恐ろしい自然災害
最近地球温暖化のせいか、世界各地でいろいろな自然災害が相次いでいる。
台風のサイズが大きくなったり、竜巻が起こったりで恐ろしいことこの上ない。しかも気候とは関係なくもともと日本は地震や火山の噴火の多い国だ。昔から「地震、雷、火事、親父」と呼ばれてはいるが、どの自然災害が最も恐ろしいのか検証してみようと思う。
まず、地震である。地震は地殻のひずみが一気に開放される現象であるが、地震波としては初期のP波と続いてくるS波に分けられる。つまりテニスをプレイ中に地震に遭遇した場合は、縦揺れのP波の突き上げる動きに合わせればキックサーブやトップスピンやの威力を増加させることができるのだ。横揺れのS波に対してはスライス回転が有効である。地面がスライドするのだからそれに合わせれば滑るスライスの威力を倍加することができるのだ。
この原理を知っていれば相手に対してかなり有利に試合を進めることができる。ただし、地面が沈むときにトップスピンを接地させると威力が半減するので気を付けなければいけない。
次に地震に伴う津波である。
もちろん軽井沢のテニスコートで津波に遭遇することは考えにくいが、千葉に東京ディズニーランドがあるように、施設名と実際の場所は一致しない場合もある。南軽井沢テニスクラブのコートでプレイしていたはずが、実際のコートは鎌倉市にあるということも考えられるのだ。
まずは自分がテニスをしている場所がどこなのか、それを確認してから津波対策をしよう。水切りショットの開発はそれからでも遅くない。
地震には火山活動に伴うものもある。
火山が噴火してもよっぽどの場所を選ばない限り溶岩に直接埋まってしまうようなことはあるまい。しかし火山弾の直撃を受けそうな場合はどうすればよいのだろうか。願わくば相手のコートに全部着地し、こちらが試合を有利に進めることができるようにしなくてはならない。
それには素振りの風圧で自らの周りに火山弾を着弾させないようにするしかあるまい。相手からの返球を待っている間にもラケットを高速スイングするのだ。これで相手が火山弾をボールと間違えてヒットしてくれればもうけものである。もしかしたら火砕流でも退けることができるかもしれない。
火といえば山火事に関してはこれもコートの場所に依存するため、これをうまく使うことにはあまり期待はできない。もちろんファイヤーボールを打ちたいところだが、うまくボールに飛び火してくれるかどうか分からない。
我々にできるのはせいぜい手についた脂汗をなすりつけて点火しやすくしておく程度だ。山火事が恐ろしいかそうでないかは脂汗を流せるかどうかで決まってくるのだ。
台風などの風水害に関しては日本では比較的対策が進んでいる。
これにはどう対応すればよいのであろうか。答は簡単である。雨に落とされない、風に流されないショットを打てば良いのだ。
もちろんサーブのトスの位置は慎重に決めるべきである。風に流されそうな時は低めに、雨に落とされそうな時には高めに上げなくてはならない。
また、水浸しのコートに着地した時に接地前に雨に流されてしまうことも考えられる。流れないよう水に潜るトップスピンをかける必要があるのだ。バックスピンだと水面に浮き上がってしまってコート内に落ちる前に流されてしまうかもしれない。
相手コートに土石流が起こった場合はラッキーである。相手コートの地面が高くなるのだからマイボールを相手コートにいつもより早く接地させることができるのだ。しかもイレギュラーバウンドが期待できる。ただし、相手に取られてしまった場合は打ち下ろしショットを食らうことを覚悟しなくてはならない。
一方では不幸にしてこちらのコートに土石流が起こった場合は土砂を一刻も早く取り除かなくてはならないことになる。それができない場合はイレギュラーバウンド対策に細心の注意を払って練習をしなくてはならない。
そして雷である。マイボールに落雷・蓄電させることができれば、電撃ショットが可能なのだが、そうそううまく行くとは限らない。相手コートに接地した瞬間に電流が流れるという電撃デスマッチが期待できるというのに。
雷は高いところに落ちるから、せいぜいムーンボールを打って落雷を誘うしかあるまい。しかしテニスコートで常時高いところにいるのは主審である。彼または彼女に先に落雷させないためにボールでアンパイアチェアから撃ち落としておきたいところだがそれをすると侮辱行為で負けてしまうのでそれもできない。困ったものである。
その他隕石落下・蝗害(こうがい)などへの対処も練習しておかなくてはならない。空中の隕石やバッタの大群に負けないだけのスピンをかける必要があるのだ。
さらには過去の地球にはポールシフトが何回も起こったという。これを利用して試合を有利に運ぶにはどうしたら良いのであろうか。まことに自然災害とは恐ろしいものである。

