。
…とひたっているうちにラストの曲、「Why Not 'Brasil'」。この曲名の「'Brasil'」になぜ「''」がついているかというと、英語で書くとブラジルは「Brazil」、ゼット、なんですね。そこをあえてポルトガル語でエスを使っているため、「''」で区分している(by太郎丸さん)のだそうです。いやー、勉強になりますねぇ。
達也さんが緑の5弦エレキベースに持ち替えて、いよいよ始まりますね。お、このメロディーは「Why Not」のつかない、「Brasil」。「Brasil」から「Why Not 'Brasil」へと移行していくこのイントロのベースソロ、'非常に懐かしい感じです。各メンバーのソロをそれぞれたっぷりと堪能し、熱く熱く盛り上がったところで、これにてハーフタイム突入、です!
<ハーフタイム:食べたり飲んだりしゃべったり。大事なことは、ここで忘れずトイレに行っておくこと!(ちなみに、日本戦ハーフタイム中の東京都水道局の水の供給量は激増したとか…)>
<2nd>
後半戦は、太郎丸さんと柏木さんのDuoによる「Ballad #101」からのしっとりとした滑り出しです。1曲終わったところで、呼び出しを受けて続々とメンバーがピッチに戻ってきました。(拍手) ここで、今回のアルバムのプロデューサーでもある池田達也氏にマイクが渡りました。ん?
「やっとしゃべれた!」 いかにも達也さんらしい第一声です。
前半戦「攻撃」ならぬ「口撃」を封じられていた達也さん、後半はこの調子だとベースのみならずマイクの方も飛ばしていらっしゃりそうな雰囲気バリバリです。太郎丸さんとのトークのパス回しもさすが、絶妙爆笑ですね。
さて、2曲目は「あの頃へ…」。この曲は元々「あの頃の瞳」という曲名がついていたそうですが、コピーの際に読みにくくなったこのタイトルを柏木さんが「なにこの「あの頃の目黒(めぐろ)」って」と言った(確かに「瞳」を分解すると「目黒」に読めないこともないですね)ところから、通称「目黒」と呼ばれるようになったそうです。この曲のリクエストの際は「めぐろやってっ!」と叫びましょう。
さて、曲に戻りますと、何かを予感させるようなギターのイントロから、一気にメンバーが合流してきて、雰囲気一転、カホーンの激しいリズムにカッティングギター、かけ声も飛びかい、スピード感・疾走感のある展開ですね。うー、かっこいー!(とっとっと、中継中、失礼しました。)
後半戦はここで早々とSpecialGuest大ちゃんのご登場です。今度は呼ばれる前から自然に定位置ピアノの前についていらしゃいます。
3曲目は「Imagem」ですね。(「Image」がはやる前からこの曲はこの名前です。) 曲名を先に言われていなければ「Amazon River」かと思ってしまうような、水音や風の流れ、鳥や虫の鳴き声を響かせる亮さんのイントロに、すっかり店内がジャングル化しております。非常に自由な空気感のあるこの曲ですが、今日はまたそれに水感も加わり、多彩なソロにも更にイメージを引き出される素晴らしい演奏ですね。
4曲目は「Pan Comes Up!」。これは松本さんが、SteelPanのために作った曲で、タイトルは「Sun Comes Up」(陽が上る)にかけているということですが、イメージとしては、太陽の替わりにSteelPanが水平線からキラキラしく上ってくるところを想像していただくといいのではないかと思います。直視すると太陽以上に目がつぶれることになると思いますので、サングラス等お忘れなく。 さて、そのイメージを描いたところで、その通りキラキラしく輝くような、まさに日の出の勢い、の演奏をたっぷり楽しみましょう…お、ハーモニカ、ピアノ、チェロによるパス回し、じゃない、早いソロ回しが始まりました。味方同士ながらひっかけあっているような、それを受けて更にアピールするような音の応酬に店内釘付けです!
