オーストラリアのテニス報道について
2002年のオーストラリアでのスポーツ調査(Annual Sweeney Sports Report)によりますと、「興味のあるプロスポーツ(複数回答:熱中度を反映したものではないと調査元も言ってますが)」の一位は水泳(59%)、続いてクリケット(57%)、テニス(55%)の順になります。以下オーストラリアンルールズフットボール(52%)、サッカー(47%)、ラグビーリーグ(日本で言うラグビーと似てますが別のスポーツ:39%)、ラグビーユニオン(日本で言うラグビー:37%)。
参考までに同年の日本のテレビ視聴者を対象にした「テレビで見たいプロスポーツ」の調査ではプロ野球(45%)、高校野球(33%)、女子マラソン(30%)、サッカー/Jリーグ(24%)ということで、プロテニスに関する注目度が格段に違うのであります。
新聞
スポーツ紙というものはありませんが、シドニーで広く入手できる新聞は地元紙が二紙、全国紙が一紙。
12月頃のシーズン前になりますとどの新聞もテニス選手の特集記事を組んで、選手の人となりを語ります。シドニー・モーニングヘラルド紙などアンドレ・アガシ、ジャスティン・エナン=アルデンヌやダニエラ・ハンチコワの特集を半ページにわたって組むものですから、通して読むとどんな人なのかということに滅法詳しくなります。
ゴシップ系はデイリーテレグラフ紙ですが、オーストラリアを棄てたエレナ・ドキッチとその父親を揶揄した記事はお任せといった感じです。
直前となるとやはりヒューイットをはじめとした「オージーが勝てるのか」といった内容になります。
こういった感じで会期終了までシーズン中はもちろん連日試合経過の報道です。
その後も当然グランドスラムやフェドカップ、デビスカップ、マスターズカップの結果はオーストラリア選手に限らず詳しく報道されますし、他のトーナメントも然りですが、グランドスラムになると掲載される"Drop Shot"とかの裏ネタ系のコラムも楽しい。
雑誌
イギリスやアメリカのテニス雑誌も比較的簡単に手に入りますが、やはり基本は月刊の"Australian Tennis Magazine"。この雑誌日本のテニス雑誌に比べるとかなり薄いものの、サブタイトルに"Asia Pacific News"とついているということで、アジア選手の特集ページが毎月2ページづつあります。技術解説はパット・キャッシュのトッププレイヤーのフォーム分析が唯一で、これまたプレイヤーの特集記事に読み応えがあるので、比較的中位の選手に異様に詳しくなってしまうのであります。業界について考える記事が多いのも日本と違ったところですか。
馬鹿にならないのが雑誌界で猛威を振るう女性誌の数々。例えば2002年末の"Australia’s
Women’s Weekly"などウィリアムズ姉妹の特集を8ページに渡って掲載するのであった。"New Idea", "NW", "Women’s Day", "Who Weekly"…。全部チェックできませーん。
テレビ
年末年始からホップマンカップ、アディダスインターナショナル、オーストラリアンオープンは地上波で全日中継。AAPTチャンピオンシップやアンクル・トビーズハードコートも決勝は放映します。他のグランドスラムも放映時間に相当無理がありますが、期間中は全日生中継。ウィンブルドンと全仏は夜半から朝方まで、全米は早朝からの中継です。
デビスカップはオーストラリアが出れば地球上のどこからであろうと中継。この他スポーツ専門ケーブルテレビチャンネルのFox Sportsの放映とかを入れるとかなりの量になります。
