とっさに動くまもなく服に火がつき、強烈な突風(衝撃波)に吹き飛ばされて引っ くり返り、爆音のために耳が聞こえなくなったという。木々が地面にばっさり と倒れ、風が火を吹き消した。燃え続けるための十分な酸素を取り入れること ができなかったのだ。この人は意識を失い、焼け死んだり、木々といっしょに 吹き飛ばされずにすんだ幸運に気づくこともできなかった。二日後に意識を取 り戻すと、壊滅状態の光景の真ん中に、たった一人で取り残されていた。
「インパクト!」ゲリット・L・ヴァーシュアー よりのように語っているそうです。
アリゾナにあるバリンジャークレーターも4万9千年前に隕石の落下した場所として有名ですが、この隕石のエネルギーは10メガトン級と言われています。クレーターは幅1.2キロ、深さ200メートルですが、もし都市部に落下していれば、80キロ四方の地域を壊滅させるに充分なエネルギーを持っていたことになります。
実際に直径数キロの彗星のかけらが木星に衝突するという事件が1994年に起りました。シューメーカー-レビ彗星の衝突です。衝突直後から、巨大な衝突の跡を見ることができました。写真はそのかけらの一つ(全部で21個が続けざまに衝突しました)の衝突の跡です。木星は地球より大きいので、写真の衝突跡の大きさは実は地球と同じくらいです。地球に同じものが落下したとしたら、恐竜絶滅に続く大災害を引き起こしたことは確実です。