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アインシュタインの予言--光も曲がる

アインシュタインは一般相対論の中で、光線が重力によって曲げられることを予 言しました。これもエレベーターの考え方で示すことができます。

\epsfbox{ele.eps}

止っている、または等速で動いているエレベーターに入ってきた光は、まっすぐ 進みます。 しかし、加速しているエレベーターに入ってきた光は(光はまっすぐ 進んでいるんだけど、エレベーターが加速しているので)エレベーター内では曲 がって見えます。つまり、慣性力によって光が曲がります。

\epsfbox{43T.ps}
重力と慣性力は同じものと考えれば、重力も光を曲げることになります。アイン シュタインは太陽の場合でどれくらい光が曲がるかを予言しました。エディトン が日食の時、太陽の近くに見える星の位置の変化を観測し、アインシュタインの 予言を確かめました。他にも多くの証拠が見つかっています。左の写真はある銀 河系の写真ですが、、真ん中にある銀河の重力により、後ろにある一つのクェー サー(非常に強いエネルギーを出す天体)が四つに分れて見えています。

詳しい観測でこの四つの天体が同じ光を出していることと、光の変化に時間差が あること(光が地球に達するまでの距離が経路によって違うため)がわかってい ます。

このような天体は他にもみつかっていて「アインシュタインの十字架」と呼ばれ ています。



Masahiro Maeno 平成14年3月15日