Long Way to Go
   
ここはD&D3Eを遊ぼうかな、と考えている初心者の方のためにつくった紹介ページです。

D&D3E日本語版発売により、初心者のためにどのようなルールブックをそろえたら良いか、どのようなルールブックがあるかなどについても案内したいと思います。同時に、各ルールブック・サプリメントの中身についても簡単に紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

コアルールブックその1(PHB、DMG、MM)コアルールブックその2、クラスガイド、ワールド依存サプリメント、アクセサリ、d20サプリに分類してそれぞれレビュー・紹介します。

それぞれのレビューには、わたしの主観を元にした重要度を5点満点でつけてあります。重要度というよりは、わたしの購入お勧め度かもしれませんが。★=1点、☆=0.5点です。

 

コアルールブックその1

D&D3Eをプレイする際に、核(コア)となるルールブック。特に、プレイヤーズハンドブックダンジョンマスターズガイドモンスターマニュアルの3つは重要度が高い。これらはいずれも使用する世界観を問わず採用できる汎用性の高いものばかりで、持っていて損はないだろう。いずれも日本語版が出る予定があるので、英語が苦手な人はもう少し待ったほうが良いかもしれない。

下の商品タイトルをクリックすると、それぞれのレビュー個所へ飛びます。それぞれのレビューにおけるタイトルやイメージをクリックするとアマゾンの購入ページに飛びますので、

ここでの紹介商品:

Player's Handbook(PHB)/プレイヤーズハンドブック

Dungeon Master'S Guide(DMG)/ダンジョンマスターズガイド

Monster Manual(MM)/モンスターマニュアル

 

プレイヤーズハンドブック
(日本語版)

Player's Handbook

定価:5800円

出版社:WotCHJ

288ページ、ハードカバー

ISBN:4894252848

重要度(DMの場合):
★★★★★

重要度(プレイヤーの場合):
★★★★★

略称PHB。D&D3Eをプレイするなら、グループで最低でも1冊は必要。ただし、スペルキャスター(バード、クレリック、ドルイド、ソーサラー、ウィザード)をプレイするつもりなら、早期に「自分用」を用意しておいたほうが良いだろう。
気に入ったのなら、各プレイヤーごとに持っておいた方がいいのは言うまでもないよな。

全てのルールブックは、このPHBを知っていることを前提にして語られていることも忘れてはならない。

とうとう日本語版が発売に!!

内容的には…

第1章:アビリティ(能力値)について。
Strength、Dexterity、Constitution、Intelligence、Wisdom、Charismaの6つ。全プレイヤー必読。ただ、他のゲームでも使われることの多い能力値なので、内容の想像はつくであろう。面倒であれば、最低でも能力値の修正をなんに適用するかについて解説した項だけでも。

第2章:レイス(種族)について。
ヒューマン、ドワーフ、エルフ、ノーム、ハーフエルフ、ハーフオーク、ハーフリングの7種。最初なら、自分のやる種族については読んでおこう。面倒であれば、最低でも"racail traits"という、ゲーム的な要素を解説した項だけでも。

第3章:クラスについて。
バーバリアン、バード、クレリック、ドルイド、ファイター、モンク、パラディン、レンジャー、ローグ、ソーサラー、ウィザード。マルチクラスについての説明も。最初なら、自分のやるクラスについては読んでおこう。特に、ゲームルールインフォメーションの後については。

第4章:スキル(技能)について。
全部で約45種類。大体は名称から想像がつくと思うが…。ちょっと変わったスキルの使い方の載っているブラフ、タンブルなどは読んでおいたほうが良いだろう。

第5章:フィート(特技)について。
戦闘用から野外の冒険で役立つもの、アイテム作成、スペルを変化させるものまで全部で74種類。最初は、メタマジックフィートについてはあまり考えなくても良いだろう。ファイターをやるつもりならば、割と慎重に選択しなければならない。ファイターのメリットは、フィート以外にないのだから。

