日本のロック ら行 のページ
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アーティスト名一覧

RISE [ライズ] 200?-- (ハードコア、パンク) 
RIZE [ライズ] 200?-- (ロック、ヘヴィー、ヒップホップ) 
雷図 [Rize] 2005-- (ロック、ミクスチャー)
LITE [ライト] 2005-- (ポスト・ロック)
LOVE PSYCHEDELICO [ラヴ・サイケデリコ] 2000-- (ロック、ブリティッシュ調、女性Vo) 
RASA [ラサ] 200?-- (ジャズ、ハウス、エレクトロニカ、アヴァンギャルド) 
羅針盤 [Rashinaban] 199?-- (ポップ、フォーク、ポスト・ロック、サイケ、音響派) 
Rie Fu [リエ・フウ] 2004-- (ポップ、女性Vo)
LISAGO [リサゴー] 200?-- (ロック、女性Vo) 
RIKKI [中野律紀] 1993-- (トラッド、プログレ) 日本 
リトル・クリーチャーズ [Little Creatures] 1990-- (ロック、ジャズ、ボサノバ、いろいろ) 
リトル・テンポ [Little Tempo] 199?-- (ダブ、カリビアン)
琉球アンダーグラウンド [Ryukyu Underground] 200?-- (ハウス、エレクトロニカ) 
RyukyuDisko [琉球ディスコ] 2004-- (テクノ)
ルインズ [Ruins] 1986-- (ロック、アヴァンギャルド)
レゾナンス [ReSonance] 2002-- (トランス、ロック)
REDRUM [レッドラム] 200?-- (プログレ、ロック、女性Vo) 
REBEL FAMILIA [レベル・ファミリア] 2002-- (ハウス、アヴァンギャルド)
レミオロメン [Remioromen] 2003-- (ロック、ポップ) 
Leyona [レヨナ] 200?-- (ポップ、女性Vo)
WRENCH [レンチ] 199?-- (ヘヴィーロック、トランス) 
ROVO [ロヴォ] 1998-- (トランス、ロック、プログレ) 
ロサリオス [Losalios] 1999-- (ロック、ジャズ、アヴァンギャルド) 
ROSSO [ロッソ] 2002-- (ロック)
ロレッタセコハン [RorettaSekohan] 200?-- (ジャズ、パンク)
お勧めアーティストアルバムには(特にお勧めは)を付けています。
国別ページも参考にしてください。(国名省略は日本です。)
 

RISE [ライズ]


Live With Faith2003年、TIGHT RECORDS 
久し振りに骨のあるハードコア・パンク・バンドが出てきた。世の中の軽薄な奴等に、強烈な一撃を加える歌詞と演奏が熱い。おちゃらか度0の生粋のハードコア・パンクが潔い。世の中の欺瞞や怠慢に No! と叫び、自立的な生き方を突きつけるハードボイルドな野郎達だ。このアルバムは、とても聴き応えがある。(2003/11/08)

Fight For Freedom2005年、TIGHT RECORDS 
もう若くはないので、ハードコアやパンクを聴くことは少なくなった。昔の作品は、たまには聴くが、新作は少なくなった。しかし、そんな中でも RISE は気になる。うわべの激しさだだけではなく、芯のある真摯な勢いを感じるからだ。このCDは6曲入りで11分弱だ。しかし、そのエネルギーはすざましい。一気に駆け抜ける怒涛のパワーが充満している。歌詞がいいんだよね。爆音ハードコアなので、何を言っているか聴き取れないのが残念だけれど。日本のハードコア・シーンに風穴をあけろ! (2005/03/27)

RIZE [ライズ] 

Rookey2000年、Epic
彼等のファースト・アルバムだが、内容はすこぶる高い。セカンド4人編成に対して、トリオ編成なので演奏面での物足りなさがあるが、それでもクォリティは高い。HipHop色が前面に出ていてハードロック色は弱い。ベースは女性(Tokie、現ロサリオス)なのだけれど、テクニックが凄い。個人的にはセカンドのスタイルの方が好きだ。(2002/05/01)

Foreplay2001年、Epic
ヘヴィーでストレートなロックに炸裂するラップ、現在最も勢いのある演奏スタイルだが、このグループは本物だ。若くて、かっこよくて、ドライブ感溢れる演奏にノックアウトされる。バラード調の曲も泣ける。今後が非常に楽しみなグループだ。(2002/04/27)



Natural Vibes2002年、Epic 

アルバム全体を通して聴かせるRIZEのサード・アルバムだ。飛び抜けた曲はないものの、アルバム全体がRIZE節で統一され、聴き応えがある。チームとしての結束も強まった今後が期待される。(2002/11/30)
・Fresh Blend、DVD 
彼等のビデオ・クリップ集だ。元気溌剌な姿が楽しめる。まだ、女性のメンバーが入っていた時の作品だ。ちょっとお下品なシーンはご愛嬌だが、今の若者のカッコよさが味わえる。(2002/05/25)
・FUCK'N LIVE、2002年、Epic 
 彼等のライブをたっぷりと納めたDVDだ。今、最も勢いのあるバンドのライブで、熱気・迫力・若さを堪能できる。私は RIZE のメンバーよりはるかに年上だが、やっぱりロックは若者の音楽だということがわかる。力強く演奏する RIZE と、同じように熱狂的に音楽を聴く聴衆の熱気が凄い。
 もともと70年代前後のブリティッシュ・ロック・ファンなのだけれど、彼等も現役の時は20歳代の若者だった。そういう意味では、ロック・ファンをやっている限りは常に現在の若者のパフォーマンスはチェックしていかなくてはならないし、今の若者の音楽も素晴らしいものを持っている。RIZE はいい意味でメジャー感覚溢れるバンドで、そのステージは極上のエンターテイメントとして見応えがある。最後に観客をステージに上げて皆で歌い盛り上がり、メンバーが観客席にダイブするところは、熱気とともに微笑ましさもあった。(2002/11/23)

雷図 [Rize]

・山嵐 VS 雷図、2005年、Dreamusic
活動を中断していた RIZE が雷図として復活した。山嵐とのスプリット・アルバムで、お互い2曲と1曲の競作の計5曲入りだ。勢いにまかせたミクスチャー・ロックは健在だ。少々マンネリ化もあるが、頑張って欲しい。(2005/03/12) (レンタル)

LITE [ライト]

