菅野美穂さん作品集
今までTVドラマなんて、滅多に見なかった。
それが、NHK朝ドラマ「ちゅらさん」にはまってしまった。
いや、正直に言うと、そのドラマに出演していた菅野美穂さんを妙に気に入ってしまった。
ということで菅野美穂さん専用ページを作ります。
(テレビドラマや映画の批評/レビューのページです)
- TVドラマ「あいのうた」
- TVドラマ「愛をください」
- TVドラマ「明るいほうへ明るいほうへ」
- TVドラマ「悪魔のような女」
- TVドラマ「アルジャーノンに花束を」
- TVドラマ「イグアナの娘」
- TVドラマ「愛し君へ」
- TVドラマ「大奥」
- TVドラマ「大奥スペシャル」
- TVドラマ「海峡を渡るバイオリン」
- TVドラマ「怪談百物語・四谷怪談」
- TVドラマ「君の手がささやいている 第一章」
- TVドラマ「君の手がささやいている 第二章」
- TVドラマ「君の手がささやいている 第三章」
- TVドラマ「君の手がささやいている 第四章」
- TVドラマ「君の手がささやいている 最終章」
- TVドラマ「恋がしたい×3」
- TVドラマ「恋の奇跡」
- TVドラマ「幸福の王子」
- TVドラマ「里見八犬伝」
- TVドラマ「週末婚スペシャル」
- TVドラマ「私立探偵濱マイク」
- TVドラマ「続・平成夫婦茶碗」 第1話
- TVドラマ「そこにいた風」
- TVドラマ「Tomorrow」 new
- TVドラマ「ちゅらさん」
- TVドラマ「ちゅらさん2」
- TVドラマ「ちゅらさん3」
- TVドラマ「ちゅらさん4」
- TVドラマ「虹を架ける王妃」
- TVドラマ「働きマン」
- TVドラマ「百年の物語」 第1話
- TVドラマ「フジ子・ヘミングの奇跡」
- TVドラマ「平成夫婦茶碗SP」
- TVドラマ「世にも奇妙な物語/望みの夢」
- TVドラマ「ラスト・プレゼント」
- TVドラマ「乱歩R」 第2話
- TVドラマ「隣人は密かに笑う」 第5話
- TVドラマ「わたしたちの教科書」
- 映画「エコエコアザラク」
- 映画「化粧師」
- 映画「催眠」
- 映画「さくらん」
- 映画「Dolls<ドールズ>」
- 映画「富江」
- 映画「ベル・エポック」
- 映画「守ってあげたい」
- 映画「落下する夕方」
- 映画「レディ・ジョーカー」
- ドキュメンタリー「世界・びっくりペンギン物語」
- 私の好きな作品 (2002/07/05)
- 私の好きなキャラクター (2001/12/20)
- 菅野美穂さんのご紹介 (2002/04/10)
- 菅野さん名言集 (2002/02/04)
お勧め作品は マーク、特にお勧めは
を付けています。
「Tomorrow」 TBS、2008年7-9月
赤字にあえぐ病院を再建しようと奮闘するドラマだ。主演の医師に竹野内豊、看護婦に菅野美穂が演じる。現実的に医療崩壊が進んでいる今だからこそのテーマなのだろう。
しかし、第一話を見逃してしまった。日曜夜9時からはNHKスペシャル、録画はNHK交響楽団(教育テレビ)なので観る機会がない。うーん、どうしよう。NHKスペシャルで興味が無い時に限って、観ることにする。(2008/07/13)![]()
「働きマン」 日テレ、2007年10-12月
結局、第二話で見るのを止めてしまった。どうも主人公やドラマ自体に魅力を感じなかった。男性だから? 中途半端なコメディ調も合わなかった。中年男性の私には、この手のドラマは敬遠します。(2007/12/30)[初回]
うーん、なんとも言葉に困る。原作は漫画だが、ドラマも漫画? 悪い意味で漫画的ドラマで面白くなかった。どうも”男スイッチ”の意味がわからない。コント・ドラマ「時効警察」は各役者の芸が堪能できたけれど、このドラマはピン芸も無い。次回からは、時間(暇)があれば観るという感じかな? (2007/10/12)[開始前]
漫画が原作で、出版業界で仕事一筋の女性編集者を描く。さて、漫画の原作をちょっと調べたけれど、うーん、あまり興味をひかない。ドラマはコメディ調なのかな? まずは第一話は録画して観ますが、さて、連続して観ようと思う内容であって欲しい。
今期は大河ドラマのクライマックスが楽しみだ。売れっ子の仲間由紀恵、柴咲コウのドラマも最初はチェックしよう。ただ、忙しくてテレビを観れないというのもあるけれど、平日の夜10時以降はBS1のニュースを観るので民放はおよびでない。もう、民放で観るのって「タモリ倶楽部」と「世界遺産」くらいかな? (2007/10/06)![]()
「わたしたちの教科書」 フジTV、2007年4-6月
さすがに、いじめ問題で3ヶ月のドラマは辛い。2時間ドラマで十分だったのでは? と、言ってもほとんど観ていなかったのだが、、、 どうも平日の夜に、この手のシリアス物は合わないな。
今期は、大見得切りまくりの大河ドラマ「風林火山」、麻生久美子演じる三日月くんが面白かった「帰ってきた時効警察」を観ていました。(2007/06/30)[開始直後]
一種の学園ドラマと思ったが、サスペンス風社会派ドラマ??? ドライで冷徹な女性弁護士と施設の女の子の関係が明らかになるのと平行して、何を問うていくのでしょうか。ドラマの題名から類推するにモラルなのでしょうか? シリアスなドラマ展開は「ハゲタカ」を観ているだけに、それと較べるとレベルの差を大いに感じる。
それにしても、あまり観る気持ちがわかないな〜。教師達のキャラ作りが軽薄過ぎるのではないだろうか。そして主人公の女性弁護士も微妙なキャラ作りだ。一匹狼のような存在なのに弁護士事務所のトップと同棲している。まあ、それはどうでも良いが、出生の秘密を隠しているみたいで、恋人と家族との葛藤もあるのでしょう。でも何で、いつも似たようなパターンの展開なのでしょう。
正直、暇なら観てみようかという気持ちです。今期はテレ朝「帰ってきた時効警察」、テレビ東京「エリートヤンキー三郎」、そして引き続き大河ドラマ「風林火山」を観る予定です。(2007/04/14)![]()
「さくらん」 映画、2007年2月
主演は土屋アンナ、監督は蜷川実花(演出家・蜷川幸雄の娘であり写真家)で江戸時代の吉原の女を描く。写真家だけあって色彩感覚はあるのだけれど映画の内容はさっぱりだ。映画というリズムが無く退屈だった。菅野さんは、きわどいシーンを見せた。(2008/12/30)![]()
「ちゅらさん4」 NHK、2007年1月
人気シリーズの第四弾だ。前後編の前編を観たが相変わらずの、まったりメルヘンの世界だ。もういい加減飽きた感も否めないが、恵理や皆の如何にも楽しそうな会話は気持ちいい。(2007/01/13)![]()
「向井千秋〜夢を宇宙に追いかけた人」 フジTV、2007年1月
録画するのを忘れて見逃してしまった。レンタルに出るのかな?![]()
「虹を架ける王妃」 フジTV、2006年11月
副題は「朝鮮王朝最期の皇太子と方子妃の物語」だ。日本の植民地にされた朝鮮王朝の皇太子と日本の皇室のお姫様との間の、運命的な出会いと、相互に信頼しあった愛を描く。
ここ3〜4年、菅野さんが出演したドラマで面白いと思ったのは、ほとんどなかったけれど、今回は久し振りに良かったと思う。韓国の植民地政策や戦争、皇室など、微妙な問題が背景にあるが、2人の愛を中心に描いたのが結果的には良かったのだろう。本音を言えば、戦後の展開も描いて欲しかった。日本の皇室に生まれながらも、韓国人として生きた方子の人生とは何だったのだろうか?
母親役は原田美枝子だったのですね、気付かなかった。(2006/11/26)![]()
「そこにいた風」 テレ朝、2006年10月
約30分程の深夜単発ドラマだ。時間枠を考えれば、もっと斬新的な内容だと想像したが、物静かなドラマだった。心に傷を負った女性の再生の物語で、内容はありふれた展開だ。共演者の魅力がちょっと弱かったかな?
