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<2005年12月11日>
石尾イルカ詩集の感想記
石 井 薫
2005年11月24日(木)の「環境マネジメント」の講義で、私のホームページに掲載されている
「石尾イルカの世界」を取りあげました。およそ10名の受講生の方に教壇に出てきて、石尾イルカ
の詩を、一つずつ順番に朗読していただきました。
30分ぐらいの限られた時間でしたので、詩集の前半途中までしか読めませんでしたし、感想文
を書く時間も数分しかありませんでした。それでも、提出された感想文を読むと、多くの受講生が、
石尾イルカの詩を共感を持って受けとめていることが伝わってきます。
石尾イルカの詩は、意識と宇宙を見据えたフィロソフィカル・ポエムです。後期の「環境マネジメント」
の講義では、受講生の皆さんを「意識マネジメント」の高みへと目指して導いています。石尾イルカの
詩は、その高みの場所へ、受講生の皆さんを一気に連れて行ってくれるようで、私の講義をサポート
してくれたように感じました。
そこで、提出された感想文の一部を抜粋して、以下に記させていただきます。皆さんの参考にして
いただければ幸いです。
◆
■ 今日は石尾イルカの世界を前に出て読みました。家で読むよりも実際に声に出して読んだ
方が周りにだけでなく自分にも、より言葉が深く突きささると思いました。一文一文、一文字一 文字読む事をするのには朗読するのが一番かと思いました。この石尾イルカの詩は共感出来 る所や理解が出来ない所があって、でもこの詩の中に思いがつまっているので、後味のいい 詩だなぁと思いました。何か伝えたくて、そしてそれが読み手にも届いているという詩を通して の意志の疎通が出来て、僕に宛てられた手紙のようでした。僕も手紙をもらうだけでなくて、自 分からもっと手紙を差し出して、人達に元気になってもらったり、思いきり泣いてもらったりして もらえるような、自分から受信するだけでなく発信していけるようになりたいと思います。(3年 A)
■ みんなそれぞれとてもいい詩でした。中でも"幻想病"の詩は、最初の出だしから、「死にた
いなんて思わないで下さい。」というフレーズから始まって、瞬間的に引きつけられました。聴い ていくうちに、自分にも当てはまる所がたくさんあって、気分が落ち込んでいるとき、私は"幻想 病"の患者で苦しんでいるんだとそう思いました。「社会」という「幻想病棟の檻」から脱出しよう というフレーズも、まさにその通りの表現で、共感を覚えました。一見、暗くみえる感じの詩にみ えますが、現代社会の心の闇をありのまま表した、心打たれる詩でした。ビデオも毎回面白い 内容ですが、たまにこういった詩の朗読も良いですね。気分が落ち込んだとき、またHPの詩を 見て、楽になれたらと思います。(3年B)
■ 今日音読してもらった詩を聞いて、何だかいつもの日常では味わえないようなフワッとした
空間が自分の周りに漂っている感覚を覚えました。人間はいつも忙しい動物なので、時の流 れ、他の動物の生活、地球の自転とか、そういう目には見えないことを感じることはできませ ん。でも今日の詩を聞いて、ふとそんなことを感じることができるんじゃないかと思えてきまし た。以前、大学の屋上でふと空を見上げた時、なんだかそこに吸い込まれるような感じがし て、とても心地良い気分になったことがありました。忙しい中でもふと立ち止まって、いつもと違 うことをしてみると、地球、人間、環境といったものがまた違った物に見えてくるんじゃないかと 思いました。それを通して自分が人間として生きていて、他の人も生きている、それと同時に地 球やさまざまなものが動いていると実感できるのではないかと思いました。(3年C)
■ 全ての詩を聴いて思ったことは、なんて優しい気持になれる詩なんだろうということです。
意識しなければ決してそんな風に周りの事を客観的に見たり、自分の心の中を素直に出した りは出来ないと私は思います。特に、他の人や物に対する優しい愛が伝わってくるものが多く、 自分が少しでも浄化されていくような、そんな気がしました。私はHPで詩を読んでいなかったの で、今日、少し聴いてみて、今度ゆっくりとHPで詩を読んでみようと思います。(4年D)
■ 詩を聞いて心が暖まる気持になりました。愛は光、心は宇宙の意識つまり愛が宇宙を作っ
ているのだと思いました。"私とあなた、私はあなた、あなたは私"というのになぜか共感できま した。今回詩をたくさん聞いて本当にいい詩ばかりでした。今まで知らなかったのが残念です。 これらの詩には生きていく上で大事なものがたくさん詰まっている宝箱みたいなものでした。こ れらの詩をプリントアウトして部屋に貼っておこうと思います。悩みごとが多い時期ですが、元 気がでました。(3年E)
■ 今日の授業を受けて、後半のHPの宇宙についての内容をよく聞いていると、不思議と何
