本格的に新生活を始めて3ヶ月が過ぎた。
この間、蒸し暑い梅雨も経験した。
近年まれに見る35度という猛暑も経験した。
直撃ではなかったが、台風による風雨も2度ほど経験した。
震度4の地震も経験する事ができた。
とりあえず無事に今日まで生き延びる事ができている。
家を計画する時に採光とか通風とかを考えていたのではあるが、湿度も重要なポイントである事に今ごろ気がついた。
湿度が高いと体中がベトッとした感じで、気温以上に暑く感じる。
不快指数が高いと生活しづらい。
逆に室内にいて風が入ると体感温度以上に涼しく感じる。
気持ちが良いせいか。
家自体に性能以上のものを期待してしまうのは小生の悪い癖。
今年の夏を経験した体験をランダムに書いていく。
脱衣室には北側に3つの窓がついている。
250×400の内倒し窓が2ヶ所、天井付近の高い所にある。
この窓は採光と排気を目的として設置した。
そのためこの夏中常時開けておいた。
また、床面から1500ぐらいの所に250×400の押し出し窓がもう一つ付いている。
この窓は洗濯機の手元の採光のために付けた。
以外にもこの3番目の小さな窓が通風に威力を発揮している。
小生の家で一番の早起きは家長である小生。
毎朝5時頃には起きる。
場合よっては4時半頃から起き出してしまう。
歳は取りたくないもの。
悲しいかな朝寝坊ができない質なのだ。
一番最初にする事は窓を開けて空気の入替えをする事。
この脱衣室の3番目の窓を開けると、途端に涼しい風が家の中に滑り込むように入ってくるのが実感できる。
予想していなかったが、吸気用の窓として大いに役立っている。
この窓があるおかげで1階の茶の間付近の通風が非常に良い。
また、脱衣室には洗濯機と洗面台があり、隣室は浴室となり、湿気が多い場所でもある。
さらにこの床下には井戸が有り、下から水蒸気が上がってくる事も予想される場所。
にもかかわらず、脱衣室が湿っぽくならない。
上下の窓が空気を動かしてくれているためか、珪藻土の壁が利いているのかははっきりしないが。
おかげで壁や建具にカビが生えるような事は一度も無かった。
この脱衣室の床下点検口から床下を覗き込んでみたが、結露した跡も見つからなかった。
めでたし。
家の中にも風の道がある。
小生の家の1階は主に北側の窓から風が入る。
2階と3階は逆に南側の窓から風が入る。
上下を繋ぐ階段が煙突のような役目を果たしている。
3階の北側の窓を開けておいたり、3階の換気扇を回したりしておくと、家全体の空気がゆっくりと動いているように感じられる。
また1階において、新築部分と旧家屋は廊下で繋がっているのだが、この廊下の境目に立つと空気が動いているのが良く解る。
ちょうどボトルネックのような感じで、その部分だけ気流が速く感じられる。
これは断熱性能の差が温度差を生み、空気を動かしているのだと思われる。
そう考えると心配事ができてくる。
冬場はどうなるのだろうか。
新築部分で暖められた湿気を含んだ空気が、旧家屋の冷たい空気に触れて、旧家屋の方で結露が発生してしまうような気がする。
実際のところは冬になってみなければ解らないが少し心配。
風の道があれば淀みもあるのが道理。
小生の家にも3ヶ所ほど空気の淀みがあった。
まずは玄関。
小生の家の玄関は東南の角で、南側から入る。
この玄関という部屋のドアはめったに開かない。
一日の大半が閉じたまま。
東側に上げ下げ窓があるのだが、東側は交通量の多い道路に面しているため、埃になってしまうので閉めている場合が多い。
よって、空気の行き場が無く、空気は淀んでいる。
次は勝手口続きの階段下収納スペース。
ここは土間でキッチンに隣接しているのだが、窓が無い。
また、勝手口ドアも閉めた状態の時が多い。
やっぱり空気が淀んでしまう。
勝手口ドアを閉めたままでも空気が出入りできる「エアパス」にしておけばこんな筈ではなかった。
収納スペースなので、泥付きの野菜やめったに使わない鍋や釜を置いておくだけなので目をつぶるしかない。