もう彼女は29歳? 確かに清楚で実年齢より若い役柄もできるが、そろそろ年齢相応の役柄へチャレンジする時期かもしれない。(2006/10/01)![]()
「ダンドリ」 フジTV、2006年7-9月
ゲスト扱いで出演する。でも、多分観ないと思う。![]()
「里見八犬伝」 TBS、2006年1月
生で観ようと思ったが「ぷっすま」を観てしまいました(相変わらず、おバカで楽しかった)。
さて、キャストは大河ドラマ級(去年と今年の主役が揃って出演)だが、内容はたいしたことはないだろうと思っていた。ところが意外や楽しめた。やっぱり8人が運命のごとく集まるシーンがいい。黒澤明監督の「七人の侍」も合戦シーンより侍が集まっていくシーンが良かったのと同様だ。最期の合戦シーンはやりすぎな感じだ。泉ピン子の寒いシーンもいらなかったと思う。ただ、全体的には見応えのあるドラマだったと思う。
菅野さんは悪霊役でお手のものだった。最初に死ぬシーンは、もろに地面の石をなめるような死に方で笑ってしまった。途中、セミヌードのシーンにおける胸の豊満さにビックリ! ただ、底上げ感がありましたけれど、、、 まあ、安定した演技でした(目新しさは無かったけれど)。(2006/01/05)![]()
「あいのうた」 日テレ、2005年10-12月
うーん、どうなんでしょう、このドラマは? あまりにもファンタジック(大甘)なドラマで評価が分かれるところだ。死期の近い3人の子供を持つシングル・ファザーと、親から愛されたことのない女性の交流を描いた。深刻さはほとんどなく、愛し合えば、信じ合えば、未来には何か希望があるという感じの内容だった。個人の趣味が分かれるドラマだが、私は最期のほうで嫌いになったドラマだった。
唯一の収穫は和久井映見の、のほほんとした存在感かな?
毎週のドラマ評はこちら。(2005/12/15)![]()
「ラスト・プレゼント」 テレビ朝日、2005年6月
韓国映画のリメイクだ。病気やありえない運命をベタに、そして過剰と思えるほどの感動物語で展開するのが良くも悪くも韓国式だ。
物語だが、売れない漫才師の妻が不治の病にかかる。子供を亡くして夫婦の仲は良くないようだ。それでも妻は夫の成功を願い、夫は妻のために漫才大会での優勝を目指す。うだつのあがらない夫を従い続ける理由というのが、実は夫が小学校時代の初恋の相手というから、都合のいい、いや運命的な話だ。全体的に超甘めの物語だ。
実は今日、「ミリオンダラー・ベイビー」を観てきた。ハリウッド映画とこのドラマを比べるのは酷な話だけれど、天と地の差以上だな。この無理やりの感動押し売りストーリーはしらけてしまう。そもそも主演2人が、子供を亡くした夫婦という現実感がまったくなかったので感情移入が出来なかった。夫婦というには、なんか存在感が幼すぎるよ。
ジャニーズ系との競演が最近は多いね。ジャニーズ系だから世間の注目度は高いのかもしれないけれど、ドラマの内容の深さという点では薄味になりがちだ。こういうドラマに続けて出演するのはどうなんだろう。最近の女優さんで素晴しい活躍と言えば、宮沢りえを連想するが、彼女を見習って活動してくれないかな。(2005/06/11)![]()
「悪魔のような女」 テレビ朝日、2005年3月
サイコ・サスペンス調のドラマだ。古い家を継いだ心臓病の女性(菅野美穂)、彼女の女性主治医(浅野ゆう子)、彼女と結婚した男性(仲村トオル)の3人による駆け引きをサイコ・ホラー的なミステリーとして描く。男と主治医の関係は? 男の真の目的は? と、まずまずの緊張感がある展開で(普通に)面白かったと思う。でも、死んだ女性の幽霊が出て主治医をショック死させるラストはどうなのかな。それまでは話の筋が通っていたので、変な終わり方だった。また、やっぱりテレビ・ドラマだからかな、どうも全体的に軽い感じを受ける。
映画「催眠」の監督・落合正幸、ドラマ「週末婚スペシャル」の仲村トオル、ドラマ「大奥」の浅野ゆう子と縁がある監督・俳優の共演だった。一応、トップ・クレジットは菅野さんだけれど、浅野ゆう子が主役のような存在感を示した。(2005/03/06)![]()
「レディ・ジョーカー」 映画、2004年12月
高村薫原作の硬派小説の映画化だ。最初はレディ役で出演すると思った(冗談です)。会社重役の娘役で、3シーンくらい出演していた。まあ、ほんの端役で、菅野さんが出ようが出まいが、映画の本筋とは関係なかった。何というか片手間という感じだが、こういう重厚な作品への出演は珍しい。映画は男達の鬱屈感を描き、小説に近い雰囲気を出していたが、物語り全体をわかりやすく描ききれなかった感じだ。ちょっと残念だった。(映画のレビューはこちら) (2004/12/17)![]()
「海峡を渡るバイオリン」 フジTV、2004年11月
最近、TVによる韓流ブームの宣伝は凄いものがある。でも、何から何まで押し付けるのはどうかな? 韓国の観客動員実績のある映画を宣伝しているけれど、本当に面白いの? 「踊る大捜査線」は日本で大ヒットしたけれど、他の国の人が観ても面白いと思わないだろう。韓ドラも基本的には同じだ。一種のB級的面白さはあるけれど、それはマニアック的なブームだ。しかし、新宿タワーレコード店の書籍コーナーで、店に相応しくないおばさん達が韓国俳優の本に群がっているを見た時には、さすがにブームの大きさを実感したものだが、、、
でも、インディーズ系は素晴らしい映画が出てきている。「オールド・ボーイ」「子猫をお願い」「オアシス」「殺人の追憶」「悪い男」など、本当の映画の面白さを提供している。上辺だけで騒いでいると、真実が見えてこないぞ。
前置きが長くなってしまった。このドラマは世界的なバイオリン職人・陳昌鉉の苦難の時代から成功に至る道を描く。日本の植民地時代の韓国で生まれ教師を目指して日本に渡るが戦争終結によって韓国に帰国できなり、しかも国籍の違いから教師になれない。子供の頃に聴いたバイオリンの音色が忘れられずにバイオリン職人を目指す。日本人の女性と結婚し、貧しいながらも、時には狂気的な生活を送りながらも、最後は成功を掴む。
最初の韓国における子供時代が、なかなか良く期待を抱かせたが、全体的にはエピソードのバランスが悪かった。終盤、子供の病気のエピソードが長すぎるし、ましてや木が倒れて家が壊れるシーンなんかいらないだろう。おかげで、韓国に帰って世界的な職人となるエピソードがなく、物語(の全体的な流れ)としては最悪に近い。そういえば「フジ子・ヘミングの奇跡」も最後の成功への過程がなかったが、フジTVのドラマ製作者は何か勘違いをしてないか? 原作を読んでいない人間としては、一貫した物語の進行を望んでいるのだけれど。題材自体は良かっただけに、残念な結果だ。個人的には妻や家族の葛藤シーンより、ヴァイオリン職人としての腕を上げる過程を丁寧に描いて欲しかった。と、言ってもミミズや、バイオリンを舐めるエピソードはいらない。本屋で大学教授に会って、1つの技術要素を得たエピソードがあったが、そのようなコツコツとしたエピソードを順に追っていくだけで、いいドラマになったと思う。バイオリンを買ってもらっては喜び、また挫折する。その繰り返しと、家族の葛藤をバランス良くつなげれば、題材がいいだけに、いいドラマになるよ。かえすがえすも、後半のバランスの悪さが残念だった。
主演はSMAPの草なぎ剛だ。淡々とシーンでは存在感を見せるが、泣くシーンは下手すぎ。菅野さんは妻役で出演した。菅野さんのファンとしては残念だけれど、彼女の演技が進歩していない。涙を流すのは上手いのだけれど、表現力がワンパターンだと思うぞ。昔どこかで観たシーンにかぶると感じるの気のせいか? 思えば映画「Dolls<ドールズ>」以降、作品的には、たいしたものには出演していない。いい作品を作って行こうとする現場で仕事をしなければ、(どんな世界でも同じだけれど)成長は難しいよ。ここ2年、作品選びに失敗している。
前半、先生役で出てきたオダギリジョーが良かった。こういう浮世離れした役ははまるね。まあ、ドラマや映画は、はまり役の脇役が、一番上手くみえるものだけれど、、、(2004/11/27)実は奥さんは在日2世というのを知った。TVドラマでは日本人と思ったけれど、何故、はっきりと言わなかったのだろう。韓国の母親に仕送りし過ぎていることで夫婦喧嘩になったけれど、なんか矛盾していないか? でも、良く考えれば当時の日本人の女性が在日韓国人と結婚するというのも珍しいことだし、何か後味が悪い。別に本当の事を描いてもドラマの本質が変わることが無いのに。同じ在日同士だからこそ、根底では信頼し合い2人であのような貧乏に耐え、常に上昇志向を持っていられたのですよね。正直に描いて欲しかった。(2004/11/29)
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「ちゅらさん3」 NHK、2004年9月-10月
うーん、何だかな。この感動の押し付けがましい展開についていけなかった。
子供が生まれる恵達の葛藤と、母親が不治の病に冒されている女の子の物語だったけれど、すべて中途半端だった。ギャグも寒いし、感動の押し付けにも辟易した。人によっては嫌悪感さえ感じたのでは? 真理亜さんの脳天気さも合わないし、個人的には最悪のドラマだった。もう、このシリーズは止めた方がいいんじゃない?
