2664/01/10
---DUNGEONS & DRAGONS---

はじまり

平成15年11月1日、2日の2日間にわたり、AMC2003というD&Dオンリーコンベンションが開かれました。

この時に、卓というか企画の1つとしてSeed卓と呼ばれる、3.5版対応の高レベルキャラクターの卓がありました。このSeed卓はもともと「トーナメント卓」であり、Good/善、Neutral/中立、Evil/悪という3つのアライメントの異なるパーティがそれぞれ別々に難関に挑戦し、最終的に一番優秀な戦績を得たものを総合優勝とするものでした(少なくともわたしはそう解釈していました)。

が、残念ながら結果的には想定していたよりも参加人数が少なく、用意されていた難関の多くは結局使われることなく終わることになりました。通常ならばこれっきりとなるところだったのですが、このAMC2003終了後、打ち合わせ掲示板において、もう1度Seed卓のプレイをやりたい! との声があがりました。

かくて「帰ってきたSeed卓」が平成16年1月10日に開催されることとなったのです。なお、AMC2003とレギュレーションはほぼ同じですが、今回はプレロールドキャラクターではなく、自作のキャラクターで挑むこととなりました。プレイヤーはGoodが6人(参加プレイヤーの1人である死せる詩人さんが欠席となったため、実際には5人)、Neutralが6人、Evilが5人参加となりました。



うちあわせ

さて、わたしが参加することとなったパーティは、Evilとなりました。
これはウルティマW "Quest for Avatar"のキャラクターメイキングのような質問に答えた結果、Evilこそが相応しいと認定されたからではありません(笑)。希望するクラスやアライメントを打ち合わせ掲示板で話し合ったときに、アライメントは何でもよい、と答えた結果、プレイヤーが比較的少なかったEvilをプレイすることとなっただけです。

詳しいレギュレーションについては、打ち合わせ板を見ていただければ分かりますが、ここで簡単に記しておきます。

  • ECL12(12レベル相当のPC)
  • CL11(術者レベル11)以下のアイテムのみ所持可能
  • Dungeons&Dragonsの記載のあるもの全て(ただし、11/01以前発売のもののみ)
  • 消耗品は8800gpまで
  • Cohort(従者)は禁止
  • マジックアイテムの自作は禁止
  • そしてある程度プレイヤーのパーティ配分が決まりますと、パーティごとに掲示板を立て、そこで詳細な打ち合わせを行うことになりました。これは最初に用意された1つの掲示板で17人分のPCメイキングなどについて話を進めると混乱するというのもありますが、パーティ間戦闘が行われる可能性があるため、手の内をさらさない方がよい、というのが最大の理由でした(笑)。

    わたしの参加したEvil卓は、残念ながらあまり精密な打ち合わせや事前相談はできず。
    Evilパーティに限った話ではありませんが、参加したメンバーの平均年齢が高く、仕事を持っている方が多くて時間を割けなかったというのがあったかと思います。しかし、プレイが終わった今にしてみれば、挑むことになる「難関(試練)」環境対処や移動手段などについては話し合っておくべきだったなあと反省。

    アライメントがEvilだったせいもあったのか、みんなあんまり手の内をさらさなかったですねぇ。『パーティ内での裏切り行為は止めの方がよいと思いますがよろしいですか』と問いかけたのですが、レスがありませんでしたし(笑)。
    まあ、Evilなんだし、そのぐらいの方が「らしい」のは確かですが(笑)。

    なお、伝聞によれば、Neutralパーティもあまり相談が行われなかったそうです。
    また、Goodパーティは参加者がみんなオフラインでも会っている仲だったそうで、連携については3パーティ中最高だったようです。
    「Goodが一番邪悪だ」なんていう言い方は時折(頻繁に?)されますが、Goodパーティの面々が難関突破についての相談に加え、自分たち以外のパーティを屠る手段についても相談していただろうと思うとEvilパーティは善良な心の持ち主であったと思います(笑)。


    Evil紳士録

    とりあえず、自分が所属していたEvilパーティの面々を簡単に紹介いたします。
    実はEvilが2人しかいないというEvilらしからぬところがあり、その辺が戦術の中途半端さを招いたような気もします。
    なお、勘違いや記憶違いにより誤った解説などをしていたらごめんなさい。

