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2年ぶりに相模川河川敷のクリーンアップを実施しました。 1月末の寒い日でしたが、多くの仲間と、そして多くの飛び入り参加の方を 迎えての活動となりました。海岸ごみの5割〜7割は河川から来ている実態とその原因を知り、 考える良い機会になりました。
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○ 開 催 日
2004年1月24日(土)
○ 主 催
○ 開 催 地
相模川厚木市座架衣橋付近
○ 天 候
晴れ
○ 後 援
○ 協 力
◆活動内容◆
●クリーンアップ 河川敷にある散乱ごみや不法投棄された粗大ごみを一斉清掃 ●コーミング そのごみがどこからきたのか、考えます。 ●パネルディスカッション かながわ海岸美化財団のパネルを使って海岸ごみの様子や量を紹介 ●環境展示 かながわ海岸美化財団のパネルを使って海岸ごみの様子や量を紹介 〇SKATEBOARDING 活動終了後、秦野市の大根公園に移動して遊びました 〇BEECHLLBA!? YOSHIHISA持参の謎の新MENU大人気
◆CLEANUP REPORT◆
座架衣橋付近の相模川河川敷は広大。赤土路面やディープサンド、ガレ場や急斜面や林、池などがあり、 モトクロス、4WD、トライアル、釣りやラジコン飛行機などを楽しむ人が集まる場所で 周辺を一括して猿が島と呼ばれている。(地図はコチラ)。猿が島の入口は関口青少年広場側の ガードレール切れ目で、入った途端オフロードとなり、河川敷に入って数十メートル降りたところが 今回の活動場所。奥にはまだ1,2kmくらい遊び場があるので本当に河川敷の入口の位置にあたる。 活動場所につくと、パッと見た印象は前回よりもごみが少ない様子。ところが近場のごみが減っただけで、奥の土手上や 枯草の中には多量の不法投棄ごみがあった。そして通り沿いの草むらにも弁当かすや空き缶、ペットボトル、 ビン、モトクロスタイヤやバイクのオイル缶、バッテリーなども多量に隠れている状態だった。
不法投棄・粗大ごみと散乱ごみグループに分かれて活動開始。最初の一時間くらいで見るみるうちに ごみ集積場に粗大ごみの山が出来た。不法投棄のごみには、設備工事のごみなど産業廃棄物処分費を 浮かせる目的としたと見受けられる悪質なものが多く(無論全部悪質なのだが)、また医療系(注射針や薬ビンなど) の廃棄物も見つかるなど、改めてごみ問題の根深さを感じてしまう。
一方、釣り場のそばや通り沿いの草むらからは拾えば拾うほど奥から中から空き缶やペットボトル、弁当かすなどが 出てくる出てくる・・・。ビニール片なども細かいのが多く、作業時間に対して拾える量が少ない根気の要る闘い。 これらの多くのごみは、コンビニで買ってきたような弁当のごみで、帰り際に捨てていったり、風で飛ばされても そのまま放置したりといった具合に出てきたものと想像ができ、不法投棄に比べても遜色ない一般市民のマナーの問題も 浮き彫りになってしまっていた。
そんな中、活動中に相模川を遊び場とする人たちとの出会いもあった。釣り場をみんなで管理している人は、毎月一度 クリーンアップ釣り場をしている。皆で少しずつお金をだして釣り用の桟橋も作り、幹事さんが管理しているとか。 ラジコン飛行機を20年やっている人は、環境展示を眺めた後「こうした問題はしらなかった。以前からごみ問題で行政と 問題になっており、2,3年周期で閉鎖と開放の繰り返しだった」と語ってくれた。またモトクロス関係者はオートバイハウスの呼びかけも あって積極的に参加してくれた。中にはHOTDRINKの差し入れを用意してくれた方もいた。年2回スクールを実施し、会報紙 を出しているとか。今回の活動を紹介してくれると言ってくれた。
最終、環境展示コーナー前には、巨大な粗大ごみの山と、100袋を超える散乱ごみの袋が出来上がった。時間と手間があれば、 まだまだ奥にはごみがあるのでキレイになるまで拾ってしまいたい思いだ。集計を終え、コーミングとクローズミーティングを実施。美化財団の海洋マップや海岸ごみの 状況、年毎のごみ量集計などを紹介して、今回拾ったごみの一部、またはこの意識が下流や海岸、海に与える影響について 考え、紹介。湘南ビーチクラブの環境部会で一緒の藤沢市議会議員有賀正義さんも駆けつけて、初めて知る河川敷のごみの 実態に驚きのコメントを寄せてくれた。
▲ TOP ◆Photo. Album CLEAN UP◆
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Photo.01 ヘラブナ釣り場の様子
