| Life in U.K. | |
| ■ | 私は、中学2年の12月から高校2年の3月まで、U.K.に父の仕事の都合で行ってました。お陰で、中学高校通して、一度も修学旅行に参加できないという、悲しい体験も。世界史の授業も途中で日本を離れたため、私は産業革命がいつ起きたかも知りません(理系だから社会は1科目でOK!ちなみに現代社会)。向こうに行ったメリットがどの程度あったか分かりませんが、そのまま腐らせとくのももったいないと思いました。そこで、私がU.K.にいた頃のことを書きたいと思います。書くと言っても、大した事は書きませんけど。項目によっては真面目なものもありますし、意味の無い物も。今をさかのぼること4年前ですので、記憶も不確か、また脚色により事実が若干捻じ曲がっている可能性もあるけど、その辺はご容赦☆ ところで、まだ未完成のヤツも沢山ありますが、順次書いてく予定です。ネタを忘れないように、タイトルだけつけてるんですね、今のところ。 |
| U.K.って何? | |
■ |
U.K.にいたときの話、と言われても、U.K.が何かわからない方もいるのでは? U.K.とはUnited Kingdomの略で、日本語に直訳すると、連合王国。 …どっかで聞いたことありません? 少なくともあなたがスリランカの首都を言えるような重箱の隅をつついたり、人の覚えようとしないモノを覚えることに生きがいを感じる方なら、この名前にも聞き覚えがあるハズ。そう、「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」の連合王国です。 より分かりやすく言うなら、イギリスのことですね。ただ、イギリスと言うとイングランド(England)と同義語みたいに勘違いする方もいるようですが、イングランドはあくまでもイギリス、U.K.の一地方にすぎません。イギリスの郊外に行ったときにそのような勘違いをすると嫌がられるのでご注意あれ。英国人と話すときに英国人を意味したい場合は、イングリッシュではなく、ブリティッシュと言いましょう。英国のことはユーケーですね。オーケー? とはいっても、イングランドがイギリスの中心であるのもまた事実なんですけどね。首都ロンドンもイングランドにありますし。 さて、U.K.は大まかに言って、全部で4つの地方から成り立っています。今言ったイングランドに、イングランドの北にあるスコットランド(Scotland)、イングランドの西にあるウェールズ(Wales)、そして北アイルランド(Northern Ireland)ですね。北アイルランドだけはグレートブリテン島にはありません。名前のとおり、アイルランドの北部にくっついています。 後に挙げた3ヶ国はかつてイングランドによって酷い目にあわされたので、イングランドのことを良く思ってないです。北アイルランドにはあのIRAがいるし。スコットランドだって自治権拡大の動きがあります。Brave Heartって映画見ました? あれはスコットランドとイングランドの戦いの物語なんですよ。イマイチなじみが薄くて、どこの国が戦ってるのかはっきり認識してない方も多かったと思いますが。最後に残った、もっともおとなしいウェールズだって独自の言葉を持ってたりします。そう、ウェールズ地方の看板にはウェールズ語と英語が併記されたりしてるんだから。 …最初の項ということもあり、真面目に進みましたね。知らない方には結構、興味深い教養となったのでは? 次からは知っててもしょうがない話ばかりです。ご期待ください(^^)。 ところでスリジャヤワルダナプラコッテって御存知かな☆ |
| 我が物顔で歩く彼奴の名は | |
| ■ | そいつの名は、馬です。馬が我が物顔で道を歩いているんです。馬専用の道とかじゃなくて、車道ですよ。道っていったって別に田舎の農家が立ち並ぶようなところじゃありません。スコットランドの首都、エディンバラでです。あ、別に観光用なんかでもなし。別にオチがある訳じゃなくて、事実をそのまま話してるだけです。だから恐いんですけどね。 まあ、首都と言っても、人口で比べると東京はもちろん、名古屋や福岡の比ですらありません。しかし、それでも宇都宮クラスはあります。いや、それ以上かな? とりあえず、人口50万くらい。嗚呼、あなたには想像が付きますか、渋滞している車に混じって馬がいるところを。 