ジャイアンツブランド 8/3

 プロ野球の球団といって真っ先に思い付くのはやはり巨人でしょう。日本最初のプロ球団で数々の名選手を輩出しV9など優勝回数も断トツで輝かしい歴史を持つトップブランドと呼べる球団といえる。その昔契約金2000万積んだ(当時としては破格の)巨人を蹴って、500万の阪神に入った村山投手みたいな人もいるが、野球選手は大抵巨人に入りたがる(江川や元木、清原)ものだ。ではなぜ皆巨人に入りたがるのか?それはまずファンが一番多いし(全国区の人気)、伝統もあり、年棒が良い(岡島ごときが1億超)し、優勝の機会が多い(これも年棒アップに繋がる)のも魅力、そしてTVなどの露出度が一番高く活躍出来れば引退した後も巨人OBとして解説者、もしくはしゃべりが面白かったりキャラが良かったらバラエティ番組など安定して仕事がある。その際たる例がデーブ大久保で彼は西武の控え捕手だったのがトレードで巨人に来て控え中心ながら4番に抜てきされた事などやその明るいキャラから引退後は華々しくTVで活躍している。でも西武でいたままだったら今ごろ地元で焼肉店か何かをやっていた位でしょう。定岡、宮本なんかも巨人以外だったら記録にも記憶にも残らない選手だったのが(定岡は高校時代から定岡三兄弟と言われ有名だったが)色々なTVで見かける。これが他の球団なら例えば阪神でも掛布くらいしか(掛布ほど活躍しなければ)全国ネットでは出ていない(パリーグだったらほぼ絶望的)。それとか大した成績も残せず引退し一般の会社などに入った時もたとえば子供が「君んとこのお父さん、プロ野球選手だったんだって?で、どこの選手?」って聞かれた時、「ロッテ」と答えると大抵「ふ〜ん」ですんでしまうと思う(たとえ通算10勝くらいしてようが)。これが「巨人」と答えると「え、凄いじゃん!その上1軍で投げた事も有るんだって!」たとえ一勝もしてなくても大騒ぎでまるでヒーローである。だから巨人の2軍は弱くても1軍昇格した選手は「人生で輝くのは今だけ!」と頑張るので控えでぽっと出てきて一瞬だけ活躍する選手(その後はすぐ消えて無くなる事が多い、まるで超新星)が多いのだと思う。でも他所からFAで来て巨人で大活躍する選手は少ない。これはバッターの場合、他所では4番あたりまえという選手だが巨人に入ったとたんにクリンアップすら打たせて貰えない事が多々有り、その上結果が出なかったらあっという間に控えに回される。これではやりがいも無いし、最後は飼い殺しの憂き目に遇う。そして投手の場合、他の球団では考えられない重圧の中(勝たなければならない)で投げなければいけない。その中で力まず冷静に投げれる者しか巨人では成功出来ないからでしょう。

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