UA (ウーア) : 名盤、愛聴盤
UA (ウーア)、ジャンル:日本のロック、出身:日本
歴史的名盤(愛聴盤)音楽ホーム

アルバム一覧

11、1996年、Speedstar Records
Fine Feathers Make Fine Birds、1997年、Speedstar Records
turbo、1999年、Speedstar Records
My Best、私個人で選ぶUAベスト
◎:素晴らしい名曲、○:まずまずの佳曲、△:普通、×:イマイチ


11

1996年、Speedstar Records
 クラブ、R&Bを中心にかなりバラエティに富む選曲で楽しませてくれるUAのファースト・アルバムだ。本当に多種多彩なジャンルをベースにした曲が入っていて、まさにJポップの万華鏡のようなアルバムだ。ロック、ダブ、日本民謡というエッセンスを入れたクラブ系サウンドは今も聴き応えがある。8年も前のアルバムなのに古さはまったく感じない。確かに曲の良し悪しのばらつきはあるが、「雲がちぎれる時」を始め名曲も多い。初期UAの代表的なアルバムだ。(2004/01/10)
 
No
曲名
評価
感想
M-1
リズム
クラブ系サウンドのミディアム・テンポの曲だ。
落ち着いた雰囲気でUAが唄う。
M-2
大きな木に甘えて
ブラジリアン・サウンドをベースにした曲だ。
ミディアム・テンポの曲だが、とても良くできた曲だ。
どこか投げやりな感じでUAが唄うが、とても印象に残る。
M-3
落ちた星
バラード調の曲で、ゆったりとした雰囲気で唄う。
M-4
バラ色
未来派のクラブ系サウンドの曲だ。
先進的なサウンドをバックにUAもどこか機械的に唄う。
M-5
ゼリー
スローバードだが、クラブ風なサウンドを
バックにどこか陰鬱な感じで唄う。
M-6
ヒマワリ
M-5 と同様の曲だ。
M-7
雲がちぎれる時
ロック・バラードの名曲だ。
切々と唄うUAのヴォーカルも素晴らしい。
UAの代表曲の1つだ。
M-8
情熱
(king wadada dub)
R&B調のヒット曲のダブ・バージョンだ。
後のアルバム「turbo」で大胆にダブを導入したが
これはその先がけとなった曲だ。
ダブ色は薄いが、UAのけだるいハスキー・ヴォイスと
ダブの組み合わせがマッチしている。
M-9
紅い花
歌謡風バラードで、ちょっと官能的なヴォーカルが聴ける。
M-10
水色
どこか日本古来の民謡を連想する素朴ながら格調高い曲だ。
ディープに唄うUAのヴォーカルも素晴らしい。
M-11
ランデブー
テクノやシャンソンのエッセンスを取り入れた演奏が愉快だ。
(M-12)
情熱
隠しトラックとして挿入されているヒット・シングルだ。
R&B風のポップな曲で、
これはこれでUAの魅力を存分に提供している。

Fine Feathers Make Fine Birds

1997年、Speedstar Records
 UAのライブの模様を「何も切らない、何も足さない」という、そのままの内容をCD2枚組で収録されている。UAはその後、AJICOで「AJICO SHOW」、UA自身の名義で「空の小屋」と計3作のライブ・アルバムをリリースしている。どれも、このアルバムと同じようにライブの模様をそそままパッケージしている。
 このことにUAのライブ・パフォーマーとしての実力、あるいは意気込みが伺える。ヴォリューム感あるUAのヴォーカルが素晴らしい。唄が滅茶苦茶上手いという訳ではないがハスキー・ヴォイスで、時に豪快に、時にしっとりと唄う。このアルバムは、いろいろなジャンルの曲が入っているし、極上のエンターテイメントとして楽しめる。特に後半のロック・シンガーとして魅力が素晴らしい。また、MCを含めたライブは、ファンにとっては楽しいものだ。関西弁による、ちょっと奇妙な喋り方が面白い。(2004/01/12)
 
