手造りみその紹介

みそたき

大豆を煮てみそを仕込むことをみそたきといいます。
大豆の選別作業  豆ころばし

 4月はみそ作りをします。 しょうゆは難しいですが、みそ作りは誰でも出来る日本の料理の英知といえましょう。
 みそと言えば大豆。 みそを仕込む準備として、昨年収穫した大豆の選別作業があります。 少しづつお皿にとって、くずを取り除きます。 この仕事を豆ころばしといいます。 昔は、囲炉裏を囲んで、おじいさん、おばあさん、父母、子供たち総出で冬の仕事として行われました。

 農家にはおじいさん、おばあさん、子供たちの仕事がいろいろあります。 手前の三男坊はしぶしぶやっておりますが。

 現代の豆ころばしは、ダイニングキッチンで。
 
豆の用意が出来たら、次はかまどの準備です。
お世話になっている裏のおじさんに、自然のかまどつくりを教わりました。
 ひょうたん型に穴を掘ります。 子供たちを動員して、作業開始。

 穴の一方に、一斗(18リットル)炊きのかまをすえつけます。 まわりをブロックで囲み固定します。
 手前の穴に人が座り、まきをくべていきます。

次に、熱が逃げないように釜の周りをドロとワラをこねた粘土で塗り固めていきます。

かまどの完成です。 みそ炊きの時だけに庭に現れる江戸時代のようなかまどです。 このかまどで40Kの大豆を煮て米麹と混ぜて150Kのみそができあがります。

 さあ、豆を煮ましょう。

 朝、5時に火をつけてまず1回目の豆を煮ます。
 釜が小さいので40Kの豆を3回に分けて煮ます。
 一回煮あがるのに3時間かかります。 これを3回繰り返すので大仕事です。 子供たちの協力なくしては、とても体力が持ちません。 風を送って火を起こしているのは、長男です。 薪割りも彼の仕事。 斧を振りかざす姿は頼もしくもあり、恐ろしくもあり。

3時間後、13Kの豆が煮あがりました。 次にこの豆をすりつぶし機にかけて、ひき肉状のミンチにしていきます。 このハンドルを回すのが重くてしんどい仕事。
 2年生を上手くおだてて、活躍させます。

次に、ミンチになった豆と麹と塩を混ぜ合わせます。

十分に混ぜ合わせたミソを樽に仕込んでミソ炊き作業の終了です。 10時間ぶっとうしの作業に家族全員疲労困憊でした。 約8ヶ月熟成させて、香ばしい自家製ミソができあがります。 今は田舎の人も味噌炊きをすることはほとんどなくなりました。  何しろ大仕事なので買ったほうがよほど安いのです。 しかし、市販のミソとは比べ物にならない美味しさです。 このミソは一月の野菜セットにお入れします。

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無農薬で育てた自家製大豆を下記のように家族総出で
みそにします。