石川伸明の「衣服学の世界」



衣服の本質


人体をおおうものを一般に被服(ひふく)という。被服のうち、胴部または四肢をおおうものを特に衣服(いふく)という。帽子や靴は被服に含まれるが衣服とは言わない。類義語に、服装、服飾、衣裳、衣料、装束、服、衣(ころも)などがあり、それぞれにニュアンスが異なる。

人は被服を用いるほとんど唯一の動物であり、誕生から死亡まで被服を常用している。被服は人を他の動物から区別するメルクマール(徴表)となりうるものであり、したがって人間性の本質に関わっていると言える。

被服の起源についての定説はないが、厳しい自然の環境に適応して身体を保護するためとする説、集団のなかでの地位を表示するためとする説、美しくありたいという美的欲求のためとする説などがあり、いずれの説も真実を含んでいると思われる。


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講義ノート(目次)
  1. 衣服の本質
  2. 衣服の機能
  3. 衣服の材料
  4. 衣服の管理
  5. 衣服の整理
  6. 衣服の構成
  7. 衣服の製作
  8. 現代の衣生活
衣服学の世界(入口)

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最終更新日:2005/07/07
(C)石川伸明 ISHIKAWA Nobuaki 2005-