    ハンドル/主な役割/わたしからみた印象(解説)

    ミイラさん/Arcane(Maho) Spell Caster
    RokuganのPCで、EvilらしくTaintにかなり侵食されていたようです。
    様々なSpell Casting Classを経験しており、通常なら低レベルスペルを使えるだけの存在になるところですが、Maho-Tsukaiになることにより、克服しておられた様子。Green WhisperなどのCaster Levelが複数上がるものを取っていたのもうまいですね。

    サランティールさん/前衛
    DrowHalf-Minotaurテンプレートが加わったキャラクターでした。当日はミノタウロスのフィギアを使っていたため、実は肌が黒い(Drow)であることに気づいたプレイヤー/DMは少なかった模様(笑)。
    Drowではありますが、Neutralでした。

    松原さん/アーチャー
    Spot/視認やListen/聞き耳を高めに割り振っていたようで、遠距離から敵を発見、隠れながら矢を放つというコンセプトだったようです。残念ながら今回挑んだ試練はどれも距離が詰まっていたため、飛び道具の使い手には少々厳しかったようです。敵との距離が長い、ワイルダネスのランダムエンカウンターなどでは真価を発揮し、猛威を振るわれたのではないかと思います。

    宮之下権造さん/後衛型クレリック
    Anthropomorphic BatAspirantをやっていらしたようです。その性質上、戦闘中などに派手な活躍はありませんでしたが、試練への挑戦中、Spontaneous Casting/任意発動による柔軟なサポートがなかったらば、どうなっていたか分かりません。
    一撃必殺要素を持つLahm's Finger Dartを使っておられました(運悪く、効果は挙げられませんでしたが)。

    IRO/前衛
    わたしがプレイしたのは、ドルイドをメインにいくつかマルチクラスしたキャラクターでした。Wildshape/ワイルドシェイプにより前線で戦う「前衛」であり壁です。リーチの長さから、戦場全体をコントロールするキャラクターを意識しました。
    ええと、これ以上わたしのPC自慢なぞ見るのは苦痛だというまっとうな感性の持ち主はこのままお進みください。
    ここはIROのHPだし、より詳細な頁主キャラクターの解説に付き合ってやろうという寛大な方はこちらをクリックください


    第一の試練
    〜Elemental Plane of Fire〜

    当日です。
    ゲームの開始前に、全体を総括するとーちゃんさんから話があります。

    『Ioun Stone/アイウーンストーンはCL12以上だから、今回のレギュレーションの範囲外です。
    何人かAir対策で買っている人がいたと思いますが…』

    やっちまいました、それ、自分です(笑)。
    値段的にはMedium/中級なマジックアイテムだったので、CLのチェックを怠っておりました。
    どうやらとなりに座っていらしたミイラさんも、Ioun Stoneを購入していた模様。Ioun Stone(Incadescent Blue/きらめく青)による+2ボーナスがなくなったので、Wisdomが2になってしまったとか恐ろしいことをさらりとおっしゃっておりました。Wis12じゃなくてWis2ですよ、奥さん(笑)!
    誤って買ってしまった分については、現金として持っていたことにしてよいとの話があり、まあこれはこれでRessurection/リザレクションのマテコン代が手に入ったと考えることに。
    死者ゼロで抜けられるなどとはもとより思っていませんから…。

    さて、Evilパーティ一行は気を取り直し、目的のプレーン(Elemental Plane of Fire)めがけてプレーンシフトを行います。と同時に、コンパス(通称。マジックアイテム)を持っていたキャラクターにFind the Path/ファインドザパスがかかり、目的地が判明しますが…。目的地までの距離、百数十マイルを乗り越えるためTeleport/テレポートを行おうとした一行に、DMから無情な一言が下ります。
    「Teleport使えるキャラクターにFind the Pathがかかったの? 違うよね?」