かがわかった気がした。生きている意味などもその中から見出せるような気がして、宇宙という 存在を意識し始めると、自分という存在がなんてちっぽけなものなんだと感じると同時に、人の 悩みなど、そのまたさらにちいさいことにすぎないということを感じさせられた。家庭版や社会 版スーパーISOをやっている時も、達成感が生まれると嬉しくなったが、この宇宙の内容も理 解していくと共に、嬉しさに驚く。まだ宇宙版スーパーISOは途中の段階だが、何度もまたこの HPの内容を参考とし、自分のこれからの活動や考察につなげていけたら素晴らしいと思うの で、自分でも楽しみだ。(3年F)
■ 今日はみんなの前で詩を読むという貴重な経験をさせていただいてありがとうございまし
た。先生が毎回、あの群衆を目の前にして講義をしているなんて、凄いと思いました。私の読 んだ「真実と真理」、緊張しすぎてそこまでよく覚えていないのですが、とっても奥深いものでし た。もう一度ネットで読んでみたいと思います。自分では、みんな幻想の病にかかっているとい う内容のものが良かった。やはり「意識」を変えることで、状態は変わっていくんだ!と思いまし た。それともう一つ、「時にはあなたの中の神になり、嬉しい時はそのやさしい気もちになり・・」 みたいな詩も良かった!自分の中、内面にある存在、もの、みたいなのを見つめ直したくなり ました。(4年G)
■ 11月10日に聴いた「神との対話」と似ている内容のものが多く、とても心に響きました。「神
にも魔王にも虫にも微生物にも何にでもなれる・・」という文章(詩)が多いのですが、何に対し ても"愛"をもって接することが大切であるということを訴えているように感じました。こういう詩を 読むことや今実践しているISOに取り組むことによって、「生きる」」ということの重み、重要さが わかってきたような気がします。プライドの話もありましたが、私もプライドが高いので、時には プライドを捨てた方が良いのだとわかりました。(3年H)
■ 全て愛溢れる内容だった。特に最後の文章に関しては、色々と考えさせられた。プライドを
捨てるということが大切な時もあるという先生の話、言葉を聞いて、自分の心の中の重石が取 れたような気がした。今度、家でもう一度ゆっくり読んでみたい。また、友達や家族にも、これを 読むことを勧めてみたい。そうすることで心の中のモヤモヤが取り除かれると思う。このような 素晴らしいものを誰かに勧めることで、自分自身も、愛溢れる存在に一歩近づくことが出来る ような気がする。今日この授業に参加して本当に良かった。(3年I)
■ 今回僕は詩を朗読させてもらって、ホームーページで見たときよりもイルカ先生の詩を強く
感じることが出来ました。授業を受けている人たちも色々な印象を受けたと思います。ふだん は面倒くさがってホームページを見ない人たちにもこんなふうに詩を朗読したり、曲を聞かせて あげることで、新しい世界に触れることができるので、このような試みはとても有意義なものだ と思いました。これからも授業の合間、合間にこのような機会をもうけてほしいです。(3年J)
■ この詩は、その時の自分の気持ち、状態によって解釈が、感じ方が変わる詩だと思いまし
た。一つ一つの言葉が重みがあって、その時には感じ取ることができなくても、今読んだらわ かることがある。何回も、何度でも読むごとに内容が(自分のとり方)変わるので、素晴らしいと 思います。私は一人じゃない、私には地球(愛だとも思います)がいつもそばにいる、と語りか けられているように感じます。(3年K)
■ 今日の講義の中でいろいろな詩を聞いて、最初ははずかしい感じがして、よく聞いていな
かったのですが、落ち着いて頭だけでなく体の全身から詩を感じようとすると一つ一つに思い がつまっていて、何か不思議な感じがしました。なにげない一言がすごく大きく感じてその詩を 読んでいる人、またその詩の作者、文章に吸い込まれそうになりました。まだ後期のレポート の仕上げの最中ですが、この詩を糧に頑張りたいと思います。(4年L)
■ 石尾イルカさんの詩を読んだり聞いたりして、とてもすてきな言葉が並んでいて、おだやか
な気持ちになりました。自分の口では言えないような言葉も他の人が言ってくれていると、いろ いろな感情がわいて、自分も同じ考えだとか、あぁ―こういう考え方もあるなと、とてもいい時間 になりました。ありがとうございます。(3年M)
■ "バーチャルリアリティの池に溺れて何人の若者たちが死んでいったでしょう?"というフレ
ーズ、とても印象的です。これはただの詩に留まらず、何かこう人の心に訴えかけてくる、呼び かけのようなものに僕は感じました。所々難しい部分はありましたが、全ては自分のためにな ると思いました。プロジェクターのものは字も小さく、スピードが速くて読めなかったので、是非 またHPで再読してみたいと思いました。
(2年N)
■ 久しぶりに詩というものに触れた。めったに読んだり、聞いたりする機会というものはない。
