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まだ小学校低学年だった頃、近所におばあさんがいて、よく
ムカゴやノビルを採ってきて、プレゼントしては喜ばれた。
その頃から食べられるものだとは知っていたが、記憶の中で
は食した憶えが無い。
 あれから随分、年月が経ってしまったが注意して見ると、
まだ結構身近な所に生えていたりするものだ。

ムカゴ

(ヤマノイモ)

 

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【ムカゴ】
ヤマイモ(正式にはヤマノイモ)は山野に育つ野生のイモで
「ジネンジョ」などと呼ばれ、「とろろ」などで食材として
愛されています。本州から九州まで分布しています。
ムカゴはこのヤマノイモの葉の脇に付く珠芽で、これを地面
に植えると発芽して新しいイモを作ります。ヤマノイモ以外
でも珠芽を持つものがあり、この珠芽を総称してムカゴと
呼んでいるようですが、やはりヤマノイモの珠芽が有名なの
ではないでしょうか?。
ヤマノイモは、これとは別に独特の三裂型をした「実」の中
に、オブラート状の丸い羽を付けた種ができるのですが、
この発芽率は低く、繁殖にはあまり役立たないそうです。

ヤマノイモのツル(茎)は左巻きで葉はスリムなハート形です。
この二点が、近似異種との見分け方のポイントになります。
(注:左巻きとは、進行方向から見ての向きです)
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ムカゴ
ムカゴは葉の脇に付く珠芽
(撮影10月11日)

種
中央やや上が種が入った実

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こんな物に関心を持つのは、お年寄りか私ぐらいなものなの
でしょうか、近所をぶらぶら歩くだけでも、すぐに手に入り
ます。これでも粒の大きいものを選んで採ってきたのですが
サイズは大きいものでも長辺で15mm位で、かなり小さめ
ですね。 しかしまあ、ジャガイモのミニチュアのようで、
美味しそうではあります。(相変わらず食い気ばっかり!)

収穫
収穫したムカゴ

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食べ方として代表的なのは、米と一緒に炊き込んだ「ムカゴ
御飯」がありますが、これは試食に家族全員を巻き込む事に
なり、ヒンシュクは必至なので、今回は自分だけでひっそり
と味わうことにします。 食材としては煎ったり、焼いたり
茹でたり、どうにでもなるのですがシンプルに「塩ゆで」に
してみました。アクが出るのか、茹でると若干湯に色が付き
ました。爪楊枝で刺してみて、スッと入れば出来上がりです
小さい割には結構、時間がかかりました。

煮る
コッヘルで塩茹で

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後はもうニコニコしながら、食べるだけです。 (^_^;ゞ
ネッチリした食感で、ヤマノイモのネバリを連想させます。
味は癖が無く、かなりイケルと思います。これなら「ムカゴ
御飯」にしても全く問題無いでしょう。
個人的にはシンプルな塩ゆでで、熱燗片手に食うのが最高!
と思います。(ワンパターン) 「今度は本格的にヤマイモ掘
りをしたいな!」と思わせる結構な味でした。そして来年は
このムカゴを庭に植えて、栽培してみるつもりです。
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完成
完成作品です
見た目は悪いが味は良い



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【後日談】 栽培記

翌年の春に早速、ムカゴを撒いて「ヤモノイモ」を育てて
います。詳しくは「ヤマノイモ栽培記」を御覧下さい!。
この栽培記がきっかけで、ある雑誌から取材を受けました。
右の写真は、その際に作った「ヤマノイモ料理3点セット」
です。
トロロ、ムカゴ御飯、ムカゴのバター炒め。おそらく、この
写真から想像されるより、遥かに旨いですヨ!。
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完成作品です
毎度見た目は悪いが味は良い

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