    どうやらやっちまった模様です。Find the Pathによる情報をテレポートキャスターに口頭で伝えても、ズレが大きくて役には立たなさそうです。しかも今更ながら気づきますが、仮にTeleportで移動しようにも、キャラクターの数の関係上うまく行きそうにありません。

    貴重な時間を相談に消費した結果、Find the Pathがかかっていたのが宮之下権造さんのPCだったので、Spontaneous CastingによりWind Walk/ウィンドウォークを使用し、移動することに。こんなのは事前に相談していれば分かっていたはずであり、打ち合わせ不足を痛感します。
    なお、置き去りになったのはAnimal Companion/動物の相棒である、Giant Crocodileでした。Familiar Pocketは存在してもAnimal Companion Pocketのスペルは存在しないので(笑)。
    「どうせ死ぬんだから食べない?」とか「サクるか?」とかいった話も出ましたが、真剣には考慮されませんでした。Evilの割に甘ちゃんかもしれません。しかし、わたしのPCも含めNeutralの方が多いですし、わたしはBoVDを持っていっていなかったので、具体的にどのようなメリットがあったのかも思い出せませんでしたし(笑)。

    さてようやく目的地に着いた一行は強化スペルをいくつもいくつもかけ、突入。
    突入した先は小さな島になっており、そこの中心には1体のクリーチャーがたたずみます。クリーチャー曰く、島の周囲にある6つの難関のうち、2つ突破するごとに目的であるAcorn(エイコーン。どんぐり)を1つ渡す、と。
    それぞれの難関には"Maze"や"Queen"といった名前がついておりましたが、メモを取っていなかったので憶えておりませぬ。1つ目は、8*8マスの盤に1回の移動で互いがぶつからないよう、5つのコマを配置すると言うもの。松原さんがあっという間に解き、次の難関に向かいます。わたしだったらもっとかかっていたでしょう(笑)。

    続いての難関は、Gards and Wards/ガーズアンドウォーズが張られた部屋の中に、Wall of Force/ウォールオブフォースで作られた迷路が展開しているというもの。
    脱出には時間的制約があるとのことであったが、Find the Pathにより脱出経路が分かるため、迷うことはなさそう。まずサランティールさんのキャラクターが腰に絹の紐を巻いて先行。
    が、しばらく行った所で紐が足りなくなり、慌てて継ぎ足す(笑)。しかもよくよく考えてみれば、Plane of Fireで絹の紐が無事な訳なかったりして。
    結局、サランティールさんのPCは無事に出口にたどり着いたと大声で叫んだので、みんなもFind the Pathに従い、脱出。結果的には、先行偵察してもらう意味があまりなかったような気もするものの、無事2つ目の難関突破。

    3番目の難関。
    ここにあるのは、4*4の盤と、1-16までの数字のパネル。うまく嵌めればOKだが、そうでないと死が訪れるという。
    魔方陣(縦横斜めで合計が同じ)になるよう組めばよいだろうという想定の元、これも松原さんを中心に考える。しかし、実時間の方の残り時間が押していたため焦ったのか、間違ってしまう我々。
    その途端、周囲の壁がなくなり溶岩が部屋いっぱいに広がる!

    1ラウンド目:サランティールさんのPCはコマンドワードを使用するが、脱出には残念ながら効果がないことが判明。それどころか、溶岩がある中で口を開いたということで溺れてしまう。溶岩による20d6ダメージは全てProtection from Energy(fire)で防いだが…。
    ミイラさんはテレポートで仲間を伴って脱出。ただし位置の関係上、気絶者の回収はできず。わたしはEnergy Immunity(fire)がかかっていたので、溶岩のダメージは気にならない。入ってきた扉はいつの間にか鍵がかかっていたので、ぶち壊して脱出を試みるが、一応念のため、と振った攻撃ロールで1を振ってしまい、外れる(苦笑)。
    2ラウンド目:Protection from Energy(fire)で防げるダメージを超過した溶岩ダメージが溺れたことによってHP0になっていたハーフミノタウロスを直撃。今日最初の死者となる。
    一方大タコの扉への攻撃は命中し、扉を破壊。無事外へ出られた。なお、水棲生物でも溶岩の中では呼吸できないそうです(笑)。
    水も溶岩も同じ液体なのにね〜。まあ、溶岩中に酸素なさそうだけど(笑)。

