アベックが嫌い
アベックとは既に死語だろうか。
それにしても朝からいちゃつくアベックはむかつく。
私の通勤列車は東京には珍しく無人駅,単線,2両編成だ。
山の手線のように乗ろうとしている鼻先でドアを閉めたりはしない。
ちゃんと待っていてくれる。
この線の朝の顔ぶれは毎度同じ。同じ人が同じ車両に乗っているが,
東京らしく知らん顔を決め込んでいる。
先日まで中年のカップルがおり,私は密かに「ミッチーとヨシリン」と呼んでいた。
クレヨンしんちゃんに出てくる,
いちゃいちゃ迷惑新婚さんのそれである。
50代と40代の
カップルで女の方はべちゃっとした話し方で,
無言の満員電車にあって異様に響く。
どうやら夫婦ではないらしく電車に乗っている時間が貴重なようだ。
とはいえ迷惑以外の何ものでもない。
最近,このアベックを見なくなり「とうとう破局か!」とほくそ笑んでいたら,
新たな「ミッチーとヨシリン」が登場した。
今度は新婚さんだ。今時の夫婦らしく,ダンナは常に一歩下がって歩いている。
わかったから車内でいちゃつくのは止めてくれ。
お分りのとおり私は結構楽しんでいる。
この先このアベックはどうなるのか。
どうせならずうううーーーといちゃついて欲しいものだ。
(F)