もう一つは予想外の場所。
2階に上がる階段の踊り場の上部。
階段が煙突代わりになっている事は前述したが、踊り場の天井付近にモヤッとした空気が残ってしまっている。
この踊り場にも明かり取りを兼ねた上げ下げ窓があるので、この窓を開けてしまえば問題はない。
しかし、この窓が高い位置にあるため、小生以外の人ではカギに手が届かない。
いちいち脚立を持ってくるのは面倒ということで閉切ったまま。
特に日中は夫婦して仕事に出掛けてしまうため、留守番は老人の母しかいない。
窓を小生が開けて出勤するのは良いのだが、急に雷雨にでもなったら閉める人がいなくなってしまう。
そんな訳でこの窓は開かずの窓となり、空気がそこだけ淀んでいる。
設計の際に窓の高さをもう少し考えれば良かった。
採光ばかりを考えていたので高い位置に付けすぎてしまった。
夏の日差しはきつい。
強い日差しが壁面を暖めると室温が上昇し、生活し難い家となってしまう。
小生の家は南中時において4月10日頃から9月5日頃までは室内に直射日光が入らない。
長い軒と各階のベランダが日差しを遮っている。
よって南側の壁面にも直射日光がこの期間はあたらない。
そのためなのか、二重の断熱材が利いているためなのかは定かではないが、室温が急激に上昇する事はない。
さすがに7月下旬から8月上旬の日中はクーラーを使ったが、それ以外の時期はあまり使わないで済んだ。
見栄を張って、よその人が来た時だけあわててクーラーを点けたりした。
クーラーを点けるよりも窓を開け放しておいた方が気持ちが良い。
また、床に直に座っていても、無垢の床が汗を吸ってくれるのでさっぱりしている。
旧家屋の方にフローリングの洋間があるのだが、こっちは汗を吸ってくれないので、なんとなく居心地が悪い。
メンテナンスは手間がかかるかもしれないが、無垢材の床は本当に気持ちが良い。
絶対にお勧めできる。
気づかない問題点もあった。
1階の南側には5坪ほどのウッドデッキを造るつもりでいる。
そのため、基礎はウッドデッキの部分まで含まれている。
要はコンクーリートが打ってある。
この部分からの照り返しが結構きつい。
ダイニングの南側に行くとコンクリートからの照り返しがあり、窓ガラスにLow-Eを採用しているとはいえやっぱり暑い。
ウッドデッキを造ってしまえば緩和できるのではないかと甘い希望を抱いている。
<後日談>
9月5日にウッドデッキが完成しました。
照り返しはどうか?
コンクリートよりははるかに良いようですが、もう既に秋。
日差しが若干弱くなってきているので真実のところは来年まで待つしかない。
今年も熱帯夜が多くあった。
会社で同僚に話しを聞くと、一晩中クーラーを点けているツワモノもいた。
小生はデブで暑がりのくせにクーラーにはあまり強くない。
クーラーの効いた部屋に長くいると鼻水が出てきてしまう。
暑いのも嫌だがクーラーの強いのも嫌という我が侭。
結局、今年の夏はクーラーを全く使わずに夜を過ごす事ができた。
(今までクーラーが無かったので体が馴染んでいる。)
2階の各部屋には女性陣3名が寝ている。
暑がりの母だけはクーラーを使う夜があったようであるが、愚妻と娘は使わなかった。
(愚妻と娘の部屋には元々クーラーが無い。)
母は窓と出入り口の引戸を開けたままクーラーを使うという贅沢な使い方をしていた。
なぜ窓等を閉めないか聞いたところ、寝入りだけクーラーがあれば充分で、夜半から明け方は必用ないとの事であり、自然の風の方が気持ちが良いとの回答であった。
上に3階があるので部屋が余り熱くならないからだと考えられる。
小生と小僧は3階で一夏を過ごした。
ここは南に掃き出し窓、北に腰窓、東に高窓と3方に窓があり、風通しが非常に良い。
また天井には洒落で付けた天井扇もある。
下の階から暖まった空気が上昇してきてもこの窓から外に出て行く。
場合によっては換気扇を動かして強制排気する。
風が無い日でも天井扇を動かす事で充分であった。
また、床は杉の無垢材なのでやっぱり汗を良く吸う。