Lite2005年、nmnl records
Gx2,B,Ds の4人組みグループで、センスあるポスト・ロックを提供する。自主制作の2作品に続いてリリースされた、実質デビュー盤となる5曲入りのミニ・アルバムだ。テクニカルな演奏で質の高い演奏だが、迫力がちょっと無いようにも感じる。まあ、若いグループだし今後を期待する。(2005/07/15)

LOVE PSYCHEDELICO [ラヴ・サイケデリコ] 


The Greatest Hits2001年、Victor 
セカンド・アルバムよりは、ヒネクレ度は薄い。でも、ストレートなロックとバラードの曲にメリハリがついている。中でもバラード調の曲が素晴らしい。しかし、何という凄いグループが日本に現れたことか。これからが非常に楽しみだ。(2002/01/09)

LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA2002年、Victor 
何とも摩訶不思議な音楽だ。彼等独自の美意識をちりばめた素晴らしい内容だ。しばらく彼等の虜になりそう。さっそく、ファースト・アルバムを聴かなきゃ。
斬新でユニークなサウンドだが、どこか懐かしさを個人的には感じてしまう。過去のいろいろなスタイルを継承している。でも、これは褒め言葉で彼等の音楽センスがとても素晴らしいという意味である。(2002/01/08)
・My last fight、2003年、Victor 
如何にも彼等らしいポップなナンバーだ。往年のロック・テイストを全面に出した懐かしさも覚える。でも、確かに良く出来た曲だけれど、何か足りないような気もする。デビュー当時の毒気というか攻撃性が無くなったのが原因か? もっとアグレッシブな気持ちを思い出して活動して欲しい。(2003/11/15) (レンタル)

V2004年、Victor 
シングルは正直つまらなかったが、やっぱりアルバムだと聴かせる。というか、先行のシングルもアルバムの中の1つの曲として聴くと、しっくりする。相変わらずの、懐かしさを感じるメロディ・ラインとお洒落な演奏が絶妙だ。ローリング・ストーンズのようなギターリフがカッコイイ。前の2作に較べてオーソドックスな演奏だが、このサウンドは本当に癖になる。(2004/03/13)
・fantastic world、2004年、Victor
2曲入りのシングルがリリースされた。どちらもミディアム・テンポの曲で、昔懐かしきサイケ・ポップ、あるいはビートルズの影響を強く感じる。でも、これぞデリコ節でしょう。2曲とも同じような演奏だけれど、2曲目のほうが好きかな。(2004/12/09) (レンタル)
Early Times : The Best of LOVE PSHYCHEDELICO2005年、Victor 
ベスト盤がリリースされた。今まで3枚のアルバムからの選曲だが、わずか3枚のアルバムでベストをリリースするのかね? いや、内容はいいのだけれど、わずか3作のアルバムでベストを出すことが疑問だ。CDRで簡単に自分のベスト盤CDが作れるこの時代にベスト盤の存在価値は変わったきたね。リミックスを入れた2枚組みで3,000円未満で提供しなければ、買う人も少なくなっていくと思うよ。(2005/02/26) (レンタル)
・Right now、2005年、Victor
出だしは80年代のニューウェーヴ風のエレクトリック・ポップだ(Eurythmics風?)。途中は、いつもの調子で新鮮味はないかな? 個人的にはちょっとマンネリ感を彼らに感じてしまう。(2005/07/02) (レンタル)

Live Psychedelico2006年、Victor 
2005年5月27日、日本武道館でのライブを収めたCDだ。これが、もう楽しさ満載のパフォーマンスだ。彼等の代表曲からアルバム未収録曲まで、彼等のセンスを活かしたエンターテイメントとなっている。バラード調の曲におけるヴォーカルも魅力ある。内容もいいし音質もいい素晴しいライブ・アルバムだ。(2006/04/08) (レンタル)
・Aha! All We Want、2006年、Victor
何となく(いや、モロに)ローリング・ストーンズを連想するシングルだ。それでも相変わらずのデリコ節を聴かせてくれる。とにかく安定感がある。3曲目はビートルズの「HELP!」のカヴァーだ。(2006/07/02) (レンタル)

RASA [ラサ] 


The Unknighted Nations2003年、Revirth 
基本はフューチャー・ジャズだが、ハウス・ミュージック、エレクトロニカ、アヴァンギャルド等を取り入れたジャンルレスな演奏だ。それぞれのジャンルの特徴を強く出した曲構成で楽しめる。それにしても、最近のクラブ系ジャズ・グループは素晴らしい作品を出してくる。(2003/02/28)

羅針盤 [Rashinban] 


いるみ2004年、Tractor Entertainment 
山本精一(ROVO等)が率いるユニットの第6作目アルバムだ。いろいろな要素が詰まった内容で、とても優れたアルバムだ。寂しそうなヴォーカルは70年代フォーク風のノスタルジアを感じさせるが、演奏やアレンジは、ポスト・ロックやサイケ、音響派などの先進的なサウンドだ。ポップ感覚もあり、現代に甦った”はっぴいえんど”という佇まいを感じる。とても高級でいながら聴きやすさ、懐かしさを感じる。今までのアルバムを聴いてみたい。(2004/09/04) (レンタル)

Rie Fu [リエ・フウ]

Rie Fu2005年、Palm Beach Inc.
ハイセンスのポップな曲を提供する女性シンガーソングライターのファースト・アルバムで、全14曲入りだ。日本語と英語を織り交ぜたハイセンスな演奏というと、Love PsychedelicoKeito Blow を連想するが、ロック色は薄い。さわやかなポップ・チューンが中心だ。どの曲も質が高いと思うが、しかし、どの曲も同じように聴こえてしまう。なにか1つ欠けているような感じだ。でも、まだ20歳という彼女なので今後の成長が期待できる。(2005/02/05) (レンタル)
・I Wanna Go To A Place...、2005年、Palm Beach Inc.
ミドルテンポのバラードによるシングルだ。アメリカン・ポップを基盤にした、爽やかでポップなメロディが清々しい。もうちょっと、声の力強さがあると個人的には好きになるのだが、、、 ジャケットが素晴しい。(2005/08/14) (レンタル)
・ねがいこと、2005年、Sony Music Entertaiment
なかなか爽やかさと落ち着いた雰囲気のシングルがリリースされた。古き良き往年のアメリカン・ポップと日本的なポップを合わせた王道シンガー・ソング・ライターという感じだ。もう少しはじけたヴォーカルが聴きたい。(2003/09/03) (レンタル)
・Tiny Tiny Melody、2006年、Palm Beach Inc.
ゆっくりとしたリズムになめらかなメロディで奏でる曲だ。フォーク感覚もある正統派の女性ヴォーカリストで今後の期待が大きい。近々リリースされるセカンド・アルバムが楽しみだ。(2006/03/18) (レンタル)