毎週のドラマ評はこちらへ。(2004/09/28)![]()
「愛し君へ」 フジTV、2004年4月-6月
話題の映画「解夏」のドラマ版だ。映画のモチーフだけを借りて、ほとんどオリジナルなドラマだ。正直に言うと、面白かったとは言えない内容だった。映像は綺麗だったが中身が薄かった。2人は本当に愛し合っているのかが弱かったし、何より失明というハンディを2人でどう受け止め、そしてどう乗り越え2人で生きていくのかがほとんど描かれていなかった。やっぱ、一瞬の恋愛も大事だとは思うけれど、もっと大切なのは、2人でどう人生を歩んでいくかとういのが本当の付き合いだと思う。その2人の人生観というものあまり表現しなかったので、ドラマとしては面白くなかった。
ただ、菅野さんの大人の美しい表情だけは良かったと思う。これが無かったら、早々とリタイヤした思う。
毎週のドラマ評はこちらへ。(2004/07/03)![]()
「大奥スペシャル」 フジTV、2004年3月
連続ドラマとして好評を博した「大奥」のスペシャル版だ。大奥における女達のバトルは面白いとは言えないが、それでも、それなりに楽しく観れる。将軍や毒味役の孤独さ、悲哀さがいい味を出してドラマを引き締めている。(2004/03/26)![]()
「乱歩R」 第2話 日テレ、2004年1月
久し振りの高慢で悪女な菅野さんの登場だ。「幸福の王子」からだが、表情が随分と大人びてきた。だからだろうか、菅野さん特有の甘酸っぱくも可愛い声とのギャップが目立つ(低めの声で大人らしさを醸し出していたが、、、)。中堅女優に入ってきた菅野さんも、そろそろ大幅なイメージ・チェンジの時がきたのか?
さて、肝心のドラマだが滅茶苦茶つまらない。主役はマシューTVで人気の藤井隆だが、何でドラマの主役を演じるの? ドラマも安易な展開は脱力だ。靴の高さのトリックと最後の自殺のシーンなんかは口あんぐり。菅野さん、もう日テレのドラマに出演しないほうがいいじゃない?(日テレで出演したドラマはろくでもないぞ!)
それでも、舞台演劇のシーンは珍しいものを見せてくれた。演劇出演の菅野さんは観たことがないだけに、ちょっとばかし得した気持ちになった。
ちなみに、今面白いドラマと言えば「ちょっと待って、神様」と「エースをねらえ!」でしょう。(笑い)(2004/01/19)![]()
「フジ子・ヘミングの奇跡」 フジTV、2003年10月
両耳の聴覚を(一時的に)失いながらも遅咲きのピアニストとして成功したフジ子・ヘミングの半生を描く。ピアニストとしての成功を夢見てドイツに渡り、苦労しながらもバースタインに認められたが、聴覚を失い、夢が破れる。アルバイトやピアノ教師を続けながらもピアニストとしての夢を満ち続ける。
ドラマは正攻法で描いているが、なんかインパクトを欠いた。苦しい境遇でもピアノへの情熱を忘れない、ということを強調するために、子供時代や若い頃の時代をもう少し丁寧に描くべきだったのでは。最後に日本で成功する過程を描いていないところもわかりずらい(有名だから成功の過程は描かなくてもいいと思ったのか?)。細かくなるが、昔の空港が現代色強いところが興醒めだし、CMが細切れで挿入されいるところなんか最悪だ。民放のテレビはこれだから観る気が失せる。
それでも、菅野さんは良かったと思う。彼女の魅力は不思議なところがある。細切れに挿入される化粧品のCMに菅野さんが出演していて、いわゆる綺麗で可愛い役を演じているのだけれど、個人的には(ほとんど)可愛く見えない(暴言、ごめんなさい)。でも、ドラマの中での菅野さんは、ところどころ素適な表情を見せる。苦悩に苦しむシーンとか、淡い希望を夢見るシーンとか抜群の表情で魅了する。今まで何回も言っているが、安易なTVドラマなんか捨て、映画や演劇の仕事をやってよ。長期的に見れば、そのほうが必ず役者としての糧となると思うのだけれど。(2003/10/17)![]()
「幸福の王子」 日本TV、2003年7-9月
つまらないドラマの典型的なものだった。まずは不幸な事象ありきで、不幸に至る過程を深く描いていないのが致命的だ。その時代の不幸な事件や流行語をつなげただけの、つまらないドラマだった。主役の3人がいい役者なのでもったいない。どこかの映画監督が言っていた言葉だが「映画(やドラマ)はストーリーが全てだ」の正反対のドラマだ。安易なドラマの展開に、途中からはどうでもいいや、という気になってしまった。
でも、ちょっと大人の雰囲気になった菅野さんは綺麗だった。今後の活躍に期待が持てるが、ここ最近のドラマはダメなドラマなっかりに出演しているぞ(「ちゅらさん」を除く)。そろそろ、当りを引いてくれ。(2003/09/11)
毎週のドラマ評はこちら。![]()
「大奥」 フジTV、2003年6-8月
あれ、終わってしまったのね。第一話から4話まで、菅野さんが出演して時は観ていたのだけれど、その後はご無沙汰してしまった。最終回には菅野さんも出演したみたいなので、ちょっと残念だ。
このドラマはまったく期待していなかったのだけれど、そこそこ楽しめた。1番の理由は浅野ゆう子の意地悪な役が気に入っていたからだ。昔のトレンディドラマの女王が、年輪を重ねて、このような役にチャレンジすることが、時代を感じさせた。でも、迫力ある演技だったし、今後はいろいろな役で活躍できると思う。日本のドラマは特に若手女優の比重が高く、逆に言えば30歳以上の女優にとって、出演できるドラマ自体がほとんどないに等しいだけに、役柄を広げることは大事だと思う。まあ、これは菅野さんにも言えることでもあるので、役柄の広さを追求していって欲しい。若手信仰の厚い日本では30歳までが勝負かもしれない?
そうそう、菅野さんは時代劇の役を演じるのは似合っていなかったという印象があったのだけれど、今回はそこそこ良かったと思う。時代劇特有のあでやかな役というよりは、反骨精神溢れる役柄が彼女にあっていたのかも知れない。(2003/08/19)![]()
「ちゅらさん2」 NHK、2003年3-4月
私が菅野美穂さんのファンになった出会いが「ちゅらさん」だった。よって、パート2は期待が大きかったが、やっぱりパワーが落ちていた。各キャラクタが悪い意味で丸くなり、インパクトが欠けた。菅野さんの真理亜さんはよかった。相変わらずの突っ込みがいかしていた。ただ、今回は同じ独身組の遙先生の方が役柄的に面白かったかな?(2003/04/29)
毎週のドラマ評はこちら。![]()
「アルジャーノンに花束を」 フジTV、2002年10月-12月
世界的名作をドラマ化するということなので注目したが、結果的には失敗作となってしまった。原作の悲痛な物語に対して、ドラマは非常に甘いファンタジーになってしまった。別に甘いファンタジーが悪いのではなく、脚本や演出の未熟さが出てしまった。原作は、主人公チャーリー(ドラマではハル)が手術を経て、知的障害者から天才、そして手術前よりはるかに知能が下がる中での、主人公自身の目から見た現実世界を描いている。知能が上がるにつれて、人間の欺瞞や高慢さ、あるいは弱さや俗物性が描かれる。母親のむごい仕打ちの記憶に苦しみながら、父親・妹との出会いや、男の本能としての女性への欲望も描かれている。頭は天才だが感情はまだ少年・青年といアンバランスさからか、純粋でいながら屈折した性(セックス)への欲望や、正義感、あるいは若さゆえの偏狭さも描かれ、読む者を唸らせた。
でも、このドラマは何を訴えたかのだろう。そもそも独自の脚色をしようという時間がなっかたのではないか? ドラマ化の権利を獲得してから直ぐに作ってしまった感が強い。大袈裟に言えば1年くらいの時間をかけて、丁寧な脚本を書いて欲しかった。これは脚本家自身の問題ではなく、日本のTVドラマ界の構造的問題だと思う。キャスト優先で脚本軽視のTVドラマは、やっぱり問題だ。確かに私のように菅野さんのファンなら、菅野さん出演のドラマは一応見ようとするが、内容が良くなければ、やっぱり途中で見なくなる。最近、ドラマ離れが進んでいると言われているが、それは当然のことだ。別に役者の顔を見るのではなく、ドラマ自体が観たいと思うから。最近の面白い日本映画を見習って、TVドラマも1から考え直す時期に来たのかもしれない。
