平成24年度 大田区立入新井第二小学校 学校経営方針

                    校 長  菅 原  清

1.教育目標

   人間尊重の精神を基盤に、心身の調和のとれた発達と伸長を図り、自主性と創造性に富む人間性豊かな児童の育成を目指す。

◆ やさしい子 相手を思いやり、差別を許さない子

        人とのかかわりを大切にし、明るく挨拶する子

        自然に親しみ、心豊かに感動できる子

◆ 考える子  基礎・基本を身につけ、意欲的に学ぶ子

よく考え、自ら判断し、行動できる子

課題解決に向かって、最後まで取り組む子

◆ 健康な子  自ら進んで体を鍛え、外遊びを楽しむ子

        友達と仲良く、生き生きと活動する子

        望ましい生活習慣を身につけ、よく働く子

2.学校経営の基本理念《教育目標とのかかわり》

 ○豊かな人間性の育成《やさしい子》・・・【大田区人権教育協力校】

○確かな学力の育成 《考える子》

○健康な身体の育成 《健康な子》

○地域力の導入・・・【開校90周年記念行事の計画・実施】

            学校支援地域本部の設立準備 

3.達成するための基本方針 《目指す学校像》・・・「学びの場の充実」

○確かな学力の育成

「確かな学力」を培うために教師の授業力向上を目指し、学び合う学校をつくる。そのため基礎的・基本的な学力の定着を図るとともに、児童の考える力や表現する力、かかわる力を伸ばす授業の創造を進める。                                                              具体的には、授業時数の確保に努めるとともに、朝のチャレンジタイムや土曜日・平日の補習授業を効果的に実施する。また、読書環境や算数のステップ学習を充実させると共に、算数は全学年で少人数指導や習熟度別指導をおこなう。

○豊かな人間性の育成・・・【大田区人権教育協力校】

   人権尊重の精神を基盤に、「豊かな心」をはぐくむ明るい学校をつくる。大田区人権教育研究協力校として全教育活動を通して人権尊重の精神を基盤に、かけがえのない存在としての児童一人一人を大切にし、差別やいじめを許さない学校をつくる。

   具体的には、「全学年学級編成替え・学級担任替え」を毎年実施により、児童が多くの友達・教師と出会い、豊かな人間関係を培うことができるようにしたり、縦割り活動「入二タイム」の充実を図ったりする。また、年2回の「子どもの心サポート」月間「早寝・早起き・朝ご飯」を設定する。さらに週1回の生活指導夕会、月1回のオアシス会を設け、子ども達の基本的生活習慣の確立と定期的な教育相談、情報共有を通して不登校・長欠0の維持を目指す。

○健康な身体の育成 

?   基本的な生活習慣を身に付け、健康で生き生きと活動できる学校をつくる。そのため、健康に学習・生活するための健康体力と運動能力を養う。

具体的には、体育集会を充実させるとともに、児童の運動への興味・関心を高め、体力向上への取り組みの一層の充実を図る。また「早寝・早起き・朝ごはん月間」の実施を通して、基本的な生活習慣の定着と児童・保護者の意識の向上を図る。

○地域力の導入「保護者、地域との連携」

保護者・地域との「連携と共同」を進め、開校90周年記念行事を企画・実施する。また平成25年度までに学校支援地域本部を設立する。これらの運営、準備を通して、保護者、同窓会、地域とこれまで以上に緊密な連携を図り、広く開かれた学校づくりを進める。そのため、学校だよりやホームページを充実させ、教育内容を伝えることに努めたり、年7回の学校公開や年2回の保護者会アンケートを充実させたりして、学校への理解と支援をいただけるようにする。また学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果たし、給食未納者0を維持すると共に、互いの連携による安全管理体制の強化を図り、安全安心な開かれた学校を目指す。

4.学校経営の具体的な方策             

○確かな学力の育成

@年間総授業時数の確保に努め、計画的、組織的、協力的な教育実践を進めることにより、教育課程の完全実施を目指す。そのため、都民の日・開校記念日を授業日とする。また児童の振替休日なしの、土曜公開(半日)を実施する。

 A全学年の算数で、指導法の工夫・改善により個に応じた指導を実施する。3年生以上では習熟度少人数別指導を基本として、講師等の活用による協力的な指導体制のもと、個に応じた指導を実施する。また1・2年生においては、児童の発達段階に応じて、少人数指導やTTによる指導も工夫し、個に応じた指導を実施する。

B週3回の朝学習〔チャレンジタイム(国語・算数)、朝読書〕を継続し、読み書き・計算の力の定着を図る。さらにステップ学習の実施により、補習授業や家庭学習を充実させて、すべての児童に基礎基本が定着するように努める。

C校内研究や年次研修等を活用し、学びあい高めあう中で授業力を向上させる。さらに若手育成OJTを組織化して、本校を初任とする若手教員の指導力向上に努める。また区教研や各種研修会に積極的に参加して、研修を重ねて、授業力を向上させる。

 E各教科において、言語にかかわる指導を充実させ、ねらいに沿った話し合い、論述やレポート作成などを効果的に取り入れるとともに、my辞事の活用もー層進め、語彙力を豊かにする。またスピーチ大会を実施し、表現力の育成に努める。

F1・2年の生活科や3年以上の総合的な学習の時間においては、そのねらいや特性を踏まえ、興味・関心に基づいた課題発見や追究活動を重視し年間指導計画を改善する。

  G外国語活動については、5・6年が35時間実施、そのうち外国語指導員による活動を年間18時間実施する。また3・4年は年間5時間、1・2年は3時間程度を担任が実施する。