第6章:キャラクターに関する1-5章までに説明のあったもの以外について。
アライメント、宗教、身長、体重、年齢など。まあ、ざっと読んでおこう。

第7章:アイテムについて。
武器、鎧、日常品、運搬用の動物、少々特殊なアイテム、スペルをかけてもらう際の費用についても。こまごまとデータが載っており、見ているだけでも楽しい。ただ、逆を言えばプレイ開始後に読み始めるのでは時間がない。

第8章:戦闘について。
特に、Attack of Opportuniy(AoO。相手が見せた隙を突いて攻撃するシステム)については取っ掛かりが悪いかもしれない。しかし、他はタクティカルコンバットのおかげで視覚化された分、かえって分かりやすいと思う。TRPG未経験者にとってもね。

第9章:移動やレベルアップの処理について。
まあ、ざっと読んでおこう。

第10章:マジック(魔法)について。
スペルを使用するには何が必要か、どのようにしてスペルを得るか、スペルにおける分野など。スペルキャスターをやるつもりならば読んでおこう。

第11章:スペルについて。
バード、クレリック、ドルイド、パラディン、レンジャー、ソーサラー/ウィザードの総数数百に及ぶスペルの一覧が。最初は低レベルのものだけ見ておけばよいだろう。各種スペルの強さのイメージとしては、ソーサラー/ウィザード>クレリック>ドルイド>バード>パラディン>レンジャーぐらいな感じである(あくまで個人的な印象だけど)

★ 英語版プレイヤーへ ★
英語版プレイヤーが日本語版プレイヤーといっしょにプレイする際、ゲーム内の単語が異なる(英語と日本語)ため分かりにくいことがあるかと思う。そんなときは、HobbyJapanのホームページにある、対訳語リストを参照にしよう。無論、日本語版プレイヤーも見てかまわないが、英語版プレイヤーのほうが余力があると思われるので…。

Player's Handbook
(英語版)

Player's Handbook

米国定価:$29.95

出版社:WotC

286ページ、ハードカバー

ISBN:0786915501

重要度(DMの場合):
★★★★★

重要度(プレイヤーの場合):
★★★★★

Errata

FAQ

Dungeon Master's Guide
(英語版)

Dungeon Master's Guide

米国定価:$29.95

出版社:WotC

256ページ、ハードカバー

ISBN:078691551X

重要度(DMの場合):
★★★★★

重要度(プレイヤーの場合):
★★★★

Errata

FAQ

略称DMG。最初期においてはいらないかもしれないが、いずれ必要になるルールブック。DMはやはり所持している必要があるだろう。なお、シナリオなどとは異なり、「プレイヤーとして知っていては困る情報」というものは載っていないので、みんながそれぞれ一冊ずつ所持していても問題はない。

内容的には…

第1章:ダンジョンマスターについて。
ダンジョンマスターをやる際についての解説。基本的に他のTRPGでも通じることなので、人によっては必要性をあまり感じないかも。

第2章:キャラクターについて。
PCやNPCについての解説。採用されることが多いオプションルールである、ポイントバイ(ポイント割り振り式能力値決定法)が載っているので、プレイヤーでも知っておいたほうが良いかも。プレステージクラス(6種)、基本種族以外の種族をプレイヤーとして使う際の指針、各クラスのNPCデータ集など。
2レベル以降でゲームを始める際の所持金などもあり、結構重要な項目が多い。

第3章:ゲーム運営について。
まず、戦闘についての説明がある。ランダムエンカウンターにおける戦闘開始時の距離など。また、戦闘時のマス目やフィギアの使い方についても。そして、モンスターやPCの特殊能力について。どれも重要だ。
最初は関係ないだろうが、ディビネーション(探知)系スペルを如何に扱うかについても書かれている。D&Dは他のゲームと比べても、探知系スペルが強力だ。中レベル以降の冒険を扱う場合は、頭に置いておいた方が良いだろう。