さて、菅野さん演じたエリナ先生だが、脚本の悪さからか、正直魅力を感じなかった。第1話から感じたことだが、どうも幼い感じがして、先生という大人の魅力がなかった。これは、エリナ先生の人物像を深く描かなかったこと原因か? 知的障害者の先生という専門性を丹念に描き、先生らしさを出して欲しかった。幼稚園児と遊んでいるようなシーンだけじゃ、なんとも味気ない。例えば、同僚の先生を登場させて生徒の指導方針を決めるシーンとか、何らかの方法で先生らしさを描けただろうに残念だ。
最後に主人公ハルを演じたユースケ・サンタマリアは意外と思える好演でビックリした。(2002/12/17)
毎週のドラマ評はこちら。![]()
「Dolls<ドールズ>」 映画、2002年10月
いやー、この映画「Dolls<ドールズ>」における菅野美穂さんは有無を言わせず素晴らしかったし、美しかった。菅野さんは文楽における人形役を、この映画の中で見事に演じてくれた。美しい自然と衣装をバックに、運命に翻弄され、その運命に身をゆだねる役割、すなわち人間には抵抗する術もない(神の手による?)運命に操られたこの世の人形という役を素晴らしい演技で魅せてくれた。
映画は、菅野さんと西島秀俊さんが太い赤い紐で結ばれるあたりから、ファンタジーとしての世界に入っていく。そこでは、春から夏、秋、冬という四季を通して、2人の放浪の旅が描かれる。特に秋に入ったあたりから、菅野さんの演技が絶品だ。正に本当の人形のごとく、微妙な体の揺れを表現しながら歩き続ける。そしてアップで写る菅野さんの表情は文楽の人形そのものだ。白い化粧が無表情な人形を連想させるが、微妙な表情のうつろいにため息が出る。最後にペンダントを差し出し、(あたかも?)正気に戻ったような笑顔の場面では涙が出てしまった。
菅野さんは映画では作品にあまり恵まれていなかったが、この作品は彼女の最初の代表作になると思う。これからもTVドラマが活躍の主体になると思うが、落ち着いて役創りが出来る映画も数多く出演して欲しい。沈滞気味のTVドラマ界より、にわかに活気が戻ってきた映画界のほうが名作に出会えるチャンスが多いと個人的には思うのだが、こればっかりは菅野さん(あるいは事務所の方針)が決めることなので、私はただ見守るだけである。
ところで、北野監督は「君の手がささやいている」や舞台でのヘレン・ケラー役の活躍から菅野美穂さんをこの役に抜擢したのだろうか。結果的には、この映画に菅野さんを選んだことは大正解だったと思う。(2002/10/12)![]()
「世界・びっくりペンギン物語」 NHK、2002年8月
ペンギンの生態を紹介するドキュメンタリーで、菅野さんは南米チリまで出かけて行った。菅野さん抜きでも非常に良く出来た番組でとても面白く観れた。ペンギンの生態を通して、自然の営みや人間世界への関わりを訴えていた。
さて、ドラマや映画、はたまたバラエティでもない番組なので、菅野さんの本当の姿を観れたような気がする。役者なので、このようなドキュメンタリー番組でも演技はすると思うが、ペンギンや美しくも過酷な自然の前では、やっぱり地の菅野さんが現れる(と思う)。テレビで拝見される菅野さんは、いい意味で普通の女性なんだなという感じだ。言葉使いも今風ではなく古風(いや標準)な感じで好感が持てた。性格も明るくもなく暗くもなくで、非常に落ち着いている。非常に素直で優しい雰囲気も感じた。ただ、年齢(もうすぐ25才)の割りには幼い感じがする(別に悪い意味ではありません。でも、いい意味でもないけれど)。
やっぱり役者は役者ですね。このような女性が「ちゅらさん」の真理亜さんみたいな、キッツイ性格の女性を演じてしまうのだから。逆の性格だからインパクトのある演技が出来るのだろうか?(2002/08/21)![]()
「怪談百物語・四谷怪談」 第1話 フジTV、2002年8月
1話完結のドラマ・シリーズで、第一回目は菅野さんが主演の「四谷怪談」だ。でも、シリーズ全体を通して出演する狂言回しと、ドラマ本体がかみ合っていないのが、まず目に付いた。
さて、本編だが、ラストは頂けなかった。あんなに恨んでいた夫と死後に再び結ばれるのは、原作通りなのか? 疑問を感じた。全体的に怪談という物語としての深みがないので、ビジュアル的なもので怖さを提供しようしているが、それはやっぱりうわべだけで、本当の怖さを感じなかった。
菅野さんは、ホラー系の作品によく出演しているので、そつのない演技だったと思う。でも、私自身がホラー系が嫌いなだけに、あまり関心を惹くものでもなかった。ただ、前半の部分で、気の強い奥方役はちょっとばっかり気に入った。鋭い目つきで相手を睨むシーンはドキッとした。真理亜がエリィを睨むところを思い出してしまった。キツイ性格の役を演じる菅野さんは、個人的には好きなのよね。(2002/08/14)![]()
「私立探偵濱マイク」 第1話 日テレ、2002年7月
何年か前にシリーズ化された映画のTVドラマ編で、主役は永瀬正敏が映画に引き続き演じている。ナンセンス・ハードボイルドという趣向のドラマは映画と同じだが、やっぱり映画と較べてパワーが薄味だ。不満なのは事務所が映画館の中にあるのに、その映画館の場面がほとんどないことだ。場末の映画館をもう少し映像に出していれば、レトロ感覚が増していたかもしれない。ただ、映画に近いビジュアル感覚は他の退屈なドラマに較べると面白いものとなるだろう。
脇役は個性派が揃った。特に市川実和子は永瀬と同様に映画のフィールドで活躍している。その独特の個性をテレビでも発揮してほしい。
さて、菅野さんだが失踪した男の妻役で出演していた。何かテレビでは本当に久し振りだ。でも、出番はほんのちょっとだけ。集団農場で働く女性軍の一人として風変わりな役を演じていた。どこか、ぽわーん、としている菅野さんがちょっとばかり面白かった。(2002/7/2)[第3話]
「君の手がささやいている」シリーズの武田真治がヤクザ役で出演していた。ドレッド・ヘアが迫力あったが、台詞の声はやさしい感じで、ちょっと違和感があった。最近はアヴァンギャルド・ロック・グループ「ロザリオス」でも活躍している。全体を通してこのドラマをそこそこ楽しめた。テレビにしては実験精神が溢れ、役者のレベルも高かった。ただ、脚本がよく練られておらず、実験精神もただのお遊びとしか言えない様な回が多かったのが残念だ。
一方、日本を代表する役者のピン芸は楽しめた。浅野忠信や香川照之の鬼気迫るイカレタ演技は凄かった。(2002/09/16)![]()
「化粧師」 映画、2002年2月
菅野さんが出演したこの映画を観てきた。内容はまずまずの出来というところか。大正時代を背景に孤高(ハードボイルド調)の化粧師と女性達の話を描いている。主演の椎名自身が、「映画の色彩がチャン・イーモウの”紅いコーリャン”に似ている」と語っていた。それはちょっと大袈裟だが、その雰囲気はあった。大正時代の風景を色鮮やかな色彩で描いていたのは、この映画に格調高さを与えていた。
さて、映画の内容だが、豪華女優人が大挙して出演していて楽しませくれたが、あまりにもエピソードが多すぎ、濃密さがなかったのが残念だ。点(エピソード)は一杯あったが、それが線につながっていなかったという感じだ。特に、菅野さんが演じていたてんぷら屋の娘・純江の描き方が中途半端だった。主人公の化粧師に憧れるも、最後には他の人と見合い結婚する。そして、結婚式のための化粧を主人公にしてもらうのがクライマックスで、菅野さん演じる純江の化粧シーンと主人公とのかかわりが美しい。ただ、主人公をあきらめたエピソードがないため、せっかくの美しいシーンに感情移入が出来なかった。これは非常に残念なことで、少しの時間でいいから純江がどうして主人公への想いを断ち切り、他の男と結婚を決意したことを描いていれば、観るものにクライマックスの化粧シーンが感動的に提示できたのに違いない。(本当に惜しい!)