  H国語での昔話、五色百人一首等の日本の言語文化、社会科では地域の文化遺産である、大森貝塚、六郷用水を教材化したり、義民六人衆、民話を生かした道徳などを取り入れたりして伝統・文化を重視した教育を意図的に取り入れる。

I児童に豊かな心を育成するために、本に親しめる環境を意図的、組織的、計画的に作成して、読書活動を充実【図書室整備とボランティア活用】させる。

  ◇週1回の朝読書と月1回のお話会などボランティアの活用とともに、親子読書などの取り組みを進める。

   ◇図事室の学習センターとしての機能整備と【にこにこブックランド(第2図書室)】の充実を図り、児童が本に親しめる読書環境を創る。

  ◇玄関に読書コーナーを設置し、児童が気軽に本を手に取る場所となるよう定期的に整備する。

 J『入ニスタイル』の改善と定着を進め、学習・生活の基本的なルールを全クラスで共通指導することで全児童共通に身に付けさると共に、家庭にも啓発し、家庭学習の習慣化を図る。

○豊かな人間性の育成・・・【大田区人権教育協力校】

@毎年学級編成替え・学級担任替えを実施して、複数の教師や大勢な友達に出会うことにより、児童の可能性を広げ、豊かな人間関係を築く。

A11月に「第11回・地域と考える人権展」を開催し、児童や教職員、保護者が地域とともに人権意織を高め合う機会とする。さらに「人権メッセージ」の活動を通して、人権意識を全校で高める一助とする。また、教師一人一人が人権意識を常に磨くために人権尊重研修会を年2回実施する。

B毎週金曜日の生活指導夕会を、児童の問題行動等の情報交換の場とし、早期把握・改善への手立てとする。そしていじめや暴力を許さない、見逃さない指導の徹底を図る。

  C週1回の生活指導夕会と月1回の「オアシス委員会(校長・副校長・主幹・養護教諭・特支コーディネーター)」の定期開催により、組織的な特別支援教育を進め、理解を深める。通常学級在籍児童の個別指導計画や支援計画を策定し、よりよい活用を進める。

  Dたてわり班による月1回の「入ニタイム」を通し、思いやりの心や所属感を養う。新井宿福祉園や地域の高齢者との交流活動により、福祉の心を育てる。  

E専科の学年経営参画を進め、複数の教師で多面的に児童を指導・支援する。専科教員は低学年(1名)・中学年(1名)・高学年(1名)付きとし、学年担任として事務補助や学級経営上の支援にあたる。

F年2回の「子どもの心サポート」(6・11月)月間を活用して、個人面談や教育相談において不適応児童の早期発見・早新指導に努める。また、日頃から児童や保健者の話を誠実に聴く姿勢をもつ。

   G保護者会、家庭訪問・個人面談を重視して家庭との連携を図る。生活指導重点のあいさつ励行を、保健者・地域とともに一層活性化する。

○健康な身体の育成 

@体力の向上を目指し、全学年でスポーツテストを行うことにより、自分の健康・体力に関心をもたせ、その結果からそれぞれが課題をもって運動できるようにする。また、体力向上の1校1取り組み(体育授業前の3分間走)に着実に取り組む。

A学校生活において、児童が運動・遊びなどにより身体を動かすことのできる時間の確保に努める。

B年2回の「早寝・早起き・朝ご飯」では、全校朝会や便りなどを活用して効果的に実施し、基本的な生活習慣の確立の大切さについて、児童・保護者の意識の向上図る。

C食育を年間計画に基づいて着実に実施し、自分の健康を考えた健全な食生活を送る素地を育てるとともに、学校公開などでも積極的に取り上げ、地域・保護者と児童の健康を共に考え推進する機会とする。

○地域力の導入「保護者、地域との連携」

@保護者・地域の教育力や人材等の地域力の活用を一層進め、開校90周年の年を 地域、保護者、児童がともに祝う思い出深い年とする。

A年7日の学校公開日と年2回の保護者による学校評価、年4回の地域教育連絡協議会、4年から6年の児童による評価等を併せ、学校評価を基にした教育活動の改善を行う。

       B年4回の小中一貫教育の会や、年2回の保幼小連携の会を通して、校区内の幼稚園、保育園、小学校、中学校との情報連携を深める。

C学校だより、学年だより、ホームページ等の内容を充実させ、積極的な教育活動にかかわる情報発信により、保護者や地域から学校の教育活動に対する理解と協力を得られるように努める。

D保護者会、個人面談、教育相談など、保健者がいつでも安心して相談できるような信頼関係をつくり、不登校0を維持する。

E教職員もPTAの一員として、PTA活動に積極的に参画する。

F給食費未納者0を維持するために、学校徴収金制度を整備して、金銭の流れに透明性をもたせ、関係者相互の自覚と信頼を促す。

    G保護者・地域の教育力や人材等の地域力の活用を一層進め、学校支援地域本部の平成25年度立ち上げに向けて、地域ぐるみの学校経営を推進する。

○協働の姿勢で学校経営に参画する。

 @報告・連絡・相談を密にし、情報を共有化し、開放的な組織文化の醸成に努める。

  A教育公務員としての自覚と責任をもち、法令を遵守し、研修を通して服務の厳正に努める。特に体罰厳禁を徹底する。

  B校務分掌の主体的な遂行、三部会による協働などを機能的・効率的に進めるとともに、常に学校改善の意識をもって職務の遂行に努める。

   C温暖化防止のため光熱水費の削減と3Rに本気で取り組む。とりわけゴミの分別は、児童の率先垂 範となるように学校全体で努める。

   D情報開示を見据えた文書作成と個人情報管理を徹底する。特に電子データは管理を徹底し、流出紛失の事故を起こさないために定期的に研修や調査を実施する。

E服務事故防止のために、教職員相互で啓発しあう。