停車している車と一緒に、時々きょろきょろしている馬が渋滞を構成しているさまは結構シュールです。ファンタジーです。私は最初見たとき、自分が幻でも見てるのかと思いました。たとえるなら、アリスがウサギが走っているのを見かけたシーンが適切でしょうか。しかし、あなた。もし宇都宮中心部近くの車道を、車と同等の権利を主張しながら歩く馬がいたらどう思います?非常識だと思うでしょう? 宇都宮に住んでる人に聞いたら、 まあ、エディンバラ人と宇都宮人の差は でもねえ、糞はどうするの、いったい? 道端でもやるんでしょ、奴らは? 犬のとはサイズが違いますよ。しかも、車道の真中。そんなものを轢いたりしたらと思うと…。もしかすると、ガソリンスタンドの洗車をさせようという、魂胆かもしれません。たしかに、地域振興券を配るより効果あるかもしれませんが…。 実際には、騎手の格好からして警察かそれに近い所属の人ではないかと思ってます。私が車道を歩く馬を見たのはその時が最初で最後ですが、今でもそれが白昼夢だったのではないかと思うことがあります。しかし、私の耳にいまだ響く道をパカポコ進む蹄の音が、それが現実であることを声高に物語っています…。 |
| 脅威の球技 | |
| ■ | クリケット。名前ぐらいは知ってるでしょう。馬に乗って…と思った方、それはポロです。イギリスでスポーツというと、結構ポロを思い浮かべる人がいるようですが、そんなもの、普通はなかなかやりません。野球みたいなヤツ、と思った方、そのとおりです。見事に日本人的発想。もちろん、英国人的思想では、野球はクリケットみたいなヤツ、でしょうね。数少ない、日本人で(ある程度)クリケットを理解している、そして実際にプレイしたことある私としては、少しばかりルールの解説なぞやってみたいと思います。 あ。 さてさて、したがって、野球では4番に長打力のある人を持ってくるけど、クリケットではそんな事する必要ありません。ちなみにアウトになる条件で代表的なものを野球的に説明すると、 1)自分がベースにいないときに、ベースにボールがあたる ちなみに、野球と違って塁の形は、直径2cmくらいの木の棒を3本密接して立てたもの。当然、野球とは違い、塁は踏むものではありません。この三本の棒の近くは線で囲まれたエリアがあり、それが全部塁にあたります。そのどれか一部に触れていればその塁にいることになるのです。ちなみに、触れるのは足でなくても、バットでもオッケーです。バットは体の一部なんですね。 さて。 アウトにならない限り打ち続けられるのは分かりました。しかし、それではヒットを打って、ランナーになったときどうするんだろうと思うでしょう。『逆境ナイン』みたいに透明ランナー制でも使うのか、ってね。そのためにはまず、クリケットには向かい合う形で塁が二つしかないことを理解してもらわなければなりません。 当然、バッターは打ったら次の塁に進むわけであり、結果的にこの二つのベースを行ったり来たりすることになります。野球で言うと、本塁と二塁しかないような感じでしょうか。そしてこの本塁と二塁を何回行ったり来たりしたかで点数が入ります。ホームランは確か6点ぐらい入ったと思います。フライではなく、ゴロで外野のライン(フェンス)に到達した場合(ランニングホームランにあたる)、4点だったと思います。ごめんなさい、ここは良く覚えてないです。さて、もっと単純なヒットの場合、一往復2点。片道1点。 片道一点。すなわち、シングルヒット1点、ツーベース2点、スリーベース3点という形になるんでしょうかね。当然、犠打なんてありません。 さて、ここで当然の疑問が湧くと思います。すなわち、打った後、反対側の塁でとどまった場合(シングルヒットやスリーベースヒットなどね)、どうなるか。セーフであることが確定した後、元のところに戻ってくる? 常識的な推論だと思うけど、違う。実はこのゲーム、各ベースに一人づつバッターがいるんです。加えて、バットをもったまま走ります。 だから、一方の塁にAさん、もう一方にBさんがいたとします。で、Aさんが打って、反対側に行ったら、今度はこちらに来たBさんが打つんですね。したがって、常に一往復分のヒットしか打たない場合、もう片方の人は打つチャンスが全然来ない。 イメージが湧いてきました? 三本の木の棒によって作られたベースが二つあってそれぞれにバッター兼ランナーがいる。 