それでも、菅野さんは素敵でした。最初の川のほとりで主人公に向ける笑顔は、今まで菅野さんの笑顔の中で最高のものだ。これだけでもDVDを買ってしまいます! もう少し出番があれば言う事なしでしたけれど、ない物ねだりはやめときましょう。
最後に、恐るべきは柴崎コウさん(20才)だ。最近の映画では、「バトルロワイアル」での武闘派女子中学生、「GO」では彼との国籍の違いに悩むキュートな女子高生、そしてこの映画では一種貫禄のある女優を演じている。年齢や顔立ちまでいとも簡単に変えることが出来る彼女の存在感と演技力は凄すぎる。今後も注目の女優さんだ。(2002/02/23)![]()
「続・平成夫婦茶碗」 第1話 日本テレビ、2002年1月
妻に先立たれた夫とその子供6人のドラマの続編だ。借金を抱えたいいかげんな性格の父としっかりものの子供達。その父が20才の美女と結婚するという話で、亡き妻の亡霊まで出てくる(何と言う話の展開だ!?)。子供達の熱演は評価できるが、大人の主役達にまったく魅力がなかった。
さて、菅野さんはラーメン記者という設定で出演している。名前も”田部まくり”(食べまくり)だって。出演している時間も前回と同じく一瞬だ。あー、何でこうなるの?(2002/01/10)![]()
「君の手がささやいている 最終章」 テレビ朝日、2001年12月
感動シリーズもこれが最後となってしましました。これ程の良質なドラマを今まで有難うございました。
さて、この作品も第3・4章とほぼ同じパターンで、菅野さん演じる美栄子と娘・千鶴の葛藤(ちょっと大袈裟な表現ですね)と、それを暖かく見守る夫・博文の物語でした。両親のあまりにもの若さ(両親というよりは姉・兄に見える)に違和感を覚えましたが、最終章でそんなことは気にしまい、と念じたら意外と気にならないものでした。
今回、今までと異なるシーンがあり、興味を引いた。それは、美栄子が音を聴きたいという希望を抱き、夫や娘との会話を夢想するシーンである。もう少し幻想的に表現してくれると嬉しかったのが本音ですが、なかなかいい味を出していました。
ただ、第4・5章は第3章があまりにも素晴らしかったので見劣りする。新しいドラマの展開がないので、どうしても二番煎じのお涙頂戴という展開になってしまっている。
でも、やっぱりいいドラマで、最後にもう一度、心に残る素晴らしいドラマを有難うございました、と感謝します。(2001/12/27)![]()
「明るいほうへ明るいほうへ」 TBS、2001年8月
詩人・金子みすゞの短い生涯を描いたドラマで主演は松たか子さんだ。彼女の詩集は未読だが、最近では映画化もされており、この世界では名を馳せた女性なのでしょう。
ドラマは正攻法で描かれている。複雑な家庭環境、不幸な結婚生活のもと詩の創作と子育てが描かれている。ただ、もう1つの中心テーマである弟との関係の葛藤が失敗していた。弟役の俳優が稚拙なのが致命的だが、物語としてもっと深く掘り下げるべきだろう。彼女の生涯の最大の問題は弟との関係と、その葛藤が主だったのだから。
ただ、松たか子さんは素晴らしかった。彼女が出演した映画では「四月物語」が好きなのだが映画、ドラマ、演劇と実に存在感のあるいい女優さんですね。
おっとと、ここは菅野美穂さんページだ(浮気はいかん)。さて、菅野さんだが主人公の親友という役で出演していた。ドラマの前半だけの出演で、全体から見た場合には印象が薄いものでした。普通の女性としての役割という立場なのだから、この存在感の薄さというか平凡な役割は、確かにいいのだろう。でも、インパクトが残らないのは何故なんだろう。癖のある、というよりは攻撃的な性格のある役(真理亜、李理香など)では非常にインパクトがあるのに、このドラマや映画「守ってあげたい」では平凡なままに終わっている。平凡な役を見事に演じるということが、菅野さんの課題かな?(偉そうなこと言ってすみません)
最後だが、黒澤明監督の映画(「どん底」「天国と地獄」等)の常連だった香川京子さんが出演していたのは懐かしかった。昔は本当に綺麗というか可愛い女優さんだったですけれど、素晴らしいお年の取りようが何故だか嬉しかった。(2002/01/04)![]()
「恋がしたい×3」 TBS、2001年7-9月
菅野さんが出演することなので期待を込めて見た。しかし、ああ〜、つまらなかった。
菅野さん演じる内気な女の子・蜜柑ちゃんはまあまあよかった。でも、ドラマ自体の魅力がなかった。登場する7人の恋の成り行きを通して、各人の成長を訴えたかったのだが、どうにも薄っぺらいドラマだった。だいたい、このドラマを観ていて、私自身が恋をしたいという気持ちが起こらなかったぞ。言いたくないけど、あの訳のわからない気持ち悪い作家がその地位を失い、人間らしく立ち直る為に宅配の運転手をするっていうのは、あまりにもリアリティがなく、正直言って見ていて腹が立ったぞ。
でも、終盤の蜜柑ちゃんが自立していく過程は、菅野さんらしく説得力ある演じ方だった。この最後の菅野さんの存在があったからこそ、このドラマも少し救われた形となった。(2001/12/07)![]()
「ちゅらさん」 NHK、2001年4-9月
日本のTVドラマなんてほとんど興味がなかった。
よく出かけたお昼の定食屋でいつもこの番組を放送していた。最初は、NHKなのに漫画みたいドラマだし、本当に日本のTV界はどうなるんだろうと、(不遜にも)心配さえした。ただ、ある女優さんが登場しはじめてから、なぜかこのドラマに惹かれていった。
そう、その女優さんとはメルヘン作家・城ノ内真理亜を演じる菅野美穂さんだった。今まで、日本のTVはスポーツ(サッカー)ぐらいしか見なかったから、そういう女優さんがいることを知らなかった。さて、この真理亜さん、家族とのトラウマがもとで、ひねくれていて毒舌で、でも本当はやさしくて寂しがりやな女性だった。明るく真っ直ぐな主人公・恵理に表面上は、ちょっと冷たくあたるが、内心は助けてやりたい気持ちを持っている。そんな役を菅野さんはあざやかに演じてくれた。
彼女には失礼だけど、私は菅野さんのことを飛び抜けた美人だとは思わない(すみません!、でも、もちろん美人の部類に入ると思うよ)。そいうことよりも、彼女の全体から醸し出される雰囲気に魅せられ、何故だか好きになってしまった。ほんとにどうしてでしょうね?
ということで、この真理亜さんを演じた菅野美穂さんに興味を持ってしまったので、このページをはじめることになりました。それにしても、真理亜さんのキャラクタは最高だった。意地悪、やさしさ、コミカルなところ等、役柄的にオイシイ役だったが、真理亜さん演じる菅野さんは素敵だった。やさしいときは可愛い表情、意地悪な時は不細工な表情、また主人公・恵理を正す時は大人の女性の美しい表情を出せて、何度見ても飽きさせなかった。そういう意味でも芸風の幅が広く、将来性を感じる。30才、40才になっても活躍して欲しい女優さんだ。だから、これから長い間、菅野さんを応援でき、私自身も楽しみだ。ほんとに、どんな役者として進んでいくんでしょうね。(2001/12/07)
2004年3月より再放送が決定した。詳細ドラマ評はこちらで。(2004/09/24)
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「平成夫婦茶碗SP」 日本テレビ、2000年12月
貧しいながらも家族6人(両親と子供4人)で頑張って暮らしていくという話だけれど、もう何だかな〜、全然だめ。もう興味はいつ菅野さんが登場するだけっだたが、出てきたのは何と最後のワンシーンだけ。なんじゃ、これは。もう、私の時間を返してくれ。詐欺とは正にこのことだ。テレビの番組欄で5番目位にクレジットしておきなながら最後の20秒しか出番がないなんて。あーあ、だまされた私がバカだった。
それにしても最後の登場の場面、「恋の奇跡」の登場シーンと似ていた。(2001/12/29)![]()
「君の手がささやいている 第四章」 テレビ朝日、2000年10月
感動シリーズの第四章だ。前回より娘も大きくなったが、基本的には第三章と同じパターンの内容だ。今回は娘・千鶴の初恋や夫・博文の仕事での苦労話を描いている。第三章があまりにも素晴らしかったので、ついそれと比較してしまう。何せ、連続して観てしまったので。1年のブランクがあればそんな比較はしないのだろうが、やっぱり比較してしまう。そうすると、前作より内容がワンランク落ちていると感じた。
でも、確かにワンパターン化してきたが、それでも何故だかこのドラマを観ると心が暖まる。この幸せな家族を観ていると、こんな家族なんて世の中にそうはいないよー、と思いつつ、それでもこの世界に浸ってしまう。もう、このドラマは別格でしょう。
ちょっとだけ、苦言を。娘の成長に美栄子と博文の年齢が追いついて行かないのが唯一の難点だ(2年で赤ちゃんが小学生になってしまうのだから、しょうがないんだけど)。小学生の両親役としてはあまりにも若すぎる。「愛をください」の直後だけあって、まるで李理香がいきなりお母さんになったようでちょっと変な気がした。老けたようなメイクなり役作りを時間をかけてやるべきだが、日本のTVドラマでは時間的に苦しいか?(2001/12/26)![]()
「百年の物語」 第1話 TBS、2000年8月
山形の富豪の娘の波乱の人生を松嶋菜々子が演じる。富豪の娘として何不自由なく育った娘・あやが、父の借金のために結婚させられる。結婚相手は戦争で成り上がった男だ。しかし、あやはただのお飾りとして扱われ、空しい毎日を送る。不幸な女性の大河ドラマという感じで、結構見応えがあった。
で、菅野さんはいつ出てくるのだろうとドラマを見続けたのだが、最後に未亡人役として出てきた。特に可もなく不可もなくの普通の役回りだ。まあ、見せ場は少なかったが変なドラマではなかったのでよしとしよう。![]()
「愛をください」 フジTV、2000年7-9月
衝撃、あまりにも純粋な愛の物語 !!