小僧と二人、床に直接、親子でゴロ寝というのが今日まで続いている。
既に9月も10日を過ぎ、朝夕は涼しくなったにもかかわらず、布団もすかずに寝ている。
変な親子である。
家族も呆れている。
天井扇が良い。
普通の扇風機と違い風はそれほど強くない。
しかし、羽が大きいので空気はゆっくりではあるが良く動く。
部屋全体の空気がゆっくり動いている。
寝ているとどこからともなくそよ風が吹いているようで非常に心地よい。
クーラーよりもこっちの方がずーっと心地良い。
もしこれから寝苦しい夜を解消するためにクーラーの設置を考えているのならば、天井扇の方をお勧めしたい。
こんなに気持ちが良いと解っていたら、各部屋に付けても良かったと今思っている。
最近の高気密高断熱の住宅には夏型結露が発生する場合があると新聞で読んだ。
主に壁内で結露する場合が多く、壁に染みやカビが発生したら要注意との事である。
現在のところ、小生の家にはまだ結露も染みもカビも見当たらない。
ひとまず安心。
小生の家の場合はやっぱり冬の結露が心配。
旧家屋との繋ぎ目や、井戸の周辺には注意が必要と思う。
もうしばらく観察してみる事にする。
今までのプロパンガスによる煮炊きから電磁調理器に今回変更をした。
電磁調理器の電磁波に対する危惧はあるのも事実だが採用した。
小生の家のキッチンはクローズドキッチンのため、オープンキッチンに比べて熱が篭もりやすい。
しかし電磁調理器のためか、熱の篭もり具合がガスに比べて改善されているように思う。
愚妻も「熱くてたまらない」などとは言っていない。
余分な熱が発散されないためか、空気があまり暖まらないようである。
夏はこれで良かったのかもしれないが、冬はどうなるだろうか?
寒かったりして。
家を新築するといろいろな業者が訪問してくる。
各種のセールスマンが次から次へとやってくる。
家族には訪問販売のセールスマンから物を買ってはいけないと言ってある。
それにもかかわらず母がとうとう買ってしまった。
先日家に帰ると母が嬉しそうに報告しに来た。
ものすごくお得な買い物したと誇らしげ。
何のセールスかと思いきやレンジフードに取り付けるフィルターの販売。
始めは「良いお家ですね、ちょっと見せて下さい。」がきっかけ。
根が見栄っ張りな母はその言葉にホイホイと家にセールスレディを入れてしまった。
そのセールスレディはすかさず台所に行き、レンジフード見て溜め息を吐く。
「このフードは掃除に手間がかかるんですよネ。」
「換気扇の羽まではずさないときれいになりませんよ。」
「このレンジフードにピッタリのフィルターがあるんですよ。」
「今なら替えのフィルターが20枚サービスです。」
と、言葉匠に売り込みを諮り、とうとう100セット(300枚)を売る事に成功していた。
時、既に遅し。
慌てて台所に行き、フードを見上げる。
確かにフィルターが3枚セットされている。
どこをどう見てもどこのホームセンターでも売っているフィルターと変わりがない。
しかし母は違う。
「凄いお得なのよ。」
「このフィルターは性能が良いので、1セットで1ヶ月は長持ちするのよ。」
「100セット買ったので通常価格の3割5分引きなのよ。」
「そしてさらに20枚サービスなのよ。」
とのことである。
一寸待ってくれ。
100セット買い、20枚のサービス品が付くという事は合計で320枚。
320枚÷3枚/回=約106回分。
セールスレディの事場を信じるならば、1回分が1ヶ月もつという事なので、106ヶ月分。
106ヶ月というのはなんと8.8年分。
約9年分。
そんなに買ってどうするんじゃー!
その頃には換気扇が痛んでいるかもしれないし、もっと良いフィルターが安く売っているかもしれない。
アッという間に頭に血が上ったが、心を落ち着けて金額を聞いてみた。
なんと3割5分引きで1枚200円、100セットでは6万円。
しかもさらに工事費が3万円も付いていた。
なんということ。
全てひっくるめて9万円。
ガーン!!!
