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日本のロックジャンル別私の愛聴盤)、音楽ホーム

アーティスト名一覧

bird [バード] 1999-- (ポップ、女性Vo) 
Herbest Moon [ハーベスト・ムーン] 2003-- (ヒップホップ、クラブ)
High and Mighty Color [ハイ・アンド・マイティ・カラー] 2005-- (ロック、ミクスチャー、ポップ、女性Vo)
High Voltage [ハイ・ヴォルテージ] 2004-- (ロック、ヘヴィーロック、パンク)
Hi STANDARD [ハイ・スタンダード] 199?-- (メロコア、パンク)
元ちとせ [Hajime Chitose] 2001-- (トラッド、コンテンポラリー、女性Vo) 
蓮井朱夏 [Hasui Syuka] 2000-- (ポップ、女性Vo)
Buck Jam Tonic [バック・ジャム・トニック] 2003-- (フリージャズ、ハードコア、アヴァンギャルド) 
Back Drop Bomb [バック・ドロップ・ボム] 199?-- (ロック、ヒップホップ、ヘヴィー、レゲエ)
The BACK HORN [バック・ホーン] 1999-- (ロック) 
バット・ケイヴ [Bat Cave] 1998-- (ハードコア、ヘヴィー) 
はっぴいえんど [Happy End] 1970-1974 (ロック、ポップ)
バッファロー・ドーター [Buffalo Daughter] 199?-- (ロック、ポスト・パンク、サイケ、テクノ、女性Vo) 
羽鳥美保 [Hatori Miho] 1994-- (アヴァン・ポップ、女性Vo)
バトル・オブ・ニンジャマンズ [Battle of Ninjamans] 199?-- (サイコビリー、ハードコア、パンク) 
ハナレグミ [Hanaregumi] 2002-- (ポップ、フォーク)
ぱぱぼっくす [Papabox] 2004-- (ポップ、フォーク、女性Vo) 
原田郁子 [Harada Ikuko] 2004-- (ポップ、女性Vo)
HALCALI [ハルカリ] 2002-- (ポップ、ヒップポップ、女性Vo)
Hawaiian 6 [ハワイアン・シックス] 200?-- (メロコア、パンク)
PANG [パン] 2003-- (レゲエ、ポップ、女性Vo)
半野喜弘 [Hanno Yoshihiro] 1992-- (エレクトロニカ、アヴァン・ポップ)
バンプ・オブ・チキン [Bump of Chicken] 200?-- (ロック、ポップ)
B-DASH [ビー・ダッシュ] 2002-- (ロック)
Viki [?] 2003-- (ポップ、女性Vo) 
Pizzicato Five [ピチカート・ファイヴ] 1984-2001 (ポップ、女性Vo)
一青窈 [Hitoto Yoh] 2002-- (ポップ、女性Vo)
一十三十一 [Hitomi Toi] 200?-- (ポップ、女性Vo) 
平原綾香 [Hirahara Ayaka] 2003-- (ポップ、女性Vo)
Fire Ball [ファイアー・ボール] 200?-- (レゲエ、ヒップホップ) 
Fuck You Heroes [ファック・ユー・ヒーローズ] 200?-- (ハードコア・パンク) 
phat [ファット] 200?-- (ジャズ、ハウス、プログレ) 
フィッシュマンズ [Fishmans] 1987-1998 (ポップ、レゲエ、クラブ) 
Fayray [フェイレイ] 200?-- (ポップ、ジャズ、女性Vo)
Fossa Magna [フォッサ・マグナ] 2006-- (ジャズ、アヴァンギャルド)
藤田陽子 [Fujita Yoko] 2002-- (ポップ、カルト、女性Vo)
フジファブリック [Fujifabric] 2004-- (ロック、ポップ)
藤原大輔 [Fujiwara Daisuke] 2003-- (ジャズ、エレクトロニクス、クラブ)
PUSHIM [プシン] 200?-- (レゲエ、ポップ、女性Vo)
フライング・リズムス [Flying Rhythms] 2004-- (打楽器、ダブ)
ブラインドマン [Blindman] 1998-- (ヘヴィーメタル)
ブラフマン [Brahman] 199?-- (パンク、ロック) 
fra-foa [フラフォア] 200?-- (ロック、ヘヴィー、ポップ、女性Vo) 
フラワー・カンパニーズ [Flower Companies] 1989-- (ロック) 
ブランキー・ジェット・シティ [Blankey Jet City] 198?-2000 (ロック、ヘヴィー)
フランボワズ [Franboise] 200?-- (ポップ、ロック、サイケ、女性Vo) 
BLEACH [ブリーチ] 199?-- (ハードコア、パンク、女性Vo)
ブルー・ハーツ [Blue Hearts] 1987--1995 (パンク、ロック) 
ブルー・ハーブ [Blue Herb] 199?-- (ヒップホップ、コア) 
フルカワミキ [Furukawa Miki] 2006-- (ポップ、ロック、アンビエント、女性Vo) 
Breakfast [ブレックファースト] 200?-- (ハードコア・パンク)
フロウ [FLOW] 2002-- (ロック、ヒップホップ)
Boom Boom Satellites [ブン・ブン・サテライツ] 1988-- (ハウス、ロック)
PE'Z [ペズ] 200?-- (ジャズ、パンク感覚)
ペッカー [Pecker] 197?-- (ダブ)
HELICOID 0222MB [ヘリコイド 0222MB] 199?-- (ロック、アヴァンギャルド、サイケ、ポップ、女性Vo) 
BOREDOMS [ボアダムス] 199?-- (クラブ、サイケ、トランス、ロック、アヴァンギャルド) 
WHEEL OF DOOM [ホイール・オブ・ドゥーム] 200?-- (ハードコア、プログレ)
ボイルド・フィッシュ・ペースト [Boiled Fish Paste] 2002-- (パンク、ロック)
Bonobos [ボノボ] 2003-- (ポップ、レゲエ、ダブ、ボサノバ)
Polaris [ポラリス] 2001-- (ポップ)
Boris [ボリス] 200?-- (ヘヴィーロック)
ホリデイズ [Holidays] 199?-- (メロコア、女性Vo)
お勧めアーティストアルバムには(特にお勧めは)を付けています。
国別ページも参考にしてください。(国名省略は日本です。)
 

bird [バード] 

bird1999年、Sony Music Associated Records Inc.
彼女のファースト・アルバムだ。R&Bやヒップホップを前面に出した演奏だ。ファーストにして彼女の個性が確立しているクオリティの高い作品だ。(2003/10/12) (レンタル)

Mindtravel2000年、Sony Music Associated Records Inc.
楽曲がランクアップしたセカンド・アルバムだ。今回は全般的にポップといった内容だ。のりのいい曲からバラードまで、情熱的に唄っている。ハイセンスな曲が光る好アルバムだ。(2003/10/12) (レンタル)
Live! tour 2000+12001年、Sony Music Associated Records Inc.
bird のライブを収録したアルバムだ。ステージ模様が目に浮かぶ楽しい演奏だ。エンターテイメント性が高いライブ演奏だ。(2003/10/12) (レンタル)

極上ハイブリッド2002年、Sony Music Associated Records Inc.
UA を連想する歌姫だが、ボサノバやジャズなどのラテン系テイストを持つ演奏だ。印象のある歌声で情熱的に迫る。日本でもトップ・クラスのクオリティを提供する女性シンガーだと思う。(2003/10/11) (レンタル)
・チャンス、2003年、Sony Music Associated Records Inc.、CCCD
彼女の曲を初めて聴いた。タイトル曲はインド楽器を取り入れた演奏で、正直好みではなかったが、3曲目のライブを収録した曲が素晴らしい。ストリング・カルテットに電気ピアノ、ベースという演奏で、かなりジャージーな演奏だ。1970・80年代のフュージョン系ジャズ・サウンドの香りがする洒落た演奏で、彼女の過去のアルバムを聴いてみたくなった。(2003/10/09) (レンタル)
Double Chance2003年、Sony Music Associated Records Inc.
ハイセンスでポップな曲を提供する彼女の4作目のアルバムだ。今作は落ち着いたアダルトな曲が多い。それでも、いろいろな趣向の曲が入っていて楽しい。1曲目のインド楽器を取り入れた曲や、8曲目のバラードが好きだが、前作に較べると、いい曲が少ないと思う。(2003/10/25) (レンタル)
・ハイビスカス、2004年、Sony Music Associated Records Inc.
久し振りにシングルは、暑い夏にぴったりの軽快でダンサンブルなナンバーだ。相変わらずのハイセンスなポップが素晴らしい。この手のポップなタイプは、あまり聴かないのだけれど、彼女は特別だ。良質な音楽とは、彼女の作品を指すのだろう。(2004/07/24) (レンタル)
・髪をほどいて、2004年、Sony Music Associated Records Inc.
これまで雰囲気が若干異なって、沖縄テイストが入ったピースフルな内容だ。いい意味でリラックスした内容となっている。(2004/09/17) (レンタル)
Vacation2004年、Sony Music Associated Records Inc.
第5作目のアルバムは架空のリゾートを舞台にした、リラックスした内容のアルバムだ。ゆるめのテンポの曲が多いが、ヴォーカルを前面に出した演奏が多い。ちょっと、今までの趣向と違うのかな? 9曲目は今までの演奏を踏襲していて、いいと思う。リラックスしたアルバムもいいかもしれないが、個人的には、しっくりいかない内容だった。ただ、相変わらずのハイセンスで良質な演奏は素晴らしい。(2004/10/09) (レンタル)
・童神、2005年、Sony Music Associated Records Inc.
久しぶりの音源は沖縄の名曲「童神」を5バージョン収めたシングルだ。沖縄&レゲエをベースとしたピースフルな演奏だ。大人の唄を聴かせる貴重なミュージシャンだ。アルバムのリリースが楽しみだ。(2005/09/09) (レンタル)

Herbest Moon [ハーベスト・ムーン]

Something We Realized2004年、Tha Blue Herb Recordings
The Blue Herb の ILL-BOSSTINO の別ユニットの新作だ。今までアナログでリリースされてきた曲をまとめてCD化した。The Blue Herb と違ってダンサンブルである。ビートが全面に出ていて踊れる演奏だ。それでも Blue Herb のディープなエッセンスは健在で、非常に素晴らしいサウンドだ。深遠でいながら軽やかな極上ヒップホップ+クラブ・サウンドの好盤だ。(2004/04/23)

High and Mighty Color [ハイ・アンド・マイティ・カラー]

・Pride、2005年、SME Records
沖縄出身のヘヴィー・ミクスチャー系バンドのデビュー・シングルだ。オレンジ・レンジの弟分という宣伝文句で売り出しているとか? 女性ヴォーカルを全面に出し、男性ラッパーが1人が絡む。演奏はハード&ヘヴィーロック調で、エヴァネッセンスのコピー的な感じだ。表題曲はアニメの主題歌で、軽快でいながらハードで美メロの曲だ。なかなかいいのでは? 他の2曲は意外やポップな曲だが、演奏自体は平凡だ。オレンジ・レンジの弟分とか言って変に売り込むのではなく、1曲目のようにハード&美メロ路線を突き進めば面白いと思うのだけれど、、、 そう、個人的には1曲目だけは気に入っている。(2005/02/12) (レンタル)
・Pride Remix、2005年、SME Records
スマッシュ・ヒットにつけ込んで6曲入りリミックスCDが(緊急?)リリースされた。如何にも急いで作りました、という感じかな。もともとヘヴィー調の曲をクラブ調にするのは無理があるのでは? こういことをするとミュージシャン生命を縮めるよ。(2005/04/06) (レンタル)
・Over、2005年、SME Records
何故か気になるバンドだ。アイドル風の女性Voとヘヴィーなロックの組み合わせが好きなのかもしれない。あざとい企画バンドととはわかっていても、可愛い声でシャウトされると、つい反応してしまう。どこまで人気を保っていけるか未知数だけれど、当面は聴き続けていきますよ。(2005/05/07) (レンタル)
・Days、2005年、SME Records
早くも4作目のシングルがリリースされた。前作はポップにはなったが、如何にも売れ線を狙った駄作だった。今作は同じポップといっても、それなりに聴き応えがあるのでは? それにしてもリリースが早いな。オレンジ・レンジが完全に商業主義に染まってしまったけれど、このグループはどうなるのだろ。(2005/08/21)(レンタル)
・STYLE ~ get glory in this hand ~、2005年、SME Records
なんか毎回、同じ曲に聴こえるのが残念なことだ。スタイルが固定しているのでシングル中心路線を続けると飽きられる。デス調のラップが余計なアレンジに聴こえてしまう。2曲目のほうが若干いいかな? とにかく今のままだと尻すぼみだろう。(2005/11/12) (レンタル)

High Voltage [ハイ・ヴォルテージ]


High Voltage2004年、Chameleon Label 
アジカン(アジアン・カンフー・ジェネレーション)を暗くしたような演奏だ。ノリがいい。しかも、エモーショナルなハードコアな演奏がナンバー・ガールを連想する。癖があるも、個人的には好きな演奏だ。ちょっと、アンダーグランド的な雰囲気はあるが、意外と(ロック界の)メインストリームに浮上する可能性もある。次作が注目のグループだ。(2004/03/05)

Hi STANDARD [ハイ・スタンダード]

Making The Road1999年、PIZZA OF DEATH RECORDS
メロコア風熱風パンクが心地良い彼等の代表作だ。ポップで清く正しいパンクであるこのアルバムは日本において大ヒットした。モンパチの「Message」まではインディーズ最大のヒット・アルバムだった。それが当然のロック・キッズの必要アイテム作品だ。(2002/07/12)