Rose Album2006年、Palm Beach Inc. 
セカンド・アルバムがリリースされた。なつかしきポップスを新鮮な感覚で提供するシンガーソングライターだが、今回のアルバムはその魅力が充分に発揮されている。キャロル・キングやカーペンターズが好きだという彼女だが、まさに王道ポップスを披露している。とても端正なポップ・アルバムだ。(2006/04/09) (レンタル)
・Until I Say、2006年、Palm Beach Inc. 
相変わらずの清楚な透明感溢れるポップを聴かせる3曲入りのシングルだ。しかし、2曲目では軽快なロックも聴かせる。そろそろブレイクしてもよさそう。(2006/08/05) (レンタル)
・ツキアカリ、2007年、Palm Beach Inc.
表題は彼女には珍しく、しっとりとした歌謡曲調の曲だ。それでも、彼女特有の乾いたクールさもある。だんだんと個性が確立してきたし今後の飛躍が期待でそうだ。(2007/05/26) (レンタル)
・5000マイル、2007年、Palm Beach Inc. 
これぞポップスという感じのシングルだ。とても清楚でポップな曲調は安心して聴ける。3曲目はピアノ弾き語り中心のライブ演奏が収録されている。もっと人気が出てもおかしくはない。(2007/09/22) (レンタル)
Tobira Album2007年、Palm Beach Inc.
13曲入りのサード・アルバムだ。半分くらいはシングルで発表された曲で占められている。ちょっと、その辺が残念だが全体的には良く出来ているアルバムだ。洋楽の影響が強いポップな演奏だ。(2008/01/19) (レンタル)

LISAGO [リサゴー] 


回路マイマイ2003年、MASSIVE RECORDING 
大袈裟に言えば、Cocco椎名林檎を合わせたような演奏を提供する女性ロッカーだ。ヘヴィーでいながらポップなロックが秀逸だ。とにかく、曲がとても素晴らしい。最近では、イチオシの女性アーティストだ。叙情感覚溢れるヘヴィーロックに浸れる傑作アルバムだと思う。なお、ジャケットカヴァーのデザインを D[di:] が担当している。(2003/09/04)
スケルネスト2004年、MASSIVE RECORDING
ちょっとデジタル度とダーク度が強くなってきたかな。それにしても清々しい女性ロッカーだ。亜矢天野月子、デビュー時の椎名林檎が好きなら気に入ると思う。堂々とした女性ロッカーで、本格派だ。ちょっとダレ気味に唄う曲もあったりして、なかなか楽しめる。(2004/08/07)

RIKKI [中野律紀] 

作品紹介はトラッドのページで。

リトル・クリーチャーズ [Little Creatures] 


フューチャーズ・ショッキング・ピンク2001年、東芝EMI 
とてもハイ・クォリティな音楽を提供する日本が誇るグループのアルバムだ。ロック、ジャズなど、あらゆるジャンルを消化して提供されるクールなサウンドは驚異的だ。このアルバムは彼等の4作目のフル・アルバムにあたる。ロックのダイナミズムには若干欠けるものを感じるけれど、大人のロックという高度な演奏が素晴らしい。メンバーは日本の先鋭的なミュージシャン(例えば UA)とのコラボレーションを繰り広げていて、ある意味、日本の中心で活動している。(2004/02/07)

The Apex2001年、東芝EMI 
腕達者なトリオのライブ実況盤だ。ギター、ベース、ドラムスの演奏は繊細にして躍動感が溢れている。テクニカルな演奏のレベルは本当に高い。リズム隊が、もう最高だ。スリリングな演奏にしびれる。ドラムスのリズムだけ、ベースラインだけを聴いていても面白い。ちょっと、ニューウェーブ的というか、ニューヨークの知的グループの影響が強い内容だ。でも、不満もある。何故、歌詞が英語なのだろう。日本語で唄えば、最高にカッコイイのに。(2004/10/23) (レンタル)

Night People2005年、LITTLE CREATURES 
5年ぶりの新作がリリースされた。ゆるやかに流れるアコースティック主体の演奏だ。まさに高級ポップそのものだ。ボサ、ジャズなどあらゆるジャンルを飲み込んでの大人のためのアコースティック・ポップ・サウンドが心地よい。日本の至宝が放つアダルトなアルバムだ。素晴しい。(2005/07/16)

リトル・テンポ [Little Tempo]

Kedaco Is Born2001年、Avex Inc.
アルバム「Kedaco Sounds」のダブ・バージョン・アルバムだ。それこそ、極度に処理された低音が腹に響く。それにしても、彼等のダブ・バージョンは癖になりそうなくらいにはまる。(2003/11/16) (レンタル)
Musical Brain Food!2003年、Speedstar Records
日本のダブ界の重鎮の新作アルバムだ。彼等はダブといってもカリビアンな雰囲気が強いグループだったが、今回のアルバムはかなり以前よりコアな演奏だ。曲によっては Dry & Heavy を連想するが、いい意味で軽やかで心地よい音楽だ。(2003/06/05)
Fire Blender2003年、Speedstar Records 
アルバム「Musical Brain Food!」の強度ダブ盤だ。もう気持ち良過ぎ。軽やかなレゲエが特色の彼等だが、ディープなダブ集になっている。重くもけだるい演奏がグッド!! 本当にダブって病み付きになる。(2003/09/06) (レンタル)
映画「茶の味」主題歌、2004年、Speedstar
とぼけていてシュールな映画のサントラとして、ぴったりの演奏を披露してくれた。エンディングは藤田陽子がヴォーカルを担当していて、そのアナログ7インチ盤がこの作品だ。B面のダブ・バージョンも面白い。(2004/07/19)

琉球アンダーグラウンド [Ryukyu Underground] 