近年有志の人たちによって整備されて釣堀っぽくなった。毎月一度、周辺のごみを集めていると言っていた。Photo.02 その側でのクリーンアップの様子
斜面とテトラポットがある足場の悪い中 頑張るYOSHI。可燃、不燃、ビン缶に分別するのも 散乱した後では大変な作業になる。![]()
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Photo.03 土手林の上の不法投棄現場
恐らく上に通る一本の林道を利用してトラックが
廃棄していくのだと思われる。一目につかない場所
があれば、そこには必ずごみがあるといった状況。Photo.04 メイン通り側の不法投棄現場
衣類や家具が廃棄されていた。一度ごみ溜め が出来ると、不思議とそこに続々とごみが集まる。 自分達の環境を破壊されている現実を許しちゃだめだ。![]()
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Photo.05 クリーンアップの様子土手の上のごみを、足場のわるいガレ場を降りて集積場まで移動する作業は大変で危険を伴う。そして効率の悪い完全人力作業ってのが根気要るところ。Photo.08 クリーンアップの様子
こんなガレ場斜面を両手にごみを持って一生懸命運び下ろす。オートバイハウスの工藤さん。(この状況を)知ってはいたけど、いざ行動に移すいい機会になったと話してくれた。![]()
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Photo.07 釣り場裏のテトラポットの空き缶ごみテトラの空間を利用したごみ箱状態。散らかさない意識まではあっても、このごみを毎回処分するまでは到達していない。しかしこれが大人のすることなんだから・・・Photo.08 恐怖の医療系廃棄物
多量の注射器と薬ビンが発見された。これは小さいけど 危険度1級の悪質な不法投棄。小さいだけに余計に危険。 利用者がこの事実を知って、自分達の遊び場を守る意識を持とう。
▲ TOP ▼収集ごみ集計表
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Photo.09 集まった散乱ごみ(ごみ袋で収集)最終的に集まった散乱ごみはごみ袋で124袋。容積にして約5,500gにも及ぶ量がたった2時間強で集まるのが今の猿が島の現状。良くも悪くも行政の感心は低い!?この処分費用もバカにならないはずなので、大事な環境(遊び場)を守りたいなら利用者は早く問題意識を持って行動しよう!Photo.10 廃タイヤなどの不法投棄ごみ不法投棄の自動車用タイヤに混じり、モトクロス用タイヤもある。きちんとショップで処分してもらおう。一本数百円〜処分してもらえるはずでは?河川敷に廃棄すれば、ここを利用できなくなって無料(タダ)で 遊べる場所がなくなってしまうばかりか、モトクロス自体の社会的 認知やマナーの低さばかりが目立つ結果を招いてしまう。![]()
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Photo.11 オイル缶や冷蔵庫自動車用エンジンオイルランタン用のホワイトガソリンの空き缶なども数多く見つかる。自分でオイル交換する と確かにオイル缶や廃油の処分が問題になる。そんな 時は迷わず購入したお店か、近所のガソリンスタンドに 相談しよう。上手く交渉すれば無料で受け取ってくれる。自分で 作業を出来る人は、最後まで責任を持つことが大事だ。Photo.12 自動車のシートや部品2000年以前にあった自動車丸々の不法投棄はいまは見れないが、 自動車の部品(シートやエンジン部品、バッテリー)等が多量に見つかる状況。 中には、この場で焼却した跡も見受けられ、中の廃油や廃液が地面に染み込んで いる場所もあった。染み込んだものが有毒ならば、自然が完全に分解して浄化 するまえに川へ流れ、川の生態系を壊し、海へと続いていく。
地域 分別種類 収集量(1袋当り45g) コメント 厚木市 不燃ごみ 39袋 1,755g ペットボトル、金属線、陶器類等 缶 類 30袋 1,350g 飲み物の空き缶、スプレー缶類 可燃ごみ 55袋 2,475g 紙類、プラスチック片等 粗大ゴミ *** *** 集計不可能(後報) 合 計 124袋 5,580g その他に粗大ゴミがあります
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Photo.12,13