元ちとせ [Hajime Chitose] 

作品紹介はトラッドのページで。

蓮井朱夏 [Hasui Syuka]


・ZOO 愛をください、2000年、Sony 
 TVはニュース、スポーツなどを見るが日本のドラマはほとんど見なかった。ところが、ひょんなことからNHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」にはまってしまった。マンガみたいなドラマだったが、その中の城ノ内真理亜が一番のお気に入りだった。それを演じていたのが菅野美穂さんで、正直に言って今まで知らなかった女優さんでしたが、魅力的な女優ですね。
 さて、その菅野美穂さんがTVドラマ「愛をください」の中で歌っていた曲です。(こんなドラマがあることさえ知らなかった。)名前も「蓮井朱夏」と歌手用で出しています。あまり上手とは言えませんが、でも、丁寧に一生懸命に歌うこの曲は素敵です。最近は、私の愛聴盤になっています。(2001/10/28)

Buck Jam Tonic [バック・ジャム・トニック] 


Buck Jam Tonic2003年、WILDDISK 
 現ロザリオスのドラマー中村達也(元ブランキー・ジェット・シティ)が、ニューヨークのアヴァンギャルド界の帝王ジョン・ゾーン(元ネイキッド・シティ、ペインキラー等)、ビル・ラズウェル(同)と組んだ、異色で強烈なCD2枚組のアルバムだ。1枚目はアグレッシブなハードコア・フリージャズだ。その強烈な演奏にKOされる。2枚目は、マイルス・デイヴィスあたりのジャズ・ロックだ。ジョン・ゾーンにしてはノーマルな演奏だが、実にカッコイイ。このアルバムは傑作だ。
 それにしてもライナーを読むと3人の活動範囲に驚く。中村達也はスターリン原爆オナニーズ、ラフィン・ノーズといったパンク系バンドを歩んできたのですね。ジョン・ゾーンは昔、高円寺に住んでいたことがあるんだって(私も住んでいたことがある)。日本のミュージシャンでは、ルインズボアダムスROVO、山本精一などと親交がある。ビル・ラズウェルはプロデューサーとして、ハービー・ハンコックPIL、イギー・ポップ(元Stooges)、ラモーンズ、モーターヘッド、サンタナマイルス・デイヴィスといった広範囲なジャンルのミュージシャンを支えてきた。
 それにしても、凄く強烈なアルバムだ。激推薦!! (2003/07/25)

Back Drop Bomb [バック・ドロップ・ボム]

The New South Hand Blows And North Kick Blows1996年、メガフォース
レゲエの雰囲気のある曲もあるが、ハードなロックとヒップホップのミクスチャー系バンドである。最近でこそ、この手のバンドは沢山いるが、1996年という時期にハイテンションの演奏を行っていたなんて驚きだ。(2002/05/26)
・driversive audio EP、2004年、トイズファクトリー
日本ミクスチャー系ロック・バンドの第一人者である彼等の最新5曲入りミニ・アルバムだ。ツイン・ヴォーカルにG、B、Dの5人組みだ。ハイパー・ロック・サウンドというべきか、パワーと洗練さに秀でた日本トップ・クラスのクオリティを披露してくれる。プログラミングを含めて、良く練られている曲が多い。ロック、ヒップホップに加えてクラブ・サウンドを取り入れているが、ハイパワーで骨太なロックは健在だ。レベルは非常に高いと思うが、洗練されすぎていて、情感というものが薄いので、エモ系の好きな人にとってはどうなんだろう? それでも1曲目なんか、あまりにものかっこ良さにビックリする。 (2004/06/05) (レンタル)

The Back Horn [バック・ホーン] 


甦る陽2001年、KANDO-RECORDS 
インディーズ時代に発表した作品を再録したCDだ。。最新アルバム「心臓オーケストラ」に較べると、おどろおどろしい感じがして、はっきり言ってベタな雰囲気もある。でも、日本語歌詞による恐ろしい程の迫力ある演奏は素晴らしい。曲によっては、どこか昔のUKヘヴィーロック(ブラック・サバスなど)を連想してしまう演奏もいい(あくまでも私の主観ですが)。また、曲の世界観はジャックスあたりにも似ている。とにかく、日本のダークなロック・シーンを代表するグループで、その存在は貴重だ。(2002/12/08)

人間プログラム2001年、Speedstar Records 
前作よりスケール感が大きくなり、演奏・曲構成も格段にアップした内容だ。ヘヴィーさはさらに増したが、いい意味での日本的歌謡ロック調のポップ感もあり、とてもユニークな演奏だ。絶叫ヴォーカルが好みを分けると思うが、私は気に入っている。実力相応の人気が出ていいグループだけど、実際はどうなのかな? (2002/12/08)

心臓オーケストラ2002年、Speedstar Records、CCCD
彼等の4作目のアルバムを初めて聴いた。このバンドの噂は聞いていたのだが、やっぱり素晴らしいものだった。日本語歌詞による、ハードで切ないロックが胸に染みる。これぞ日本のロックという感じで、エモーショナルでポップで激しいロックは孤高の存在感がある。このバンドはお勧めだ。(2002/11//23)
・光の結晶、2003年、Speedstar Records 
CDシングルは滅多に買わないのだが、この曲の素晴らしさにやられて購入してしまった。3曲入りだが、どの曲も素晴らしい。絶叫調の演奏は、ほんの少しおとなしくなり、メロディラインが強調されてきた。激しく重い演奏だが、とても聴きやすい。それでも、切なくも熱い演奏が胸をえぐる。3曲目のライブ音源の曲が、とてつもなくいいぞ。映画「アカルイミライ」を契機に、一段スケールアップしたというか、いい意味でポップ(ポップといっても充分にヘヴィーなサウンド)になってきた彼等は、かなりの人気グループになっていくに違いない。(2003/06/20)

イキルサイノウ2003年、Speedstar Records 、CCCD
映画「アカルイミライ」のエンディング曲とシングル2曲を含む全11曲入り(+DV)のアルバムだ。これも素晴らしいアルバムとなった。切ない爆音系ロック(1、2、7、9、10、11曲目)というカラーを前面に出しつつも、ポップというか、いい意味で伝統時なロック感覚のある曲(4、5、8曲目)のバランスもいい。ただ、幾分スマートな演奏になった分、前作までの一途で激しいスタイルが好きなファンには少々の不満があるかもしれない。(2003/10/23)
・夢の花、2004年、Speedstar Records 
表題曲は彼等にしてはヘヴィーさが薄いナンバーで、切ないロックとなっている。こういう曲調も好きだな。2曲目は、如何にも彼等らしいヘヴィーでエモーショナルなナンバーだ。そろそろアルバムがリリースされるのかな? (2004/07/24) (レンタル)
・コバルトブルー、2004年、Speedstar Records 
如何にもバック・ホーン節とも呼べるヘヴィーでエモな3曲入りのシングルがリリースされた。切実感を前面に出したスタイルも健在だ。この独特のエモさが好き嫌いを分かれると思うけれど、個人的には大好きだな。3曲目のメタルが入っていながらドロドロした感じの曲が素晴らしい。そろそろニュー・アルバムがリリースされるのかな? (2004/11/03) (レンタル)
・キズナソング、2005年、Speedstar Records
これは賛否両論を呼ぶ曲だ。最新シングルは彼等にしては意外にもバラード曲だ。バラードを演奏するのはいいと思うけれど、ストリングまで入れるのは、個人的には拍子抜けだ。2曲目の哀愁感ある曲のほうが良かった。そろそろアルバムがリリースされるが、その内容を連想させるシングルだ。さて、アルバムはどうなるか? 2曲目のような演奏が多ければ、それはそれで彼等の新しい一面を見せてくと思う。(2005/01/28) (レンタル)

ヘッドフォンチルドレン2005年、Speedstar Records 
最新アルバムがリリースされたが、これも力作だ。若者(=自分達)の閉塞感や行き場の無い立場を叫ぶが、それを肯定も否定もせず、苦しさの中の先にわずかな希望を見出す内容だ。このバンドの一貫した立場だけれど、共感する。やっぱロックなんだし、楽天的な希望や強がり、ましてや汎ばあきらめに似たスローライフ賛歌なんか叫んで欲しくない。このようなバンドの姿勢と、切なくもバイオレンスな演奏がマッチしてロック的高揚感を与える。日本においてロックらしいロック・バンドといえば彼等のことを指すと思う。(2005/04/02) (レンタル)

産声チェインソー2005年、Speedstar Records 
渾身のライブ・アルバムだ。激しさと哀しさを合わせ持った彼らの姿をこのアルバムで聴くことが出来る。とにかく、一生懸命さを感じるライブだ。The Back Horn のロックは、決して派手でも新しくも上手くも無いけれど、自分達の気持ちを正直に叫んでいるところが、とてもいいところだし、ロックの本質だと思う。そういう意味では日本の最高のロック・バンドの1つだと思う。(2005/09/10) (レンタル)
・ブラックホールバースデイ、2005年、Speedstar Records
ニューヨークで録音した2曲入りのシングルがリリースされた。相変わらずのエモーショナルでハードな演奏だ。2曲目はサイケやダブを混ぜた新たな面を出している。今後の活動を見守りたい。(2005/12/17) (レンタル)
・初めての呼吸で、2006年、Speedstar Records
ニューヨーク録音第二弾シングルだ。彼等には珍しいミディアム・テンポの演奏だ。こういうスタイルもいいね。生々しいロック・バンドの代表である彼等には活躍して欲しい。(2006/02/25) (レンタル)
・カオスダイバー、2006年、Speedstar Records
シングル連続リリース第三弾目だ。これまでの荒々しさは薄まったが、これは進化した彼等の姿のだろう。ロック・スピリットは充分にあるし、痛みと希望を唄うロックらしいロック・バンドだ。近々リリースされるアルバムが楽しみだ。(2006/04/08) (レンタル)
太陽の中の生活2006年、Speedstar Records
イメージチェンジ中の彼等の第5作目のアルバムがリリースされた。内容は、正直に言うと中途半端だ。激しさが身の上の演奏からワンランク向上するもがきのようなもの感じる。でも、昔から彼等の作品を聴いてきた者としては、もがき苦しむ過程の演奏も、実は楽しみでもある。もう、がむしゃらな若者とは言えなくなった彼等が年齢の積み上げに相応しいロック・グループに脱皮できるのか?ずっと見守りたい。(2006/05/06) (レンタル)
・声、2006年、Speedstar Records
4曲入りのシングルだ。タイトル曲は如何にも彼等らしいエモーショナルで激しいナンバーだ。最近、ポップな路線を歩んだ来ただけに往年のファンには嬉しい作品だろう。やっぱ一途な曲が似合う。(2006/12/23) (レンタル)
・美しい名前、2007年、Speedstar Records 
今年度の初のシングルは4曲入り(1曲はライブ)だ。どれも、切ないロックで彼等の本領発揮だ。彼等のシングルはいつもレベルが高い。(2007/03/21)
・罠、2007年、Speedstar Records
「機動戦士ガンダムOO」のエンディング・テーマ曲だ。彼等らしい切なさとエモーショナルが合わさった曲だ。3曲目のバラードがとても良い。(2007/12/02) (レンタル)
・爆音夢花火、2004年DVD、Speedstar Records 
2004年7月17日、日比谷野外音楽堂でのライブを収めたDVDだ。オープニングは寺山修司もどきの、おとぎ話の人形劇だ。彼等は Cock Roach とも共演してきたこともあり、こういうアングラ日本文学の雰囲気を持っている。さて、ライブだが、彼等の代表作の連続で、ボリューム感たっぷりの充実した内容だ。エモさ爆発の激情ライブに迫力があった。(2004/11/13)

バット・ケイヴ [Bat Cave] 


BATNESS2001年、ROADRUNNER 
このアルバムは凄い。ヘヴィーなハードコアだが、スケールが他の日本のバンドと較べて、遥かに大きい。怒涛のハードコアは、だからこそ心地よく聴ける。爆音ラウド系の基本アイテムとなるアルバムだ。(2002/07/21)

はっぴいえんど [Happyend]


はっぴいえんど1970年、URC
これまでの日本のロックといえばGSが主流だっただけに、このような洗練された大人のロックは、当時としては衝撃的だったのに違いない。1曲目や2曲目のけだるい感じの曲が、今もいい感じで輝いている。ポップ風の曲は、やっぱり時代を感じさせる。サイケ風のアレンジが当時の状況を感じさせる。7曲目がCSN&Yのような演奏だ。メンバーの鈴木茂、大瀧詠一、細野晴臣、松本隆は、その後の日本ロック界、ニューミュージック界で大活躍をした。(2003/11/16) (レンタル)
風街ろまん1970年、URC
セカンドは風流というか、落ち着いた曲で占められる。楽曲のクオリティは上がったのだが、面白さとしてはファーストの方が上だと思う。やっぱり、ロックというダイナミズムに欠けるのが、個人的には不満がある。しかし、日本のロック初期時の重要なアルバムということには異論はない。(2003/11/16) (レンタル)

バッファロー・ドーター [Buffalo Daughter] 

Captain Vapour Athletes1998年、東芝EMI
彼女等のファースト・アルバムだ。ニューウェーヴ指向の可愛い音楽だ。でも、未熟なところも感じる。それでも、遊び心ある楽しい音楽が聴ける。(2003/10/12)
New Rock1998年、東芝EMI
 ニューウェーヴ、ポスト・パンク、サイケ、テクノといったジャンルを合わせたユニークな演奏を提供する女性2人+男性1人の日本デビュー・アルバム(通算2枚目)だ。日本のグループとしては珍しくも、米国でデビューし評価され、国内デビューとなった。このアルバムの発表前に米国で2枚のミニ・アルバムを発表している。
 演奏は、如何にもアメリカのアンダーグランド・シーンを表現している内容だ。浮遊感あるサイケ調トリップ・ミュージックを、明るくポップに演奏している。ハイセンスさが光る異色の日本のグループだ。(2003/10/11) (レンタル)