Ryukyu Mixed2004年、リスペクトレコード 
 沖縄に住み着いた米国人のジョン・テイラー、英国人のキース・ゴードンの2人組のユニットで、今まで2枚のフル・アルバムを発表してきたが、このアルバムはその2枚のアルバムを世界のミキサーがアレンジした2枚組みCDだ。沖縄特有の音楽音楽をエレクトロニカやクラブ・ミュージックで表現してきた彼等だが、さらに世界の多様なミキサーによって汎世界的なレベルでの音楽となった。
 もう、何と言っても気持ちが良すぎる。2枚組CDで合わせて120分の大作だが、至福の2時間が味わえる。ディープなハウス・ミュージックというのではなく、軽やかで高級な音楽だ。ダブやインド音楽のエッセンスを入れたリミックスもある。南国・沖縄なの爽やかさ・暖かさを感じる現代クラブ・ミュージックで、心から楽しめる。
 ミキサーに関しては、ほとんど知らないが、ビル・ラズウェルペイン・キラーBuck Jam Tonic)が参加しているのには驚いた。曲では、やっぱり喜納昌吉の「花」がいい。(2004/07/03)

an evening with2005年、リスペクトレコード 
今作は琉球アンダーグラウンドのメンバーが世界からセレクトしたコンピレーション・アルバムだ。南アジアの影響の強い曲が多いが、民族音楽とクラブ系のエレクトロニカ、アンビエント、ジャズなどをまぶした極上のチル&ダビーな音世界が味わえる。日ごろの喧騒を忘れさせる癒しの世界が提供されている。アジアン&インド・テイストの妖しくもまったりとした演奏に時間がゆっくりと過ぎていく。(2005/03/05)

Shimadelica2006年、リスペクトレコード 
サード・アルバムがリリースされた。これまでの沖縄、テクノ、ハウス、アンビエント、トランスといったエッセンスに、ダブ、インドや中近東の旋律、サイケデリックの要素が加わった。今までの作品に較べて踊れるサウンドだ。それでも彼等特有のナチュラルさも健在で、とても気持ちのいい演奏だ。心地良さ満点のアルバムだ。(2006/04/30)

RyukyuDisko [琉球ディスコ]

LEQUIO DISK2004年、compactsound
石野卓球が主宰するレーベル PLATIK よりリリースされた沖縄の双子テクノ・バンドだ。沖縄音楽をサンプリングしながらも軽快なテクノ・サウンドを繰り広げる。軽快で典型的なテクノ・サウンドが心地よい。打ち込みのリズムが和風なのが特徴だ。意外と有りそうで無かったのが、この手の純和風打ち込みサウンドだ。北野たけし監督の映画「座頭市」における最後のタップダンス風の音楽を連想する。リンケン・バンドやオレンジ・レンジの曲が使われている演奏もある。(2004/08/15)
LEQUIO LIVE2004年、compactsound、DVD
クラブ・イベント WIRE04 の模様を収めたDVDだ。沖縄の民族衣装を取り入れたファッションに、民族色強いテクノでのお祭りライブだ。気持ちよく響く和風ディスコに観客はノリノリだ。個性あるテクノが心地良い。(2004/11/11)

ルインズ [Ruins]

1986-19922002年、magaibutsu
ベースとドラムスのユニットで繰り広げるアヴァンギャルドでヘヴィーでパンキッシュな演奏が刺激的だ。変拍子で叩きまくるドラムスが凄い。このアルバムは彼等の初期作品を再録音したものである。(2002/04/20) ×

レイザーズ・エッジ [Razors Edge]

Razors Rising !!!!2003年、PIZZA OF DEATH RECORDS
激しく早いスラッシュ系ハードコアでパンクな演奏だ。いい意味でのアホさ加減もある。日本語歌詞の曲もあるが、もちろん何を言っているのか聞き取れない。若さ爆発の演奏で、たまにはこういう音楽もいいかも。(2003/04/18)

レゾナンス [ReSonance]

Therefore2002年、Universal
トランスにロック・ミュージックを融合させたグループだ。催眠術を誘発するようなトランス独特の打ち込みリズムに、ロック・テイスト溢れるビートが酔わせる。クラブに踊りに行くことはないが、この音楽なら陶酔して踊れそうだ。(2002/05/04)

REDRUM [レッドラム] 

・REDRUM、1999年、EMBRYO
4曲入りのシングルだ。最新アルバム「審美眼とパラドックス。」に較べると、まだバンドの音になっていない感じで質は落ちる。でも、このグループの持ち味は最初からあった。(2004/12/15)
Second Circle2000年、EMBRYO
タイトル名はソクーロフ監督の映画の題名を拝借したのかな? 2000年にリリースされた5曲入りのEP(シングル?)盤だ。1曲目はヒップホップを取り入れた曲だが、もちろんダークな演奏だ。全体的には、やっぱりパワーがないというか、印象に残らないかな? 4曲目は彼等には珍しいデジタル色強い演奏だ。(2004/12/15)

Too Young To Fall In Love2003年、INFINITY RECORDS 
この暗さがたまらない。全8曲入りのアルバムで研ぎ澄まされていながらダークな演奏がいい。ライブ・アルバム「Arizona Dream」に較べると静かな演奏が多い。Vo、G、B、Dsの絶妙なアンサンブルを聴かせてくれる。Special Thanks として 54-71, mono, Back Horn, Cock Roach, インビジブルマンズデスベッドというアンダーグランドな連中がクレジットされている。そういえば2曲目なんかは 54-71 を彷彿させる演奏だ。(2003/12/18)

Arizona Dream2003年、INFINITY RECORDS 
 これぞ暗黒プログレの世界だ。このアルバムは女性VoにG、B、DSの4人組みグループの新宿ロフトにおけるライブ実況盤だ。ダークでドロドロとして耽美的な世界が展開される。女性Voは決して上手いとは言えないが、妖しい雰囲気を醸し出す。正直、この手の演奏は大好きだ。暗くも文学的な歌詞は Cock Roach を連想するが、Cock Roach がパンクやハードコア指向なのに対して、REDRUM はディープで耽美的なロックだ。これまでのアルバムを是非チェックしたい。
 グループ名はスタンリー・キューブリック監督の映画「シャイニング」からの引用か? アルバム・タイトル名はエミール・クストリッツァ監督の映画タイトルから取ってきたのか? 彼等は熱狂的な映画マニアなのかもしれない。(2003/12/12)
・Answer Songs、2004年、INFINITY RECORDS 
4曲入りのシングルだ。ライブでも披露していた、彼等にしてはポップ感覚のある曲で、実に素晴らしい曲だと思う。彼等特有の暗さや叙情感覚を持ちながら聴き易い演奏となっている。胸が閉めつけらるような切ないロック・バラードだ。これでファンが増えてくれるといいんだけれど。(2004/09/19)

