「発狂歌声」
2006/05/31(水)
落川春秋

壊れた心で無理やりに笑ってみる
愛しさの裏側の寂しさに裂かれた心
求めることすら拒絶して私は独り
私は私の想いを否定して独り
そのことを望んだわけではないけれど そうなった

唄いながら狂っていく少女
発狂を唆す歌声に包まれて僕はゆっくり壊れる
人の喉が出す破滅
全身を狂わせて震わせて軋み歪み
どうしてこうなったのだろう
誰かを愛して 誰かから愛されなかった
それだけのこと
それだけのことで 狂って壊れる
少女が愛した誰かではない僕も壊される
人の愚かさを示すだけの短い命

愛することに疲れ果て 愛されることに満たされず 選ぶ未来はただ独り

醒めた骸に語り掛けて返ってくる答えは死の匂い
死の香りを聞いて気分は酷く高揚する

「闇之球体」 「強力ファイト」
(C)1998−2008 落川春秋