そうそう、ピッチャーはどこから投げるかというと、もう片方の塁からです。従って、本塁でないもう片方、すなわち二塁は、ピッチャーマウンドも兼ねているということになります。正面から投げなきゃ、さすがにバッターも打てないでしょ? つまり、各塁はピッチャーマウンド(プレート)であり、本塁でもあるんですねえ。 さて、このゲーム、3アウトチェンジで9回で勝負というような野球とは違い、全員アウトになるまで、1回で勝負という形式です。一回の表裏が終わったらゲームセット。取りあえず、スコアボードは野球より短くてすみますね(^^)。そうそう、相手のバッターが上手いと、相手の攻撃が終わるまで何時間もかかる事があります。その間、ずっと守備。退屈ですね。でも、もっと退屈なのはバッターでない、攻撃側。ベンチで何時間も味方が打ってるのを見てるだけ。このゲーム、他にも全方向に撃てるとか(突然キャッチャーの方を向いて、後ろに打つのもアリ。要はファールが存在しない)、守備側もそれにあわせ、ピッチャーとキャッチャーが各ベースにいるだけで、他のメンバーは好きなとこにいていいとか(野球と違って、一・三塁手がいないし)。ボールがすごく固くて、ビリヤードで使う玉みたいとか(その割に、キャッチャー以外、グローブをしない)、ピッチャーは腕を曲げてはいけないとかいろいろありますが、とりあえず、これだけ知れば結構分かったのでは?後は実際に試合中継を見て覚えましょ☆ すぐに飽きると思うけど、最初は斬新だし、笑えると思うよ。 |
| 視聴率って何? | |
| ■ | 自由競争というのは極めて重要です。良くも悪くも、この互いに競い合うという姿勢が、人類を発展させてきたといってもいいでしょう。その証拠に、社会主義は崩壊しました(おおっと、とんでもなく乱暴だ)。 もっとも、私が今回ここで述べたいのは難しいことではなく、ライバルがいるのは重要だということです。…日本では、視聴率の争いは極めて激しいです。TV局では視聴率万能主義ともいうべき、風潮が漂ってすらいます。部外者ですので、詳しいことは分かりませんが、新聞のTV欄を踊る怪しげなタイトルとレベルの低い番組を見れば想像はつきます。温泉とか○×紀行とか、美人OLとか女子大生とかとか。 レベルの低い番組の方が視聴率を取れるというのは皮肉ですが、イギリスとどちらが良いと思うでしょうか。イギリスにはまず、まず、TV局が少ないです。今では増えてるかもしれないし(そう、切に望みます!)、はっきりとは覚えてませんが、BBCの他に3局ほどしかなかったように思います。そしてそこで放映している番組がまた、恐ろしくつまらないものばかりなのです…。文化が違うので、断言するのは危険かもしれませんが、私にはつまらなかったし、これを見ている多くのあなたも同じように感じると思います。これは、TV局が少なく、競争のない寡占状態から来るものだと私は分析しました。でなければ、こんなの許されるハズがない! 放映している番組その1 ダーツ ちょっとものめずらしいのは確かです。こう思った方もいるかもしれません、「悪くないんじゃ?」。そんなかた、一時間じっくり見た後に、私と話し合いましょう。そうそう、別に一年にいっぺんしかやらないとかそう言うわけでもないです。それでもまだ面白いとおっしゃるのなら、残念ながら私とは縁がなかったようです…。 放映している番組その2 インドの映画(しかも、多分古い) でも、私には耐えられなかった…。 私が見たインドの映画は恋愛物が多かったです。というか、私が見た5本の映画は全部ソレ。しかも、庶民の恋愛ではなく、どちらかが必ず金持ち。ブルジョワへの憧れみたいなのが露骨(笑)。まあ、これが個人的に耐えられなかった理由の一つなんだけど。もちろん、宗教的な影響なのでしょう、いやらしいシーンは皆無です。だから、つまらない、という訳ではありませんが(^^;)、それではやはり劇中のカップルもやることがなくて間が持たないんでしょう。そんな彼らさかんに歌を歌うのです。ほとんどミュージカル。雰囲気的にはメアリーポピンズとかかな。しかも、二人ともがお屋敷の庭で歌いつつもじゃれあいながら それにしても、私はこれに楽しみを感じるインド人に生まれなくてホント良かったよ。 放映している番組その3 タイトル忘れたが、ドラマ 最初に放送されたのが、10何年も前。そんな奴をやってるんですね。