    さて。
    今までの傾向を見るに、どうやら直接的な戦闘力は必要ないらしいとの結論から、一人欠けた状態で4番目の難関に挑戦しようとするが、結局タイムオーバー。
    ここでPlane of Fireにおける挑戦は終わりとなった。

    「敵との激しい戦闘」が行われると予想してスペルなどを準備しているため、謎解き関係にはイマイチ真価を発揮しきれなかった。2つ目の難関は、Find the Pathがなければもっとつらかっただろう。Aspirantの能力が無ければエライことになっていたに違いない。
    なお、後に聞いた話では、島の中心部にいたAcornをわたしてくれたCreatureをぶっ殺して総取り、という選択肢もあったとのこと。
    根がGoodな自分には思いつきもしませんでしたよ?
    なお、ハーフミノはTrue Ressurection/トゥルーリザレクションで復活。True Reincarnationを使用しようかという話も出たけれど、結局止めに(笑)。


    第二の試練
    〜Infinite Layers of the Abyss〜

    死者は出したものの、Acornを1つ入手することには成功した。

    そこまで酷い有様ではないだろう。NとGのパーティは死者こそ出していないものの、Acornを入手していないようだし。
    今回はテレポートキャスターにコンパスを持たせ、目的地へ向かう。そこで待ち受けていたのは、地面にぽっかり空いた縦穴と金の樹。
    金色の樹なんて怪しい。Druidである自分にはそれがUnnaturalであることも分かる。

    しかし、そんなわれわれにはゆっくり調査する暇も無く、敵からのDispel Magic/ディスペルマジックが襲ってきた。しかも悪いことに敵の姿を視認できない。
    Blindsight/擬似視覚120ftに加え、Arcane Sightがあるので魔法的な手段で隠れているとは思えないのだが…。
    とりあえずこのままうろうろしているわけにもいかないので、Darkness/ダークネスのかかった穴に入ることにする。何がいるかわからず不安だが、このまま地上にいて20数回ものDispelチェックはやりたくない(笑)。穴は直径10ftで、下に向かって50ftいったところで水平方向に向きが変わっており、その先は見えない。

    穴があったら入ってしまうのはタコの習性ということで入ったはよいが(笑)、自分のサイズが15ft*15ftだったため、Squeezeしながら進入(落下)することに。50ftの縦穴をぎゅうぎゅうになりながら落下し、5d6ダメージを受ける。Squeezeしているんだから移動速度(落下速度)も半分に落ちているはずであり、落下ダメージも半分にしろとかほざけば良かったな(笑)
    さて、縦穴の底でSqueezeな上、Prone/伏せという割とピンチな状況で目に映るのは、水平方向に展開した穴の奥にいる敵2体。そして地表から応援にと駆けつける味方の姿が上方に2体!
    Steel Predator(何らかのTemplate付き)が突撃をしてくる。これは回避する。相手はImproved Grab持ちだったが、こっちはHugeサイズ。子猫ちゃんよ、出直すが良い(笑)。
    そんなSteel Predatorをサポートするべく、敵が横穴の奥でSpell-like Ability/擬似呪文能力を使おうとするが、AoO/機会攻撃で一撃の下に屠る。
    そして、がんばって戦うタコ戦士の頭上に、味方であるハーフミノタウロスとコウモリ人間が乗っかってくる(お、重い…)。こちらとしてはすり抜けて行って欲しいし、彼らもすり抜けて戦いたいのだが、10ft幅の狭い通路に対し、15ft*15ftの大タコが無理矢理すし詰め状態で入っているので、彼らも通過できないのである(笑)!
    しょうがないのでそのまま穴の奥に残って戦うが、さすがにそう簡単には倒せない…。
    Steel Predatorも通常攻撃はほとんど当たらないと諦めたのかRoar(12d6ソニックダメージ)を上げるが、大タコはドルイドであり、6thにはProtection from All Elementsという便利なスペルがある。無論、使用していないわけがない(笑)。