シャイキック2003年、コロンビア 
前作「I」は未調なので、彼等の音楽的変遷はわからないのだが、初期のアルバムに較べて格段に良い。正直、初期の頃は(いい意味で)B級的だったが、このアルバムは本物のロックだ。テクノ、エレクトロニカ、ニューウェーヴといった影響が強いが、独特のグルーブ感が素晴らしい。(2003/10/23)
euphoria2006年、コロンビア
第5作目のアルバムで前作同様 SADC 兼用という仕様だ。今作はポップな仕上がりで、ニューウェーヴやポスト・パンク風のダンサンブルな曲が多い。ただ、どうなのだろう。本質的な面白さが欠けると思う。アイデアは豊富だが楽曲自体に魅力を感じない。前作が傑作だっただけに残念な新作だ。(2006/04/22) (レンタル)
ライブ感想
2004年4月17日(土) : 新宿ロフト

羽鳥美保 [Hatori Miho]


ecdysis2005年、Speedstar Records 
Cino Matto、Smokey & MihoのMiho Hatoriこと、羽鳥美保のソロ・アルバムだ。UA木村カエラの推薦文があったので視聴して購入した。一言で言えばアヴァン・ポップなのかな。いろいろな要素、ワールド・ミュージック(ボサ、沖縄、ガムランなど)、ヒップホップなどが混ざっていてオーガニックな雰囲気で満たされている。そして暖かで童話じたてのような音世界だ。結構いいアルバムだ。(2005/10/28)

バトル・オブ・ニンジャマンズ [Battle of Ninjamans] 


Bastars2004年、Big Rumble Productions 
キャリア10年を誇るサイコビリー系グループのセカンド・アルバムだ。しかし、このアルバムはハードコア・パンクそのものだ。強烈な日本語歌詞でゴリゴリ攻める。社会の底辺にへばり付いていても、ロックをやりぬく決意というものを、時に下劣ながらも、力強い生命力を見せる。演奏も、そんじょそこらのハードコア・パンク勢が青白く見えるほど激しい。久し振りに聴く不良ロックだ。でも、とっても興奮する演奏だ。(2004/05/28)

ハナレグミ [Hanaregumi]

hana-uta2005年、東芝 EMI
永積タカシことハナレグミのベスト・アルバムがリリースされた。とにかく独特の世界観があるミュージシャンだ。フォークをベースにシンプルな唄を聴かせるが、思わず人を引き付ける魅力がある。声がいいのかな? まったりとした曲が多いけれど、どこか心和む曲が多い。声がフィッシュマンズの佐藤伸治に似ていないこともない。(2005/10/15) (レンタル)

ぱぱぼっくす [Papabox]

・蒼の痕、2004年、ドリーミュージック
70年代のフォークを継承したバンドの3曲入りシングルだ。70年代フォークを現在に継承していると言えば、ユーカリ Soundt Trackフランボワズを連想するが、比較的ポップ思考が強い。それでも、アングラ的な雰囲気を醸し出す曲がいい。3曲入りだが、全てが素晴らしい。(2004/03/05)

花降る午後2004年、ドリーミュージック 
素晴らしいシングル「蒼の痕」に続くセカンド・アルバムだ。シングルから1曲のみ選曲され、全てで8曲入りのアルバムだ。爽やか、切なさ、ポップ、哀愁といったものを混ぜ合わせたフォーク・サウンドだ。ちょっと弱々しい女性Voも雰囲気に合っている。期待が大きかっただけに、素晴らしいとうは言えないのだが、それでもなかなか良いと思う。直前のシングルの3曲が素晴らしかったので、それに較べると落ちてしまう。(2004/04/23)

原田郁子 [Harada Ikuko]

ピアノ2004年、コロンビア・ミュージック
クラムボンのヴォーカル&ピアノ担当である原田郁子の初ソロ・アルバムだ。ピアノ弾語り中心かと思ったらバンド形式の演奏で、ASACHAN や TOKIE(ロザリオス)などが参加している。落ち着いた曲が多く、こういうスローなテンポの曲は彼女の声に合っているのではないかな?アンニュイなヴォーカルな曲が多いけれど、決して倦怠感が前面に出ないのは、彼女の声の個性が強いからかな。なかなか面白いアルバムだ。(2004/10/27) (レンタル)

HALCALI [ハルカリ]

HALCALI BACON2003年、フォーライフ、CCCD
セカンドがキャッチーだったのでファーストも聴いてみた。CCCDなんでヒップホップ特有のはじけるような音感がなく残念だ。シングルの3曲はTVでも聴いていたが、やっぱり面白い。その他はイマイチかな。中学生とは思えない、その達観として、かったるい雰囲気が類稀だ。どこか気になる女の子2人だ。(2004/12/11) (レンタル)
音楽ノススメ2004年、フォーライフ
まだ10代の女の子2人組のヒップホップ・ユニット HALCALI のセカンド・アルバムだ。脱力系のゆるさが売りのコンビだ。ポップで投げやりな雰囲気で、マイペースな感じは PUFFY に通じるところがある(俳優では市川実日子さん?)。それにしても愉快な2人だよね。それにしても面白いアルバムだ。頬がゆるむ。ニヤニヤしながら聴ける。本当に笑える。いろいろ趣向の曲があって楽しめる。それにしてもジョー・ストラマーという名前が歌詞に出てくるけれど、君達 Clash を知っているの? ディスコ調の曲が最高だった。(2004/12/11) (レンタル)

ハルカリミックス2005年、フォーライフ
これまでの作品を日本の大物ミュージシャン、ミキサーがリミックスしたアルバムがリリースされた。石野卓球、岡村靖幸などがリミックスを担当している。もともと良かった曲が面白さ倍増! 上出来なサウンドに対抗して、ゆるい彼女達のラップも効果抜群のコントラスト感を醸し出す。それにしても、大人のリスナーを翻弄する彼女達は何者なんだ。本来なら無視したい彼女達だが、そのサウンドが妙に耳に響く。完全に彼女達にはめられています。(2005/04/02) (レンタル)
・Tip Taps Tip、2005年、Epic Records 
新しいシングルがリリースされた。今までのひょうきんな面は影を潜め、クールなグルーブを醸し出す演奏だ。なんか、くるりの「World's End Supernova」を連想する独特のノリだ。今までのハルカリ・ワールドを継承しつつも新しいステージに成長した感じだ。この女の子2人組の将来は、果たしてどうなるのだろうか? 本当に楽しみだ。(2005/12/23) (レンタル)
・Twinkle Star、2006年、Epic Records
前シングルの新たな路線を引き継ぎながらも、デビュー時から持っていた、ひょうきんな面もある曲だ。ラップとコーラスの融合が見事で2人の成長が感じられる。(2006/02/26) (レンタル)
・Look、2006年、Epic Records 
新境地を魅せる新作か? 2曲入りののシングルだが、表題曲は彼女等には珍しいメロディアスな曲で、2曲目はディスコ・チックな曲だ。表現力を増した彼女達にますます目が離せない? (2006/12/23) (レンタル)
・桃源郷/Lights,Camera.Action!、2007年、Epic Records
1曲目はバンド形式のロック調の演奏で驚いた。2曲目は彼女等らしいポップでゆるいナンバーだ。そろそろアルバムのリリース時期か? (2007/03/25) (レンタル)
・It's Party Time!、2007年、Epic Records
かなりメロディアスなシングルだ。これまでのコミカル路線から徐々に変化している。たまにはぶっ飛んだナンバーも聴きたいが、それはアルバムまで持ち越しか? (2007/06/23) (レンタル)

Hawaiian 6 [ハワイアン・シックス]


Souls2002年、PIZZA OF DEATH RECORDS 
メロコア風パンク・グループの新作は非常に出来のよいアルバムとなった。疾走感ある演奏にエモーショナルなメロディにノックアウトだ。大袈裟かもしれないが、ブラフマンニコチンを合わせた様なパンク精神溢れる正統派メロコアという感じで、全曲が素晴らしい内容だ。(2002/08/10)
Across The Ending2003年、PIZZA OF DEATH RECORDS
5曲入りのミニ・アルバムがリリースされた。哀愁感ある切ないメロコアは健在だ。今回は前作に較べてかなりポップな演奏だ。個人的には前作より質が落ちると思う。でも、全曲で13分くらいなので、アッというまに聴けてしまう。(2003/08/23) (レンタル)
Beginnings2005年、PIZZA OF DEATH RECORDS
かなり力強さを前面に出した、セカンド・フル・アルバムだ。しかし、アルバム「Souls」と較べると、彼等らしさが薄くなったというか、どうも面白さがない。曲のレベルは残念ながらファーストに較べて低いと思う。(2005/09/03) (レンタル)

PANG [パン]

・晴れ、2003年、Avex、CCCD
レゲエ、アジアン・テイスト、ダンス・ミュージックといった要素を混ぜて、力強く、かつ大らかに唄う女性シンガー・ソング・ライターだ。思いっきりのいい歌いっぷりが気に入っている。このレーベル特有のダンス・ミュージック風なアレンジの曲は良くないと思うが、レゲエやアジアン・テイストが強い曲はいいと思う。もっと、コアな感じの曲のほうが、彼女の個性的でパワフルな声に合っていると思う。(2003/11/18)
ゆらり2004年、Avex、CCCD
7曲入りのミニ・アルバムで、前作と同じ感じの内容だ。ダンスホール風の曲よりシリアス路線の曲(3、5曲目)が個人的には好きかな。(2004/04/02) (レンタル)

半野喜弘 [Hanno Yoshihiro]

Libo2003年、Sony Music Japan
世界的に活躍するエレクトロニカ/アヴァン・ポップ/前衛派のミュージシャンだ。このアルバムはフランス人のヴォイスを入れ、メルヘンチックな内容となっている。とても聴きやすい演奏で、彼の入門として最適のアルバムだ。(2007/01/21) (レンタル)

バンプ・オブ・チキン [Bump of Chicken]

jupiter2002年、TOY'S FACTORY
英国系の正統派ギター・ロックの雰囲気を感じさせる期待の若手バンドだ。ちょっと陰りのある美しいメロディ・ラインが素晴らしい。アルバム全体を通して聴かせる魅力がある。ただ、曲のメリハリがないので、どれも同じような曲に聴こえるのが残念だ。それでも、この美しくしっかりしたメロディは日本では貴重な存在だ。演奏スタイルの幅というか、曲のバリエーションが増えると面白い存在になると思う。(2003/05/04) (レンタル)
ユグドラシル2004年、TOY'S FACTORY
これは力作だと思う。ちょっと暗めなメロディが多いが、しっかりしたメロディラインが印象的だ。それ以上に詩の内容が素晴らしい。今を生きる若者の心情を素直に唄っている。強がりを言うのでもなく、弱音を吐くのでもなく、素直な気持ちを表現している。そして、その表現の仕方がとても詩的で美しい。別にかっこつけている訳でもなく、素直な表現だと思う。全体的に静かな感じの曲が多いが3曲目のエモーショナルな曲がいいと思う。また1曲目とラストのアコースティック・ギターの音色がいい。(2004/09/11) (レンタル)

B-DASH [ビー・ダッシュ]

・Selector、2003年、PQ Records
独特のデタラメ語で一定の人気を保つ彼等の最新シングル盤だ。今までは、”コミック・バンド?”という感じで真面目に聴いて来なかったが、このシングルは良く出来た曲だと思う。しっかりしたメロディが意外や素晴らしく、曲調もリズミカルでのれる。他の曲もなかなかだ。今後は注目していく。(2003/07/09) (レンタル)
・目覚めよニッポン!、2003年、PQ Records
なんかしょうもないような曲だけれど、それでも面白く聴ける。聴きやすいメロディに、絶妙なお遊びが絡む演奏はは楽しい。無視できないバンドだな〜。レンタルだったけれど、DVDも付いていた。彼等のイメージ・キャラ(黄色の赤ちゃん人形)が効果的に使用されるPVだが、ライブ映像も使われていて、本当に楽しい。「エベれーター」という曲は本格的な演奏で、実は彼等は実力派ロック・グループなのかもしれない。(2003/10/25) (レンタル)
・ハーコー、2004年、東芝 EMI 
B-DASH 節全開! とにかくメロディがいかしている。ノリの良さ抜群のシングル(4曲入り)だ。ヘヴィメタ風のギターリフなんかはカッコイイよね。ちょっとタイプ(いや、ルックス)は違うけれど日本の SUM 41 のような感じだ。ほんと愉快な彼等は憎めない。(2004/12/15) (レンタル)

Viki [?] 

