Steamhammer (スティームハマー) : 名盤、愛聴盤 ![]()
アルバム一覧
Steamhammer (Reflection)、1968年、CBS
◎:素晴らしい名曲、○:まずまずの佳曲、△:普通、×:イマイチ Steamhammer (Reflection)
1968年、CBS
ブリティッシュ・ブルース・ロックと言えば、ジョン・メイオールを中心として1960年代の後半を中心に一大ブームを巻き起こした。1966年に発表された「John Mayall Blues Breakers With Eric Clapton」は、エリック・クラプトン(後にクリーム)、ジョン・マクヴィー(後にフリートウッド・マック)等と組んだ歴史的アルバムで、ブームの出発点だ。ブリティッシュ・ブルース・ロックは、その後、フリートウッド・マック、チッキン・シャック、サボイ・ブラウンの3大ブルース・バンドを中心に興隆する。ビートルズは、そのブルース・ロック・ブームに対して半ば皮肉を込めて、アルバム「The Beatles (ホワイト・アルバム)」の中で「Yer Blues」を披露した。
そして、このブルース・ロックを基盤としてハード・ヘヴィーな演奏をするグループが続き、1960年代後半からのハード・ロック、ヘヴィー・ロックへと大発展していく。クリームあたりがその出発点で、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ブラック・サバスが世界制覇を成し遂げていく。
さて、ここで紹介するスティームハマーは、ブルース・ロックを基盤としながらも、ハードロック等の要素を持つ。タイプとしてはレッド・ツェッペリンに似ていが、かなりディープな感じだ。しかし、その男気ある無骨な演奏は、今となってはとてもクールでカッコいい。一般的にブリティッシュ・ブルース・ロックは現在の耳で聴くと古臭いが、彼等の演奏は不滅だ。同系列のバンドしてはエインズレイ・ダンバー・リタリエイション(Aynsley Dumber Retaliation)やベイカルー(Bakerloo)あたりがある。
なお、グループのメンバーはキース・レルフ(元ヤードバーズ、ルネッサンス)とアルマゲドンを結成した。(2004/02/01)
No 曲名 評価 感想 A-1 Water (Part 1) ○ 川の流れの水の音を収めたイントロダクションだ。 A-2 Junior's Wailing ◎ ごりごりのブルース・ロックだが
クールな演奏にノックアウトだ。
男気ある硬派の演奏がカッコいい。A-3 Lost You Too ◎ B-2 がハードな曲だったのに対し、
バラード調の曲だ。
その渋さに打ちのめされる。A-4 She Is The Fire × ちょっと出だしのファンファーレが脱力かな。
平凡な曲だと思う。A-5 You'll Never Know △ 典型的なブルース・ナンバーだ。 A-6 Even The Clock ◎ フルートを取り入れたジャズ・ロック調の演奏だ。
プログレ感覚もある素晴らしい曲だ。しびれる。
往年のブリティッシュ・ロックを彷彿させる。B-1 Down The Highway ◎ A-6 と同系列の曲だ。
何となくジェスロ・タルを連想する。B-2 On Your Road ◎ 自動車事故のクラッシュ音から始まる。
曲は A-3 のような渋いバラードだ。
サイケ調のギターフレーズも入っている。B-3 Twenty-Four Hours ◎ 典型的なブルース・ナンバーだ。
スローテンポな演奏に聴き惚れるB-4 When All Your Friends Are Gone ◎ これもカッコいいブルース・ナンバーだ。 B-5 Water (Part 2) ○ A-1 と同様のエンディングだ。 ![]()