    一方、地表に残った味方は、Dispel Magicを打ち込んでくる相手をSpotでの特定に成功する。遠くにあった壁の隙間からこちらを覗いていたらしい。
    しかし残念ながらここで時間切れ。あと1〜数ラウンドあったら倒せたのに、という状況で終了となってしまった。ちなみに、金色の樹はやはり単なる引っ掛けであり、持ち帰れば金になるぐらいで何の意味もなかったようです。

    個人的メッセージ:サランティールさん、宮之下権造さん、穴を塞いでしまい、すみませんでした…。
    言い訳をさせてもらうなら、時間がもう1ラウンド余計にあれば、Animal Growth/アニマルグロースを切ってすり抜けられるようにしたのですが、そうでなかったので切らずにそのまま戦いました。
    暇にさせてしまい、申し訳ないです…。


    第三の試練
    〜Olympian Glades of Arborea〜

    目的地に到達した我々を待っていたのは強風であった。それもTornado/竜巻クラス! 雷が何ラウンドかにいっぺん落ちるという環境であり、Greater Call Lightningでも用意しておけばよかったのかとちょびっと後悔(笑)、Control Wind/コントロールウィンド持ってきてなくて大後悔(苦笑)。
    Freedom of Movement/フリーダムオブムーヴメントのおかげで吹き飛ばされる心配はないが、飛び道具をメインに戦う松原さんのPCはいきなり無力化されてしまう。
    そんな中、池の中から上半身が羽の生えたエルフ、下半身が赤みがかったトラという素敵なクリーチャーが現れ、のたまう。
    「雷に打たれながら戦って死ぬか、水の中で戦って死ぬか、尻尾巻いて逃げ帰るか好きにしろ」
    AvarielRed Tigerの合成に加え、どんなテンプレートが入っているか分からんが、ここまで来て逃げるわけにも行かない。正面からのガチンコ勝負は初めてであり、プレイヤーのやる気も十分だ!

    1ラウンド目:敵、Mass Cocoonを使ってくる。
    こちらと距離があるので油断したらしく、AoOが発生する。そんなところから届くのか、とDMさんが驚いたようだったので、とりあえず満足(笑)。
    しかし、ダイス目で16を出しているのにもかかわらず、当たらず。AC42まで命中でも当たらないのはかなり厳しい。
    結局Mass Cocoonは通常通りマニフェストされ、ST/セーヴもSR/呪文抵抗(PR)も許されず宮之下権造さんと松原さんのPCがいきなりHelpless/無防備状態に。しかも、Mass Cocoonだけでは飽き足らないのか、タコに向かってスピア片手にChargeもしかけてくる! しかしこれは回避。
    気を取り直して、タコの反撃。しかもダイスロールがnatural20! しかし、何の能力か振り直しを要求される。…DM、えげつねえよ(笑) ←ほめ言葉ですよ?
    振りなおし分だが、そうそう良い目が連発するはずもなく、外れ。

    2ラウンド目:ミイラさんのPCからFamiliar Pocketが2つかかった布切れ(だったと思う)を受け取る。そして、一方をもう一方に通すように言われる。
    Extra-Dimensional Space/異次元空間にExtra-Dimensional Spaceを通した場合の処理がどうなるかプレイヤーは知らなかったが、PCは実行することに。まあ、酷いことが起きるのは想像がつきましたが(笑)、たとえ自分が死んでも敵を倒せるならそれでよし。そのためのTrue Ressurectionである。

    3ラウンド目:敵、攻撃により、サランティールさんのPCをDying/瀕死状態に(もしかしたら2ラウンド目だったかも)。
    タコ、敵に近づき、先ほどの指示を目の前で実行。次元が裂け、敵はAstral Plane/アストラル界に引きずり込まれる。
    タコの本体は次元の裂け目から距離があったため、触手だけが千切れるのではないか? などの話もでましたが、結局近くにいたDyingのハーフミノタウロス/ドラウともどもAstralに。