・ちがうよ、2003年、King Records 
何か無視できな印象が残る曲だ。ちょっとハスキーなヴォイスで、女性ながら”僕”という一人称で歌詞が歌われる。単なるJポップで収まらない、ちょっぴりもの哀しい雰囲気の曲調だ。ソング・ライティングも彼女自身だし、これから注目していきたいシンガーソングライターだ。
タワーレコード新宿店では”ひ”の欄に置いてあったので、この”は行”ページで記載したが、 Viki はビキではなくヴィキと読むのでは?(2003/06/20)
・静寂の森、2003年、King Records 
Vikiのセカンド・シングルだ。今回もシングルを購入した。シングルはレンタルで、レンタルで無ければ諦める、という私がデビュー・シングルから2作連続で購入するのは非常に珍しい。何と言うか、彼女の声が気にって入るし、静かに深く、そして陰気な曲調が好きだな。ハスキーなヴォイスはUAを連想するし、曲調は鬼束ちひろを連想する。この彼女の存在は、もっとマニアックな人気が出ていいと思うけれど、どうなのかな? シングルは売れているのか? 是非、ファースト・アルバムを出すことが出来るくらいの活躍をして欲しいし、そう願っている。私個人としては、非常に期待しているシンガーソングライターだ。(2003/10/06)
・プロローグ、2004年、King Records 
今回もいいね。シングルだけれど3曲のヴォーカル入りの曲と、そのインストルメンタル盤の計6曲入りのヴォリュームだ。ハスキーヴォイスでしっとりと唄う声が、やっぱり大好きだ。アジアンテイストがちょっぴり入っているが、美しい日本のバラードという佇まいだ。2曲目は彼女では珍しいポップな曲だ。声を含めた彼女の存在感が自分の好みにはまっている。(2004/08/07)
・さよならクリスマス、2004年、King Records
今回のシングルは、さだまさしの曲を取り上げている。よって、今までの深遠な雰囲気はなく、どちらかというと、さらりとした演奏だ。個人的には、今までの深遠な曲調が好きだっただけに、正直ちょっと残念な気持ちがあることは事実だ。それでも、唯一のオリジナル・ナンバーである3曲目はいい感じだ。(2004/10/29)

Prologue2004年、King Records 
個人的に大推薦の女性ヴォーカリスト Viki のファースト・アルバムがついにリリースされた。全11曲入りで3曲は、これまでのシングルからだ。しかし、2曲はアルバム・バージョンで再録されている。彼女の声は中音で、UASalyu あたりと近い声で、私の好みの声でもある。そのハスキー・ヴォイスに近い声で、しんみりしたバラードを聴かせる。このアルバムでは、どちらかというと明るめの曲が多い感じもする。よって、個人的にはちょっと残念な展開だけれど、それでも、胸に染み入る曲が多い。恋に関する詩が多く、男性の私としては良くは理解できないところも多いけれど、揺れ動く若き女心を垣間見ることができる。女性なら結構共感を感じるのでは? 期待が大きかっただけに、ちょっと残念なところもあるが、それでも女性ヴォーカリストのアルバムとしてはいいのではないかな。是非、機会があったら聴いて下さい。(2004/11/26)

Pizzicato Five [ピチカート・ファイヴ]

アイ・ラヴ・ユー、2006年、コロンビア
1984年から2001まで活動した彼等のベスト・アルバムだ。お洒落な音楽で日本はもとより海外でも高い人気を博していた。60年代後半風のポップを現代的にアレンジし、ボサやジャズなどを取り入れて、まさに流行の先端を走った。野宮真貴のキュートなヴォーカルも聴き所だ。(2006/04/15) (レンタル)
ウィ・ラヴ・ユー、2006年、コロンビア
レコードショップ”Moodsville”のオーナであり、DJなどでも活躍する平林伸一が選曲した裏ベスト的なアルバムだ。ジャズ系やクラブ系の曲が多く、踊れる選曲だ。(2006/04/15) (レンタル)

一青窈 [Hitoto Yoh]

月天心2002年、コロンビア
スマッシュ・ヒット「もらい泣き」でトップシーンに躍り出た歌姫のファースト・アルバムだ。結構ヴァラエティに富んだ内容で、ロック調の曲や、ブレイクビーツを取り入れた曲もある。ただ、全体的には散漫な印象だ。もっと個性を確立しないと今後の飛躍も怪しい。彼女の、歌手というよりは普通の女性という雰囲気は、個人的には好きなのでこれから頑張って欲しい。(2003/03/08) (レンタル)
・金魚すくい、2003年、コロンビア
今までと大幅なイメチェンに挑んだ作品だ。ダンスやヒップホップの要素を取り込んで、前作までの清楚な感じの雰囲気を敢えてぶち壊した感じだ。でも、どうも空回り感が強い。マドンナみたいな曲だが、声質があっていないと思う。それでも、微妙な色気を感じるヴォーカルであるのも事実だ(そういえば、宣伝用の写真も随分と色っぽかった)。今後の活動は如何に? 2曲目の歌詞が面白い。(2003/07/12) (レンタル)
・かざぐるま、2005年、コロンビア
正直に言うと、彼女は苦手な部類だ。デビュー曲「もらい泣き」は好きだったのだが、それ以降は作品をあまり聴いていない。このシングル曲もいいとは思わなかった。ただ、3曲目の、ちょっとアヴァン・ポップのような曲が良かった。和風もいいけれど、もっと冒険をすれば面白い存在になると思うのだけれど、、、(2005/10/08) (レンタル)
・指切り、2005年、コロンビア 
これまでの曲調とは違い、ダークなロック調の曲だ。個人的にはこの手の演奏が好きなので気に入った。2曲目もクラブ調のアグレッシブな演奏だ。3曲目もアンビエントな感じで、いい曲だ。ちょっと変身した彼女の今後に注目だ。(2005/12/23) (レンタル)

&2005年、コロンビア 
新境地を魅せたサード・アルバムだ。前半は今までの彼女の雰囲気を継承するも、後半は先行シングルのロック色を強調した異色の世界だ。アルバムを通して1人のミュージシャンという世界を表現していて個性が輝いている。これからが非常に楽しみになってきた。(2006/01/07) (レンタル)
BESTYO2006年、コロンビア
これまでのベストを納めたアルバムだ。まさに集大成的なアルバムでデビュー以来の彼女の歩みが聴ける。曲名や歌詞などに、彼女独特のユーモアが冴える。(2007/01/06)

映画「珈琲時光」(2003年)
監督はホウ・シャオシェン、共演が浅野忠信という豪華面子で映画初主演した作品だ。自然体の演技が、なかなか良かったのではないかな。東京の風景を意識した映画で、風景に溶け込んだ存在感を出していた。(2005/08/28)

一十三十一 [Hitomi Toi] 


360°2003年、boogaloo
前々から気になっていた女性アーティストのアルバムを聴いた。全18曲入りで70分以上の大作だ。UAbird を連想する演奏だが、充分に彼女の個性が表現されている。ジャズ、ボサノバ等を取り入れたお洒落で高級な曲が詰まっている。ほとんどの曲を彼女自身で作詞作曲している。今後の活躍が期待できるアーティストだ。ビートルズの「Across The Universe」のカヴァー曲がある。(2003/07/12)
フェルマータ2004年、TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS
大作のアルバムの後、メジャーに移籍しての6曲入りのミニ・アルバムがリリースされた。前作に比べ、クラブ寄りの演奏内容だ。それでも、いろいろなジャンルのエッセンスを導入していて、聴き応えがある。正直に言うと、前作の方が好きかな? ちょっとクラブ寄りのサウンド指向が強くなった分、無国籍風でいながら力強いヴォーカルの魅力が薄まったと思う。短めの1曲目の調子でいってくれたら、個人的には良かった。しかしながら、今後も注目の彼女だ。(2004/07/17) (レンタル)
・ウェザーリポート、2006年、徳間ジャパン
アルバム「Synchronized Singing」以来の新作は、2曲(+3曲のリミックス)入りのシングルだ。お洒落なサウンドは相変わらずだ。ポップさと先進さが程よくブレンドした演奏は日本でもトップ・クラスの実力だろう。最近の作品はデジタル色、クラブ色が強くなったので、個人的な好みではなくなったが、それでも面白い存在の彼女だ。(2006/05/27) (レンタル)
・粉雪のシュプール、2006年、徳間ジャパン
クリスマスを意識したポップ・チューンだ。リミックス5曲を含むシングルでリリースされた。彼女にしてはポップな演奏だが、リミックスで楽しませる。(2006/12/09) (レンタル)
Toicolle2007年、徳間ジャパン
クラブ・シーンの歌姫のコレクション・アルバムで16曲74分のボリュームだ。最近のシングル曲を中心にセレクトされている。お洒落で、ちょっとミステリアスな彼女の雰囲気が味わえる。7曲のビデオクリップ+ライブのDVDも入っていて豪華なCD・DVDセットだ。(2007/02/03) (レンタル)

平原綾香 [Hirahara Ayaka]

・Jupiter、2003年、DREAMUSIC 
英国のクラシック作曲家ホルストの組曲「惑星」における「Jupiter」を原曲とする。スケールの大きな歌声は、本格的であるが、アジアン・テイストも感じさせる個性的なヴォーカルでもある。2曲目は日本の古典歌謡調の曲をピアノのバックに静かに歌っている。個性の強いヴォーカルは今後の期待感を抱かせる。(2003/12/20) (レンタル)
Odyssey2004年、DREAMUSIC
 シングル「Jupiter」が話題を呼ぶ彼女のファースト・アルバムが早くもリリースされた。「Jupiter」はヒットはすると思っていたが、ここまで売れるとは思わなかった。そして矢継ぎ早のアルバムをリリースしたが、まずはそこそこの出来だと思う。全13曲で、彼女自身のサックス演奏のインストルメンタルが2曲入っている。ちょっと低めのハスキー・ヴォイスがやっぱり素晴らしい。UAViki のようなハスキー・ヴォイスは個人的には好みだ。彼女はまだ19歳というが、10年後くらいしたら、色気のあるヴォーカル力を持ちそうだ。
 さて、アルバムはいい意味でポップな内容だ。「Jupiter」のような曲調で統一されているのかなという予想ははずれ、R&B調の曲やバラードなどが含まれている。各楽曲のレベルの差があり、アルバム全体のクオリティとしていまひとつの感がある。しかし、今後の期待が持てる潜在力は充分に感じる。(2004/02/18)
・BLESSING、2004年、DREAMUSIC
どうもタイトル曲は、デビュー曲を意識しすぎているというか、作られすぎていて正直、面白くない。2曲目のほうがよほど自然な感じだ。変にドラマティック路線は止めた方がいいと思う。2曲目のポップな曲はいいと思う。低音ヴォイスはさりげなく聴かせていて、いい感じだ。それにしても、随分と可愛くなったね。(2004/10/23) (レンタル)
ザ・ヴォイス2004年、DREAMUSIC
彼女のセカンド・アルバムがリリースされた。全13曲のヴォリュームだが、新曲は半分くらいで、「Jupiter」「Blessing」の2曲の新バージョン、井上陽水の「心もよう」が収められている。デビュー曲のドラマティック路線が、あまりにも大きかったので、その路線から離れられないような気がする。もっと普通のポップな曲があっていると思うんだけれど、これは私の思い込み? そうそう「Jupiter」のような、はまり曲はないと思うけれど、何か無理して唄っているような気がする。よって、心にあまり響かないアルバムとなってしまった。個性的な声を持っているのだから、落ち着いてアルバムの製作を行ってもらいたい。前回のジャケットでも感じたのだが、可愛くなった。(2004/12/11) (レンタル)
・誓い、2004年、DREAMUSIC 
NHKトリノ・オリンピック主題歌だ。最初、サビの部分を聴いた時、鬼束ちひろだと思った(笑い)。変にクラシカルでドラマティックな曲より、ちょっとベタでもポップな曲のほうがいいのでは? デビュー曲「Jupiter」のヒットにこだわらずに活動して欲しい。(2006/01/21) (レンタル)

Fire Ball [ファイアー・ボール] 


Book Of Life〜炎の章〜2003年、東芝 EMI、CCCD 
レゲエとヒップホップを合わせた、ご機嫌なパフォーマンス提供する最新作だ。放たれる言葉の迫力と面白さは、そこらのヒップホップ系のミュージシャンよりよっぽど素晴らしい。レゲエや中華・アジアン・テイストの演奏もいいぞ。本来なら購入すべきCDだが、3000円という値段なので、レンタルにしてしまった。利害関係者の方、御免さないね。(2003/07/13) (レンタル)
Fist And Fire2004年、東芝 EMI、CCCD
横浜のダンスフォール・レゲエ、ヒップホップ・グループの最新作だ。4MCから繰り出される言葉が刺激的だ。レゲエ調の軽快でのれるバックに言葉の速射砲が面白い。(2004/07/17) (レンタル)

Fuck You Heroes [ファック・ユー・ヒーローズ] 


I'm not going to become like you.2004年、First Impulse 
これは迫力あるハードコア・パンク・バンドだ。4人組で、激速の演奏だが軽さはない。これまでのアナログ・レコードの集大成のようなCDで、全20曲の大作だ。疾走感がありながらも重厚な演奏が素晴らしい。最近のポップ・パンクやメロコアに対する挑戦状のようなアルバムだ。RISE なんかと共通する男気あるバンドだ。いやー、燃える! (2004/05/18)

phat [ファット] 

2002年、東芝EMI
彼等の最新作があまりにも素晴らしかったので、このファースト・アルバムを購入した。セカンドに較べるとアヴァンギャルドさはかなり薄い。クラブ風ジャズといった軽い感じを受ける。それでもエレクトロニクスをまぶした極上のジャズが楽しめる。今後の活躍に期待する。(2003/01/31)

タユタフ2003年、東芝EMI 
ジャズをベースにしてハウスやサイケ等を取り入れたアヴァンギャルド風クラブ・サウンドだ。アヴァンギャルドといっても非常にのり易い。ポスト・ロックとしても聴ける刺激に富んだアルバムだ。それにしても最近の日本のハウス・クラブ・シーンには隠れた才能を持つアーティストが多い。日本ではロックという視点で見ると大衆迎合主義丸出しのくだらないバンドが多いが、ハウスやトランス、レゲエ・シーンからロック色の強いアーティストを探すと当りが多いと思う。(2003/01/22)
何と、発展的解散をしたそうです。残念だが、各メンバーの今後の動向に期待する。(2003/05/24)