おおっと、言い方が正確でないかな。これでは再放送みたいに聞こえますね。正確には、10何年か終わることなく、ずっと続いてる連続ドラマ。長すぎて、テンポが悪いとか言われてるNHKの朝の連ドラが10年以上続くことを考えてください。話をちゃんと把握している人がどれぐらいいるのでしょうか。脚本家も原作者もすでに代替わりしてるのでは? これを見た私の両親は言いました。 「ああ、前にイギリスに来た時もやってたなあ、これ」。 前にイギリスに来た時、とは今を去る事22年前です…。恐らく、この連ドラ、今でも放映してるでしょう。興味のある方はどうぞ、ご覧ください。ただ、ローダンシリーズにもグインサーガにも興味ない私は遠慮させて頂きます…。 |
| 不可思議銃刀管理 | |
| ■ | 知ってるとは思うけど、イギリスでは銃刀法があります。アメリカと違ってコンビニで買えません。かと言って、日本のように中学生がニューナンブ欲しさに警官襲ったりするような事件もないです。何故って、警官も銃を持ってないから。 この話を聞いて、イギリスは銃への規制が厳しいというか、進んでるなあ、と思いません? 私はそう思いました。そう思わなかった方、天邪鬼か、よほど深遠な考えがあるんでしょうね。ただ、素直な方々も私が過去形で語ったのに、もう気づいてますよね…? そう、私も現地の(私立)学校に行くまでは銃規制の厳しい国だと思ってたんだけど…。銃管理に疑問を覚えたのは、本来もっとも物騒なものから遠いはずの学校でした。 私に親しくしてくれた友人は言いました。 実際に使ったのは、私にはなんて名前か細かい種別までは分かりませんでしたけど、ある種のライフルだと思います。漫画なんかで見るのと比べるとちゃちいですし、反動もほとんどなかったけど、それでも十分な破壊力を持ってました。25メートル先の数枚のベニヤ板を軽々貫くのだから…。 私のような超素人がやっても誤差数センチ。私、正直この時恐くなりました。はっきり言って、オモチャではありません。…しかし、この程度なら日本の射撃部だって使ってるでしょう。射撃クラブにも置いてあるでしょう。タイシタコトナイ。 というわけで、この話には続きがあります。さて、射撃が終わり、学校の倉庫の奥に返しに行ったときに、私は見ました。何十丁ものはるかにゴツイ、軍隊で使うのではないかと思われるようなライフル並んでいるのを。照準も100、200、300、400メートルとか書いてあります。つまり、400メートル先からでも十分に殺傷能力があるということなんでしょう(命中精度はかなり落ちるみたいだけど)。そして、話はこれだけでは終わりませんでした。これらのライフルは飾っておくためのものではなく、数ヶ月に一度、郊外に生徒を連れてゆきました。そしてそこで私たちにマトに向かって撃たせたのです。ちなみに、このときに機関銃のようなものも撃ちましたしました。途中銃身が熱くなりすぎてうまく動かなくなり、水をかけたりしていたあたりがご愛嬌ですが(^_^)。あ、ちなみに、ごく普通のマトです。泣き叫ぶ、当たると肉片を撒き散らすマトとかじゃなくて(^^;)。それにしても、警官にすら持たせない銃を学校は何十丁も持ってるんですねえ。う〜ん。 そんな訳で、イギリスで武力闘争を行うなら、学校を襲うのが良いみたいです。もっとも、彼らが銃を持っているのは、イギリス政府に対して内乱を計画しているからかもしれませんので、スカウトされないよう… |
| 時限爆弾 | |
| ■ | 正直、笑い事ではないです。 今、この瞬間にも私の脳髄はヤツラに冒されてるのかもしれないのだから!スカリーのようにUFOにさらわれた訳ではありません。変な機械も埋め込まれてないハズです。宇宙人以外に脳髄を冒すものはいくらでもありますが、私の場合、狂牛病です。ええ、私のATOKではろくに変換もしてくれない、京牛病なのです、私を脅かしているのは。少し前までは日本でも騒いでたけど、今は全く聞きませんよね? でも、それはこれが消滅したことを意味する訳ではありません。そしてそれは、あなたにも関係があるかもしれない、現実の脅威なのです! …ってこれは一般論か。 狂牛病に限っていえば、日本人にはほとんど関係ない、非現実な驚異かも。でも、私にとっては関係あるかもしれないので、続けます。要は、この病気、狂った牛の肉を人間が食べることによって、移るというもので、潜伏期間が10数年とかあるそうです。