音楽が加わったことで、癒しの空間になった。目をつぶって聞いていると、人生を振り返るよう な言葉がいくつか出てきた。あらためてこれからの人生を考える良い機会になった。最近私は 人間関係で色々考えることがあったので、落ち着いた気持ちになれてよかったです。これから 自分で何かお気に入りの詩を見つけたいと思いました。(3年O)
■ 前にHPを開いた時見ましたが、実際に声に出して読んだものを聞くとずいぶんと感じ方が
違うことに気づきました。見て感じるのと耳から感じるのでは、耳から入る方がより素直に受け 止められたように思います。色々な詩がありましたが、内容的に身近に感じられ、納得できる ものでした。(3年P)
■ プライド、向上心などの様々な自我は、確かに今までの自分の自我を確立し、また他の自
我を成長させたと私も思います。イルカさんの言うように、プライドを捨てた時、ぶつかった壁を 乗り越えることが出来るといった経験はまだないので(無意識のうちにそうした時もあったかも しれませんが)、今後人生の中で大きな壁にぶつかった時に、意識的にそうしてみたいと思い ます。そしてその経験をすることで、またさらに違う自我を身につけられることを期待していま す。ありがとうございました。(4年Q)
■ ただ一つ思ったことがあります。それは、詩には人を癒す力があるということです。詩には
心に響くメッセージと問いかけが含まれているので、人の声を通して聞くと、よりいっそう癒され ます。後期のテーマである"自身を癒すことが地球を癒す"に、詩も活躍できるなぁと感じまし た。(4年R)
■ 詩の朗読を聴いて、言葉は文字に形を与えてくれるように思いました。言葉として表現され
ると、文字を読んだ時よりも詩に込められた思いが心に届いてきたように感じました。イルカさ んの詩は、私たちが普段見逃してしまうような、大切なことを教えてくれるように感じました。そ して私の中に生まれている誰かの声にもっと耳を傾けてみようと思いました。(3年S)
■ 今回多くの詩を聞き、すごく心に響いた。普段詩を読むことはあっても、人が読んでいる詩
を聞く機会はほとんどないし、また詩を読むのではなく、聞くことがこんなにも心地よいことに驚 きました。今回読んだ詩の中で印象に残っているのは、「見えない世界」という詩だ。家に帰っ てじっくり読みたいと思った。(3年T)
■ この詩を聞いて、うまく言えませんが底なし沼のような奥深く、濃いものを感じました。宇宙
も人も微生物も同じ空間に存在するものなんだということをすごくうまく表現していると思いまし た。(3年U)
■ 音楽と詩がとてもマッチしていました。詩は表現がおもしろいし、聞いていてすごい楽しい
感じでした。ちょっと難しい表現もあったりもして、自分なりに理解するのもまた一つの楽しみ方 だと思います。もっと色々な詩を聞いてみて、表現の勉強もしたいと思いました。(3年V)
■ 数ある詩を聞いて、一つ一つが心に感じるものがあった。一つ一つに意味があり、理解を
深めていけば自分自身が成長していくのではないでしょうか。(3年W)
■ 自分のことを言っている詩もあり、感動した。(3年X)
■ 今日聞いた詩はどれも自分自身の存在を考えさせられるものでした。今まで「自分」という
存在は他のものとは離れた一つのものと考えていたけど、自分と他のあらゆるものとはつなが っているのだということを再確認できました。またバックで流れているBGMがかわいらしかった です。(3年Y)
■ 詩を聞いているうちにどんどん引き込まれていきました。とても不思議で聞き入ってしまい
ます。普段気づかないことが書かれていてすばらしかった。(2年Z)
■ 意識の宇宙の文章を見て、何か不思議な感じがしました。幻想的と言うかなんと言うか。
意識改革させられるような感じでした。(4年a)
■ 詩、とても良かったです。私も水の独り言を聞いてみたいです。書いてあることはシンプル
ですが、よく考えてみると結構大胆ですね。(3年b)
■ 私というものが存在する意味、様々な環境の中で生まれる大きな意味での愛。これまでの
概念を取り払う新しい出会いのようなものを感じました。目には見えない大きな力が地球を超 え、宇宙を包み込んでいるのかと思いました。意識改革。これは簡単なようで非常に難しいと 思いますが、これから少しずつでもやっていきたいと感じさせられました。(3年c)
■ 今日の色々な詩を聞き、多くの内容が宇宙に関連しているようでした。しかし一度聞いた
だけでは上手く内容を捉えることができませんでした。なぜならとても哲学的なもので、簡単な 言葉ではなかったからです。でも全体的に見ると「あなた」と「私」
対「宇宙」全体が万物全体のような対比が印象に残りました。また「あなた」は人々全体を表し
ているのかもと思います。(2年d)
■ 真実と真理の違いは納得できた。モニターでは見にくかったので、家でもう一度確認した
い。(2年e)
■ 宇宙を言葉で表現すると、まさにあのような詩へとなるのでしょうか。意識することもためら
われるような広大な無限の広がりが、何行かの文字で表されていることに静かな感動を覚えま した。(3年f) |