フィッシュマンズ [Fishmans] 


チャッピー・ドント・クライ1991年、Pony Canyon 
彼等の記念すべきファースト・アルバムだ。ミュート・ビートの小玉和文がプロデュースをしていて、アルバム全体がレゲエ・ダブ・テイストに溢れている。そして、彼等の特徴である良質ポップ感覚が相俟って、素晴らしい内容となった。ヴォーカルが RC サクセッションの忌野清志郎に似ていて、実は苦手な声なのだが、このようなレゲエ・タイプだと、あまり気にならない。それにしてもファースト・アルバムからして、この質の高さは素晴らしい。明るい傾向の曲が多いが、個人的には3曲目や8曲目の、ちょっとシビアな感じの曲調のほうが好きかな。(2004/10/17) (レンタル)
ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ1993年、Pony Canyon
彼等のサード・アルバムだ。レゲエ・ダブ度は若干薄まってきたけれど、ロックやクラブ・サウンドをも取り入れた彼等独自のポップ・ワールドが確立してきた。ただ、確かにいいアルバムだとは思うけれど、楽しさという面から見れば、ファーストの方が好きかな。(2004/10/17) (レンタル)
オレンジ1994年、Pony Canyon
第4作目のアルバムで、ギターが脱退したためにバッファロー・ドーターのシュガー吉永がゲスト参加している。このアルバムの特徴(特に前半)は熱さだ。ソウルやファンクを取り入れて、クールな彼等にしては、熱気のある演奏を提供している。(2004/10/17) (レンタル)

Oh! Mountain1995年、Pony Canyon 
ライブの模様をダブ・リミックスした作品だ。個人的には、彼等の作品群の中では、一番好きかも? ポップさとダブ・レゲエを程よくミックスした曲は彼等の特徴だが、このアルバムはダブ・レゲエ度が、とても高い。クールでポップな曲を基盤に、ちょっと熱めのダブ・レゲエがかぶさり、これぞフィッシュマンズの世界を提供している。いや〜、このアルバムはいいよ。(2004/10/30)
空中キャンプ1996年、Polydor
 今もって人気が高いフィッシュマンズの代表作だ。レゲエ、ダブがベースだが、良質ポップの見本みたいな演奏だ。ただし男性ヴォーカルに癖があり、好みが分かれそう。私自身は正直に言うと苦手だ。でも、バックの演奏は素晴らしい。全体的にメロトロンを効果的に使っていて面白い。
 最初、ヴォーカルが合わないと言ったが、曲を聴いていくうちに、彼等の世界にはまっていく。ゆったりめの曲が多いのだが、濃密な音世界が広がっている。浮遊感ある世界に引き込まれる。一見、ゆるやかな音楽だけれど、何回も聴き込まないと良さがわからない、スルメみたいな作品だ。彼等の作品を今後も聴いていきたいと思う。(2004/10/15) (レンタル)

Long Season1996年、Polydor 
CDのトラックとしては5つに別れているが実質は1曲35分だ。それにしても気持ち良すぎの極上時間だ。アシッド・フォーク調のゆったりとした演奏だが、どこか桃源郷にいるような至福な雰囲気に満ちている。フォーク、エレクトロニカ、サイケを基盤に良質な音世界が広がっている。(2004/10/16) (レンタル)
宇宙 日本 世田谷1997年、Polydor
フィッシュマンズの第7作目にしてスタジオ録音盤としては最後のアルバムだ。ヒップホップの要素を取り入れているが、淡々とした曲調で演奏している。前半は少々退屈気味だったが、後半が素晴らしい。これはどうも私の聴き方の癖なのか、1曲1曲の判断をしがちなところがある。アルバム全体の評価とか雰囲気とかより、1曲1曲で判断しがちだ(せっかちなんですよ、私)。でも、フィッシュマンズのアルバムは全体を聴き終えて、ナンボの世界だと思う。もう、ほんとうに豊かな世界がある。でも、逆に言うと、聴き手に余裕がないと理解できない音楽でもあるのかな? 私はロック的な瞬間の力、刹那的パワーがある音楽が好きなので、フィッシュマンズの豊饒な音楽を真に理解できないのかも知れない。でも、彼等の凄さは肌を通して、ほんのちょっとだけ感じる(と思う)。このアルバムでは7曲目が大好きだ。優れた映画音楽を聴いているようで、夢ごごちになれる。(2004/10/17) (レンタル)

8月の現状1998年、Polydor 
ライブ演奏をリミックスしたアルバムだ。個人的には大満足の内容だ。ライブの演奏に平行して、別トラックをかぶせたりと、内容は刺激的だ。でも、気持ち良すぎだ。決して派手な演奏ではなく、ゆるやかに流れる時間なのに、なぜだか心が引き付けられる。これぞフィッシュマンズの世界だ。このアルバムは推薦だ。(2004/10/18) (レンタル)

98.12.28 男達の別れ1999年、Polydor 
 フィッシュマンズのラスト・ライブを収めたラスト・アルバムだ。グループのリーダー的存在のヴォーカル・佐藤伸治が死去し、グループは永遠に葬り去られた。今、彼等の音楽を聴いているのは2004年だ。彼等は1990年代に活躍していた。こうして思うと、彼等の存在、その音楽をもっと早く触れられなかったことがとても残念だ。当時は洋楽一辺倒だったのは事実だが、彼等の気配さえ感じることが出来なかった。素晴らしいグループが解散してから評価されるということは、よくあることだが、彼等の存在をもっと早く、リアルタイムで知っていたなら、私の音楽の価値観も随分と変わっていたに違いない。本格的なダブが好きな私だが、ダブを普遍的なポップで提供した彼等の音楽性は、やはり素晴らしいと感じる。
 さて、アルバムだがCD2枚組の大作だ。ラストは「Long Season」を40分近くの時間で再現している。スタジオ録音ヴァージョンとライブの演奏自体は、どちらかというとあまり変わらない。ちょっとダブ度が高いかな? 高度な演奏を、何気なく聴きやすく、ポップに演奏する彼等のライブは素晴らしい。1曲目のメンバー紹介からしてユニークだ。2枚目CDでの美しいメロトロンの音色も素晴らしい。ラストの大作を含めて至福の2時間だ。この音楽性の高さは、時間が経っても色褪せない演奏だ。フィッシュマンズよ永遠なれ。(2004/10/17) (レンタル)

空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ2005年、ポニーキャニオン 
 フィッシュマンズのベスト・アルバムがリリースされた。同時リリースの「宇宙」ともども2枚組み(2つ合わせると4枚組み)というヴォリュームだ。1990年代に良質の音楽を提供してきた彼らにはふさわしいヴォリュームだ。
 ポップで癒し系の演奏だけれど、ダブを隠し味にした良質の音楽だ。夢心地な演奏だけれど、聴き応えがある。この高級ポップな演奏は、やはり少しでも多くの人に楽しんでもらいたい。(2005/04/20)
宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ2005年、ユニバーサル・ミュージック 
 「空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ」と同時にリリースされたベストアルバムで、これも2枚組だ。「空中」と同じく、1枚目は正式アルバムからの選曲で、2枚目はデモ、ライブ、未発表曲で占められている。
 一応、「空中」は昼、「宇宙」は夜をイメージして選曲されたらしい。ちょっと、その違いはわからないけれど、雰囲気は感じる。「宇宙」のほうが、まったりとした感じだ。2枚とも納得の内容だ。(2005/04/21)
・いかれた Baby、2005年、ユニバーサル・ミュージック 
DVD発売に合わせた3曲入りのシングルがリリースされた。値段は 500 円なのでファンに有難いプレゼントだ。(2005/11/12)
・Seasons(Life)、2006年、ユニバーサル・ミュージック 
名作「Long Season」の原曲で 8cmシングルのみでリリースされていた「Season」が、映画「ザ・ロング・シーズン・レビュー」の主題曲として復活した。これにライブ録音をダブ・リミックスした2曲が収められている。そのうち「I Dub Fish」はオムニバス・アルバム「DUB IN JPN」にも納められていた。DVDも付いていて「Season」のPVが収められている。(2006/03/25)
・Live 若いながらも歴史あり、2005年、DVD
1996年3月2日、赤坂BLITZ でのライブを収めたDVDだ。クールでいながら熱いライブが、とことん詰まっている。手持ちカメラ映像に違和感を感じるが、酔えばそれも心地よし。極上の時間を共有できるライブ映像だ。(2005/11/12)
・98.12.28 男達の別れ @ 赤坂BLITZ、2005年、DVD
ラスト・アルバム「98.12.28 男達の別れ」のDVD盤だ。音質はいいが映像は良くない。充実した演奏は文句なし。2時間以上に渡る完璧なライブ映像を楽しめる。そして最期の「Long Season」は、やっぱり圧巻だ。至福の音楽とは、まさにこの曲を指すのだろう。(2006/03/25)

映画「ザ・ロング・シーズン・レヴュー」、2006年
フィッシュマンズの再会ライブの模様を収めた映画だ。ゲストとして山崎まさよし、UAハナレグミ原田郁子クラムボン)、キセルASA-CHANG などの豪華メンバーが揃った。山崎まさよしと ASA-CHANG による「Long Season」、UA のパフォーマンスはお見事だった。(2006/03/31)

Fayray [フェイレイ]

Ever After2000年、Antinos Records Inc.
この作品はセカンド・アルバムにあたる。1曲目はダンス・ナンバーで驚くが、ジャズ風黄銅ポップ、ロック・バラードなど多彩な一面を魅せる。個人的には、じっくり聴かせる曲より元気な曲のほうが好きだ。(2005/12/03) (レンタル)
Hourglass2004年、コロンビア
 ジャズ・テイスト溢れる王道アダルト・ポップの女性アーティストだ。それにしても、美人だ! 可愛さと大人の表情が交じり合った美しさに虜になりそう。あ、私は顔で音楽は聴かないのだけれど、彼女にはのめりこんでしまいそう。本当に美人だ。
 アルバムの内容だが、ジャズ色のあるポップな演奏が多い。正直に言うと個人的には好みではない。でも、数曲あるロック色ある曲がとても素晴らしい(特に4曲目)。ジャズ女性ヴォーカルが好きな人なら、アイドル性を含めて熱狂的なファンになること間違いない魅力的な女性だ。(2004/11/20) (レンタル)
Covers2005年、コロンビア
ロックのスタンダード曲に挑んだアルバムだ。スティービー・ニックス(元フリートウッド・マック)の「Dreams」、ジミ・ヘンドリックスの「Angel」、P.J ハーヴェイの「This Is Love」、キング・クリムゾンの「Moonchild」、ニール・ヤングの「I Believe In You」など全10曲が収められている。スタンダードだけにあって、歌い方がジャズ・スタンダード風だ。落ち着いた雰囲気を出そうとしているのだと思うが、もっと元気のある歌い方の方がいいのでは。なんせ、ロックなんだから。懐かしい曲に郷愁を覚えたが、ちょっと残念な内容だった。(2005/06/25) (レンタル)
・Spotlight、2005年、R & C Ltd. 
彼女にとっては異色作のシングル(2曲入り)かな。ちょっと暗めに展開なアダルトなポップだ。1曲目はポップ・サイケ、ポスト・ロック風の演奏で、Salyu のような雰囲気のある曲だ。2曲目はギターをバックにした弾き語り風のバラードだが、演奏は凝っている。どこか哀しげに唄う。前作の「Covers」は失敗作だと思うが、この路線で行くなら断固支持だ。(2005/11/26) (レンタル)
光と影2006年、R & C Ltd.
前シングルと同様の路線のニュー・アルバムだ。シンプルな編成によるダークでメロウなポップ・ロックだ。単調な面もあるが独特な世界を提示している。先行シングル曲や8曲目などは素晴しい曲だが、他の曲は同じように聴こえてしまうのが難だ。それでも、今後が気になるミュージシャンとなった。(2006/02/11) (レンタル)
・ひとりよりふたり、2006年、R & C Ltd.
NHK連続ドラマ小説「芋たこなんきん」主題歌のシングルだ。2曲目はピーター、ポール&マリーのカヴァーだ。全体的には60年代ポップスの雰囲気があり、どこか懐かしさを感じる。まったりとしていながら、爽やかさも合わせ持つ曲だ。(2006/09/30) (レンタル)

Fossa Magna [フォッサ・マグナ]

Declaration of the Independence of the imagination and the Rights of Man to His Own Madness I2006年、Polydor 
クラムボンのミト(ベース)と大助(ドラムス)、そしてナタリーワイズの斉藤哲也(ピアノ)によるトリオだ。フリージャズやロックを合わせたようなアヴァンギャルドな演奏にびっくりする。もともと、ブリティッシュ・ロックのカンタベリー派グループであるソフト・マシーンが好きだったらしい。もちろんソフト・マシーンとは演奏内容は異なるが、電気的にひずんだ音なんか似ているところもある。クラムボンのポップな面はわずかだが、かなり聴き応えのある演奏だ。(2006/03/05)

藤田陽子 [Fujita Yoko]