脳みそがスポンジ状になって使い物にならなくなるとか。 「使い物にならないのは今に始まったことじゃないだろ」とか言ってる人はもう少し個性を持ちましょう。事実をそのまま言っても面白くないです。…特に言われてる本人は(^^;)。 さて、私がイギリスに行っていたのは0〜3才、ならびに12〜15才までの2回。今から20年近く前の、最初の渡英はもう関係ないといっていいでしょう。問題は2回目の方。 イギリスの牛肉は、当時食糧難だったあのソ連でさえ受け取るのを拒否したモノ。あの、ソ連がですよ? ヤバサでは折り紙付きといっていいでしょう。私、何故、そんなものを気にしないで食べてたんでしょうね?「平気に決まってるよ、こんなの」とか言ってた自分が少し恨めしい。…なんの根拠も無い理由によって私が行動するのはこれが初めてじゃないけどさ。 いずれにせよ、これから数年内に私が謎の変死をとげたり、突然頭がイカレタ場合、原因は恐らくコレですね。その際は、これをお読みの皆さん。警察なり病院なりに報告をお願いします。別に犯罪に巻き込まれたんじゃなくて、イギリスの牧人の策略にはまっただけだから。 ちなみに、真面目に付け加えておきますけど、基本的にはコレ、発病しません。でないと、数年内にイギリスの人は菜食主義者を残して全滅してしまう(^^)。もちろん、イギリスの牛肉は安全だ、とかPRしてた政治家も一緒にね。 しかし、にも関わらず、私にとっては恐怖の大魔王より現実的な恐怖なのです。 |
| 湯水のごとく涌き出ぬもの | |
| ■ | ドラえもんのしずかちゃんはお風呂が好きでしたが、私はシャワーが好きです。一度入るとどんなに忙しいときでも20分は出てきません。フツウなら30分です。お湯をジャージャー流しっぱなしでいるのがすきなんですね。その間に愚にもつかないことを考えていたりします。似たことをしている人は多いと思いますが、お風呂と違ってのぼせたりしないあたりが健康的。 そんな私にとってイギリスは辛かった…。私たちの住んだ3件の家がすべて時代遅れだった可能性はありますが、たとえそうだとしても、まあ、不幸な事例として聞いてくださいませ。 さて、不幸の結論をいきなり言ってしまうと、むこうはなんと水をお湯に暖めた後にタンクに溜め、それをシャワーやお風呂に供給するというシステムを取っているということです! 「!」マークつけるほどのこと? と思うかもしれませんね。でもつけるほどのことなのです。つけるだけの理由もあります。なぜならそのお湯の量が極めて少ないからです。シャワーなら二人分。もう話が見えました? そう、私がゆっくり入っていると、途中でお湯がだんだん水に…。 私以外を襲う悲劇(それはあなたかもしれません!)としては、前に二人入ってるのも知らず、3人目がシャワーに入ったとき(^^)。前の二人が労費家なら最初から水しか出ませんよね。それなら、全身に浴びる前に、手を少し当てれば水であるって分かる。はい、これは幸せなパターン。 けど、前二人が倹約家の場合、お湯は少しは残っていて、3人目に悲しい錯覚をさせるんです。まだまだお湯は沢山残っていると…。そして、3人目が髪の毛をシャンプーしている間に、お湯がだんだん水に…。お気に入りの歌も突然やみ、冷水を覚悟して髪を流すか、タンクのお湯が再び沸くのを待つしか道が…。どちらにせよ、ガタガタ震えながら前の二人への呪いの歌が始まるのは避けられない。従ってイギリスでシャワーを家族と共有する場合、自然と互いのコミュニケーションが必要となるのが分かりますか? 自分の前に誰が、どれくらい前に入ったか常に把握しなければならないからですね。怠れば恐怖の極寒二択が待ってます。…私はもっぱら呪う側に回りましたけど(^^;)。 さて、お風呂の場合はどうでしょう? お風呂だったら一人分しかもたないです。しかも向こうのお風呂は日本とは違って、桶でお風呂からお湯を汲み出し、ザパァと豪快に体にかけることを許しません。たとえお風呂が許しても、水漏れを食らう階下の住人や大家が許さないでしょう。そうなると残された術は、映画にあるように、お風呂でソープを泡立てその中で洗う方法。最初のうちは物珍しさも手伝っていいんだけど、お湯がバスタブからこぼれないよう注意しながら入るのはフラストレーションが溜まる(^^)。 外人のように、お湯を少しにすればいいんだけど、日本人として肩まで湯船につかりたいという欲求を跳ね除けるのは難しいでしょう。もしも出来るのなら、あなたにはイギリスでネイティブのように暮らせる素質があります。留学・転勤を考えてもいいかも☆ 私の場合、もしかするとフラストレーションに耐え兼ね、シャワーしか使わなくなったのかな。 |
