| Encyclopedia Dominia | |
| ■ | ドミニア百科事典。今のところ、マーフォークに関連した4項目をまとめた"Merfolks
and Their Nations"、フィレキシア関係5項目ををまとめた"The
Plane Called Phyrexia"、(ちょっと古めの)アーティファクト5つを語った"Hidden
Truth of Artifacts"、Magic世界におけるもっともユニークな種族であるエルフの秘密を探るヒントになる4項目がある"Freyalise
and Elves of Llanowar Forest"が訳されております。 ちなみに、これらの分類はわたしが勝手にやったものなので、イマイチすっきりしないところもあるきはしますが、あしからず。 |
| Merfolks and Their Nations | |
| Galina 長きにわたって存命であり、また皇族の一員であるGalina(ガリナ)は、皇帝であった夫がHomarid(ホマリッド)戦争と差し迫った氷河期という二つのプレッシャーの前に崩御し、皇帝の座を継ぐこととなりました。尊大であり、エリート主義であったガリナは、帝国の収益もしくは誇りが危ういと感じると、乱暴で決定的な行為をとるのに何ら躊躇しませんでした。ホマリッド戦争で帝都を撤退するにあたり、ガリナは魔術師たちに魔法の門を開かせ、ほとんど忘れ去られたに等しい、植民地Etlan Shiis(エトラン・シース)に直接避難したのです。しかし、不運にも、魔法は不完全でした。確かに門は彼らをエトラン・シースに連れていったのですが、同時に彼らを数千年も未来へと連れて行きもしたのです。しかし、このミスはガリナにとって小さなものでした。なぜなら、エトラン・シースはVodalia(ヴォダリア)の一部であり、彼女はヴォダリアの女帝であったからです…。 |
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| Homarid この大きく、知覚力を持った、アグレッシブな海の生き物は、Merfolk(マーフォーク)と初めて出会った瞬間から戦争をしてきました。ナワバリ意識の強い種族であるホマリッドにとって、マーフォークは排除すべき単なる競争者にすぎなかったのです。ホマリッドは無慈悲で冷酷であり容赦なく、またひとりひとりがヴォダリアの熟練した戦士に匹敵しました。十年も過ぎると、Vodalian Empire(ヴォダリア帝国)はホマリッドの攻撃により、絶え間なく侵食されていきました。足音早く近づいてくる氷河期のせいで水はどんどん冷えていき、ホマリッドの攻撃は指数関数的に増大しました。これは冷水の中で行動する彼らが、海溝にある本拠地から遠くまで行けるようになったからです。 |
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| Merfolk マーフォークは水棲の種族で、うなぎのように長い胴体と人間型の顔、腕、そして棘条のような突起物が肩にあります。うろこはさまざまな色による模様をなしており、カメレオンのように自分の意志で色や模様を替えることが出来ます。赤色の使用は制限されており、女帝に気に入られたものだけが使用できます。また、リーダーシップとマーフォーク社会における地位を表してもいます。 |
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| Vodalia ヴォダリアは巨大な軍事国家であり、Sarpadia(サーパディア)周囲の海に集中していました。ヴォダリアの社会的構造は高貴な皇族から職人まで、極めて階級的であったし、今もそうです。職人の階級制は社会の中でかつては高位に扱われていましたが、ヴォダリアが帝国的支配に主眼を置くようになってからは、軍事的・政治的技能が職人的技能より重要になりました。不当な評価や差別的な扱いに耐えかね、職人たちは、相互の同意により、圧政をしく帝国政府から遠く離れた地に新たな植民地を開発することを認められました。新たな植民地は住民によりエトラン・シースと呼ばれることとなりました("自由の暖かみ"を意味するヴォダリア語)。それは彼らが交易した海で暮らす人間の商人によって、Atlantis(アトランティス)と訛ることとなりました。 数世紀後、ヴォダリア帝国は海温が一年過ぎるごとに冷たくなっていくのに気付きました。宮廷魔術師たちは世界が北の地Terisiare(テリジア)での戦争により大きな傷を受け、長く続く極寒の時代へと移っていると判断しました。水が冷え続けるにつれ、ヴォダリア帝国は絶え間ない代々からの敵、ホマリッドの襲撃により侵食されていきました。皇帝の崩御や環境の寒冷化、ホマリッドの恒常的な脅威に従い、士気衰え、疲弊した民はヴォダリアを離れ、エトラン・シースに向けて避難を始めました。皇族階級のものは群集に混じって大海を越えて旅をするような真似はしませんでした。変わりに、魔術師たちが急いで用意した魔法の門を使って、直接エトラン・シースに向かったのです。 |
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| The Plane Called Phyrexia | |