あたいの涙2002年、Ki/oon Records
これは問題作! モデルや女優として活躍する藤田陽子がリトル・テンポドライ&ヘビーのメンバーの協力のもとに作り上げたカルト臭プンプンの怪作だ。アヴァンギャルドな曲や、のほほんとした曲、歌謡曲、冗談音楽など、ジャンルを超越した独自の世界を提供している。バックはプロ中のプロが演奏しているので、聴き応えがある。ポール・モーリア楽団でお馴染みの「恋はみずいろ」のレゲエ・ダブ・バージョンは絶品!(2002/10/11)
映画「茶の味」主題歌、2004年、Speedstar
久し振りの音源はえいが「茶の味」のエンディング・テーマ曲だ。リトル・テンポによるほのぼのとした曲調をダブ処理し、これまた、のほほんとした彼女のヴォーカルが絡む。映画同様、脱力系の演奏だ。(2004/07/19)
映画「犬猫」出演、2004年
彼女が主役級で出演している映画を観た。ディープな唄のイメージとは違ってキュートでした。マイペースでどこか憎めない女の子を好演していました。(2004/12/18)
何と結婚 !
元・劇団夢の遊眠社にして日本を代表する演劇人・野田秀樹と結婚した。ほんと、驚いた。(2006/01/07)

フジファブリック [Fujifabric]

アラモルト2004年、東芝 EMI
インディーズ時代の7曲を収録したミニ・アルバムだ。日本的なメロディ・歌詞が全面に出ている。全体的にはイマイチの出来かな? それでも演奏のほうは昔のブリティッシュ感覚が強い。(2005/02/12) (レンタル)
フジファブリック2004年、東芝 EMI
 密かに話題のグループのファースト・アルバムだ。V、G、B、Dsにピアノ・キーボードの5人組で、ピアノ・キーボードが前面に出ている曲が多い。懐かしさを感じるメロディライン、力強さと哀愁感を合わせ持った演奏で、意外やノリがいい。アジアン・カンフー・ジェネレーション風のリズムに似た曲もあれば、キーボードを主役にしたチープでサイケな曲など、かなりバラエティに富んでいる。全体的には70年代の懐かしき臭いがあるも、決して懐古的ではなく、印象に残るメロディがなかなかのロック・バンドだ。
 しかし、5曲目のイントロは、ピンク・フロイドレッド・ツェッペリンを合わしたような感じで、思わずニヤリとしてしまった。6曲目も昔のブリティッシュ・プログレみたいで面白い。(2004/12/03) (レンタル)
・銀河/黒服の人、2005年、東芝 EMI 
3曲入りのシングルだが、何か変な曲 !? 笑った。1曲目は往年のブリティッシュ・ロックやプログレを彷彿させる演奏で、ベガーズ・オペラというグループを連想した。演奏はいいのだが、お経調のヴォーカルでSFファンタジックな歌詞を唄うところが爆笑物だ。歌詞は日本の伝説的プログレ・グループである四人囃子みたいだ。昔からのロック・ファンにとっては、一気にネタ・バンドになってきたぞ。でも面白い。個人的には、このグループの今後の作品が非常に楽しみである。(2005/02/04) (レンタル)
・虹、2005年、東芝 EMI
80年代ニューウェーヴ風のコミカルな曲だ。ちょっと、捻りのないポップな演奏で、個人的には面白いとは思わなかった。2曲目のほうが断然好きだな。これもチープなキーボードが中心のニューウェーヴ、ディスコ調の曲だが、陰のある変則的なメロディが彼等らしい。でも、2曲目はアルバムにも収録されていたような記憶があるが、テイクが違うのだろうか? (2005/06/03) (レンタル)
・茜色の夕日、2005年、東芝 EMI
レトロでヘンテコな演奏が特徴な彼等のシングルがリリースされた。タイトル曲は面白くないが、2曲目のレトロ・サイケ風の曲がいい。ちょっと癖のあるグループだけれど、昔のロックが好きなら、懐かしい曲調が気に入るかもしれない。(2005/09/09) (レンタル)
FABFOX2005年、東芝 EMI
セカンド・アルバムがリリースされた。日本的などこか笑えるメロディ、キーボードとギターがプログレ的なことなど、彼等の世界観が強化されている。しかも踊れそうな曲が多い。どこかB級的センスがなかなかいい。(2005/11/26) (レンタル)
・蒼い鳥、2007年、東芝 EMI
久しぶりのリリースで2曲入りのシングルだ。1曲目はビートルズの「Because」のような曲調にサイケデリック・ポップを混ぜたような感じだ。2曲目は彼等らしい忍者妖術ロックという感じで楽しい。(2007/01/14) (レンタル)
・Surfer King、2007年、東芝 EMI
あれ? 4人組になっている。相変わらずのヘンテコなメロディとリズムだが、ちょっとポップさも狙っているアレンジだ。人を喰ったようなセンスは健在だ。(2007/06/10) (レンタル)

藤原大輔 [Fujiwara Daisuke]

jazzic anomaly2004年、Body Electric Records
phat のサックス奏者である彼のセカンド・アルバムである。ジャズとエレクトロニクスを混在させた演奏は、さらに磨きがかかった。打ち込みのプログラムの上に、エモショーナルな楽器が絡む。最先端のジャズと呼んでいいだろう。(2004/07/17)

PUSHIM [プシン]

Pieces2003年、Ki/oon Records
人気上昇中のレゲエ・ポップ系の女性ヴォーカリストだ。力強く、声量感たっぷりの歌が気持ちいい。クラブ系のサウンド面が強調されているが、よりルーツ・レゲエの方向に行けば、凄い作品が提供できると思うのだが、どうだろう? (2003/04/12) (レンタル)
Queendom2004年、Ki/oon Records
実力派レゲエ女性シンガーの4作目のアルバムは力作となった。ダンスホール系の演奏だが、力強いヴォーカルが素晴らしい。ヒップホップも取り入れてリズミカルな曲が多いが、じっくり聴かせる曲もある。それにしてもヴォーカルの魅力に満ちた女性シンガーだ。個人的にはダンスホール系のレゲエは、それ程好きではないのだが彼女には期待したい。1回位はシスター・カヤのように、コアでダビーなレゲエをやって欲しい。(2004/08/21) (レンタル)
DAZZLEZ -Song of Songs-2005年、Ki/oon Records
これまでの4枚のアルバムの曲から選曲したベスト曲と数曲の未発表曲を合わせたアルバムだ。まさに女王の貫禄を示す本物のヴォーカル力を聴かせてくれる。力強さとセクシーさの両方を持ったアダルトなヴォーカルを堪能できる。(2005/08/21)(レンタル)
・I pray、2006年、Ki/oon Records
久しぶりの音源だ。表題曲がリミックスを入れて3曲+1曲の構成だ。女王に相応しく、堂々とした唄いっぷりだ。正統派レゲエ歌手の魅力に溢れたヴォーカルを聴かせてくれる。実力派の名に恥じないシングルだ。(2006/07/22) (レンタル)
Sing A Song ... Lighter!2006年、Ki/oon Records
第5作目のアルバムだ。声の張りが相変わらず素晴しい。活動停止中の DRY&HEAVY が1曲のみだが参加している。パワフルにしてセクシーな声を充分に楽しめるアルバムだ。(2006/09/30) (レンタル)

フライング・リズムス [Flying Rhythms]

Flying Rhythms2004年、Lastrum Corporation
メンバーは2人でドラムスとパーカッションだ。そして Dry & Heavy内田直之がダブ・エンジニアとして参加している。グループ名の通り浮遊感のあるリズムの演奏だ。アフリカンのエッセンスとアヴァンギャルド性が強いので、通常のダブではない。パーカッション担当はアフリカ人かな? ヴォイスも多用している。気持ちのいいダブを期待してはダメだが打楽器の面白さを味わえる。(2004/12/12)

N'DANKA N'DANKA2005年、Lastrum Corporation 
和太鼓も投入してのリズムに体が動し、興奮する。前作より相当にクオリティが上昇したアルバムだ。適度なダブ処理と打楽器の複雑なリズムとダイナミックスさが融合したアルバムだ。(2005/08/21)

ブラインドマン [Blindman]

Turning Back2002年、King Records
いやー、ヘヴィーメタルです。決まっています。ワンパターンです。でも、たまにはヘヴィメタもいいものだ。Vo,G,B,Key,Dsというヘヴィメタの基本構成で、様式美にのっとた演奏を繰り広げている。このグループはテクニックもスケール感もあって聴かせる。ヴォーカルもキンキンのハイトーンというよりはデヴィッド・カヴァーディル(元ディープ・パープル)みたいな、ちょっとハスキーな声で、個人的には好みの部類だ。このアルバムは全体の曲の質が高く、ヘヴィメタの魅力を存分に味わえる。(2002/04/30) ×

ブラフマン [Brahman] 


Wait And Wait1997年、ホイップ・レコーズ 
ブラフマンのファースト・ミニ・アルバムで、全5曲入りである。スカ調の曲で始まるこのアルバムは素晴らしい。全ての曲がみずみずしく、そして美しい。何故、これまで彼等の存在を知らなかったのだろう。どちらかというと抑えた曲が多いが、底知れぬ激しさを感じられずにはいられない。(2002/05/28)

A Man of The World1998年、TacTics Records 
もう泣ける。激しくも優しく、とても美しいアルバムだ。パンク調の曲もバラード調の曲も、質が非常に高い。彼等の真摯な姿勢に思わず身構えて聴いてしまう。これは傑作アルバムだと胸を張って言える。(2002/05/28)

A Forlorn Hope2001年、TacTics Records 
 いろいろなところで何かと評判のいい彼等のアルバムを聴いてみた。聴いてみてビックリ、これがとてもご機嫌なアルバムだった。どこか影のあるパンクを基本に、ストレートな演奏を繰り広げる。全曲全てがクォリティが高く、素晴らしい内容だ。何か哀愁感のあるパンク(メロコア)という感じで、個人的なツボにはまる。このアルバムは正直に言って大傑作だ。パンクの枠に留まらず、ロックの本流としての存在意義のある素晴らしいバンドだ。
 このアルバムはフル・アルバムとしてはセカンドにあたる。(2002/05/26)
ミドル・ウェイ2004年、TacTics Records
3年振りのアルバムはブラフマン・ファンはもとよりロック・ファン待望のリリースだろう。エモーショナルで激しい部分と静のパートを交互に繰り出すのは、これまでと同様の表現形式だ。でも、どうなんだろう? 正直に言って、今回のアルバムは熱くなれる曲が少ない。彼等の大ファンの私としては、きびしい意見になってしまうが、面白さに欠ける内容となってしまった。非常に残念だが、正直な感想だ。でも、魂のこもった演奏は相変わらず凄いし、ライブでは威力を維持してくれるはずだ。何年後になるかわからないが、次作まで首を長くして待っています。(2004/10/01)
・Causation、2005年、Toys Factory 
彼らには珍しい3曲入りのシングルだ。表題曲である1曲目は如何にも彼等らしい、哀愁感を漂わせる激しいエモコアだ。2曲目は「Group Our Way」に収録されていた曲のリメイクで、民族テイスト溢れるエモ・パンクだ。3曲目は彼らには珍しい日本語によるバラードだ。今までの彼等らしい演奏を披露するも、今後の新しい面を聴かせる。ブラフマンの転換期に位置する作品か? そういえばヴォーカルの TOSHI-LOW と妻である女優・りょう との間に元気な赤ちゃんが生まれたそうです。おめでとう。。(2005/07/29)
・Handan's pillow / 逆行、2007年、Toys Factory 
 久しぶりの音源で2曲入りのシングルだ。かなり哀愁感のあるメロディで、如何にも彼等らしい演奏だ。そろそろ新アルバムのリリースが近いか?
 このCDにはDVDも付いている。2006年のツアー・ファイナル(Zepp Tokyo)の模様が30分にも及ぶ時間で収録されている。これで 1,575円なら安いものだ。(2007/04/07)
アンチノミー2008年、Toys Factory
日本の代表的なロック・バンドの新作で、第4作目のアルバムだ。中近東風のイントロからハードに、そして時にメロディアスにロックで突っ走る。以前のような暴走一本というわけではなく、切なさをも表現してきた。日本語歌詞が増えてきたので、切ない感じがしたのかな? もはやベテランの域に入ってきた彼等の先行きに興味が尽きない。(2008/02/23) (レンタル)
・Craving、DVD2001年
アルバム「A Forlorn Hope」発表前にリリースされたDVDだ。彼等の熱くも神聖なライブが納められている。熱狂、そして熱狂の観衆がわかる。スタジオに勝るハイ・パフォーマンスに、ただただ脱帽だ。(2002/05/28)

fra-foa [フラフォア] 


宙の淵2001年、TOY'S FACTORY
 9曲入りのファースト・アルバムだ。荒削りの轟音ヘヴィー・サウンドに魂こもった女性ヴォーカルが絡む。作詞作曲は女性ヴォーカルの三上さち子が担当している。この孤独で、もがきくるしむ思いをたたきつけた詩が凄い。サウンド的には Cocco のヘヴィー・ロック版という感じだ。
 自分の心の中の気持ちをダークにさらけ出す女性ヴォーカリストというと、古くは森田童子、最近なら Cocco、松崎ナオあたりが思い浮かぶ。強烈な存在感は唯一無比だし、カリスマ性を感じる。
 今回はレンタルで聴いたが、実際に購入して手元に置いておきたいアルバムだ。(2004/05/29) (レンタル)

13 leaves2002年、TOY'S FACTORY
女性VoにG、B、DSの4人組みで、時にヘヴィーに激しく、時にポップに、時に叙情的に演奏する注目のアルバムだ。それにしても個性的なバンドだ。女性Voのグループにしては、凄くストイックな感じがする。曲も適度なポップ性があり、聴かせる。それにしても凄くよく出来たアルバムだ。重く切れる演奏は椎名林檎に通じるが、曲そのもはポップで叙情的に聴かせる。これからの注目バンドだ。(2002/09/28)

フラワー・カンパニーズ [Flower Companies] 

