一年ぶりにホームページを更新します。
多くの方から「早く続きを書け」とお叱りやら励ましのメールをいただきました。
しかし、なかなかキーボードに向かう気にならず、今日になってしまいました。
家ができ、引越しが終り、各種の手続き等のドタバタが終ると一気に力が抜けてしまいました。
そうなるとなかなかキーボードに迎えず、改めて文筆業を営んでいる方のエネルギーの凄さを思い知らされました。
<住んでみて(冬経過後)>
今年の冬は暖冬だった。
でもやっぱり冬は寒い。
小生はデブなのだが、太っていてもやっぱり寒い。
今年の冬を振り返ってみる。
11月 外の最低気温 5度〜8度 外の最高気温 14度〜18度
室温(朝6時) 15度〜20度
さすがに朝夕は冷え込んできた。
それでもまだ寒いと言う程ではない。
パジャマの上にトレーナー一枚着ていれば過ごせる。
足はまだ素足で、ペタペタと室内を歩いている。
桧の無垢材のためか、足の裏が冷たくならない。
また、朝になっても室温があまり下がっていないことに気づく。
まだ暖房器具は使っていない。
それでも母のためにコタツだけは用意したが、電気は入れていない。
ありがたい。
12月 外の最低気温 0度〜10度 外の最高気温 4度〜15度
室温(朝6時)7度〜16度
さすがに冬到来。
気象庁は暖冬と言うが、冬の朝はやっぱり寒い。
パジャマ+トレーナー+半纏がくつろぎモードの時の服装。
風呂上がり以外の時は靴下を履くようになった。
無垢材とはいえ素足ではちょっと辛い。
暖房器具を使い出す。
小生の家の暖房器具は下記の通り。
茶の間:石油ファンヒーター 1台
台所:電気ストーブ 1台
母の部屋:ホットカーペット(1畳用)
1枚
洋間(旧家屋):ホットカーぺット+コタツ
1セット
妻の部屋(旧家屋側):コタツ 1台
その他の部屋:無し
(エアコンのついている部屋もあるが、暖房には使っていない。)
茶の間のファンヒーターは朝食の時間帯だけ使っている。
夕食時は部屋が結構暖かいので使わなくても問題無し。
台所の電気ストーブは書き物をする時だけ使用、調理中は未使用。
けっこうPTA関係で書いて提出しなければならない書類があり、その時は足元が寒いので使っている様子。
コタツで物書きすれば良いと思っているのだが、眠くなってしまいダメだと言う。
台所は主婦の城なので居心地が良いのかもしれない。
1月 外の最低気温 −4度〜4度 外の最高気温 2度〜12度
室温(朝6時) 4度〜8度
軒下に駐車してあるマイカーが毎朝真っ白になっている。
フロントガラスの霜を溶かしてからの出勤の毎日。
服装はパジャマ+トレーナー+半纏で変わらず。
足元にはスリッパを使い出した。
板の間に長くいると段々冷たくなってくる。
スリッパを使うことで問題解決。
朝食・夕食時はファンヒーター使用。
日中は暖かいので必用無し。
夕食後のくつろぎにはコタツの方が良い。
家は洋風化してもやっぱり日本人だった。
2月 外の最低気温 -3度〜4度 外の最高気温 2度〜12度
室温(朝6時)3度〜8度
1月下旬から2月上旬が一番寒かった。
放射冷却現象で地球の熱が逃げていくためか、外の気温が上がらないためか、よく冷え込む。
服装は1月と同じ。
スリッパも使用中。
相変わらずエアコンは使用していない。
他人が来た時だけは見栄を張るためにエアコンを使用する。
小生の家では、エアコンやファンヒーターを使う時には扇風機も使用する。
室内の空気をかき混ぜてやった方が、全体が暖かく感じられる。
3月 外の最低気温 1度〜8度 外の最高気温 3度〜18度
室温(朝6時) 6度〜15度
めっきり日が長くなり、春めいてきた。
通常の服装は パジャマ+トレーナーで充分、時どき半纏着用。
スリッパはなくとも過ごせるのだが、習慣とは恐ろしいものでつい履いてしまう。
靴下を履かずにスリッパだけ履いている時もある。
もう床は決して冷たくない。
今年も無事に越冬できたことを感謝する。
冬の一日
小生は真冬でも5時半頃には起きる。
決まってその頃にトイレに行きたくなる。
エイ、ヤーっと起きてしまえばどうってことはない。
トイレで用を足し、すぐに着替える。