審美眼とパラドックス。2004年、INFINITY RECORDS 
ベースのメンバーチェンジの後の最新作は彼等の最高傑作だろう。前作のシングルからの路線である、幾分かのポップさが、いい意味でフィットしている。全10曲入りだが前半の5曲は、ほんとに素晴らしい出来だ。暗めのメロディは、どこか70年代の香りがするが、とっても聴き易い。プログレ風の演奏も叙情感があり美しい。彼等を聴くなら是非、このアルバムから。(2004/12/15)
ライブ感想
2004年1月24日 : 下北沢 CLUB 251

REBEL FAMILIA [レベル・ファミリア]

Stand Alone2002年、REBEL FAMILIA RECORDINGS
Dry & Heavy の Heavy が GOTH-TRAD と組んだユニットのミニ・アルバムだ。ジャンルを超越した演奏が聴かれる。強いて言えばハウス・ミュージックの世界に入ると思う。重いリズムにアヴァンギャルドな演奏が繰り広げられる。よって、Dry & Heavy のような音を求めるのなら、止めた方がよい。(2002/10/14)

Rebel Familia2003年、REBEL FAMILIA RECORDINGS 
これまたアヴァンギャルドな演奏だ。ノイズというジャンルと言っていいほどのぶっ飛びの音だ。ハウス風アヴァンギャルドでダブ的要素は非常に少ない。それにしても、とてもコアだ。(2003/03/14)
Solidarity2004年、REBEL FAMILIA RECORDINGS
ヒップホップ、ダブ、ノイズ、ジャズなどのミクスチャーした演奏だ。ヘヴィーでコアな内容だが、イマイチな感じだ。確かにレベルが高く、高度な演奏だとは思うが、面白さに欠ける。もっと、単純と言うか、わかりやすさが必要だと思う。(2004/05/28)
・Babylon Fall with Max Romeo、2006年、REBEL FAMILIA RECORDINGS 
久しぶりの音源は3曲入りのシングルだ。ジャマイカの Max Romeo がヴォーカルとして参加している。今まではアヴァンギャルド色が強かったが、本作はダブ色が強い。ストロング・スタイルなダブとして強烈な印象を残す作品だ。俄然、今後の彼等が注目となってきた。(2006/08/06)

Guns of Riddim2007年、REBEL FAMILIA RECORDINGS 
今作は、いい意味で聴きやすく彼等の最高傑作であろう。聴きやすいと言っても、強烈なダブを中心とした過激な演奏だ。強烈にエフェクト処理された音圧が凄い。各曲も印象的な曲が多く、このアルバムは彼等の真骨頂を示す内容だ。ゲストに SHING02 などが参加している。(2007/04/02)

レミオロメン [Remioromen] 


フェスタ2003年、DAIZAWA RECORDS 
とてもキャッチーでメロディアスなロック・グループが誕生した。個人的にはメロディの素適な日本のロック・バンドをなかなか見つけられなかったが、ついに遭遇したという感じで、とても嬉しい。ヴォーカルの声質が個人的に好きだ。そして、メロディアスだけれど、演奏はかなり骨太だ。リズム隊(ベース、ドラムス)がしっかりしているから、本格的なロックとしても充分に聴ける。今後の活躍が非常に期待できるバンドが出現した。(2003/06/03)
雨上がり2003年、DAIZAWA RECORDS 
これは素晴らしい! 評価が高かったミニ・アルバムに続くシングルは、とてもご機嫌な演奏だ。日本的だが決して臭くなく、かつ海外の物真似でもない、彼等独自のオリジナリティが発揮された素晴らしい曲だ。3人組だが、演奏もパワーがあり、ひ弱さはない。そして、適度の叙情感もあり、じっくり聴かせる。本格的なロック・グループとして大ブレークする力がある彼等に注目だ。(2003/06/03)
・電話、2003年、Speedstar Records 
メジャーに移籍したのですね。Speedstar Records といったら UA が代表的アーティストだし、ロック・アーティストにとっては、いいレーベルだと思う。前シングルからのリリース間隔が狭い気がするけれど、どうなのだろう。メジャー移籍ということで、幅広い層へのアピールとしてはシングル盤が手軽だと思うのだけれど、期待のグループなだけに安易にシングルに頼るのではなく、アルバムで勝負して欲しい。私自身も今回はレンタルで済ましてしまった。やっぱり2曲で1000円は高いよ。レンタルなら100円なので、やっぱりこちらを選んでしまう。彼等のような新進気鋭のグループは、なるべくお金を出してCDを購入してやりたい気持ちはあるのだけれど、やっぱりシングルに1000円は出せない。でも、ミュージシャン側からは見れば、レンタルでもお金の回収はかなりあるのかな? 実力のあるグループは、当然経済的にも成功して欲しいし、経済的な基盤がなければいい作品も出来ないからね。彼等には今後を特に期待しています。(2003/08/20) (レンタル)