クローズミーティングで相模湾系の流れについて紹介しながら、今回収集したごみが どんな経路を辿って海へ、海岸へ影響を与えるのかをみんなで考える場を設けるのがコーミング。 かながわ海岸美化財団提供のパネルを使ってIPPO参加者を はじめ、普段海で遊ぶことが少ない相模川利用者にも海岸の実態を知ってもらうよい機会になる。いま そこにあるごみが、何にどれだけ影響を与える可能性があるのか知る必要がある。そしてそれは全て自然の 循環系の中で自分達に戻ってくるということも。![]()
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Photo.14 藤沢市議会議員の有賀さん
超多忙なスケジュールを縫って約束通り駆けつけてくれました。議員として、また一人のサーファーとして 環境問題にも積極的に取り組む有賀さんも、はじめて相模川のごみの量と問題の深さには驚いた様子でした。国土交通省の 湘南ビーチクラブ社会実験で出会い、環境部会を一緒にやらせて頂いて います。Photo.15 山となったごみを囲んで意見を交換したり考えたりする。ウンチクじゃなく、目の前にはみんなで行動した結果があり、 隠れていた問題がまさに浮き彫りとなる。単なるボランティアではなく、自分達の遊び場(環境)を守り、つくり、後世に 残していくために今必要なことの一つがそこにあるのだ。知り、行動し、考え、広めていくことで、この輪を広げていこう。
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環境応援団IPPO相模川クリーンアップ ◆厚木市猿が島(座架衣橋 関口青少年広場付近)
◆最寄駅:相模線相武台下駅
◆車でのアクセス 国道129号座架衣橋入口から相模川沿いの道に出てすぐ
◆設備(NAO調べ)
駐車場:ある意味全て駐車場
トイレ:なし(欲しい)
食事処:徒歩圏内にコンビニもない
ごみ箱:なし
その他:不法投棄監視装置作動中
3回目になる相模川河川敷のクリーンアップ終了です。参加してくれたIPPOの皆さん、そしてモトクロス、MTB関係者に声をかけて下さった SBS町田オートバイハウスの諸田社長、工藤さん、駆けつけてくれた有賀さん、日本マウンテンバイク協会の増田さん、そして当日飛び入りで参加してくれた方々、暖かい飲み物を 差し入れて下さった方、本当にありがとうございました。この活動を通じて、少しでも多くの人達にこの場所を長く利用していくために 必要なこと、今ある問題等に気付く第一歩になることを願います。 ■猿が島の問題
猿が島は、多くのジャンルの遊びを楽しむ人が利用する、広大で楽しい貴重な遊び場(環境)です。この場所では、20年前から不法投棄の問題があり、 管理者である行政との間で、ごみが増えれば利用禁止(入口閉鎖)、2,3年経ってきれいになれば入口開放をするといった周期で繰り返してきたそうです。これまで環境応援団IPPOでも第3回、第6回と この場所を清掃してきましたが、いずれも多量のごみが集まっていることでもその問題の根深さをうかがい知ることが出来ます。■いま、利用者のまとまりが必要
こうした問題はなぜ起こるのか。それは海岸で言うローカリズムの形成が出来ておらず、みんながビジター状態で、ポイントの保護や管理、 行政との折衝等を行うことが出来ないでいることも一因です。同時に、不法投棄の場所にもなっており、問題の根は深まる一方です。 今こそ、「モトクロス」「トライアル」「4WD」「釣り」「ラジコン」等の人達がつながって、一つのクラブを形成し、この素晴らしい環境を 守り、後世に伝えていく為にまとまることが必要だと思います。まとまった活動があり、意見があれば、トイレ等の設備を設置してもらえるように 行政と協議していくことも可能なはずです。現に、廃棄物処理にかかる費用を行政が負担していることを考えれば、予算の面でも前向きな 交渉が出来るはずです。■ごみの流れを知る
今回、美化財団殿からパネルをかり、環境展示をすることが出来ました。河川利用者にも普段目にすることの少ない海岸状況を知るきっかけとなり、 河川のごみがどこにどれだけの影響を与え、その為に多くの人が海岸清掃活動を実施しているかがわかったと思います。 残念ながら、その先はその人のモラルの問題になる部分が多いのですが、まず問題を知ってもらえるように活動することもIPPOの大事な 活動のひとつだと考えます。
『遊び場(環境)は自分たちの手で守り、創るものです。そのために、いま出来ることから行動する。考える。拡げる。』
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