| 電話の恐怖 | |
| ■ | これはU.K.はU.K.でも、イングランドではなくて、スコットランドの首都、エディンバラで起きた物語。ある晴れた午後、私は髪を伸ばすつもりは全く無く、そして自分で切るだけの技術もなかったので、お店に行って切ることとなりました。そこで電話で予約を入れることになったのですが、私はもともと電話などするのに緊張するタイプ。しかも相手は外人(いや、スコットランドでは私が外人なのは分かってるけどね)です。ある程度の会話は出来ますが、単語力が無いので、知らない単語を乱発されると「終わり」。しかも、電話では必殺技「身振り手振り」が使えない(^^)。しかしかといってこのまま放っておいては髪がどんどん伸びてゆくのは火を見るより明らか。意を決して電話をかけました。すると、相手は若い女の人。 「はい、○×です」 「すいません、カットの予約を入れたいのですが」 なかなか順調。しかし、アクシデントは突然、しかも予期せぬ形態で来るものと決まってます。 「ではテイムはどうしますか」 ああ、私のヒヤリング能力は高いとはいいません。でも、それは確かにテイムと聞こえました。アルファベットでつづるなら、Tameでしょう。幸いにもTameの意味は知ってました。でも、意味が通じません。飼い慣らす、とかいった意味が頭の中をものすごいスピードで駆け抜けてきます。 「ドラゴンをお願いします」 「テイムですか?」 自信たっぷりに、またしてもテイム! もはや聞き違いようもありません。やっぱり、ドラゴンしか! 目が激しく動き、近くにないかと辞書を探すけど、そんなに都合よくありません。ひいてる時間などある訳ないんだけど、テイムの意味が分かるなら待たせても構わない!? そう、これは、私の単語力を増すには絶好の…。 現実逃避も入りはじめましたが、私もとうとう決意しました。 「10:45でお願いします」 そういうと、店員はこちらの返事も待たずに電話を切りました。ああ、私をあれほど悩ませた「テイム」とは時間のことだったのです!安堵とともに、怒りが込み上げて来ました。私の方が100倍発音が良いぞ!!! ちなみに、後日行ったところ、紅茶を奨めてくれたり、学校の話をしたりと気さくでいい人でした。テイム以外の意味不明なスコットランド訛りもなかったし。 …しかし。ああ、しかし、それから4年以上の月日が流れたいまでも、私の心の中ではテイムが本当にスコットランド訛りなのか、単に彼女のクセなのか、謎として残り続けているのです。 |
| ポテトとビネガーの甘い関係 | |
| ■ | 表題をより分かりやすく、日本語に変換。つまり、「じゃがいもと酢の甘い関係」。奇妙な組み合わせだと思ったあなた、幸いです。なにしろ、イギリスに行く前に、心の準備が出来るのだから。なにしろ、通常の感覚がまだ残されているんだから。 イギリス人は、我々日本人が想像もしない、組み合わせを楽しんでいます。 例えば、塩とトマトジュースとウスターソースを混ぜて飲むなんてこと想像つきますか? トマトに塩をかけて食べることは良くあるから分かるんだけど、何故ウスターソース? 私は恐くて結局試せませんでしたが、どなたか試みた方、どんなだったか是非メールをください。 さて、話がそれました。長くなるのもなんですので、簡単に言うと、ヤツラは、ポテトにお酢をかけて食べるんです。いわゆる、フライドポテト、フレンチフライズというやつにです。それも、少しではなく、ポテトのサクサク感がなくなるくらいにたっぷり…。 敢えて正直に告白すると、私も日本に帰ってからしばらくはイギリスかぶれで、ファミレスなどでポテトを頼むとお酢をかけて食べてました。 はい、ウェイトレスのお酢をなにに使うんだろう、という視線が快感ですらありました。しかし…今では、私、そんな事しません。そのような幼稚なミーハーな態度から卒業した証です。まあ、やっぱり普通に食べた方がおいしいせいもありますが。 ちなみに、日本でも売ってるのかもしれませんが、ビネガーのポテトチップスもよく売ってました。 |