No
曲名
評価
感想
M-1
太陽手に月は心の両手に
ミニ・アルバム「Petti」からの選曲で、
軽快なダンス風R&Bナンバーを迫力たっぷりに唄う。
オープニング・ナンバーに相応しい、わくわくする演奏だ。
M-2
大きな木に甘えて
アルバム「11」からの選曲だ。
スタジオ録音と違ってアップテンポで演奏される。
伸びやかに、そして楽しそうに唄うUAが魅力的だ。
M-3
I FEEL THE EARTH MOVE
シングル「COLONY」に収められていた曲だ。
もともとはキャロル・キングの唄だ。
ちょっとレゲエ調のアレンジで聴かせる。
M-4
SWEET VIBRATIONS
スタジオ未収録の曲だ。
これもレゲエ・ダブ感覚のある演奏で、
ゆったりとしたヴォーカルで聴かせる。
M-5
ゼリー
アルバム「11」からの選曲だ。
スローな曲を官能的に唄う。
M-6
BECAUSE THE NIGHT
シングル「雲がちぎれる時」に収められている
パティ・スミスによる曲だ。
バラード調にアレンジして、じっくりと聴かせる。
とても素晴らしいUAのヴォーカルが堪能できる。
M-7
電話をするよ
シングル「情熱」に収められていた曲だ。
ゆったりとしたバラードで聴かせる。
M-8
温度
ミニ・アルバム「Petti」からの選曲だ。
これも M-7 に続き、ゆったりとしたバラードで聴かせる。
後半のサビでの高揚感が素晴らしい。
M-9
リズム
アルバム「11」からの選曲だ。
クラブ系の曲だが、さすがにこの手の曲は堂々と聴かせる。
N-1
情熱
アルバム「11」からの選曲だ。
M-9 に続きクラブ系の曲を聴かせる。
声量感溢れ、貫禄さえ感じる唄いっぷりが素晴らしい。
N-2
MAMA
シングル「太陽手に月は心の両手に」に納められている曲だ。
アップテンポのロックンロール・ナンバーを豪快に唄う。
N-3
SOMEBODY TO LOVE
スタジオ未収録の曲だが
ジェファーソン・エアプレインでお馴染みの曲だ。
N-2 に続いて、豪快な唄いっぷりが素晴らしい。
ロック・シンガーとしての底力は、その後AJICOで花開く。
N-4
雲がちぎれる時
アルバム「11」からの選曲だ。
ロック・バラードを切々に唄いきる。
聴く者の胸をえぐるような力がある。
N-5
水色
アルバム「11」からの選曲だ。
日本民謡風のバラードをじっくりと聴かせる。
N-6
HORIZON
ミニ・アルバム「Petti」からの選曲だ。
クラブ系の曲を披露している。
N-7
HARLEM BLUES
スタジオ未収録の曲だ。
最後はブルースをじっくりと聴かせる。

turbo

1999年、Speedstar Records
 日本のポップ・シーンに君臨していた彼女のサード・アルバム(ミニ・アルバムやライブ・アルバムを除く)は大胆なダブを導入した実験作という側面が強いアルバムとなった。ジャケットからしてディープな感じを受けるが、内容も相当にディープだ。ダブという極端にデフォルメされたアレンジが全体を支配しているがクールな演奏に徹している。これがUAのエモーショナルなヴォーカルと相俟って独自の世界観を築き上げた。かなりコアなアルバムだが極上の音楽が楽しめる。
 また、元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一が作曲に参加していて、叙情感溢れるロック・バラードを提供している。後にAJICOを結成する縁となった大事な出会いがここで実現している。(2004/01/12)
 
