「冬の素描」
2004/12/28
落川春秋
冬の夜の寒さは過去を振り返らせる
思い出される過去は未来に向かって声なき声を叫んでいる
私の心は揺らぎ続けて 一つ所に留まれない
千々に乱れる思い出は適度に美化され暈される
眩暈の中に立ち上る陽炎こそが私の心
気が付けば自己弁護ばかりのお喋りの中
言い訳ばかりを積み重ねて過去を書き換えようとしている
叶わぬ思いも 届かぬ思いも 至らぬ心も
冬の夜の寒さの中に震えている
「闇之球体」
「強力ファイト」
(C)1998−2008 落川春秋