朝顔2003年、Speedstar Records 、CCCD
彼等のファースト・アルバムがリリースされた。ただ、曲は今までのミニ・アルバムやシングルの曲でほとんど占められていて、新曲は2曲のみ(?)である。今までの作品を持っている人には、ちょっぴり残念だが、新たに聴く人にとっては素晴らしいアルバムであろう。いい意味での歌謡曲的なメロディ・ラインが郷愁を誘う。70年代のフォーク調の雰囲気も感じる。それにしてもメロディが素適だ。唄というもの、これ程じっくり聴かせるロック・バンドは日本では少ないだけに貴重だ。「雨上がり」「昭和」「すきま風」「フェスタ」「電話」あたりの曲が特に素晴らしい。(2003/12/06) (レンタル)
・3月9日、2004年、Speedstar Records
しみじみ聴かせるバラードだ。バラードは構わないけれど、彼等の特徴である骨太ながら繊細な表現力が弱いと思う。今回はCCCDではない。かなりのクレームに恐れをなして、CCCD化を止めたのか?(2004/03/12) (レンタル)
・アカシア、2004年、Speedstar Records
短い間隔で新作をリリースする彼等だが、3曲入りのシングルが発表された。透明感あるメロディと、しっかりした演奏の特徴が強くでた好盤だ。ちょっと哀愁感のあるメロディが、如何にもレミオロメンという感じで嬉しい。3曲目のバラードも秀逸だ。「雨上がり」以来の出来のいいシングルだ。でも、彼等は(いや、所属レーベル会社は)どうしてシングルに固執するのかな? 質のいいアルバムを出していけば、必ずやもっと売れると思うのだが、、(少なくても私はシングルならレンタルですよ。アルバムなら絶対にお金を出して買いますけれど。) (2004/06/05) (レンタル)
・モラトリアム、2005年、Speedstar Records 
3月のニュー・アルバムを向けての先行シングルだ。全3曲入りで、彼等の魅力が発揮された演奏が魅力的だ。演奏能力が随分と向上したんでは? 日本特有のメロディ・ラインの唄に、繊細かつ力強いバックの演奏が融合した3曲だ。いやがうえにも今度のアルバムに期待が高まる。(2005/01/29) (レンタル)
ether2005年、Speedstar Records
メジャー移籍後のセカンド・アルバムがリリースされた。前シングルからの傾向か、ストリングスの導入が色濃い。まあ、もともとメロディ・ラインの美しい彼等の演奏だから、こういうアレンジはいいのかもしれない。でも、シンプルで力強い特徴が薄れてきた。個人的には残念な傾向で、今回のアルバムは心から楽しむことが出来なかった。(2005/03/26) (レンタル)
・蒼の世界、2005年、Speedstar Records
前作に引き続き、とてもポップな曲だ。どうもロック感覚が薄れてきた。表題曲よりは2曲目の方がよっぽどいい曲だ。あまりアレンジにこだわらないほうが良いと思うのだけれど。インディーズ時代の瑞々しい頃のほうが魅力あったと思うのは私だけでしょうか。(2005/10/30) (レンタル)
・粉雪、2005年、Speedstar Records 
早くもシングルがリリースされた。フジテレビ系ドラマ『1リットルの涙』挿入歌でもある。彼等らしいメロディアスな演奏だ。ただ、最近のシングルで多用しているストリングスが余計な感じもする。まあ、ドラマ挿入歌なので、しょうがないか。(2005/12/03) (レンタル)
・太陽の下、2006年、Speedstar Records
前シングル「粉雪」が大ヒットした彼等の最新シングルだ。前作と同じくシングル曲としてのアレンジに凝っている。3曲目はライブでの曲が収められている。(2006/03/18) (レンタル)

HORIZON2006年、Speedstar Records 
シングル「粉雪」で大ブレークした彼等のサード・アルバムだ。アルバム前半は彼等特有のメロディの美しさをバンドとしての疾走間ととに聴かせる。ただ8曲目以降、あまりにもの甘さが目に付く。前半が素晴しい展開だったので残念だ。人気者ゆえに、自分達のカラーを出しにくくなった面もあるかと思うが、ロック・バンドとしての原点を忘れないで欲しい。(2006/06/04) (レンタル)

Leyona [レヨナ]

Sun Road2003年、Epic Records
いろいろなジャンルの音楽を良質なポップに昇華している演奏を提供している。何となくUAを連想してしまう。椎名林檎のホロワーはそれこそ沢山いるが、UAタイプの女性ミュージシャンは少ないと思う。でも、UAタイプと言っても、ディープな感じはなく、あくまでも良質なポップで勝負している。もう少し、曲がこなれてくればいいのだが、今回のアルバム内容では、まだ印象が弱い。(2003/09/27) (レンタル)
Leyona's Greatest Groovin'2004年、Epic Records
これまでのシングルを中心にグルーヴ感のある曲を集めたベスト・アルバムだ。ヒップホップや歌謡ジャズ風の曲まで、確かに元気な曲が多い。 (2005/08/07) (レンタル)
NU WORLD2005年、Speedstar Records
5曲入りのミニ・アルバムがリリースされた。華やかなジャケットにふさわしく、カリブあたりのエッセンスを取り入れた明るい曲が多い。高級ポップな曲が多い。Speedstar Records に移籍したこともあり、スタッフは UA と一緒に仕事した人が集まった。今後、大化けするかもしれないポテンシャルを感じる内容となった。(2005/05/07) (レンタル)
Spice!2005年、Speedstar Records
10曲入りのニュー・アルバムだ。前作のミニ・アルバムよりは落ち着いた雰囲気がある。いろいろなジャンルを散りばめた高級ポップなんだけれど、どうも印象が薄い。なんか特徴があるようでないような? もう少し捻りが必要なのでは? (2005/08/06) (レンタル)

WRENCH [レンチ] 

ライブで異常な盛り上がりを見せる、日本を代表するヘヴィー・ロック・グループだ。

WRENCH1994年、ZK.records

WRENCHの記念すべきファースト・ミニ・アルバムだ。ヘヴィーというよりはハードコアに近い演奏だが、後のRENCH節の雰囲気も感じさせる。(2002/06/02)
Balck Holiday1996年、ZK.records
フル・アルバムとしての第1作目だ。ゴリゴリのヘヴィーロックで押し捲る感じだ。まだまだ、未熟なところも感じるが、自分達の力を信じて真っ直ぐに突き進む清さがある。(2002/06/22)
ヒポテーゼ‥1997年、ZK.records
5曲入りのミニ・アルバムで基本的にストレートなロックだが、独特のハイトーン・ヴォーカルでヘヴィーに突き進む演奏だ。ヘヴィーといっても、日本語の歌詞がちゃんと聴き取れる程度の激しさだ。ラストのタイトル曲が、後のWRENCHを彷彿させるエレクトロニックスな曲だ。最新作の曲に較べるとバタ臭いが、それでもいい味を出している。(2002/06/01)
Wandering In The Emptiness、1997年、ZK.records
フル・アルバムとしては2作目にあたる。過渡期といた感じで、インパクトに欠ける内容だ。演奏自体の質は上がってきてはいるが、アルバム全体の質はいいとは言えない。(2002/06/22)

・レンチ&ニューキーパイクス スプリットCD、1998年、ZK.records
両者2曲ずつ全4曲入りの作品だ。かなり実験的な内容で、WRENCH はハードコアとアヴァンギャルドな曲を演奏していて、異常なハイテンションの素晴らしい内容だ。ニューキー・パイクスの演奏だが、これもまた凄すぎる。(2002/06/01)