こんなドラマが存在していただなんて今でも、信じられない。
児童擁護施設(孤児院)で育った孤独で世間に溶け込めない、それでもまっとうな人生を歩みたいと心の底から願っているまだ少女の面影を残す保育士・李理香、詩的で優しさに満ちた文通で彼女を支える心の友・基次郎、平凡だけれど彼女に真の友情を捧げる(さえない)ストリートミュージシャン・中也の、ほんとにほんとに人間の真の生き方(すなわち自分にとっての幸せ)とは何だを訴えたドラマだった。詩的という表現を使ったが、おそらくこのドラマは特異で奇妙なものであっただだろう。ドラマは主人公である李理香(菅野美穂さん)の、不幸な人生を乗り越えて人間らしく生きていくにはどうしたよいのか、という葛藤を、ほとんど李理香の目を通して描いた物語だ。シーンの90%以上で李理香が登場していると思う。そして、登場人物の台詞が文学的に表現されている。
だから、このドラマは人によっては好き嫌いのはっきりしたものだろう。私は勿論、のめり込んだ方の人間だ。場合によっては、きざな台詞回しで拒否反応を起こすだろうこのドラマを、しかしながら私は堪能した。このドラマは菅野美穂さんの(現状での)ベストとして、私の中に存在して行くだろう。
また、基次郎を演じた江口さんが素晴らしかった。彼がいたからこそ、李理香との心の交流が胸に迫ったのだろう。また、中也・伊藤さんも若干の青さはあったが、この役にははまっていた。原作である辻仁成の小説を読んだ。ドラマより遥かにピュアな世界に感動しました。物語は李理香と基次郎の心の交流である文通の手紙だけで描いている。TVと違って、李理香が文通だけを通して自立しいく姿が描かれている。それに対する基次郎も文通だけを通して彼女を支え、そして静かに去っていくという、切なくとも崇高な姿で描かれている。
原作を読むと、TVドラマに若干の不満が出てきた。ドラマなのでしかたないのかも知れないが、李理香がCDを出すというのはちょっとオーバーな演出だし、作家・葛井の台詞はあまりにも臭過ぎる。
また、本では基次郎が李理香に贈った言葉を、TVでは基次郎・中也・葛井の3人で分割されてしまった。その分、基次郎の存在感が薄まってしまったのは残念だ。
さらに、菅野さんには申し訳ないのだけれど、基次郎と再会してからの演技に未熟さ感じてしまった。ひょっとしたら演出なのかもしれず私のカン違いかもしれないが、基次郎との会話シーンに幼さを感じた。基次郎との劇的な再開とすぐに訪れるであろう別れ、自分の未来に対す不安とまっとうに生きていくという決意、といったものを(難しいと思いますが)上手に表現してもらいたかった。でも、最後に私は言いたい。完璧では無いかも知れないけど、素晴らしいドラマだと。
追伸:
蓮井朱夏のCDもなかなかの出来です。(2001/12/08)![]()
「守ってあげたい」 映画、2000年3月
菅野さん主演の映画で、何とびっくり普通の女の子を演じている。菅野さんは結構、アクの強い作品に出演しているので、このような普通の女の子役はある意味、新鮮だった。
一応、菅野ファンと同時に映画ファンなので厳しい評価をします。この映画は典型的な落ちこぼれ這い上がり映画ですよね。広い意味では一種の学園ドラマであり、優等生に対して劣等生が挑戦し、最後は勝利を収めるという、典型的なパターンの映画である。だったら、そのパターン通りに作ってよ、というのが私の感想だ。落ちこぼれ組のメンバーのエピソードがたんたんと続いていくという展開で、もっと優等生軍団との派手な抗争を描けば盛り上がったと思う。また、グループ競争で旗取り合戦をするためにさんざん訓練をしてきたのに、クライマックスはその旗取り合戦がなくなってしまうのはなぜ? 今までの訓練がまったく無駄なエピソードになってしまい、「それはないぜ」と思った。最後に菅野さんがバイクで子供を助ける場面があるのだけれど、このバイクのシーンも唐突で、映画の前半で菅野さんとバイクのエピソードを挟めばよかったと思う。この映画は脚本や編集が中途半端で残念だ。女優人は個性派が揃っていたので惜しかった。
ただ、自衛隊の訓練で泥だらけになりながら熱演する菅野さんには、好感が持てた。しかし、強いインパクトがあったかというと、正直なかった。(2001/12/20)![]()
「隣人は密かに笑う」 第5話 日本テレビ、1999年10−12月
まずは菅野さんが出演しているのは第5話のみである。それ以外は観ていないのでドラマ全体の感想は言えないのだが、少なくとサスペンス・タッチのドラマだ。警察官の主人公と隣に住む人妻と関係を描いているのだが、第5話を見る限りあまり品のいいドラマではなさそう。
菅野さんは主人公である警察官の精神を病んでいる妻という役で出演している。いわゆる狂人の役を演じているのだが、正直に言って楽しめなかった。ドラマ全体の流れをを掴んでいないので菅野さんの位置づけがわからず、第5話だけで判断するのはアンフェアだが、いい印象は受けなかった。狂気さ、妖艶さ、悲しさという菅野さん得意の役柄だが、上滑りしている印象だ。
ただ、最後に死体として菅野さんが演じる警官の妻が映されるのだが、その死体における菅野さんの表情はなぜだか強いインパクトを残した。(2001/12/23)![]()
「君の手がささやいている 第三章」 テレビ朝日、1999年10月
感動のドラマ・シリーズの第三章は最高傑作だ。幼稚園から小学生1年生までの娘のお母さん役を、当時22歳の彼女が演じている。これが、まったく違和感がない。
ドラマとして見ると、この三章の主役は娘・千鶴でしょう。耳の不自由なお母さんをいたわるけなげな姿勢に、思わず涙が出る。観覧車の中で、ウサギさんみたいな大きな耳になったならママのお耳もよくなるのに、という台詞や、授業参観でお母さんに対する愛情のある感想発表のシーンには、菅野さん演じるお母さんと一緒に私も泣いてしまったよ。菅野さんも千鶴のお母さんという役柄を好演した。若くて綺麗なお母さん役が120%で決まっていた。
頼りないと(自分勝手に)悩みながら、それでも家族に支えられて成長していく美栄子は、菅野さんの好演技によって、ほんとに観る者を暖かな世界に導いてくれる。(2001/12/21)![]()
「週末婚スペシャル」 TBS、1999年10月
菅野さん最高 !、ドラマは最低 !
姉妹の確執や結婚のあり方を描いているドラマだが、あまりにものくだらなさで開始5分位で見るのをやめようとした。でも、菅野さんが出演しているので我慢して見た。くだらないドラマだが菅野さんが出ている部分だけは別世界だった。
菅野さんは秋田弁まるだしの、がさつで、勝気で、それでも「私も女の子だもん」という役を演じてくれた。菅野さんが出ている部分だけで1つの悲恋ドラマとして成り立っている。
八百屋で働く田舎娘・杉江を菅野さんが演じているのだが、どのシーンも印象に残る演技で楽しませる。一番好きなシーンが、不倫をしている男が杉江の部屋に東京から戻ってきた時、杉江は粗末な夕食(きゅうりと味噌)を食べていたのが、それを照れて「あーらよっと」と新聞紙で隠すところ。何ともいじましい菅野さんが可愛い。秋田から男が去る時、自転車で泣きながら去っていくシーンや、最後のあきらめの気持ちを電話で語るシーン、そして「体と飯」(ドラマを見ないと理解できない台詞)など、多くの見所がある。また、プレゼントで銀座のケーキをもらうシーンや、そのケーキの包みのリボンをアイロンがけしているシーン等、菅野さんが出ているシーンは素晴らしいの一言に尽きる。彼女を主人公(勿論、主役は菅野さん)にしたドラマを作ったのなら、私のベストとなったであろう。
まあ、このビデオを見るとしたら菅野さんが出ていない部分は早回しで飛ばし、菅野さんだけを楽しむのがよろしいでしょう。(2001/12/16)書くかどうか迷ったのですが、やっぱり書きます。このドラマでは今日現在までで唯一、菅野さんの絡みのシーンがあります。絡みといってもおとなしいものですが。
このシーンですが、菅野さんの緊張感が感じられます。恥じらいの中にも、もっと大胆に演技しなければならないという菅野さんの気持ち・表情が伺われ、何とも言えない雰囲気があります。(2002/04/13)![]()
「催眠」 映画、1999年6月
「富江」に続くホラー映画だ。前作はどろどろホラーだったが、この作品はサスペンス・タッチのホラーだ。だが、この映画も感心できないものだった。
まず、格調さがなかった。サスペンス・ホラーなのだから、人が死ぬにも美意識を表現しなければならない。「セブン」「羊たちの沈黙」並みを求めるのは酷だが、この映画の最初で連続する不審な死は、どちらかというとコミックだったぞ。これじゃ、まず興味が半減する。
致命的なのは菅野さん演じる女性が、どうして凶暴な多重人格の人間になったのかを説明していないことだ。彼女の多重人格を引き出した謎の男が、まさに謎のまま(これもまたコミカルに)死んでしまうので、多重人格の女性がなぜ生まれ、どうして凶暴になったのかわからない。よって、菅野さんの熱演はわけのわからない怖さだけで、宙に浮いてしまっていた。
ドラマ「恋の奇跡」において、なぜ観る者が悪魔のような雪乃に引き寄せられたのかは、背景をちゃんと説明していたからこそ理解でき、のめり込んだのだ。(2001/12/26)![]()
「恋の奇跡」 テレビ朝日、1999年4−6月
「天使の顔をした悪魔」という言葉がぴったりの壮絶な悪役に徹した問題作だ。菅野さんってトラウマを抱えた役を演じる機会が多いが、これはあまりにも凄すぎる。醜い女の子に生まれ、親や同級生に蔑まれ、自殺しようとした時に整形外科医に助けられる。美しい顔を持つ女性と生まれ変わった彼女は、昔の惨めな自分に復讐するかのように手段を選ばず欲しいものを手に入れようとする。たとえ人を殺してでも。
確かに悪魔のような生き方だが心のどこかで、これが本当に生まれ変わった自分のやりたいことなのか、という悲しみを同時に表現していて、まさに哀愁を帯びた天使のような悪魔像を演じていた。ただ、ドラマとしては善玉である主役の女優があまりにも下手すぎ、ドラマ全体としては評価できない。正直、ドラマの後半はその主役のシーンは早送りして見ていた。また、主役が太っていじけたた女性から、スリムになって独立した女性に成長するという過程にまったくリアリティがなく、物語としては興味半減だ。
そして何故、菅野さん演じる悪魔・倉田雪乃は自殺してしまうのだろう。悪魔は自殺なんかしないのに。自殺する必然性が私にはまったく理解できず、後味の悪さだけが残った。(誰か、何で雪乃が自殺してしまうのか、理由を教えて!)
