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コラーゲンヒアルロン酸ボトックスの注射療法

しわ・傷跡の治療

コラーゲンヒアルロン酸はもともと皮膚の中にある成分で、その成分を注射することでしわやきずあとの皮膚の変形やへこみの修復を行います。

コラーゲンヒアルロン酸注射は皮膚のしわ・皮膚のきずあとなどのへこみの部分に直接注射することで,皮膚の裏側から表面を盛り上げる働きがあります. 高濃度のものと低濃度のものがありますので,しわの状態やきずのへこみ具合で使い分けることで自然な感じをだすことができます.

しかしコラーゲンヒアルロン酸は徐々に吸収されてしまいますので,6ヶ月〜1年の間隔で繰り返し治療をする必要があるのが難点です.

ボトックス注射

また、前額(おでこ)や目じりなどの深いしわに対してはボトックス注射も行われます。 ボトックスは筋肉の動きを弱くする働きがあります。 顔の筋肉の動きが弱くなることでシワができにくくなります。 ボトックスも徐々に吸収されていきますので数ヶ月の間隔で繰り返し治療する必要があります。

このボトックスは発汗を促す神経の働きも弱めますので、わきの下の多汗に対しても効果があります。ただ注射するボトックスの濃度が薄すぎますと全く効果が見込めません。数ヶ月ごとに繰り返し注射する必要があります。

コラーゲン注射をはじめる前に   −スキンテスト−

コラーゲン線維は人工的に作られたものですので,アレルギー反応を起こす可能性があります. アレルギー反応を起こさないかどうかを確認する方法がスキンテストで,あらかじめ腕などにごく少量の注射を行い約1ヶ月間様子を見る必要があります.これは予防注射を行う時のツベルクリン反応注射と同じようなものです. スキンテストでアレルギー反応が陽性(赤くなる・痒くなる)になる方は全体の約3%です.アレルギー陽性が確認される時期としては,3日以内が約7割ですが数週間かかって陽性になる方もいらっしゃいます. このスキンテストで陽性の方は残念ながら治療ができません. ヒアルロン酸はアレルギーを起こしづらいためテストは行いません。

■ コラーゲン・ヒアルロン酸注射治療と実際について

スキンテストでアレルギー反応が無かった場合にコラーゲン注射を開始いたします. なお、ヒアルロン酸注射はスキンテストは行わずに治療できます。 まず洗顔などを行った後消毒し治療を開始します.コラーゲン注射液には麻酔薬が入っていますので痛みは徐々になくなってきます.その際,治療部位や範囲により用いる種類・注射量を変えます. 特に皮膚が薄い部分では注射する量を少なくしなければなりませんし,下眼瞼(目の下)は治療ができないことがあります.場合によっては2週間以上の間隔をあけ繰り返し治療を行う必要があります. 一度注射したコラーゲンは徐々に吸収されていきますので,効果がなくなる前に追加治療治療を続けていく必要があります.間隔としては数ヶ月から1年ごとが目安となります.

コラーゲン注射の副作用について

<アレルギー反応>

スキンテストで陰性であっても治療開始後,治療を行った方の1〜2%にアレルギー反応がでることがあります. その症状としては治療数週間後に注射部位が赤くなる・痒くなる・硬くなるなどです. またごくまれですが,痛みを伴う皮膚の赤み・盛り上がり・膿瘍(膿がたまる)などが治療後8〜12週で起こることがあります.これはアレルギー反応の一種で10,000名に約4名の割合で起こるとされています. 軟膏・注射などアレルギーを抑える治療で軽快いたしますが,その後コラーゲン注射を再開することはできません.

<血行障害による皮膚のダメージ>

皮膚の変色(黒くなる・白くなる)や皮膚潰瘍(皮膚がむける)・瘢痕化(きずあとが残る)が起こることがあります. これは注射を行った部分の血行が悪くなり皮膚がダメージ受けるためで,特にまゆげの間(眉間)は血管の走行が特別であるため起こりやすいとされますが,10,000名に約9名の割合と非常に少ないものです.

■ 治療できない方

スキンテストで陽性の方 種々のアレルギー反応が出やすい方 ウシの肉などにアレルギーのある方 麻酔薬(キシロカイン:リドカイン)にアレルギーのある方 以前コラーゲンやヒアルロン酸注射で問題があった方

ボトックス注射

注射による効果は数日後から出てきます。 効果は注入する薬剤の量にもよりますが、数ヶ月程度は持続しますので、効果がなくなってきましたら追加注射いたします。

ボトックスは筋肉を動かす神経の働きを弱めますので、大量に注射しますと目的とする部分以外にも薬剤が拡がってしまうことがあります。 特に口の周りや目の上は少量から行っていったほうがよいでしょう。

カウンセリングとご予約

治療を行う前にカウンセリングも行っておりますので,ご希望の方はお電話にてカウンセリングのご予約をお願いいたします.

ご予約などにつきましてはお電話(TEL:03−3391−5535,3391−7247)あるいは当クリニック受付窓口にて承っておりますので,診療時間内にご連絡をお願いいたします.
e-mail では御予約などお受けできませんのでご了承ください.

なお未成年者の方の場合には保護者の同意が必要となりますので,ご一緒にご来院ください.

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