清水の舞台どころか人工衛星から飛び降りたつもりになれば、フィルター1枚200円は許せる。
100セット買った事も交通事故に遭ったと思えば諦めがつく。
しかし許せないのは工事費の3万円。
この家を建てるために各職人さんが朝から夕方まで一日働いて日当が18,000円ぐらい。
それに比べてセールストークも含めて約30分で3万円。
フィルター付けるだけの作業がどこが工事なのか?
だまされる方も大馬鹿だが、売りに来る方もとんでもない。
呆れ返ってしまって何も言えなかった。
「グーの音も出ない」とはこの事だと思わずにいられなかった。
年寄りの母を責める訳にはいかず、二度と買うなよ言うのが精一杯であった。
よく世間で年寄りがだまされて高額の布団を買わされたり、訳の分からない壷などを買わされる記事を新聞で見ていたが、我が身に振りかかろうとは思ってもみていなかた。
「私にかっぎて例外はない」とつくづく思わずにいられない事件であった。
こんな母もセールスマン(男)だったら注意したのだと思う。
セールスレディ(女)だったため油断をし、家の中に入れ、トークに乗ってしまったのだと思う。
世の中どこに罠があるか解りません。
みなさん注意しましょう。
最近どうしようか悩んでいます。
何を悩んでいるかと言えば、階段の軋み(音)の問題。
2階に上がる階段の下から3段目、それに上から2段目。
踏むと「ピシィー」とか「ギシ」とか音が出る。
3階に上がる階段も下から2段目が「ビシッ」というような音がでるようになってきた。
深夜酔っ払って帰ってきて、家人を起こさぬよう注意して階段を登る。
抜き足差し足忍び足。
しかし、やっぱり「ビシッ」と音が出てしまう。
しかもその音は驚くほど大きく聞こえる。
深夜の階段に鳴り響く。
何とかしようか?
壁との繋ぎ目にドリルで穴をあけ、ボンドを流し込んで固定すれば音は出ないはず。
家族の者たちに相談してみた。
ところが誰も気にしていない。
階段の軋みなんて、子ども達のドタバタ音に比べれば可愛いモンで気にならないという。
逆にドロボウ除けになっていいんじゃないかなどとのたまう。
そうなのか。
それじゃ、このままにしておくか。
直してしまいたい気もするし、このままでの良いような気もするし。
小生の深夜の苦悩は続く。
(余談)
もう一つ気になる音がある。
やはり酔っ払って深夜に帰宅した時。
そしてちょっと小腹が空いている時。
腹ふさぎに何か食べようと思い、棚を見るとカップやきそばがある。
このカップやきそばが問題。
お湯を張り、3分後にお湯を流しに捨てる。
この時、思いがけない程大きな音で、ステンレスの流しが「ベコッ」と鳴る。
深夜に響くステンレス流しの「ベコッ」。
思わず周囲をキョロキョロしてしまう。
キッチンメーカーの皆さん、この音どうにかしてください。
遅れ馳せながらやっとウッドデッキができました。
長さ約6300、最大幅2700のチョット変形。
約5坪ほど。
何とも気の長い話しで、去年の今ごろは引っ越しの準備をしていた。
まもなく1年になろうとしている。
9月に入り、材料となるレッドシダーが入荷。
塗装屋が来てキシラデコールを2回塗る。
2日ほど置いて大工さんが来る。
この大工さんは家を建てた大工さんとは別の人。
やっぱり親子の大工さん。
親子で協力して見る見るうちに組み立ててしまった。
たったの1日作業。
早い!
この大工さん親子はキビキビしていて気持ちが良い。
職人の仕事を見ているのは実に楽しい。
さて、このデッキで何をしようか?
息子と二人で魚釣りの仕掛けでも作ろうか。
とりあえず、折り畳みの椅子を引っ張り出してきてお茶でも飲むことにしよう。
「住んでみて(冬経過後)」に進む
「住んでみて(直後)」に戻る
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