また、個人的にはもう少し、雪乃を愛する甲斐君との絡みを掘り下げたほうが面白かったと思う。ドラマとしては
はあげられないが、菅野さんの壮絶な熱演に敬意を評して1つあげます。
しかし、こうやって年代順を含めて彼女の演技を追っていくと関心してしまう。このドラマの後に「週末婚SP」の杉江や「君の手がささやいている」の美栄子を演じている。悪魔、がさつだけど可愛い女の子、お母さんと三者三様の役を見事に演じている。確かに、原田美枝子といった実力派の大物女優に比べれば演技力はまだまだ未熟だが、それでも彼女の意気込みというのをひしひしと感じることができ、応援したくなる。(2001/12/20)自殺は理解できないと言いましたが、原作では服役した後、甲斐君と結ばれるそうです。これを聴いて納得した。子供を産みながら自殺するのはまったくありえないことだ。甲斐からの愛を認めないのなら子供を堕したはず。でも、雪乃は子供を産んだ。それは、甲斐の愛を受け入れたことを意味する。よって、自殺せずに甲斐君と結ばれるのが一番有り得る結末と思う。(2002/02/01)
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「富江」 映画、1999年3月
これはもう、どうにもならない映画だった。もともとホラー映画は好きではないが、これは酷過ぎる。ホラーにテーマ性を問うてもしょうがないけど、体の一部があれば復活するという女性と、その女性と過去に接点があったと思われる女性との係わり合いだけでもって、映画は展開していく。その展開に緊張感があればホラー映画として成り立つのだが、残念ながらこの映画は陳腐で、観るに耐えられなかった。
よって、菅野さん演じるゾンビみたいな富江は恐ろしいものではなく、ただ気持ち悪いものでしかなかった。(菅野さん、ごめなんさい。でも、そう感じてしまったんです。)
やっぱり、この手のどろどろホラー映画は難しい。ロメロ監督の名作「ゾンビ」は観る者に対して思考停止を起こすほどのインパクトがあった。だからこそ、まったく有り得ない世界を描いても私たちを恐怖のどん底に引きずり落としたのである。(2001/12/26)![]()
「落下する夕方」 映画、1998年11月
如何にもミニ・シアターという感じの映画だ。同棲して4年のカップルの間に1人の不思議な少女が入り込んできた。男はその少女に一目惚れし、同棲を解消しようとするが、少女は男と入れ替わるように女の部屋に転がり込む。少女は何か家の事情があるらしく、我儘振りを発揮しながらも、どこか哀しそう。映画は3人の揺れ動く気持ちを、敢えて曖昧な心象風景として描いているので、好き嫌いの別れる映画かな? 主演の原田知世の存在感は良かったと思う。人に優しいようで、実は自分が可愛いという人物像を、繊細に演じていた。ただ映画全体としては、リアルなのかファンタジーなのか中途半端なところが惜しかった。
菅野さんは、摩訶不思議な少女役で好演したと思う。気ままで、いつも寝てばかりという、まさに猫のような雰囲気だった。でも、この手の映画での演技としては、若干の未熟さを感じた。その他、浅野忠信がほんのちょい役で出演していた。昔から、むさい顔だったのね。(2003/06/29)![]()
「君の手がささやいている 第二章」 テレビ朝日、1998年10月
シリーズ第二章は、妊娠した美栄子が果たして子供を育てられるのか葛藤と、出産、子育ての奮闘を描く。ショートヘアの菅野さんがとっても素敵だ。もう、これだけで観る価値ありです。出産シーンの体当たり演技には、こちらも思わず声が出てしまう!? 個人的には菅野さんをアイドルとしては見ないのだが、このドラマでの菅野さんは全ての作品の中で一番可愛いと思う。ミーハーモードはこれくらいにしておきますが、やはりこのシリーズはとても素敵だ。
美栄子と博文の夫婦愛、両親からの深い愛情を、暖かく描いている。くさいドラマだと嫌味が出てくるのだが、このドラマはそれがまったくない。菅野さんと博文役の武田真治さんはもとより、彼等の両親を演じている役者さんが実にいい味を出している。だから、ドラマ全体を楽しめる。美栄子の父と博文との男2人だけの話もこのシリーズの1つの見せ場ですね。
この作品での菅野さんは本当に輝いて見える。(2001/12/26)![]()
「ベル・エポック」 映画、1998年9月
仕事に恋に揺れ動く女性5人の群像物語だ。まずまずの映画だが、どうも女性の揺れ動く気持ちが、あまり理解できなかった。女性が観ると、また違う感想を持つのかな?
菅野さんはゲスト出演という形で、ほんの少しだけ出番があった。嫌味な女子大生という役で、これが実に面白かった。何故か私は、嫌味な役を演じる菅野さんが大好きだ。フンッ、という感じで睨みつける表情がたまらなく好き。(2002/08/22)![]()
「君の手がささやいている」 テレビ朝日、1997年12月
感動のシリーズの第一章だ。(生まれながらに耳が聴こえない)聴覚障害の美栄子の社会人としての一人立ち、そして障害者に対する同情ではなく一人の女性として彼女を愛する男性との恋愛、彼女を暖かく見守る両親との物語だ。各俳優さんの名演技で非常にさわやかなドラマとなった。
まあ、明らかに聴覚障害者としての物語を普遍的な物語へと昇華できたところがこのドラマの成功要因である。聴覚障害というハンデを、誰もが持っているある種のハンデとして描き、それを乗り越える美栄子と、彼女を受け入れていこうする野辺の葛藤は、だからこそ私たちに感動を与える。
手話を巧みに操る菅野さんの名演技は素晴らしい。しゃべれない分、顔の表情や、体の動きで演技していて、それがファンとしてはすごく楽しみな部分でもある。このドラマがあったからこそ、菅野さんのその後の活躍があったのかもしれない。彼女にとってエポックメイキングとなった作品だ。(2001/12/23)![]()
「世にも奇妙な物語/望みの夢」 フジTV、1997年10月
菅野さん二十歳の時の作品だ。ただ、ドラマの設定自体に面白さがなく、あまりいい印象はない。ロングヘアの厚化粧の菅野さんだが、個人的には素肌のショート(ミディアム)ヘアの菅野さんが好きだ(まったく、ドラマ評ではないですね)。(2001/12/20)![]()
「イグアナの娘」 テレビ朝日、1996年4−6月
客観的に見てこのドラマは良く出来ています。娘と母の愛憎、優しい父、反発と助け合いの妹、しっかりした親友、頼もしい憧れの彼氏、ちょっと意地悪な恋のライバル、と人物設定やその背景をしかっり描いた上で、各俳優が比較的上手に演じている。だから、誰が観てもこのドラマは素晴らしいと感じるはず。
ただ、私にはどうも母がイグアナから人間に生まれ変わったという設定について行けなかった。ファンタジーは好きな方と自認しているのですが、なぜかこの物語にはついて行けなかった。どうしてでしょう?
でも、最初に述べたように、このドラマはほんとうに良く出来ている。また、若く凛々しい菅野さんも可愛い。演技力はまだ若いので、当然未熟なところは感じた。ただ、若さゆえの特権だろうか、一生懸命にドラマに取り組む姿を見るだけでも、応援したくなる。(2001/12/26)![]()
「エコエコアザラク」 映画、1995年4月
B級(ちょっとエロチック)ホラーといった映画だ。面白いとは言えないけれど、駄作でもない。菅野さんは学級委員長という役で出演していた。準主役だが完全に主役の座を奪ってしまうくらいの活躍だ。推薦するほどの映画ではないが、そこそこ楽しめる映画だ。
菅野さんは好感度の持てる女子高生役が結構はまっていたぞ。軽くもなく暗くもなく、普通の女の子役をそつなくこなしていた。そして、最後に魔女へ移り変わるところは、なかなかの迫力だった。これが評価されて、この後のホラー系作品への出演依頼が増えたのかな?