Singles & More 〜 Antinos Years2002年、Epic
初期在籍時の Antinos レーベル時代からのベスト・アルバムだ。1995年から2000年までの曲が収録されている。基本的にはシングル集でアルバムからも若干の曲がセレクトされている。比較的、ポップで弾けた曲が多い。何曲はスローでブルースのようなボブ・ディランのような曲がある。彼等はスローな曲が断然にいい。(2009/09/09) (レンタル)

脳内百景2006年、Trash Records 
1989年から活動(デビューは1995年)を続けるベテラン・バンドの11作目のアルバムだ。演奏はパンクやロカビリーの影響が強いロックンロールだが、ブリティッシュ・ロックから影響も感じる。そして、男のバカさ加減、悲しさを唄ったバラードもある。とてもパワフルというか骨太というかアホというか、ロックそのものを表現している。泥臭いメロディから、意外や美しくも切ないメロディやアレンジもあり、只者ではない存在感を示す。11曲目の「波打ち際のバラード」には泣ける。このバンドは日本を代表するロック・バンドだ。今までの作品も聴きたい。(2006/08/27) (レンタル)

ブランキー・ジェット・シティ [Blankey Jet City]

1991-1995、EAST WORLD
1997-2000、EAST WORLD
日本のロック史に偉大な足跡を残したバンドだ。メンバーはその後、SHERBETSAJICOロザリオス、ROSSOといった重要なバンドを結成していく。この2枚のアルバムは彼等のアルバムから抜粋したベストの曲で構成されている。アクの強い、ヘヴィーロックだが、アメリカン・スタイルの影響を感じる。迫力ある演奏は他のバンドの追随を許さない。ただ、私には、なぜだか肌に合わないのは何で? SHERBETS, AJICO, ロザリオスはとても好きななのに不思議だ。(2003/04/25) (レンタル)

フランボワズ [Franboise] 


赤白黄2003年、Stone Edge
女性ヴォーカルが元ちとせ椎名林檎を合わせたような感じで、演奏はサイケ風歌謡ロックだ。かなりアングラな雰囲気を持つグループだが、曲はかなりいい。ちょっと暗めながらもメロディアスな曲と、個性的なヴォーカルと、シンプルな演奏がいい。このグループは注目だ。(2003/07/26)

笑う2003年、Stone Edge 
5曲入りのミニ・アルバムがリリースされた(しかも、1000円と安い)。前作よりロック色が強いが、この暗さがたまらない。文学的な詩は、その存在感を含めて Cock Roach を連想する。演奏はユーカリ Sound Track をダークに、かつヘヴィーにした感じだ。とっても日本らしさを感じるカルト系グループだ。(2003/12/11)

BLEACH [ブリーチ]

裸の女王2001年、東芝EMI
沖縄出身のハードコア、パンク系の女性3人組バンドだ。ちょっとベタな演奏だが、それが味となっていい。結構迫力のある演奏だが、女性特有の繊細さも併せ持つ。(2002/08/04)
・ライブ、新宿ロフト
彼女等のライブを初めて観た。なかなかのテクニシャンで驚いた。可愛くも可笑しなMCと対照的なハードコアな演奏が凄い。(2002/08/25)

ブルー・ハーツ [BLUE HEARTS] 


THE BLUE HEARTS1987年、meldac 
カッコ悪いけれどカッコいい、等身大のパンク・ロックを提供した重要なアルバムだ。現在、青春パンクが全盛だが、このブルーハーツこそ、その原点だ。不器用でカッコ悪くて、初心(ウブ)すぎて純粋で、キモ過ぎるほど熱いけれど、その潔さに圧倒される。堂々と切々にパンクロックが好きだ、と言われてしまうと、もう返す言葉もない。日本語歌詞が、これ程に胸に突き刺さるとは誰しも思わなかっただろう。多くの人に勇気を与えた奇跡的な傑作アルバムだ。(2003/11/16)

Young And Pretty1987年、meldac
前作のパンク一徹から、バラードやレゲエの曲なども交えたセカンド・アルバムだ。いろいろなタイプの曲が入っており、バラエティに富んだアルバムで、これも傑作アルバムだ。何となくフーを連想する曲もあり、個人的には好きなアルバムだ。(2003/11/16)

TRAIN - TRAIN1988年、meldac
前作までのパワーで押す感じはないが、じっくり聴かせる唄が多くなった。それにしても「ながれもの」の切なさにホロリとくる。逆に、カントリーというかスカ調の「ブルースをけとばせ」が楽しい。インパクトはなくなったが、しかし、聴けば聴くほど味が出るアルバムだ。(2003/11/16)

ブルー・ハーブ [BLUE HERB] 


Stilling, Still Dreaming1999年、Real Life Records 
現代の詩人か、あるいはアジテータ(煽動者)か? 日本や地元・札幌の社会・文化、同世代の若者、ヒップホップを演奏するミュージシャンに対する、過激でいながら切実な問いかけに言葉が返せない。ヒップホップはアメリカの黒人が自分達の置かれた絶望的な立場を打ち破るために生まれた文化だが、そういう意味では、このブルー・ハーブこそ日本のヒップホップを提供している。ファッションや空虚な強がりを吼え叫ぶヒップホップではない、本物の言葉がある。彼等こそ日本のヒップホップ界の至宝だ。(2003/02/26)

Sell Our Soul2002年、The Blue Herb Recordings 
日本のヒップホップ界における孤高の存在だ。リリック(詩)、サウンド・トラックともども他の日本のヒップホップ・ミュージシャンとは較べようもない高いレベルだ。とってもコアな演奏で、重いし躍動感はないが、心の底を揺さぶられるパワーがある。チベット風の演奏等、刺激的な演奏で満ちている。(2003/02/23)
・未来は俺等の手の中に、2003年、The Blue Herb Recordings 
ブルーハーブの2003年の新作がシングルで発表された。相変わらずのコアでディープなヒップホップとサウンドが素晴らしい。決して派手ではないが、魂に訴える演奏だ。(2003/06/02)

HEAT - 灼熱 -2004年、HEAT CARTEL 
コミック「HEAT - 灼熱 -」が映画化されるが、このアルバムはそのサウンドトラックにあたる。それにしても素晴らしい。彼等特有の冷たくも高度なヒップホップは健在だが、映画のサウンドトラックだけに、ドラマティックさというかカッコよさというか聴き易さもある。13曲入りだがリリックがあるのは3曲だけだ。イマジネーション豊かなトラックが素晴らしい。(2004/02/07)
・HEAT - 灼熱 -、2004年、HEAT CARTEL
5曲入りのアナログ盤だ。A面は「My Heat」のリリック入り原曲とインスト・バージョンが収められていて、B面は O.N.O によるトラックが3曲収められている。深遠なる本物のジャパニーズ・ヒップホップが楽しめる。(2004/04/02)
・The Way Hope Goes、2005年、The Blue Herb Recordings 
DVDリリース後のシングルをアナログ盤で入手した。相変わらずのハードコア路線が強烈だ。ガチのヒップホップは確かに聴くのが疲れるが、その真摯な演奏は聴くものを虜にする。(2005/10/02)

フルカワミキ [Furukawa Miki] 


Mirrors2006年、BGM Japan 
 元スーパーカーのフルカワミキ嬢のソロ・ファースト・アルバムだ。スーパーカー路線の延長に加えて、童話仕立ての可愛らしさが出ている。先進的なエレクトロニカ風ロックに、アンビエントやサイケ風味を加えてドリーミーな内容だ。今後の期待は大だ。(2006/08/19) (レンタル)

ブレックファースト [Breakfast]

ブレックファースト/日本脳炎 SPLIT DISK2004年、STIFFEEN RECORDS
 2003年にリリースされたアナログEP盤に新曲を加えて7曲入りでCD化された作品だ。ブレックファーストは1−3曲目で曲を提供している。強烈なハードコア・パンクが逆にすがすがしい。ストレートな演奏が小気味いい。反逆的でいながら切実な歌詞も良し。トロッグスの名曲「Wild Thing」をカヴァーしているが、原曲とまったく違うハードな演奏だ。今後の作品が楽しみ。
 対バンの日本脳炎(80年代前半のパンク・バンドの名前みたい)はロックンロールにハードコア・パンクを足したようなユニークなスタイルだ。(おそらく?)新曲として追加した曲は、ロックンロール色なしのハードコア・パンク・スタイルで、個人的にはこちらのほうが好きだ。でも、ライブではロックンロール色が強いほうが楽しそう。(2004/04/23)

フロウ [FLOW]

・サンシャイン60、2002年、Fun City Records
HYオレンジ・レンジに続くミクスチャー系ロックバンドが登場した。スカ系の曲とハードな曲が交互に入った5曲入りミニ・アルバムだが、内容がいい。個人的にはハードな曲が気に入っている。元気の良さが特徴のこのグループも近いうちにブレークするのではなかろうか?(2002/10/14)
Splash!!!-遙かなる自主制作BEST-2003年、Ki/oon Records
 スマッシュ・ヒット「贈る言葉」(元曲は武田鉄也と海援隊)でメインストリームへ浮上した彼等のメジャー初アルバムだ。初アルバムと言っても過去のインディーズ時代のベスト盤となっている。最近のインディーズ系のバンドはメディアに露出することを嫌うが、彼等は 175R、ロード・オブ・メジャーとともにテレビ媒体を利用したプロモーション活動が盛んだ。ロック・ミュージシャンなら自分達の作品を売る野心は誰でも持っているので、彼等の姿勢は一応評価する。ビジュアル的にオモロイ面構えの彼等だが、一生懸命さや、絶対に売れてやる!、との執念を感じる(短命に終わらないことを祈るが、、、)。
 さて、アルバムの内容だが、意外とポップな曲が多い。スカ系やヘヴィー・ミクスチャー系の曲もあるし、バラエティに富んだ内容だ。ただ、やっぱり「贈る言葉」のハチャメチャ感は苦笑いだ。(2003/06/07) (レンタル)
・ブラスター、2003年、Ki/oon Records、CCCD
早くもシングルがリリースされた。メジャーになると、リリース間隔が短くなるが、ここらへんが消耗品扱いみたいな感じがして、ミュージシャンの使い捨てのイメージがする。フロウはライブを通じて地道に活躍してきただけに、このメジャー路線は吉とでるか凶とでるか、はたしてどっちだろう。曲自体は、とてもポップでいいと思う。息切れしないこと望む。(2003/07/20) (レンタル)
"GAME"2004年、Ki/oon Records、CCCD
セカンド・アルバムはこれまでのシングル曲を沢山収録した力作となった。ポップ感覚溢れるご機嫌のミクスチャー・ロックだ。正直、このバンドはB級だと思うが、元気溌剌したポップ・ロックが心地よい。彼等のことをバカにする人も多いが、ノリやすい演奏は評価してもいいと思う。ティーンに対するロックの入門バンドとして存在感を認めてもいいと思う。(2004/06/26) (レンタル)

Boom Boom Satellites [ブン・ブン・サテライツ]

Push Eject1998年、Sony
ファースト・アルバムの後に発表されたミニ・アルバムだ。刺激度はセカンド・アルバムに較べると劣るが、それでも面白いサウンドだ。(2002/07/26)
Umbra2001年、Sony
ハウス・ミュージックにロック色を強く打ち出した異色のユニットのセカンド・アルバムだ。プログラミングによる演奏と、ドラム、ギター、ベースの絡みが独特のグルーヴ感を煽り立てる。かなり刺激的な演奏で、かつノレる。ハウスというと今まで無縁の音楽だったが、最先端のミュージシャンの演奏は非常に熱いものを感じる。これからも注目のグループだ。(2002/07/17)
フォトン2000年、Sony
最新のサード・アルバムはハウス、ロック、ジャズ等をごちゃ混ぜにした刺激なアルバムだ。まるで、ロック期のマイルス・デイヴィスの演奏にハウスを導入したような感じだ。このハウス・シーンはこれからも目が離せない。(2002/07/30)
・Spin + Dive For You、2004年、 Sony Music Records
久し振りの作品が2曲入りシングルとしてリリースされた。1曲目はヒップホップ的でヘヴィーで、しかも、どこか SF 的な演奏で WRENCH を派手目にしたような感じだ。2曲目は素晴らしい曲だ。彼等にしてはポップなナンバーで、プログラミングによる、ちょっとチープなシンセがいい味を出している。今までマニアックな演奏志向が強かったが、今回の作品は、いい意味でポップでいかしている。今回のスタイルが今までより好きだな。(2004/12/03) (レンタル)

Full of Elevating Pleasures2005年、 Sony Music Records 
これまでのアルバムは、凄い演奏だとは認めても、どこか無機質的で面白さを感じられなかった。しかし、この4作目のアルバムは素晴しい内容となった。この強烈なへヴィー・トランス・ロックに度肝を抜かれた。アッパーなダンス・ロック・ミュージックにノレる。WRENCH をよりダンサンブルにしたような演奏だ。(2005/04/17) (レンタル)

ON2006年、 Sony Music Records
第5作目のアルバムがリリースされた。これまでのアグレッシブさは残しつつもポップな面が出てきた。80年代のテクノ風ポップ・ロックと現代トランスをロック風でアレンジしたような演奏だ。もう、極上のダンス・ミュージックです。ユーリズミックスを強烈なロック・ビートにしたような感じだ。聴き応えのあるアルバムだ。(2006/06/10) (レンタル)
・Easy Action、2007年、 Sony Music Records
久しぶりのシングルで、相変わらずのハイテンション・サウンドだ。ノリとクォリティの良さを充分に引き出した彼等らしい演奏だ。(2007/08/12) (レンタル)
Exposed2007年、 Sony Music Records
第6作目のアルバムはダンス・ミュージック度が増した。曲間のインターバルがほとんどなく、全12曲だがまるで一曲のトータル曲を聴いているよう。ハイテンションな演奏が、ひたする続くさまは陶酔感がある。(2008/01/13) (レンタル)

