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アーティスト名一覧

エニグマ [Ainigma] 1973 (へヴィーロック、ブリティッシュ系) ドイツ
アラン・ソレンティ [Alan Sorrenti] 197?-8? (ポップ、プログレ色) イタリア
エルヤーナス・トレッゴード [Algarnas Tradgard] 1971 (チェンバーロック) スウェーデン
アモン・デュール [Amon Duul] 196?-7? (プログレ、サイケ、ヘヴィー)
アネクドテン [Anekdoten] 1993-- (プログレ、へヴィーロック色) スウェーデン
アフロディテス・チャイルド [Aphrodite's Child] 1968-72 (プログレ) ギリシア 
アレア [Area] 1973-80 (ジャズロック、プログレッシブ) イタリア 
アルティ・エ・メスティエリ [Arti & Mestieri] 1974-85 (プログレ) イタリア
お勧めアーティストアルバムには(特にお勧めは)を付けています。国別ページも参考にしてください。

エニグマ [Ainigma] ドイツ

・Diluvium、1973年、Little Wing
ブリティッシュ・ロックの影響をもろに感じるヘヴィーロック・グループである。古色然としたサウンドながらも、なぜだか気に入ってします。3人組み(G、Key、Ds)でベースレスながらも迫力ある演奏を聴かせる。(2000/05/06)

アラン・ソレンティ [Alan Sorrenti] イタリア

・Area、1972年EMI
いわゆるイタリア的ポピュラー歌手だが、この1枚だけは恐るべきプログレ色の強いアルバムだ。高音のヴォーカルで独特の世界を表現している。A面全部を使った大作はそんじょそこらのプログレ・グループ真っ青のテンションを持っている。時代が創った異色作である。(1999-12-22)

エルヤーナス・トレッゴード [Algarnas Tradgard] スウェーデン

1970年初頭にスウェーデンに存在したカルト的なバンドである。おそらく大学生を中心としたバンドであろう。

・悦楽の園、1971年Silence

サード・イアー・バンドに似たチェンバー・ロックを聴かせる。オカルト的というか、ひたすら暗く重い演奏が続く。スウェーデンの民族楽器が使われていて、現代のラディカル・トラッドの要素も若干見られる。女性Voも聴かれる。(1999-07-31)

アモン・デュール [Amon Duul] ドイツ


・Pshycedelic Underground、1969年、Metronome

タイトル通りのヤバイ演奏だ。ドラッグで全員イっているような呪術的祝祭みたいな演奏だ。実験的なコラージュもある。ロックが混沌としていた時代の悪魔的演奏がここにある。そして、典型的なドイツ・アンダーグランド・ミュージックを聴ける。(2002/09/22)
・Phallus Dei、1969年、?
Amon Duul Uでのファースト・アルバムだ。混沌、呪術という言葉がぴったりのダーク・サイケデリック・ミュージックだ。A面1,2曲目はいいが、あとはちょっと面白みの欠ける曲かも? (2007/05/04)

・Tanz Der Lemminge、1971年、Autobahn Musik 
Amon Duul Uで発表されたサード・アルバムでアナログでは2枚組のアルバムだ。アモン・デュールのTとUの区別は私にはちょっとわからない(ドイツのプログレは苦手なのでわからないことが多い)。このアルバムは楽天的な祝祭気分で演奏されるサイケデリックの饗宴だ。ちょっとっばりポップな面もあるが、基本はどろどろした演奏で、これはこれで面白いものである。なんか、くせになりそうなロック・オペラ的なアルバムで、客観的に聴いてこれは傑作アルバムだと思う。(2002/12/23)

アネクドテン [Anekdoten] スウェーデン

キング・クリムゾンのへヴィーさを追及するグループで、近年日本でも注目を浴びる。

・Vemod、1993年、Anekdoten

まさに陰鬱なへヴィー・ロックということで、あのキング・クリムゾンを彷彿とさせる。この手のグループは失望させられることが多いが、このアネクドテンは結構聴ける。ギター、ベース、ドラムのトリオに女性チェリストが参加しているのが特徴だ。もちろんメロトロンやキーボードが効果的に使われている。(1999-09-06)

