「花見」
2006/04/08
2006/04/28
落川春秋
春は日差しの香り
風に舞う花 ふとした残り香
すっと舞い降りる恋の思い出 あの日の匂い
あなたと歩いた場所を脚が覚えている
たった一人で舞う花を追うように歩いて行く
脚の記憶が連れて行く あの日の場所へ
歩きながら少し寂しく 少し怖く
一人であの場所へ行って どうなってしまうのだろう
あなたは居ないのに
あなたが居ないことを思い知らされるだけなのに
桜の樹の下には思い出が埋まっている
私が盗んだ あなたの遺灰が埋まっている
私が盗んだ あなたが埋まっている