写真帳4静態保存機☆D601


山口県博物館  2003年5月2日

D601履歴 昭和26年9月12日 浜松工場改造(種車 D50162 川崎 No1172)
改造後すぐに津和野区に配置。以後昭和41年12月1日に廃車になるまで一貫して津和野機関区にとどまり、D51に交代するまで活躍しました。D60が引退した時、去り行くD601の「さよなら運転」が行われ、特別に装飾が施された上にその後静態保存されました。トップナンバーとはいえ、まだ無煙化されたわけでもないのに、「さよなら運転」することも異例なら、SL保存ブームなどが巻き起こる前の静態保存も、かなり異例のことです。



山口県博物館  2003年5月2日

種車のD50162は昭和2年3月19961として製造され、昭和3年5月の車両称号規程の改正でD50162に改番されました。その間吹田、奈良、福知山などで活躍し、浜松工場でD601に改造されました。

廃車からこの地に保存されるまで(昭和43年9月20日竣工)の間、よくぞ解体を免れなかったものです。その後保存状態が悪く、かなり荒廃していたそうですが、最近ペンキを塗り直されたのか、見た目はそう悪くもなさそうでした。但し残念ながら、煙室扉のハンドルはなく、フロントエンドに埋め込まれた標識灯は破損していました。



山口県博物館  2003年5月2日
デフのマークは昭和41年10月のさよなら運転に際して取り付けられたものです。松崎昌一(C57BEST)さんのご教示で、これは広島工場で完全整備車に与えられたマークという事が分かりました。同じマークをつけたC59172の写真がプレス・アイゼンバーンの形式シリーズ「C59」に載っているそうです。なお、完全整備車というのは、広島工場のC59では普通の全検に加えて運転室の採光改良をした機関車で、D601にはさよなら運転ということで特別な整備をしたものと思われます。


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