Blue Blood Blue1999年、Victor 
彼等のサード・アルバムで、ヘヴィーで暴力的で思わず体が踊りだすスタイルが高度に確立した重要なアルバムだ。トランス感覚というのかハウス感覚というのか、いい意味でのダンス感覚が微妙な味付けとなっていて、ヘヴィーでありながら聴き易い。

Bliss2000年、Victor 
第4作目のアルバムは前作をさらにパワーアップさせた傑作だ。ライブでお馴染みの曲も多く、名曲が揃っている。レゲエを取り入れるなど斬新なところもみせている。全ての曲が素晴らしく、彼等の代表的なアルバムだ。(2002/03/17)

"Shinjuku, LIQUID, MEN,"2000年、Victor 
ライブ・バンドとしての魅力を存分に発揮しているアルバムだ。熱く暴力的でダンサンブルなパフォーマンスが特徴の演奏を披露している。音質が悪いのが残念だが、それでもライブの熱気が伝わってくる。私は現在、彼等のライブにはまっているのだが、この異様に迫力がありノレるライブ・バンドはそうざらにはないよ。日本のロックのライブ・アルバムでは無敵の魅力を放つ作品だ。(2002/05/25)

Clinic of "SATANIC"2001年、Victor 
4曲入りのミニ・アルバムで、タイトル曲は20分以上の大作だ。トランス、サイケ感溢れる曲で、WRENCHとしては変わった曲だが、催眠術にかかりそうな妖しい曲だ。他の曲もレベルが高い。。(2002/02/24)

Circulation2002年、Victor
今までよりさらに爆音になった第6作目のアルバムだ。特に出だしの2曲の強烈な曲には腰を抜かす。これ程ヘヴィーになったら、次はどんな音になるのだろう。(2002/02/08)
Overflow2003年、Victor、CCCD
トランスの影響度が前作にも増しているが、今作はヘヴィーというよりデジタル・ロックといった曲が多いような感じだ(マッド・カプセル・マーケットのようだ?)。個人的には前作より内容は落ちたように感じる。WRENCHにはとことんヘヴィーで行ってもらいたい。なお、ついにWRENCHもコピーコントロールCDでの発売になってしまった。音の迫力がないし、それで今作がイマイチと感じたのかな? そうであるなら罪は2倍だ。(2003/01/24)
WR990V2004年、Victor 
日本ラウド・ロック・シーンの実力者グループのベスト・アルバムがリリースされた。残念なことにドラムスのメンバーが脱退したことが、彼等にベスト盤のリリースを決断させたのだろう。これまでの数多くのアルバムからベスト・セレクトされた曲は、言うまでもなく度肝を抜かれるほどの強烈さだ。デジタル色が強いヘヴィー・ロックは、人によっては毛嫌いされかねない演奏なんだけれど、彼等のパワーと、何よりノリの良さは圧倒的だ。WRENCH 入門には最適のアルバムだ。全13曲入りだが、2曲のアルバム未収録曲がある。アナーキーニューキー・パイクスのトリビュート盤からの選曲だ。かつてのレーベル同士、ニューキー・パイクスのカヴァーは聴き応えがあった。(2004/10/09) (レンタル)

Temple of Rock2004年、Victor
ドラマーのメンバーチェンジを受けての最新アルバムだ。前作はポップ感が強く、個人的には正直、不満だった。この新作はデジタルでダンサンブルな内容だ。彼等の特徴を極端に表現した演奏だ。ただ、彼等のもう一つの特徴である爆音系ヘヴィネス度が弱い感じだ。全体的には、インパクトが強いのでそれなりに聴けるのだが、全部を聴き終えた後、アルバムの印象度・満足度が希薄だ。キラーチューン的な曲がないせいか? 前作よりは好きなタイプのアルバムだが、何か印象に残らないアルバムでもある。彼等のファンの私としては、ちょっと残念な気持ちがある。(2004/11/10)
・CLIPS 990001、DVD
WRENCHのビデオ・クリップを集めたDVDだ。彼等のベストとしても聴くことができる。映像自体にはあまりお金をかけていないようだが、ストレートな映像が逆に迫力を伝えている。(2002/03/30)
・ライブ
2003年2月8日:渋谷タワーレコード
2002年11月13日:新宿ロフト
・ライブ、SHIBUYA-AX
爆音とワイルドなステージに聴衆は熱狂した。私も(年を忘れて)汗をかきました。家に帰った今も耳鳴りがする。(2002/03/14)
・ライブ、新宿ロフト 
時間があったので再度、彼等のライブを観てきた。前回と違ってキャパが小さい新宿ロフトなので、非常に観易かった。最前列の狂ったように踊る若者から離れ、後ろの方で落ちついて観た。それにしても、迫力のあるライブだった。代表曲のオンパレードで大満足のライブだ。(2002/04/25)

ROVO [ロヴォ] 


SAI2001年、WARNER MUSIC 
何かブリティッシュのジャズ・ロックやスペーシー・サイケ風に演奏が繰り広げられるアルバムで、非常にノリがいい演奏が快感だ。このグループのCDに駄作はない。(2002/12/14)

Live at Liquid Room 2001 5/162002年、rovolone...001
サイケ、トランス、ハウス、ロック、雑多な民族音楽、ジャズ等、あらゆる要素をダンス・ミュージックへと昇華させた脅威のアルバムだ。弦楽器も取り入れた曲はチェンバー・ロックの臭いもする。ダークに、そして華やかに突き進む高度のダンス・ミュージックが凄い。

FLAGE2002年、WARNER INDIES NETWORK 
この演奏は完全にプログレだ。前作のライブより打楽器が前面に出ているのが特徴で、スペーシーに浮遊するヴァイオリンの音色がいい(何か、ホークウインドを洗練したような音)。人力トランスのグルーブ感は、はっきり言ってロックです。そして、高度な演奏はプログレッシブ・ロックを実現していて、まさにこのアルバムは傑作だ。(2002/11/28)

Live at 日比谷野音 2003.05.052003年、wonderground music 
彼等の最新ライブ・アルバム(CD2枚組)が発表された。相変わらずの浮遊感・透明感のある演奏が素晴らしい。圧倒的なヴォリュームだが、陶酔的な演奏で時間の長さを感じさせない。日本きってのプログレ系グループの演奏はほんとうに気持ちいい。(2003/10/12)