男子生徒同士の会話の中で、Jリーグの話があったのが、なんか笑えた。(2002/08/14)![]()
私の好きな作品
菅野さんが出演した作品のベストです。意外と少ないと言わないでください。10年で10タイトルあれば、という感覚でリストアップしていきます。1位 愛をください
この作品は何度も観たくなる名作だ。李理香と基次郎の文通に心洗われ、勇気付けられる。2位 君の手がささやいている親子3人の幸せな家族が素敵でした。このドラマを観ると、もっと自分自身がしっかりしなければと感じてしまう。3位 Dolls<ドールズ>文楽を映画で表現した芸術性の高い作品で、菅野さんの神々しい程の強烈な演技と存在感が堪能できる。4位 ちゅらさん漫画みたいなドラマで、単純明快な面白さがありましたね。菅野さん以外の俳優の演技も楽しめました。番外 週末婚スペシャルこのドラマで菅野さんが出演している部分だけです。素敵な田舎娘役の演技にインパクトがありました。![]()
私の好きなキャラクター
菅野さんが演じた人物で好きなキャラクターです。1位 城ノ内真理亜(ちゅらさん)
やっぱり誰が何と言おうとも真理亜さんです。生意気だけど優しく、(ブラックな)ユーモアも持つ彼女は最高です。でも、実際にこんな女性が現実にいたら、、、(ウーン、結構ちくちく苛められそう。)2位 遠野李理香(愛をください)必死に自分の幸せを探し続ける李里香には、私自身も悩み、応援した。まるで自分が基次郎になっているような感じだった。3位 佐和子(Dolls<ドールズ>)悲劇的なファンタジーの主役を見事に演じた。映画の後半、秋から冬までの菅野さんのゆらゆらした歩き方は、まるで文楽の人形のようでした。無表情の中の微妙でいながら豊穣な演技表現に虜になりました。4位 野辺美栄子(君の手がささやいている)第3章の彼女が1番好きです。当時22歳の菅野さんがしっかりと小学生のお母さんを演じていた。娘からの愛情に思わず涙を流すお母さんが、変な表現だけれど、何故だかとっても可愛く見える。5位 小野田杉江(週末婚スペシャル)
第1・2章の初々しいさもいいですね。実は、私は杉江ちゃんがもの凄く気に入っています。勝気でオテンバで行儀が悪いけど、でも謙虚(自分自身をわきまえている人)でしかも女の子らしく可愛い彼女は本当に素敵です。6位 青野純江(化粧師)とにかく笑顔が素敵だった。今まで一番美しい笑顔だったぞ。番外 倉田雪乃(恋の奇跡)決して愛すべきキャラクタであるはずがない。ただ、真理亜さんと倉田雪乃、あるいは李理香でしか菅野さんに興味を持つきっかけにならなかったと思う。他のドラマでは作品を楽しむことで終了してしまい、それに出演していた女優さん(菅野美穂さん)にまで興味を持つことはなかったであろう。そういう意味で番外として挙げた。![]()
菅野美穂さんのご紹介
菅野美穂さんの誕生日、血液型等は他のファン応援サイトでどうぞ。
ここでは菅野美穂さんが好きだと思われる、あるいは影響を受けた映画・音楽などの情報を記載します。これらの作品が菅野さんの役者としての、どのような下地となったのかを想像するが楽しみです。
ただし、ここの情報は間違いも結構あるかもしれません。何せ、他のサイトからの引用が多いですから。
菅野さん、間違いが有りましたなら訂正メールをお願いします !?菅野美穂さんが好きな映画
作品名 俳優・監督 コメント 恋する惑星 フェイ・ウォン
トニー・レオン菅野さんはこの映画をかなり気に入っているらしい。
でも、私は観ていません。観よっと。タクシー・ドライバー ロバート・デ・ニーロ
マーチン・スコセッシ性格俳優・菅野さんはやっぱりデ・ニーロ
を観ているんですね。是非、日本の
女デ・ニーロを目指し、大女優になってくだい。フェイス/オフ ジョン・ウー
ニコラス・ケージ
ジョン・トラボルタこれも濃い目の性格俳優が出演してますね。
菅野さん、この手の俳優が趣味なのかしら?天空の城ラピュタ 宮崎駿 菅野さん、宮崎監督の作品において、
声優としての出演を願っているらしい。
是非、実現できるといいですね。道 フェデリコ・フェリーニ ある監督さんに進められて観たらしい。
私が敬愛するフェリーニ大先生の作品、どうでした?ふたり 大林宣彦 大林監督の映画に是非出演してください。
等身大の女性を演じる菅野さんが観たい。ポネット ??? 確かフランス映画でしたっけ?
名前だけは聞いたことあるのですが。
これも、早速観ましょう。ギルパート・グレイプ レオナルド・ディカプリオ 菅野さん、ディカプリオのファンだそうです。
この映画では知恵遅れの役をやっていて
素晴らしい演技を披露していましたね。レオン ジャン・レノ
ゲイリー・オールドマンクールな映画でしたね。
私も好きです。ロッタちゃんはじめてのおつかい ? ? パールハーバー ? これ、面白いのかな?
あまり、観たいと思わないのですが、、Love Letter 岩井俊二
中山美穂岩井俊二監督作品でしたっけ? Brother 北野武 映画「Dolls<ドールズ>」は素晴らしかったですよ。 渚のシンドバッド ? ? メリーに首ったけ ? ? ウエストサイドストーリー ジェームズ・ディーン ミュージカルの傑作ですね。 ロッキー シルベスター・スターロン 有名な映画だけれど、私は面白いと思わなかった。 グリーン・ディスティニー アン・リー
チャン・ツィイー台湾出身の注目監督の映画ですね。 マルコビッチの穴 マルコビッチ これは観ていない。 キャスト・アウェイ トム・ハンクス これも観ていない。 初恋のきた道 チャン・イーモウ
チャン・ツィイー泣ける映画でしたね。私も大好きです。
チャン・ツィイーの純情さに涙ハンカチ3枚でした。火垂るの墓 (アニメ) これも泣ける映画でしたね。 ブロウ
フロム・ヘル
ショコラジョニー・デップ ジョニー・デップのファンなんですね。
最近では「耳に聴こえるは、君の歌声」がよかったですよ。菅野美穂さんが好きな演劇
作品名 俳優・演出家 コメント マクベス 大竹しのぶ
蜷川幸雄これは、あくまで観劇に行ったいうことらしい。
でも、蜷川演出の演劇に菅野さんが出演したら、
どんなに楽しみなことか。セツアンの善人 松たか子 松たか子さんといえば映画「四月物語」だけれど
全然、関係ありませんね!?菅野美穂さんが好きな音楽
バンド名・曲名 コメント オアシス 菅野さん、ひょっとしてブリティッシュ・ロックのファンなのですか?
他のバンドも聴いていてくれると、個人的に嬉しい。
そういえば蓮井朱夏の「ZOO」もブリティッシュ・ポップの香りがしていましたね。JUDY AND MARY
YUKIヴォーカルのYUKIさんは私も興味があります。
ソロ転向後の初亜アルバムのビデオ・クリップは面白い。坂本龍一 YMOはよく聴いたのだけれど。 小沢健二 ほとんど聴いたことがない。 菅野美穂さんが好きな本・作家
本・作家 コメント 「アインシュタイン150の言葉」 ん!、何か渋い。 吉本ばなな 「体はみんな知っている」 未読 銀色夏生 実は一冊の本も読んでいません。 「ハリー・ポッター」 映画は観たのでしょうか? 「ネバーエンディング・ストーリー」 英国系ファンタジーが好きですね。 古典(に挑戦したい) 具体的な題名は? いつか教えて! 「地球の歩き方」シリーズ
(ラオス、イタリア等、全15冊)私は海外へはそれ程行っていないのですが、これは必需品ですね。 観世寿夫「心より心に伝ふる花」
スタニスラフスキイ
オリヴァー・サックス「妻を帽子とまちがえた男」演出家の推薦本だそうです。 菅野美穂さんが旅したい土地・場所
土地・場所 コメント イタリア 歴史的建造物や絵画を観たいそうです。
ついでにカルチョの試合でも観戦してください。湯布院(大分県) リラックスしたいそうで、、 ガンジス河(で泳ぎたい?) え! いや、若いときはインドに憧れるのかな? 菅野美穂さんが好きなこと
好きなこと コメント 2度寝 これはいいですよね。私も休日はよくします。 掃除 ストレス解消の1つだそうです。 家族(両親)との食事会 エライ。ちなみに、わたしはほとんどしない親不孝物。 ![]()
菅野美穂さん名言集
名言 コメント 役は「役割の役」としてまっとうすべきもの 御意、さる有名な演出家も役者は常に冷静でなければ演技をまっとうできないと言っています。 迷ったら捨てる。
(物に依存するのではなく、大事なものは自分の中に置いて行く。)物は貯めない主義だそうです。これは、彼女の人生観も表しているのかな? 結婚しても役者稼業を捨てないでね。 手を差し伸べることで助かる子供は確実にいるし、偽善だと言われても、それを人に恥じることはない。 カンボジアの取材で感じたことだそうです。
世の中、悲惨な人は沢山いる。自分自身、常に何が出来るかを考え実行していくことは大事なことです。記憶は忘れる為にあるもではない。思い出す為にあるんだ。(「恋の奇跡」より) これはドラマの中での台詞なので反則ですが、成る程なと思った言葉です。 こうしたいと思っても自分通りにならないのがこの世界(芸能界)。振り回されながらもマイペースでやっていきたい。 菅野さんは非常にバランス感覚が強いみたい。これは彼女の人間としての長所でしょう。でも、芸能界の中ではマイナスにならないのかな? 長所は短所であり、短所は長所でもある。
大変な時こそユーモアを持って切り抜けられるような、余裕がある女性になることが、30歳までの目標かな。(2002/09)最近の菅野さんの言葉は、大袈裟だけれど何か悟ったような表現が多い。何かあったのかな? でも、常に目標意識を持っていくことは大事ですよね。(私はあまり持たなかったので、たいした大人になれなかった) 幸せを計る物差しは一人一人の中にあるし、一人一人違う。
自分にとって大事なものがシンプルにわっかていたいなと思うことです。(2002/10)ある雑誌でのインタビューを読んだのだけれど、菅野さんは非常に真面目でだし、素直だ。そして、自分にとって必要なこと、やらねばならないことが本質的にわかっているみたい。私よりはるかに年下なのに、考えていることは私より大人だ。 ![]()