ザ・コア  (DVD)

ザ・コア

 SFモノながら鳩が大量に出てきて大量に死んでしまうシーンがあるというので,見るのをためらっていた。しかしこの頃ハマっている「空想科学(映画)読本」を読んでつっこみどころ満載映画と知り見てしまった。鳩のところは目をそらしていたので,音と想像でかえって怖かったりして。

 ある日突然,電磁波の影響で計器は狂い異常気象も頻発した。何かの影響で地球の核(コア)が停止したのが原因だ。このままでは地球は太陽からのエネルギーを直接浴びて,人類滅亡となってしまう。危険を回避させる方法はただ一つ。地球のコア付近で核爆発を起こし停止したコアを再び動かそうというものだ。しかし,その為にはコア近く,地底3200kmまで行かなくてはならない。科学者,大学教授,NASAの宇宙飛行士らが開発したばかりの地底船に乗り込みコアへ向かうのだった…。

 コアへ向かうために海から潜り始めたところにイルカ達が現れ,それが最後にも伏線となっているのだが,ふと思った。深海に潜る話しなら生物もいるだろう。宇宙へ飛び立つ話しなら星を出せばいいだろう。しかし地底を潜る話しとなると絵的に変化がない。船内ばかりを映すわけにもいかないし,そこで登場したのが水晶とダイヤ。確かにコア近くになんて誰も行ったことがないのだから話しを作ってしまえばいいのだろうが,フツーそんな高圧世界で船外に出られるものだろうか。坂道を車で下ったり,トンネルを通ったりするくらいの気圧変化でも耳がいたくなる私は,見ている間中「みんな,耳は痛くないのかなぁ。」とそればかり心配になった。"核は地球を救う"っていうのがアメリカ的だな。

 おまけ:『Shall we dance?』のスタンリー・トゥッチが人気教授役で登場。髪がふさふさしているので「誰だっけ?」というくらいイメージが違う。芸達者な人だな。けど,狭い船内でタバコを吸うのはいただけません。  (F)