写真帳4静態保存機☆D51862


町田市すみれ会館  2005年7月10日

 D51862履歴
 製造(竣工)   昭和18年11月18日 浜松工場 No.87
 使用開始 〃 18年12月 1日
 新製配置 〃 18年11月21日 稲沢区
 貸与   〃 22年 9月23日 敦賀区
 返却   〃 23年 1月15日 稲沢区
 転属   〃 24年 9月14日 木曽福島区
 廃車   〃 46年 8月19日

ナンバープレートがプラ板なのが残念ですが、D51の中でも個性的なスタイルの862号。
半戦時型、戦時型D51の中には資材の節約の為に煙室上部を円形にしていないものがあります。装備の改装で通常の形状に復元したものもありますが、最後まで改装されなかったものもあります。862号もそのうちの1台ですが、その他に、851、852(浜松工)、1083、1104、1111、1112、1125、1161(いずれも日車)、1040(三菱)が、廃車になるまで改装されなかったようです。
また珍しいものとして煙室部分のみ復元した855、858(いずれも鷹取工)、861(浜松工)、昭和39年頃まで欠円形のままだったという遅くに改装された1072(日車)というのがあります。
川崎と日立のものにも煙室上部が欠円形なのがあったのでしょうか。


町田市すみれ会館  2005年7月10日

長工デフ(本機はN−2タイプ)の特徴は前支えが握り棒を兼ねた丸パイプ。本家の門デフはD51にはあまり似合いませんが、長工デフはD51に良く似合います。
前灯はゲタをはかせて、通常の位置にしていますが、本機のスティはひときわ長いもののように見えます。


町田市すみれ会館  2005年7月10日

特徴あるテーパーのついたカマボコドーム。経歴が異なる863号も同じ形状で、他にD521(浜松工)の落成時もこのような形状ですので、浜松工場のオリジナルデザインで落成時からこのような形状だったのではないかと思います。
他に1032号(三菱)なども変形ドームですが、こちらは上方にRをつけた形状です。



町田市すみれ会館  2005年7月10日

長工デフのもう1つの特徴は取付スティが凸型に折り曲げた独特な形状をしていることです。作業時に頭をぶつけやすいのでデフスティを上方に湾曲させたものはC59などに例がありますが、長工デフのスティの折曲げも同様な目的と思われます。通常は後部のスティのみがこの形状ですが、ナメクジの62、95は前後のスティともに折り曲げたスティです。


町田市すみれ会館  2005年7月10日

キャブ内は自由に見学できます。子供たちの遊び場になっていますが、壊されたりいたずらされたような形跡は無く、人目につく場所に置いてある事が良いのでしょうか。


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