第4章:シナリオについて。
シナリオをいくつかに分類し、それぞれのメリットデメリットについて解説。サイトベース型(ダンジョンなど)、イベントベース型など。悪いシナリオ構造の例もいくつかあげられている。D&Dに限らず参考となるだろう。逆を言えば、ベテランDM(GM)ならばあまり必要ないかも。
他にも、戦闘におけるバランス、ダンジョン作成用のデータ、ダンジョン用のランダムエンカウンター表など。サンプルダンジョンが載っているが、シナリオ重視ロールプレイ重視のプレイヤー相手にこれをいきなりやるのはあまり薦めない。

第5章:キャンペーンについて。
キャンペーンをやる際における注意事項について。個人的にはアップキープ(生活費)のオプションルールを重宝している。NPCを雇う際のコストや、NPC反応についても記述あり。他にも船や、建造物(家、塔、砦など)の値段も出ているが、Stronghold Builder's Guidebookを参照したほうが良いだろう。

第6章:世界構築について。
オリジナルワールドを作る際の指針など。そこまで注意して読む必要はないか? プレイヤーならもちろん、必要ないだろう。

第7章:リワード(報酬)について。
経験点の与え方について。敵の持っている財宝のランダムな決定の仕方について。DMなら両方とも必読。

第8章:マジックアイテムについて。
膨大な数のマジックアイテムのリスト。また、マジックアイテムをPCがフィート(特技)で作る際のルール。初期はともかく、中レベル以降はプレイヤー、DMとも必読。プレイヤーでもDMGを持っておいたほうが良いとする理由はまさにここにある。

Monster Manual
(英語版)

Monster Manual

米国定価:$29.95

出版社:WotC

224ページ、ハードカバー

ISBN:0786915528

重要度(DMの場合):
★★★★★

重要度(プレイヤーの場合):
★★★

Errata

FAQ

略称MM。登場させるモンスターにバリエーションが乏しいと感じたら使ってみよう。200以上のモンスターが載っている。また、多くにカラーイラストが使われているので、プレイヤーに見せる分にも便利だ。モンスターの数は多いが、強さ順、アルファベット順の索引がついているため、さほど困ることはないだろう。

基本的にプレイヤーは持っている必要はない。ただし、モンスター召還スペルを使うスペルキャスターや、アニマル(データ的にはモンスターと同扱い)を仲間として連れ歩くドルイドは持っていたほうが便利だ。

また、この本の優れているのはHPやAC、ダメージなどの戦闘で用いるデータだけではなく、その他の情報も充実しているところがある。各種モンスターに関して扱っているもので、個人的に面白いと思ったものを具体的にあげてみよう。

能力値:
各モンスターの能力値が載っている。「だから?」と思う人もいるだろうが、他の種族と比較できる点は大きい。つまり、世界においてそのモンスターやプレイヤーキャラクターがどの程度力を持っているか、すばしこいか、タフであるか、知恵が回るか、魅力的であるか…などが分かるのだから。

棲息地域:
モンスターがどのような地域にいるかが分かる。地域といっても具体的な地名ではなく、温暖地域、寒冷地域、森林、地下といった表記のしかた。

編成:
通常そのモンスターが出てくる場合、どの程度の数か。何体出現させるべきか悩まなくて良いというのもあるが、モンスターの作る社会がおぼろげに見えるのが面白い。

属性:
モンスターと交渉する際に、大いに参考になる。

成長:
そのモンスターが成長した際の指針。「歴戦のゴブリン」や「巨大熊」を作成する際に参考になるだろう。成長するのはPCだけではない。モンスターだって成長するのだ。

戦闘方法:
戦闘においてどのような行動をとってくるか。ここをざっと読んで戦闘させればさほど問題ないハズ。

社会:
そのモンスターの作り上げる社会がどのようなものか解説されている。本能のみで動いている野獣のようなモンスターもいるが、PC同様社会を構築しているものもいるのである。

キャラクター:
プレイヤーキャラクターとして扱う際の指針。