    4ラウンド目:敵、Planeshift/プレーンシフトでAstral脱出。

    5ラウンド目:敵、テレポートで戦場に復帰。

    というわけで、Goodな方々にも見習って欲しいような美しい自己犠牲も2ラウンド時を稼いだに過ぎませんでした。まるで、ナッパに気孔砲を撃ったが効果なく犬死した天津飯のよう(笑)。
    ただこの貴重な時間を利用し、Helplessになっていたコウモリ人間(Aspirant)をミイラさんが復帰させる。
    そして復帰した宮之下権造さんのPCは指を飛ばし、相手にDexダメージを与えるLahm's Finger Dartを放つ。
    Magic Missileの様に命中、しかもSudden Maximizeを使用していたためSTなしでのDexへの20ダメージ確定!
    Dexを0に持っていければ、Helplessにもできよう。

    DM 「では、SRを抜いてください」
    宮之下権造さん 「(ダイスを振って)○×ですが、抜きましたか?」
    DM 「抜けました。では、Spell Turning/スペルターニングがかかっていたので…」

    魂が抜けていく音を聞いた気がするが、気のせいか(笑)。
    ここの時点でもはや万策尽きたと判断し、ミイラさんのPCがDismissal/ディスミサルで他のPCを本国へ強制送還し、逃げることとなった。

    一方の、Astralに飛ばされたタコと半牛。Cure系のSpellなど1つもあるはずのないドルイドだったが(回復役ではない、前衛なのである!)、Animal Growthを潰して、Summon Nature's Ally/サモンネイチャーズアライをCast。Unicorn/ユニコーンを3体召還し、半牛を(60+15d8)回復させる。Astralでは時間が流れないので、本来なら効果時間の短いSummon系もずっと効果があるのかと思ったらさにあらず、との裁定(主観時間で効果が切れる)。
    「Astral中は永続」だったらUnicornにまたがってColour Poolを求めた冒険とかできたかもしれないのに、残念。まあ、仮に永続だとしてもPCは両方とも男であるのに加え、サイズがでかいので、ユニコーンは嫌がるだろうけど(笑)。
    回復後はAstral Dreadnoughtに見つからないよう息を潜めながら、救出待ち。
    もっとも、さっき我々が遭遇したバケモノよりはAstral Dreadnoughtの方がずっとかわいいという点で意見は完全に一致していたけど(笑)。

    後に聞いたところによると敵はAC60を超えていたとのこと。
    わたしのPCの場合、「もともと想定していたフルバッフ」+Divine Power/ディヴァインパワー+True Strike/トゥルーストライクでようやくAttack Rollが54+d20なので、True StrikeのGemは必須だった。さすがにそれはやりすぎだろうと思っていたのでTrue Strike Gemは避けていたのだが…。
    躊躇ってはいけなかったようである(今回のキーワード)。


    最後の戦い

    結局、Evilパーティが獲得できたAcornは1つ。一位がNeutralパーティで2つ、Goodは0だった。
    かくて成功の度合いには差があるが、3つのパーティが一堂に会す。ただし、プレイ内容を反映し、会場への入場は時間には若干のズレが設けられた。
    最初がNeutral、次が2ラウンドほど空けてEvil、そしてGood。

    戦闘が起こるかどうかはわからないけど、起こったときに対応できるようにするため金に糸目をつけず強化スペルをかけてもらう。個人的には、とりあえずは平和的な話し合いをしようと思っていたし、それを可能にするためにも邪悪な行いには身を染めず(CNだし)。そしてイニシアティブの結果、Evilパーティでは一番早かった大タコが部屋に入って見たのは、殺る気満々な「中立」の方々(笑)。
    それにしても、中立のくせに随分とまあ問答無用だのう。こんなことなら、非道な(vileな)行いをやっときゃ良かったよ(笑)。そんなタコはReady/待機されており、部屋に入った瞬間矢を撃たれるがこちらのACも極めて高くなっており(50over)外れる。
    タコはCombat Reflex/迎え撃ち持ちなのでAoOが発生する。が、相手はIncorporeal/非実体なのに加えて、Antimagic Field/アンチマジックフィールドを展開中…。そう、自分のキャラクター紹介に書いたが、わたしのAntimagic対策を完全に上を行く存在であり、正直お手上げ(笑)。
    と同時に、超能力と魔法は別物だという世界の法則を初めて知ったのであった…。

    ところでAdamantine/アダマンティン製の武器ならダメージを与えられる、みたいな話がプレイ中にあったけど、3.5eのAdamantine WeaponはMagic扱いとする記述はないと思うので無理だと思うんだが…。その場で聞ければよかったんだけど…ルール読み落としているところがあったのかなあ。Ghost Walkあたりに書いてあったりする?