そろっと3階から1階まで降りる。
2階で寝ている妻も子ども達も母もまだ夢の中。
6時になるのを待って、1階の窓をすべて開ける。
冷気がどっと流れ込んでくる。
この瞬間が気持ち良い。
およそ10分ぐらい明けておき、空気を入れ替える。
その時にファンヒーターのスイッチも入れる。
石油ファンヒーター特有の臭いが抜けてから窓を閉める。
暖房時間は皆の朝食が終る7時頃までの約1時間。
その後、小生夫婦は出勤し、子ども達も学校へ行く。
真冬でも日差しが入るので徐々に室温が上がっていく。
10時を過ぎると母が窓を開ける。
空気の入替えをする。
天気さえ良ければ、茶の間南側の掃き出し窓と脱衣室北側の窓は一日中開けてある。
3階の窓も1ヶ所は開けておく。
寒いように思われるかのしれないが、さほどでもない。
北から南へ、上から下へと空気が一日中動いている。
これが気持ち良い。
上記3ヶ所以外の窓は閉めてあるので、家全体としては充分に暖まるのである。
窓を明けてあることで、ムッとするようなことが無い。
決して温室のようにはならない。
夕方4時過ぎにもう一度すべての室の窓を開ける。
家全体の空気の入替えをする。
せっかく昼間暖めた空気が逃げていってしまうのでもったいないようにも思えるが、床や壁が暖まっているので寒くはならない。
それよりおいしい空気を補給することの方が気持ちが良い。
10時と16時の空気の入替え、干した布団や洗濯物の取り込みなどは、留守番をしている母の仕事。
一日に数回は階段を昇り降りし、家全体を歩き回る。
70歳過ぎの老人には過酷のようの思えるのだが、がんばってやってもらっている。
この仕事が足腰の衰えを防ぎ、ボケの防止になることを願っている。
「大変だから何もしなくていいよ」ではなく、年寄りにもできる仕事(役目)を与え、実行してもらう。
積極的に動くことで足腰の衰えを防ぎ、責任を負わす事でボケを防止する。
バリヤフリーにするのではなく、バリヤフリーを必要としない体を維持してもらう、そういう立場に立っている。
真冬は夕方6時になったらファンヒーターに火を入れる。
これから夕食後の9時まで暖房は続く。
我が家の空気を暖める熱源はこれだけ。
1階の茶の間で暖められた空気は、階段が煙突代わりとなり3階まで登り、部屋を暖める。
約3時間暖房する事で、3階でも室温12度前後(夜10時)まで上昇する。
よって寝る時に全く寒さを感じない。
逆に外出などしていて全く暖房していない日だと、8度前後になってしまい寒く感じる時もある。
昨年の大晦日の夜、除夜の鐘を聞くまでファンヒーターを使用していた。
そのため3階の室温が17度になってしまい、暖かくなりすぎ寝付けなかった。
しかたがないのでいったん窓を開け、空気を入れ替えてから寝た。
こんな小生って変?
特異体質?
天気と室温
解りきった事で恐縮だが、室温は天気に左右される。
小生の住むあたりは天気さえ良ければ、冬は苦痛にならない。
どんなに北風が吹こうと、窓さえ閉めておけばいい。
お日様が出てさえいれば、部屋の中は暖かくなる。
日中が晴れていれば、家全体が太陽熱で暖められているので、夜になっても室内がさほど冷える事はない。
翌朝、外は氷点下でも室内は4度前後を確保できる。
全ての窓に雨戸やカーテンを付ければ、もっと暖かく過ごせると思う。
悲しいかな、雨戸はないし、カーテンも人目につく所にしか付けていない。
窓ガラスからどんどん熱が抜ける。
それでもペアガラス、断熱材の威力は凄い。
今までの家とは比べ物にならない。
最悪の日もある。
日中が曇りまたは雨、夕方から夜にかけて晴れ。
昼間の日差しがなかったので家が暖まっていない。
そこに放射冷却現象で夜間の気温は下がる。
家が完全に冷やされてしまい、室温以上に寒く感じる。
体温が壁の方に逃げていく。
やっぱりお日様はありがたい。
結露
冬に恐れていたのは結露。
幸いな事に浴室以外は結露がなかった。
ファンヒーターを使い、燃焼による水蒸気を発生させても、鍋を食べて盛大に湯気を上げても結露は起きなかった。
関東地方はほとんど毎日のように異常乾燥注意報が出ている。
空気が乾燥しているので結露しないのか?