| Phyrexia 暗闇のプレーンであるPhyrexia(フィレキシア)は、プレーン原住の汚らしい生物を除き、どうしようもないほどの不運に見舞われた者しか訪ることのないようなところです。フィレキシアに住まうのは、Yawgmoth Demons(ヨーグモスの悪魔)やPhyrexian Gremlins(フィレキシアのグレムリン)、幾種もの奴隷アーティファクトといったものたちです。 フィレキシアはしばしば「アーティファクトの最終地獄」と呼ばれています。空はススと煙霧で覆われ、絶え間ない歯車の回る音と大気を震わせる金属の擦れ合う音が響きわたります。想像もつかないほど大きな炉が灰や炎を空に吹きだし、捕われたアーティファクトの苦痛の中、荒々しくぎらぎらと空を赤く照らすのです。プレーンそれ自体が幾つもの中空なうつろの球体からなっており、奥のものほどより暗く、そして忌まわしいものとなっています。伝説では真のYawgmoth(ヨーグモス)の悪霊は深奥の球体にいるといわれていますが、この話の真偽を確かめることが出来るのか知る者はいません。 |
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| Phyrexian
Gremlins フィレキシアのグレムリンは背丈が低く、しばしば毛に被われている、黒檀色の生き物で、ヨーグモスの悪魔やYawgmoth Priests(ヨーグモスの司祭)に仕えています。獰猛な真っ赤に輝く瞳と鋭く尖った牙から、フィレキシアのグレムリンは良く言って半知的な召し使いと言ったところです。彼らは格別な、ほとんど歓喜ともいうべき興奮をアーティファクトやアーティフィサーを破壊(殺戮)する時に示します。そしてまた、彼らの縄張りに入り込んだ不運な者に群れをなして襲いかかるのです。 |
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| Phyrexian
Portal フィレキシアは魔法の扉や門を介してのみたどり着くことが出来ます。このようなプレーンの隙間は通常、クリーチャーやアーティファクトを犠牲にして初めて押し開くことが可能となります。しかしながら、時には膨大な量の魔法のエネルギーや知識を捧げることによってもこれらの門の一つを開くことが出来るというのです。不運なことに、この様な門を一人で開くことは、想像とはるかに違った、そしてはるかに深刻な犠牲を支払わなければならないと、その時になって気付くでしょう。 |
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| Yawgmoth
Demons 恐怖の存在たるヨーグモスに仕えているヨーグモスの悪魔は知性が高く、アーティファクトを一つまた一つ、と破壊することに無上の喜びを感じています。アーティフィサーの中には、ヨーグモスの悪魔はヨーグモスが彼らを開放し、猛り狂った群れとなってドミニア中の不完全なる全てのアーティファクトを破壊する日が来るのに備えているのだと主張しています。そしてこの最後の粛正は、次に続くヨーグモスの来賓に備えての詩歌だというのです。 |
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| Yawgmoth
Priests ヨーグモスの司祭はヨーグモスを崇拝しています。下位に位置するヨーグモスの悪魔と共に、存在する全ての領域から不適確なアーティファクトを一掃すべく奇妙な儀式を執り行っています。しかしながらアーティファクトクリーチャーが何らかの有望さを示した場合、この司祭たちは完全体への進化をめざし、導くといいます。 |
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| Hidden Truth of Artifacts | |
| Amber
Prison この魔法の金色に輝く石は、手の大きな人なら、掌に簡単に収まるでしょう。小さくはありますが、Amber Prison(琥珀の牢獄)は巨大な力を秘めています。魔術師の手にかかると、一つだけならばいかなるものでも(大きさによらず)琥珀の深淵へと、封じることが出来るのです。不幸な囚人は牢獄に捕われている間、停滞した時の中に居続けることになります。捕われた者は表面的には何らかのあいまいな、夢見ごこちのような感触を味わいますが、時は肉体には全く影響を与えません。従って開放されると、封じられたその時のままの状態で現れることになります。 |
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| Brass
Man 不器用でのろまなBrass Man(ブラスマン)は機械的・魔法的な、知力に限界のある発明品です。恐ろしく頑丈であり、激しい気温や気候にも耐えられるよう出来ていますが、奇妙な不調があります。どんなことをするのにも大変な努力をしなければならないようで、どんなブラスマンも定期的なマナの補給が必要なのです。これは最初の設計段階での欠陥なのでしょうか、それとも極めて自然なことなのでしょうか。この様な質問はプレーンズウォーカーや賢者へのものであり、この百科事典が扱うべき範疇にはありません。 |
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| Dragon