アフロディテス・チャイルド [Aphrodite's Child] ギリシア 

映画音楽(ブレードランナー等)でお馴染みのヴァンゲリス・パパサナシュー率いるギリシアのバンドで、独特の世界を提供した。

・666、1972年Vertigo(再発) 
ギリシア神話をモチーフにしたトータル・アルバムで、エーゲ海の臭い漂う独特の世界を持っている。まさに衝撃のアルバムだ。イタリアとも異なる暖かさの中の狂気が凄い。結構ストレートなロックやポップ調の曲もあるが、プログレ・マインドの曲が非常に面白い。民族弦楽器を使用したり、打楽器に特徴がある。また、ヴァンゲリスのキーボードの音色もギリシア的だ。ギリシアのプログレも珍しいが、世界は広いものである。(1999-09-06)

アレア [Area] イタリア 

至上最強のヴォーカリスト、デメトリオ・ストラトス率いる強烈なロック・グループである。デメトリオはエジプトはアレキサンドリア生まれのギリシア人ということもあり、彼等の演奏は中近東やバルカン半島の影響が強い。イタリア共産党を支持する政治的立場も明確にし、時代の最先端で活動した。自らをインターナショナル・ポピュラー・バンドと呼ぶなど、話題に事欠かない。1979年にデメトリオが死去し、惜しくもグループは解散した。

・Arbeit Macht Frei、1973年、Cramps 
衝撃のデビュー作である。アルバム・タイトルもナチのユダヤ人収容所に掲げられていたスローガン「自由への叫び」である。1曲目の「7月、8月、9月(黒)」から激しいジャズ・ロックの演奏が始まる。確かなテクニックに裏付けられた演奏も素晴らしい。衝撃の問題作だ。(1999-09-06)

・Caution Radiation Area(汚染地帯)、1974年、Cramps 
セカンド・アルバムはファーストよりレベルがアップした好アルバムだ。ただし、演奏が主体になっており、デメトリオのヴォーカル曲が少ないのが残念だ。(1999-09-15)
・Crac!、1975年、Cramps 
サード・アルバムはヴォーカルを前面にフィーチャーした内容で、アレアのアルバムの中では比較的聴きやすい内容だ。それでもアヴァンギャルドなジャズロックであるので覚悟を決めて聴く必要がある。(1999-09-15)

・Are(A)zione、1975年、Cramps 
第4作目はライブ実況盤である。これまでの3枚から1曲ずつ代表的なヴォーカル曲が入っているがうれしい。デメトリオの脅威のヴォーカルにノックアウトされるに間違い無い。大傑作ライブ!(1999-09-15)
・Maledetti(呪われた人々)、1977年、Cramps
第5作目は前衛性が前面に出た問題作である。かなりハードな内容なのでファン以外は敬遠したほうがよさそうだ。(1999-09-15)
・Parigi-Lisbona、1976年、Cramps 
アレア全盛期のライブを収めた未発表集である。Are(A)zione 同様に白熱した演奏が素晴らしい。(1999-09-15)
・Concerto Teatro Uomo、Cramps 
ライブの未発表集の第2弾でCD2枚組みである。しかもライブ・コンサートの全てを収めているという価値のある作品である。ただ、録音があまり良くないのが残念だ。(1999-09-15)

アルティ・エ・メスティエリ [Arti & Mestieri] イタリア

グループ名を日本語に訳すと「芸術家と職人達」となるが、まさにその言葉通りのグループである。天才ドラマー、フリオ・キリコの存在で有名である。

・Tilt、1974年、??? 
キリコのドラムだけではなく、ヴァイオリン、メロトロン、サックス等が絡んだその演奏は素晴らしい。イタリアというよりはブリティッシュ、強いて言えばカンタベリーの香りが感じさせる。非常に出来の良いアルバムだ。(1999-09-18)
・Giro Di Valzer Per Domani、1975年、Crumps
彼等のセカンド・アルバムで前作「Tilt」のライブ実況盤である。手が3本あるのではないかと言われたフリオ・キリコの高速ドラムが堪能できる。(1999-09-18)
・Murales、2001年、Electromantic
何と、彼等の最新作が発表された。品のいいジャズ・ロックを聴かせてくれる。さすがのキリコも高速ドラミングは披露していないが、年輪を重ねた貫禄の演奏を行っている。アルバム後半はアコースティックな曲が多く、ECM系のスタイルを感じさせる。(2001/05/04)