No
曲名
評価
感想
M-1
プライベート・サーファー
(puff fishy mix)
レゲエ調の軽やかなバラードだ。
伸びやかなUAのヴォーカルが楽しめる。
M-2
ロマンス
ラテン調ながらも、とても爽やかな雰囲気を提供する曲だ。
M-3
ランドリーより愛を込めて
バラード調の曲をダブ・テイストで聴かせる。
M-4
男と女
R&B、クラブ・ミュージック調の曲をダブ・テイストで提供する。
お洒落な演奏だが、ダブ特有のディープさも兼ね備える。
M-5
サマーメランコリック
マカロニウエスタンの映画音楽のような出だしで始まる。
ちょっとアグレッシブな演奏にちょっとしたダブをかぶせる。
このアルバムの中ではノリのいい曲の1つだ。
M-6
ストロベリータイム
ちょっとかすれたヴォーカルで唄われるバラードだ。
哀愁感のある曲調も素晴らしい。
作曲は元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一だ。
この縁で後にAJICOを結成する。
M-7
午後
ロック・バラード調の名曲だ。
UAの味わいのあるヴォーカルも素晴らしい。
アコースティックのギター、ウッド・ベース、ヴァイオリン、ドラム
というバックの演奏もクールだ。
これも作曲は元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一だ。
M-8
乾く日に
これもディープなバラードだ。
ウッドベース、フルート、コンガを中心とした
けだるい雰囲気を漂わす演奏も素晴らしい。
M-9
リンゴ追分
美空ひばりが唄っていた曲を
リトル・テンポのプロデュース、トランペットにこだま和文が参加して
ダブ・テイスト溢れるアレンジで聴かせる。
日本歌謡とダブの合体という非常にスリリングな演奏だ。
この実験的な演奏は大成功となった。
M-10
ため息
クラブ系の演奏を若干のダブ・テイストで演奏しているが平凡な感じだ。
M-11
数え足りない夜の足音
(pele dubwise version 2)
ロック、レゲエ、ダブといった要素の強い名曲だ。とにかくカッコイイ。
迫力あるUAのヴォーカルも聴き応え充分だ。
重厚でいながら唸るベースの音にしびれる。
M-7, M-9 とともにこのアルバムのハイライトとなっている。
M-12
ノハラソング
リコーダーをバックに素朴な曲を唄う。
この唄を聴くとNHK「ドレミノテレビ」に出演したのも理解できる。
M-13
スカートの砂
最後は軽やかでポップな曲で締める。
全体的にディープな演奏が多かっただけに最後にほっとする。

My Best

 UAのベストというと2003年にリリースされた「ILLUMINATE」がある。それも素晴らしかったが、私個人でもベストアルバムを CD-R で作成しています。ロックやダブ系の曲が好みなので、以下のリストになりました。あなたも My Best 盤を作成してはどうでしょうか?(2004/01/12)
 
No
曲名 感想
M-1
太陽手に月は心の両手に ミニ・アルバム「Petti」からの選曲。
M-2
大きな木に甘えて アルバム「11」からの選曲。
M-3
雲がちぎれる時 アルバム「11」からの選曲。
M-4
水色 アルバム「11」からの選曲。
M-5
BECAUSE THE NIGHT シングル「雲がちぎれる時」からの選曲。
M-6
情熱 アルバム「Fine Feathers Make Fine Birds」からの選曲。
M-7
SOMEBODY TO LOVE アルバム「Fine Feathers Make Fine Birds」からの選曲。
M-8
雲がちぎれる時 アルバム「Fine Feathers Make Fine Birds」からの選曲。
M-9
水色 アルバム「Fine Feathers Make Fine Birds」からの選曲。
M-10
悲しみジョニー アルバム「アメトラ」からの選曲。
M-11
恋人 アルバム「アメトラ」からの選曲。
M-12
午後 アルバム「turbo」からの選曲。
M-13
リンゴ追分 アルバム「turbo」からの選曲。
M-14
数え足りない夜の足音 アルバム「turbo」からの選曲。
M-15
Mondo Grosso と共演したシングル