Engine Dragon Engine(ドラゴンエンジン)は、有名なアーティフィサーであるMishra(ミシュラ)によって初めてドミナリアに登場しました。道をふさぐほとんど全てのものを破壊する強力なアーティファクトクリーチャーでありましたが、にも関わらず、ミシュラのドラゴンエンジンは、オリジナルにあたるフィレキシアの創造物の前では色褪せてしまいます。フィレキシアのドラゴンエンジンは、機械から出来ていることによって知力と機敏さを失うどころか、自然のドラゴンと並ぶほどです。多くのドミナリアのゴブリンの部族は、ドラゴンエンジンの歯車などを持ち歩いていると、他のドラゴンを遠ざけてくれると信じています。 |
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| Flying
Carpet Flying Carpet(フライングカーペット)を比較的簡単に作れるのは、プレーンズウォーカーぐらいのものでしょう。彼らに及ばぬ魔法の職人たちは、一緒になってに延々と繊細な糸を紡ぎ、この貴重なカーペットに飛行の魔法をとどめるのに必要な複雑な模様を織り上げなければなりません。ほとんどのフライングカーペットは、横が腕の長さほど、縦が腕二つ分くらいの長さとなっており、一人しか支えられません。しかし、古代のカーペットの中にはBull Elephantとほどの荷物を運ぶことが出来たモノがあるという噂があります。 |
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| Goblin
Kites ゴブリンの作った個性あるアーティファクト群の一つである、Goblin Kites(ゴブリン凧部隊)は小さな人間型の生物(大体ゴブリンほどの大きさ)を、翼のついた背部を横切るようにつけてある装置に縛りつけ、グライダーのようにして使います。ゴブリンたちがこれらの道具を戦いにおいて戦略的に(「戦略」などいうものはたんなる偶然の結果にすぎないという人もいます)使うことは知られてはいますが、「信頼性のある」という単語は、あまりこのグライダー部隊には使われないようです。 |
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| Freyalise and Elves of Llanowar Forest | |
| Freyalise この美しいハーフエルフのプレインズウォーカーは、ドミナリアの長きにわたる「氷河期」に終止符を打った驚くべき呪文を織り上げたことで最も知られています。ラノワールのエルフたち(彼女の出自は知らないのだが)から女神と考えられ、Freyalise(フレイヤリース)今日にいたるまで、ドミナリアの多くの住人によって信仰されているのです。 |
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| Llanowar
Elves 8つの主要な血族(エルフヘイム)によって構成されているラノワールのエルフたちは相互に大変多様です。氷河期のおりにラノワールの者たちは、森を荒らすよそ者(最初は貴重な薪を探しに来た)から、女神・プレインズウォーカー・フレイヤリースの援助のもと、自分たちの文化を最も悲惨な時期も含め、ずっと守り通しました。 ラノワールのエルフは5フィート半から6フィート(訳注:1フィートは約30センチ)ほどの身長です。彼らは基本的にはスレンダーで、蒼白色、茶色、金属的な色の髪をしています。目は極めて細く、歯はやや尖っているため狂暴な印象を与えます。一生のうちのほとんどを若々しい姿でおり、唯一耳だけが年齢の目安になるのです(耳が長いほど、年を取ったエルフです)。また、死の間際の10年ほどになって初めて、重ねてきた齢が表面に現れます。 |
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| Llanowar
Forest この巨大な青々と生い茂ったSouth Aerona(南エローナ)の森林地帯は幅数百マイル(訳注:1マイルは約1.6キロ)から、最大一千マイルにも達するといいます。8つのエルフの部族の故郷(エルフヘイム)であり、エローナでも最古の木々がいくつも存在しています。エルフは異邦者に対して無慈悲なことから、ゴブリンもオークもめったに森には侵入しません(襲撃は除いて)。人間やミノタウロスなどの交易商人でさえ、森に入る時はものすごく注意してはいるのです(通常は、許可を最初に求めるでしょう)。 |
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| Order of
the Steel Leaf このラノワールのエルフの軍事的集合体は、女神・プレーンズウォーカー・フレイヤリースによって初めて組織されました。彼女の使命に従うよう縛られた鋼の葉は、氷河期の間ラノワールから侵略者を遠ざけ、以来森の守護者として仕えてきています。掟はフレイヤリースの神聖なる命(めい)の厳格な解釈通りで、この頑固さは時にラノワール内部での争いの引き金にすらなります。 鋼の葉はみなパッチを片目に当てている。このパッチの内の幾つかはフレイヤリース自身によって与えられたものだといいます。そして、装着したものに、あらゆるものの真の姿を見る事が可能になる、魔法の視力を与えてくれるというのです。この目のパッチに加え、鋼の葉はみな刺青を見せびらかし、髪を明るい色に染め上げ、しばしばモーホークファッションに着飾るといいます。 |
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