さて、ここで再度プロデューサー池田達也氏からのご挨拶です。おっと、ここは簡単に流すようですか…いや、そんな簡単にいくはずがありませんね。
「…今日日本が勝ったのは嬉しいんですが、レコ発ライブ第二弾、茨城県古河の日が日本-トルコ戦になっちゃったんですね。勝って嬉しいやら負けて嬉しいやら…」 いえいえ、18日も日本戦は15:30キックオフなので、また日本が勝ってボサマゴも勝つ!という連勝式でお願いしたいところですね。
続いてゲストの大ちゃんのご発声もいただいたところで、残すところあと2曲となったようです。
まずは「夜櫻橋」。こちらもとても広がりと雰囲気のある綺麗なバラードですね。「夜櫻橋」の最後のフレーズが静けさの中にひいていった…と思ったら余韻を吹っ飛ばすかのような勢いで亮さんの太鼓と笛のリズムが突進してきました!
「いきまーす!」 はい、バンマスいってください、ついてきます!(?!)
メンバー全員声をそろえての「あー、うっっっ!」のかけ声も華々しく爆笑を呼び(CDでは亮さん1人のかけ声がきこえます。よく分からなかった、という方、再度CDをチェックしましょう)、ノリノリ(死語?)に満場の拍手の中、後半戦も終了です…が、拍手は当然鳴りやみませんっ。アンコールったらアンコール!
<アンコール>
さて、ここで出てくるのは当然、今回のCDのプロデューサー、「ボサマゴの後説担当」池田達也氏。今まさに旬、のサッカー話題等々も交えつつ、これぞ本領発揮、のトークにあちこちで笑いの渦が巻き起こっております。
「…サッカー共々BOSSA DO MAGOもよろしくお願いします!」 うまいですねぇ。
アンコール曲は、録音に非常に運のない曲(?)「Old Tune」。2ndアルバムが出るまではこの曲がアンコールで演奏し続けられるとのことなのでサポーターからもリクエストを出し続けましょう。
達也さんにより次々とメンバーが呼び出されてきました。お、この曲では出てくる予定のなかった大ちゃんもお呼び出しをもらっちゃったようですね。こうなったらもちろん弾いていただくってもので…簡単に打ち合わせがされているようです。
イントロのメロは、ん?口笛? 柏木広樹氏が、最近の得意技「口笛」を披露していますね。突如飛び入りの大ちゃんのピアノもちょっとコケティッシュに(?)いい雰囲気です。明るい気分で「また聴きたい」と思う気持ちをしっかり胸にとどめさせてくれるこの曲での幕、は心憎いですね。
メンバー同士のかけあい、自然と取り交わされる笑顔、各メンバーのソロの素晴らしさ、ソロの間に取り入れられている様々な曲への賛笑等々、ここではレポートしきれなかったことはもう山ほどございますが、あとは皆さまご自分の目と耳でしっかりとお確かめいただくより他ないかと思います。
今後のライブ予定はScheduleをご覧下さい。
<閉幕後>
店内をぐるーっと回ってくる拍手の音…1人ステージ奥から客席を通ってくる亮さんの通路が自然に花道化しております!(ぱちぱちぱちぱち)
いやー、ステージ内も客席も抜群の盛り上がりでしたね! 前評判に違わぬ、いえ、前評判よりも更に素晴らしいライブの楽しさに、 笑顔、笑顔、の山となりました。 試合に例えて言うならば「初戦大勝!」。 CDも、ステージ中にこらえきれずに買いに走っちゃうサポーターが出るほど(!)となれば、実演販売の効果もばっちり測定できた、というところでしょう。今後、関東近県を制覇しつつ、徐々に会場は南下していくようですが、 この先も大勢の全国各地のサポーターに支えられつつ、勝利を重ねていく こと間違いなしです! といったところでお時間となりました。 これにてこちら、銀座Swingから失礼させていただきます。 メンバーの皆さま、本当に楽しい時間、ありがとうございました! それでは皆さまおやすみなさーい。
Reported by Achi