それともたくさん使っている木材や木製建具それに珪藻土が呼吸しているためか?
湿度計を見ると50%を割っている時もある。
通常は60%代、夏季で70代、梅雨の時は80%だったと思う。
ともかくどの部屋も結露は見られなかった。
例外は浴室。
さすがにここは結露した。
一晩中換気扇を回していると、結露は防げたが不経済。
そこで夜間は浴室の引戸を3センチぐらい開けておく事にした。
湿気が浴室から脱衣室を通って茶の間の方へ流れてくる。
これで浴室の大方の結露は防ぐ事ができた。
もう一つの心配。
浴室や茶の間から出た湿気を含んだ暖かい空気はどこへ流れていくのか?
この空気は廊下を通って寒い古い方の家屋の方へ流れていくと思われる。
古い家屋と新しい家とでは2・3度室温が違う。
古い家の方が寒い。
暖かい空気は冷たい方へ流れていくので、古い家の方で結露するのではないかと心配した。
しかしこれも杞憂に終った。
流れていく間に湿気が珪藻土などに吸われているようで、全く結露しなかった。
さらにもう一つの心配。
脱衣室の床下には井戸が有る。
真冬でも水温は15度ぐらいあり、水蒸気を自然に出す。
点検口を開けてみた限りでは乾燥している。
基礎パッキンが有効に働いていて、空気が動いている為だと思う。
家の外から井戸を見てみると、本体の土管と蓋との隙間が若干濡れているのが確認できる程度。
全く問題なかった。
さらにさらに、もっと怖いのは壁内の結露。
壁内の結露はカビや白蟻の原因となる。
ましても壁内は壊さないと見えないので心配である。
ただ、表面から見ている限りでは、壁に染みもできてないし、黒い点々も見当たらない。
異臭もしていないので、とりあえずは安心する。
使わない暖房便器
新設したトイレには暖房便器を導入していた。
暖房便座ではない、暖房便器。
便器にヒーターが付いていて、足元から温風が出る。
この温風でトイレの空気を暖めてしまおうという優れもの。
しかもタイマーも付いているので夜間だけ暖める事ができる。
よく新聞等で老人がトイレに行った時に倒れるという記事が出ている。
寝室とトイレとでは温度差があり、急に血圧が上がり倒れてしまう。
小生の母にも長生きしてもらいたいので、部屋ごと暖めてしまう暖房便器を採用した。
しかし、
使ってはもらえなかった。
何度か暖房をセットしておいたのだが、トイレが暖かい事を受け付けてもらえなかった。
便座が暖かいのは良いが、トイレが暖かいのは気持ち悪いとのたまう。
物資のない戦中生まれの人は言う事が違う。
ただ、お湯の出るウオシュレットは気に入ってくれた様子。
もう少し齢を重ねたら使ってもらおう。
2階は暖かい
どの部屋が一番暖かいかというと母の部屋。
2階で東南の角。
早朝から夕方まで陽があたる。
しかも下と上に部屋があるので、地面からの寒さや、屋根からの寒さに無縁である。
日中は南側の陽だまりで読書したり、編み物をしたりして過ごす事が多い。
コタツも何も要らないと言う。
朝夕だけ自分専用のホットカーペット(1畳用)を使用している。
母の部屋以外に子ども達の部屋がある。
ここも同様の理屈で暖かい。
残念ながら昼間は学校なので、陽だまりの恩恵にあずかれないではいる。
ペアガラス
全ての窓にペアガラスを採用している。
また、南側にはLow-Eガラスを採用。
夏の暑い熱を反射して室内に持ち込まないという優れ物。
確かに夏は良かった。
部屋を涼しく保つのに一役買っていた。
しかし冬になると立場は逆転する。
単板ガラスに比べると熱がもったいない。
冬場はお日様の恩恵を十二分に味わいたい。
でもできない。
やっぱり反射してしまう。
陽だまりの温かさという点では単板ガラスの方がいい。
その分、室内の熱も外へ逃さない。
ペアガラスの特徴。
太陽熱を取るか、室内の熱を取るか意見が分かれる。
夏を優先するか、冬を優先するか難しい問題だと思う。
「夏涼しく、冬暖かく」言うは易しで実際には難しい。
壁の断熱にしたって同じことで、外からの熱を取り込むのを優先するか、取り込まないのを優先するか、家族で考える必要がありと思う。
夏に設計すると涼しさ優先で、冬に設計すると暖かさが優先だったりして。
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