写真帳3復活蒸機編☆D51498 磐越西線


中山宿 1991年2月2日

磐越西線にD51498が走り始めた頃、雪景色をバックに蒸機を撮れる唯一のチャンスなので中山宿のスイッチバックなど、およそガイドブックに紹介された場所は1時間以上も前から大混雑でした。先客の間に割り込もうなら、たちまち喧嘩が起きそうな殺伐とした雰囲気が厭なので、国道を沼上トンネル方へ歩き、およそ40分位でしょうか、やっと線路に近づける場所で、先客の少ない、発電所前に到達しました。歩いてる時は必死だったので、余り気にならなかったのですが、折からの風に加えて、この峠の地形も働いて、強風となって、体感温度を下げます。僅か20分くらいの待ち時間も、永遠に続く雪地獄のように感じ、殆ど指先の感覚がなくなってきた頃、D51の頼もしい汽笛が響き、目の前に勇姿を現わしました。突風がD51の煙を押さえつけ、D51は自分の吐き出した煙に巻かれ…。



沼上トンネル 1993年2月7日

この頃までは駅から徒歩で撮影地へ行く人も少なくありませんでしたが、帰りの電車−即ちSLの通過後の列車は通常の運用のままで、増結もされていないので、中山宿のホームには乗車しきれない人が続出。運良く乗車できても身動き取れない、通勤ラッシュのようでした。乗車時間が短いのだけが唯一の救いで、JR側も全く撮り鉄を無視しているので、そのうち、多くの人がクルマでの撮り鉄に転向したような気がします。


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