PE'Z [ペズ]


PE'Z Realive Tour 20022003年、東芝 EMI 
日本の若年層にジャズの楽しさを提供している PE'Z のライブ・アルバムだ。ジャズというと、おじさんの音楽というイメージがあったが、パンク感覚を取り入れた踊れるジャズで若者にアピールした功績は認めなければならない。彼等の売りは、ライブ会場で踊れるジャズなので、今までスタジオ盤は購入しなかったのだが、このアルバムは良い。まるでロックのライブのごときの会場の熱気が伝わる若いパワー全開の演奏だ。(2003/03/20)
花咲く DON BLA GO!2003年、東芝 EMI
5曲入りのミニ・アルバムが発表された。今回はラテンの味がする演奏内容だ。最後の曲は三味線がフィーチャされた懐メロ「かもめが翔んだ日」という異色作だ。個人的にはライブ盤のような怒涛の演奏のほうが好きだ。(2003/06/21) (レンタル)
つくしんぼ2005年、ロードランナー・ジャパン
久し振りに彼等の新作を聴いた。ロック的なジャズは健在だが、いい意味でベタなメロディが目立つ。歌謡的なメロディ・ラインは確かに聴き易いけれど、ジャズに求めるスリリングさといったものはない。彼等の演奏をポップとみるのかジャズとみるのかで評価が二分されるだろう。個人的には面白みが薄らいでいると感じる。(2005/03/26) (レンタル)

ペッカー [Pecker]


ペッカー・パワー+インスタント・ラスタ1980年、Columbia 
これは珍品だ。井上陽水、坂本龍一、MISIAなどでパーカッション奏者として活躍する彼が1980年に録音したダブ・アルバムだ。Creation RebelNew Age Steppers に影響されたニューウェーヴ&ダブの日本版だ。参加ミュージシャンが豪華だ。Sly & Robbieオーガスタス・パブロ、リコ・ロドリゲスなど錚々たるメンツだ。ボブ・マーリーの「Jamming」のカヴァーもある。本格さと冗談の両方が混じった異色作だ。(2005/09/09)

HELICOID 0222MB [ヘリコイド 0222MB] 

ヘリコイド 0222MB1999年、UMMO Records
とてつもなくアヴァンギャルドなデビュー・アルバムだ。混沌とした演奏でどう表現したらよいかわからない。万人受けは決してしないが、彼女達の原点が理解できる。ぶっ飛んだ演奏なので最初に聴くアルバムではない。(2002/02/24)

Action!2000年、UMMO Records 
彼女等のセカンド・アルバムだ。サードに較べると硬質な演奏で、こちらも非常にカッコイイ内容だ。サウンド・コラージュのような曲、現代的なヘヴィー・サイケの曲もあり、とてもプログレッシブなアルバムだ。(2002/2/11)

ELE SHOCK!2002年、UMMO Records 
大阪の女性3人組のグループでこれはサード・アルバムだ。クールでチープなアヴァンギャルドな演奏に驚愕した。クールなファンクをプログレ・サイケ風に味付けしたような1曲目から、混沌とした演奏が続く。インドネシアのガムランにも似た曲もあり、ワールドワイドなロックとその質の高さにたまげている。最後の曲は、まるでジャーマン・ヘヴィー・サイケだ。それでも、チープなポップな雰囲気があり、聴きやすい。(2002/02/08)

フライングスターライザー2004年、P-VINE Records 
 2年ぶりの新作は大幅なスケールアップした内容だ。ラップのような曲や、ヘヴィーなスペース・サイケ、ダブ、ジャズまで、さらに多くのジャンルを取り入れて放つ快心作だ。今回はかなり、ヘヴィーというかデス・メタルの要素が強い演奏だが、彼女等特有の遊び心も健在だし、本当に個性的だ。ただ、個人的にはチープな雰囲気がる前作がツボだが、、、
 NYの好き物連中からも支持を受け、それが縁となり、ソニック・ユースのジャパン・ツアーの前座に抜擢されたそうな。(2004/04/14)
・新宿LOFT
彼女等のライブを新宿LOFTで見てきた。大阪が活動基盤なので、貴重なライブ体験だった。ライブなのでスタジオよりハードな演奏で、ギターもキュンキュン唸るような刺激的なライブだった。時間が短いのが非常に残念だったが、次の機会を逃さぬようにします。

BOREDOMS [ボアダムス] 

ヴィジョン クリエイション ニューサン1999年、Warner Music Japan
演奏内容うんぬんより録音状態が非常に悪いので高揚感を感じなかった。レンタルなので文句は言えないが、薄っぺらい音だった。中盤の生ギターが入っている曲が良かったかな。でも、印象度の低い内容だった。(2004/10/15) (レンタル)

Seadrum/House of Sun2004年、Warner Music Japan 
 3人のドラマーに1人のDJという奇妙なグループ構成だが、その陶酔的リズムの驚異的な演奏が素晴らしい。約6年振りとなるアルバムだが、呪術的躍動感が素晴らしい。別に呪術的といってもおどろおどろしさは、まったくなく、クラブ系サウンド特有のグルーヴ感たっぷりの躍動感だ。サイケ、トランス、ロックといったジャンルをごちゃ混ぜにした唯一無比の音楽だ。ROVO あたりと共通点があるけれど、原始的な生命力溢れる演奏だ。日本のクラブ・シーンにおける前衛的ロック・テイストを持ったグループは、大袈裟ではないが世界でも進んだ音楽を提供している。クラブ系の音楽というとロック・ファンからは敬遠されがちだが、ロックよりロックらしい音楽だと思うよ。ポスト・ロック系が好きなら絶対に聴くべきアルバムだ。
 このアルバムは20分強の曲が2曲入ったアルバムだが、1曲目はエキゾチックな女性ヴォーカルが入っている。何かUAのような声だけれど、本人? (2004/09/24)

WHEEL OF DOOM [ホイール・オブ・ドゥーム]


1,adiatia2002年、FOUR TUNE RECORDS 
DaTURA のライブを観に行った時に出演していたバンドで、その迫力あるステージに圧倒されてライブ会場でCDを購入した。ライブでは圧倒的なステージ・アクションでハードコアを聴かせてくれたが、シンセサイザー担当のメンバーがいる特徴があり、CDでの演奏はプログレやサイケ調の演奏が予想された。予想通り、ダークなプログレ・サイケ調のヘヴィー&ハードコアな曲で構成されていて聴き応えがあった。THE CREATOR OF に通じる演奏だが、ヘヴィーメタルのような様式美を感じる演奏が特色だ。(2002/12/22)

ボイルド・フィッシュ・ペースト [Boiled Fish Paste]

記憶たどる2002年、RUN RUN RUN Records
少しヘヴィーで切ないパンクを演奏するバンドのファースト・ミニ・アルバムだ。80年代のパンクとギターポップを合わせ、少々暗めにした演奏を行う。全て日本語の歌詞で、意気込みを感じる。まだまだ未熟だが、場数を踏めばもっと向上すると思う。個人的には好きな演奏スタイルなので、今後を期待している。(2002/05/28)

Bonobos [ボノボ]

Electlyric2005年、Dreamusic
洒落て浮遊感あるポップにレゲエ、ダブ、ボサノバ風味を加えた演奏だ。その音楽はフィッシュマンズの影響が大きい。ヴォーカルも似ている。それでも演奏の質はいいのではないかな。確かにフィッシュマンズの2番煎じの感は強いが、なかなか聴かせると思うよ。(2005/06/25) (レンタル)

Golden Days2005年、Dreamusic 
6曲入りのミニ・アルバムだ。もろフィッシュマンズだけれど、とても素晴しい内容だ。高級ポップの見本のような演奏だ。浮遊感のあるレゲエ調ポップな演奏に心和む。(2005/12/10) (レンタル)
あ、うん2006年、Dreamusic
8曲入りで焼く44分のアルバムだ。前作と同じ傾向だが、フィッシュマンズと較べると、やっぱりクォリティは下回る。まあ、それはしょうがないけれど、何か独自の個性が欲しいところだ。(2007/06/23) (レンタル)

Polaris [ポラリス]

Polaris2001年、Familysong
4曲入り約33分のミニ・アルバムだ。お洒落でいながら心温まる演奏で、こういうのを本当のポップな作品と言うのではないかな。4曲目はキング・クリムゾンのカヴァー(ファースト・アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」より「風に吹かれて」)だ。(2005/01/09) (レンタル)
TIDE2002年、Familysong
これも6曲入り約34分のミニ・アルバムだ。3曲目はかなりダビーな曲だ。ポップさ薄く、コアな演奏が多いけれど、ミニマルな演奏が好きな人なら、このアルバムが最適かも。(2005/01/09) (レンタル)
Home2002年、Familysong
セカンド「Family」を聴いた後に、このファースト・アルバムを聴いた。ベースの音圧の強いファーストの方が個人的には好きかな。浮遊サイケ感覚もファーストの方が強い。セカンドの高度なポップ感覚もいいが、刺激的なファーストも良い。このグループは今度も注目だ。(2005/01/09) (レンタル)
Family2004年、Familysong
どこかフィッシュマンズ(ベースが元フィッシュマンズだそうです)を連想する高級で浮遊感のあるポップな演奏だ。ポスト・ロック風、あるいはダブの斬新さも感じさせる演奏は、ほのぼのとしていながらも緊張感を切らさない。でも、全体を通すと心地よさが残る。なんとも摩訶不思議なアルバムだ。ロック好きな私としては苦手なジャンルの音楽だが、それでも、このアルバムの素晴らしさは理解できる。(2005/01/08) (レンタル)
・月の恋人、2005年、Familysong
ドラムの坂田学の脱退が発表された彼らのシングルがリリースされた。如何にも彼等らしい浮遊感溢れるダブ・ポップのタイトル曲とライブが2曲収められている。ライブは思いのほか激しく感じる。ギターリフなんか、まるでキング・クリムゾンみたいだ。この音源を聴く限り、ライブは素晴しいパフォーマンスだと思われる。2曲のライブは実質は1曲構成だが20分以上の大作だ。シングル盤だが、ミニ・アルバム級のヴォリューム感だし、ライブはアルバム未収録になると思うので買いの1枚でしょう。(2005/05/14)
Union2005年、Familysong
最新作がリリースされた。今までの延長の演奏だが、ゆったり度がちょっと増してきた。クラムボン原田郁子が1曲参加している。まったりと流れる時間に身を委ねる。(2005/08/28) (レンタル)
空間2006年、Familysong
如何にも Polaris といった新アルバムだ。ゆったりとしたリズムに、けだるさ、優しさが同居した演奏で、リラックスできる音楽だ。いい意味でBGMとして最高だ。この個性的な音楽をこれからも続けて欲しい。(2006/10/22) (レンタル)

Boris [ボリス]

Heavy Rocks2002年、Quatro UK Disk
超爆音系ヘビー・ロックだ。爆音というとWRENCHを連想するが、こちらは粘着力のある陰湿な演奏だ。それだけに、打ちのめされる感じがする。圧倒的なパワーの前に唖然とする怪演だ。どこか、サイケの雰囲気も漂う、水爆級の演奏がすざましい。(2002/05/02)
boris at last -feedbacker-2003年、DIWPHALANX RECORDS
女性ギタリストのセクシーポーズにつられて購入した?(冗談です。) 小文字の boris 名義でリリースされた新作だ。ヘヴィーサイケを主体とした演奏でプログレやノイズ感覚をも持つ。1970年代のアンダーグランド系の雰囲気を醸し出すトリップ感覚もある。日本では珍しい本物のヘヴィーサイケのどす黒い爆音サウンドが楽しめる貴重な作品だ。(2004/01/17)
・ライブ 新宿ロフト
ニューアルバムの発表を記念してのライブが新宿ロフトで行われた。3人組みながら爆音、轟音のライブだった。紅一点の女性ギタリストがキュートだ。その細い腕から信じられないほどのフレーズが響いていた。(2002/05/19)

ホリデイズ [Holidays]

・Opening Address、1999年、Polydor
パンクな味がするファースト・アルバムだ。コーラスのパートが可愛いが、演奏自体はハード色が強い。まだまだ未熟だが一生懸命さ光る好アルバムだと思う。(2003/06/01) (レンタル)
・This isn't good、2000年、Polydor
5曲入り、アナログ12インチ・シングル盤だ。ポップな曲が健在で、これはホリディズ節と言えるだろう。ただ、残念ながら2002年に解散した。(2003/01/24)

Pure & Sweet2002年、Polydor
キャッチーでメロディアスでパンキッシュな演奏を提供する女の子3人組みのグループだ。基本的にはメロコアのパンク風だけれど、実にポップ・センスに溢れて聴きやすい。全17曲中で日本語歌詞は1曲だけだが、それが素晴らしい曲だ。日本語主体の曲になれば、ブレイクするのでは?(2002/05/04)
・Holidays & Going Steady、2002年、Libra Records
Going Stesdy とのスプリット盤で、両者とも2曲を演奏している。ホリデイズの2曲は共に日本語歌詞のポップなメロコアで非常に聴き応えがある。こういう曲を提供し続ければ必ずや成功すると思う。(2002/06/22)
200209152003年、GRAPE VILLAGE RECORDS
これまた惜しいバンドが解散してしまった。彼女等のポップでキャッチーなメロコア・サウンドは個人的に好きだったので残念だ。ラスト・ライブを収めたこのCDだが、音がとても悪い。彼女等の演奏技術も褒められたものではないが、でも、技術だけでは唄は響かない。彼女等の心暖かな気持ちが伝わるライブだ。(2003/01/31)
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