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ホクロ(黒子)

色素性母斑(黒あざ)の小さいものを「ホクロ」といいます。年齢とともに、徐々に増えてゆきます。 平らなものから半球状に盛り上がったもの、色も肌色から茶色、黒色までさまざまです。時に剛毛が生えることもあります(有毛性色素性母斑)。ときに悪性黒色腫(皮膚癌)との区別がつきにくいこともあり、直径6ミリを超えるホクロについては悪性・良性の鑑別が必要です。

「ホクロ」の治療法

ホクロの除去方法として、手術(切除)とレーザー治療があります。ホクロの大きさや、場所、色の濃さなどによって、より適した方法が異なります。(詳しくは診察時にご説明します)

1)ホクロの手術(切除について)

一般的に手術が適しているのは色の濃いホクロや、眉毛の中にあるホクロ、年配の方でシワの多い方などです。

手術のメリットとデメリット
メリット デメリット
・1回の治療で完全に除去できる
・悪性が疑われる場合、病理組織検査が可能
・1週間、糸がつく(絆創膏が必要)
・抜糸が必要
・抜糸後に1〜2ヶ月テーピングが必要
※テーピングは、よりきれいな傷あとにするために必要不可欠です。

切除の治療例(1)頬部のホクロ

手術前 術後3ヶ月
手術前   術後3ヶ月

切除の治療例(2)前額部(おでこ)のホクロ

手術前 術後3ヶ月
手術前   術後3ヶ月

切除の治療例(3)下顎部のホクロ

手術前 術後3ヶ月
手術前   術後6ヶ月

2)ホクロのレーザー治療

レーザー治療が適しているのは、色の薄いホクロ、鼻の上にあるホクロ、唇のホクロなどです。通常CO2レーザーを使用しますが、薄いホクロにはQスイッチレーザーや、フラッシュランプといった傷の残らない方法も可能です。ただし、治療回数がかかります。

手術のメリットとデメリット
メリット デメリット
・絆創膏が不要
(5ミリ以上の大きなホクロでは必要)
・術後のテーピングが不要
・傷あとを残さずに取れる
(ただし薄いホクロに限る)
・治療に数回かかることがある
・再発しやすい
・悪性が疑われる場合にはレーザーは不可

レーザー治療例 頬のホクロ(1)

手術前 2回治療後6ヶ月
手術前   2回治療後6ヶ月

レーザー治療例 頬のホクロ(2)

治療前 治療直後
1)治療前
○で囲んだホクロを治療しました。
  2)治療直後
直後は少し皮膚が凹んだように見えます。(出血したりすることはありません)
治療後1ヶ月 治療後6ヶ月
3)治療後1ヶ月
治療後3〜6ヶ月、色素沈着が起こります。しばらく、治療部位が赤茶色くみえます。
  4)治療後6ヶ月
色素沈着も薄くなり、傷あともほとんんど分からなくなりました。

色の濃いホクロは、ホクロの細胞(母斑細胞)が皮膚の深部にまで存在します。1度に無理してレーザーで削ると、凹んだ傷痕が残ってしまいます。レーザーで取る場合は、「傷痕のきれいさ」を優先して治療してゆきますので、色の濃いホクロの場合、2〜5回以上の治療が必要になる場合があります。(治療の間隔は約2ヶ月ごとにおこないます)
※施術費用は取れるまでの費用です。2回目以降の治療は再診料のみで施術料はかかりません。

ほくろの治療費
治療方法 金  額
手術(切除) 保険適応
レーザー 直径1ミリのホクロ  \6,300/個
直径2ミリのホクロ  \7,350/個
(以降1ミリ大きくなるごとに\1,050加算)
※料金は税込み価格です。
※施術費用は取れるまでの費用です。2回目以降の治療は再診料のみで施術料はかかりません。
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