    続いてミイラさんPCと、召還したDragonが部屋に侵入。そしてミイラさんPCのスペルが飛び、Humanoidな相手を2人、Helplessに追いやる。そのときのスペル、DCが60を超えていたのは気のせいではない。
    ところで、パーティの仲間によるHelpless2人への治療行為が行われる形跡がまったくなかった気がするんだけど、気のせいでしょうか、ニュートラル卓の皆さん(笑)?

    そしてNeutralパーティの誇る殴り屋クジラさんと大タコによる海洋生物対決が行われた。
    何発か殴ったのだけど涼しい顔をしていたのは、元々Conが底抜けに高いというのもあるだろうけど、Improved Biofeedbackが入っていたんだろうなぁ。…自分が思いつくくらいだから、クジラさんもおそらくImp.Biofeedback+Subdual Damageも無効化(Favour of Illmator?)を行っていたんだろう。
    いずれにせよ、その様はさながら怪獣映画(笑)。
    もっとも、本日のプレイにおいてはHumanoidの方が少数派だったので、怪獣対決が行われていたのはここだけではなかったのは公然の秘密(笑)。

    南海の決戦も実はプレリュードに過ぎない。戦場がさらに混乱する(真に怪獣映画化する)のはGoodな連中が乱入してきたときであった。
    Gateから次々現れるクマさんの群れ! その数なんと8体。さらに、「せんせい」なるあだ名のついたクリーチャーまで入ってくる。それも2体(笑)。
    後に聞いたところ、「せんせい」とはPlanar Ally/プレイナーアライにより呼んだCelestialな生き物だったそうです。費用は、無駄なアイテムをパーティで相談して売り払い、調達したとか。いずれにせよ、プレイヤー数5人に対しその3倍くらいの数のクリーチャーが出てくるので、どれがPCなのかすら区別がつかない。実体のあるMirror Image/ミラーイメージを相手にしている気分だ(笑)。

    …。
    ……。
    ………。
    朝の10時から始まった今日のプレイ、終わったのは9時であり、疲れきっていたため正直この戦闘で何がおきたかよく憶えていません。

    繰り返しにもなりますが、最終戦闘にいたるまでに印象に残っているのは、

    味方が5ラウンドほど未来に飛ばされた!
    Antilife Shell/アンチライフシェルの効果範囲の外側から敵を武器で殴った!
    Wall of ForceでAoOのLine of Effectを遮断され、その上でMiracle/ミラクルを使われた!
    Antimagicな上に、IncorporealなPsi使い!
    Evasion/身かわし持ちによる、Star Mantle
    クマさん大行進!
    KensaiのAdamantine Chain Lashによる、Improved Sunder
    Evilパーティ内の同士討ち! ←勘違いによるものだが、意図的なものであるという意見も根強い(笑)
    決戦前に、Commoner/一般人を攫って生贄にささげ、Wish/ウィッシュゲット!

    …かくて決戦は幕を閉じた。
    あの戦いにおいてもはや勝敗などさしたる意味もないだろう。
    そして、ここまで濃いD&Dのプレイが行われることももはやなかろう

     

    AMC2004のトーナメント卓が開催されるその日まで

     

     

     

     

     

    今回のプレイでは自分のルールの把握の弱さを痛感しました。
    次回はこうは行きませんよ…? と言いたい所ですね。
    またの機会、ぜひお誘いくださいな。

     

    最後になりますが、参加者全員、お疲れ様でした。なかでも総参加者20人以上のプレイを統括する立場にあったとーちゃんさん、頭が下がるばかりです。
    おかげさまで楽しいときを過ごすことができました。

     

    レポート完成後、GWあたりに別のイベントを企画中との情報が…。