MON2004年、First Aid Network Inc. 
スペーシーなサイケ色は薄まり、プログレ・ジャズ・ロック色が強くなってきた。この演奏は往年のプログレと言っても差し支えない。適度なグルーブ感も健在で、実に楽しい演奏だ。曲によっては無国籍風民族音楽(何のコッチャ?)というか、まあ、チェンバー系のエッセンスを感じる。でも、全体を通すと、とても聴き易い演奏だ。陶酔感は少なくなったけれど、お洒落で高度な演奏が楽しめる。(2004/11/11)

Live At Magasin 4: 2004.06.04 Brussels, Belgium2005年、ROVOLONE
公式海賊盤と名付けられたライブ・アルバムだ。マイクを通しての録音なので音は悪い。高音部はそれなりに入っているが、低音部の貧弱さ如何ともしがたい。しかし、ファンにとっては重要作だ。異様なテンションで繰り広げられるスペーシー・サイケが狂おしい。気合の入った名演を聴くことができるアルバムだ。ただし、繰り返すが音は悪い。(2005/07/16)

ロザリオス [Losalios] 

Colorado Shit Dog2002年、WILD DISK
元ブランキー・ジェット・シティのドラマー・中村達也が結成したグループで、これはセカンド・アルバムだ。サックスになんとTVドラマ「君の手がささやいている」や映画「カタクリ家の幸せ」に主演した武田真治が担当している。また、ベースは元 RIZE の Tokie が担当している。
ロック、ジャズをベースにした、アグレッシブでアヴァンギャルドな演奏が繰り広げられる。ロック色の強いフリー・ジャズのような演奏だ。かなり刺激的なアルバムだ。(2002/04/30)

School of High Sense2002年、WILD DISK 
凄いライブ・アルバムだ。パワー、アグレッシブ、アナーキーといった言葉では言い表せない独自の演奏だ。骨太のベース(担当の Tokie は女性!)に、うねるサックス、歪むギターに重くも躍動するドラムの、つばぜり合いが素晴らしい。(2002/11/15)
The end of the beauty2003年、コロンビア
Buck Jam Tonic での作品でも強烈な演奏を繰り広げた中村達也が自己のユニットであるロザリオスでの最新作をリリースした。ブランキー・ジェット・シティ時代のメンバーなど多数のミュージシャンが共演している。ロザリオスにしてはポップ感覚ある曲が多くて聴きやすい。確かに洒落ていてカッコイイ演奏だが、これまでの野獣のような迫力は薄い。ここらへんが評価の分かれるところだろう。(2003/09/04)

ゆうれい船長がハナシてくれたこと2005年、コロンビア 
新たに會田茂一“アイゴン”(El-Malo、Foe、Honesty)が参加し、Gx2、B、Dsという編成になった。演奏も、これまでのひたすら凶暴という訳ではなく、バンドとしての一体感が出てきた。サイケ、特に60年代後半のアメリカン・サイケの匂いを感じるのだけれど、どうなんだろう。ロックンロールやロカビリーのエッセンスを感じる曲もある。激しくも、彼らにしては聴きやすい演奏が凄い。今までの作品の中では1番好きだな。各人の肝の据わったテクニカルで迫力ある演奏も素晴しい。日本で1番過激なバンドの最高傑作アルバムだ。(2005/05/29)
・School of High Sense、2003年、WILD DISK 
ライブ・アルバム「School of High Sense」のDVDだ出た。もの凄く熱気溢れるバイオレンスなライブにしびれる。一本調子な演奏は弱点だが、それを吹き飛ばすワイルドでカッコイイ演奏だ。(2003/04/18)

ROSSO [ロッソ]

・1000 Tambourines/Outsider、2004年、ユニバーサル
Thee Michelle Gun Elephant のチバユウスケ(Vo.&G.)と、元 Blankey Jet City の照井利幸(Ba.)を中心とした4人組グループの2年振りの新作が2枚組のシングルとしてリリースされた。前回はパートタイム的な活動だったが、今回は本格的な活動をしていくのか? 実力者による強烈な演奏が凄い。個人的にはチバユウスケの声が苦手なので、繰り返して聴くことはないと思うが、客観的にみて現在の日本で No. 1 の実力を持つロック・グループであること間違いないだろう。すざましいパワーを持ったグループで、しばらくのあいだ日本のロックの中心に居座るだろう。(2004/11/27) (レンタル)
Dirty Karat2004年、ユニバーサル
このアルバムは凄い。1曲目のギターリフの凄みにビビる。4人組みになって正解ですね。リードギターが加入したことで演奏のメリハリがある。1曲目なんか、それこそレッド・ツェッペリンのような派手でいながら重厚な演奏だ。3曲目のイントロはローリング・ストーンズ? これは物真似というのではなく、本当にカッコイイことを言いたいだけだ。バンドの佇まいが、これぞ大人のロックという感じでいいよね。若手の等身大の姿勢もいいが、こういう近寄りがたい雰囲気が本来ロックが持っていったものだったということを思い出した。(2004/12/25) (レンタル)
・バニラ、2005年、ユニバーサル 
早くも4曲入りのシングルがリリースされた。これがすこぶる内容がいい。男の渋みを感じさせるロックがいい感じだ。何と言うかバンドになってきたと思う。各人の持ち味が一体化してきた。タイトル曲もいいが2曲目、3曲目の物悲しさがある演奏が良かった。俄然、今後が注目となった。(2005/02/04) (レンタル)

ダイヤモンドダストが降った夜 alive album2005年、ユニバーサル 
素晴しいライブだ! 日本のロック界第一人者による白熱のライブ盤だ。最初のドラムのリズムはビートルズの「Tomorrow Never Knows」(Revolver)を連想した。ゴリゴリのロックだが、サイケ調のバラードみたいな曲もある。実力派による聴き応えのある演奏だ。(2005/12/03) (レンタル)
Emissions2006年、ユニバーサル 
4曲入り(しかし33分の大作)の作品がリリースされた。日本を代表するロック・バンドによる充実した演奏だ。とにかく迫力と貫禄がある。日本の一級の演奏が味わえるアルバムだ。(2006/06/24) (レンタル)

ロレッタセコハン [RorettaSekohan]


成長の記録(による活動資金調達)2003年、ゲルピンレコード 
何とも表現しずらいバンドだ。演奏表現はジャズのようだが、ジャズでもない。パンク、ロック、ヒップホップ等を取り入れて、クールかつカルトかつ冗談のような演奏だ。これまたヘンテコなバンドが出てきたものだ。(2003/04/18)
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