
IWPは11月11日で創設10周年を迎えます。 皆様のご協力により、実り多い活動を実施することができました。 今後も、開発途上国を中心に、上総掘りの技術移転と地域開発を 行っていきたいと思います。 皆様の更なるご支援をよろしくお願い申し上げます。 つきましては、ケニアの上総掘りプロジェクト報告会および総会を 下記のとおり開催します。 大勢の皆様のご参加を心よりお待ちしております。 どちらの会場もお席に限りがございます。(40〜50名程度) 参加ご希望の方は、お手数ですがお早めにEメールでお申し込みください。 お申し込み多数の場合は先着順となります。 1. 「JICA/NGO合同報告会」 日時 11月17日 木曜日 18:30〜20:30 場所 JICA (ジャイカ)本部 11F EF会議室 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー アクセス JR新宿駅南口より徒歩5分 地図 http://www.jica.go.jp/worldmap/jica.html 2. 「IWP帰国報告会」 日時 11月20日 日曜日 14:00〜17:00 場所 都立 木場公園内 「木場ミドリアム」 地下鉄東西線木場駅下車5〜6分 都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅下車徒歩15分 都営地下鉄新宿線「菊川」駅下車徒歩15分 木場公園の有料パーキング有りますが料金はご負担ください。 地図 http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=18 参加費 500円(資料代) * ケニアのコーヒー・紅茶もお楽しみください。 「IWP総会」 : IWP会員および当日入会申し込みの方はご参加ください。 総会は帰国報告会の前に行います。 総会および報告会に参加ご希望の方は、事前にお知らせください。 日時 11月20日 日曜日 13:00〜14:00 場所 都立木場公園内 「木場ミドリアム」 特定非営利活動法人 インターナショナル ウォーター プロジェクト 代表 大野篤志 Tel 047-451-3689 Fax 047-451-3740 |
| IWP サポーターの皆さまへ 2005/8/11
Jambo ! ご無沙汰しまして申し訳ありません。皆さんお元気ですか?日本は猛暑のようですがいかがお過ごしですか?そろそろお盆休みに入られる方も多いのではと思っております。こちらは相変わらず全員元気に過ごしています。日本とは逆に南半球はただ今冬です。皆さんアフリカはいつでも暑いと思ったら大間違いですよ。寒いです。朝晩は結構冷えます。朝の気温は10℃位でしょうか。時々小雨が降り、濃い霧が発生します。一日中日が射さず、どんよりとしたお天気の日も多いです。さらに風も強く、土埃が舞い、本当に乾いた土地なのだとしみじみ思います。 さて、プロジェクトはと言いますと、4月号でお知らせした3本目のエレライは、結局コミュニティの集まりが悪く中止しました。従いまして同じコミュニティのオロイレも中止です。エレライは順番制で2日に1回2〜3時間各家の前の水路に水が来ます(有料)。泥水ですが目の前に水が来ることで満足しているようです。2〜3週間の井戸掘り作業できれいな飲料水が得られるのですが、コミュニティと私たちの考え方に大きなギャップがあったようです。掘削開始前にコミュニティとワークショップを開き、色々な問題を確認するのですが、コミュニティがどう動くかは、実際に始めてみないと分らないものです。 ということで、再び1、2本目と同じジュキニ地域に戻りました。仕切りなおしの3本目は「オロボソイト小学校」です。オロボソイトには小川(泥川)がありますが、象が水を求めてやって来る為大変危険です。当然、川の水も汚染されています。オロボソイトとはマサイ語で『白く硬い石』という意味です。なんて素敵な地名でしょう。地表至る所に石が露出しており、地下に空洞があるため所々陥没も見られます。もちろん石英のような白い石もいっぱいあります。地層的に難しいのは最初から分っていましたが、小学校のあるこの地域に1本も井戸がないとわかれば掘るしかありません。結局この井戸は、2ヶ月かけて完成しました。予想以上に難しかった!最初の6m位は順調でしたが、それ以降は本当に硬い地層でした。掘削を進めるために、新たな道具もたくさん生まれました。新しい道具が翌日には更に形を変えたりと、溶接担当の現地スタッフは大忙しでした。途中、アイアンバーのフックが金属疲労で折れ、アイアンバー共々胴孔に取り残されました。アイアンバー回収後、フックの回収作業に当たって、胴孔を開口掘りにしましたが、9m付近で穴一面の岩盤が出現し、一ヶ月以上苦労した胴孔を諦めざるを得ませんでした。アイアンバーが回収できなければまだ諦めも付くのですが、ほんの5−6cmの鉄のフックが回収できなかったのは本当に残念です。その後、100m程移動して新たに掘削を開始し、約2週間で完成しました。きれいな水があふれています。また、苦労した開口掘りの穴はもったいないし、放置すると危険なので、穴を利用して学校のトイレを建設することにしました。硬い地層のため今までになく重労働でしたが、オロボソイトのPTAとコミュニティは本当によく頑張りました。もちろん私たちも。 4本目の「オルコリリ」はオロボソイトと平行して掘削をしました。このように同時に2ヶ所で掘削出来るのも、現地の人達が上総掘り技術を習得しつつある証拠です。オルコリリは木の名前です。オルコリリは2本目のカランティーニ・コミュニティのお隣で、やはり汚染された川の水を使用しており、1998年にコレラ被害の大きかった所です。コレラの話を聞いた時から、被害の大きかったカランティーニとオルコリリの二つのコミュニティに井戸を完成させたいと考えていました。掘削開始前のワークショップで、オルコリリの人々は、「カランティーニの井戸で水を飲んだ時、初めてきれいな水の味を知った。これが水の味だとわかった。」と語ってくれました。私たちにとって一番うれしい言葉です。実際、井戸が完成してからは、川で水汲みや洗濯をする女性や子供の姿をまったく見かけなくなりました。「本当に良かったなぁ。」と川を渡るたびに思います。時々、川で人を見かけると、「井戸がどうかしたかな?」とドキッとしますが、近づいてみると自転車を洗っているモラン(戦士)で一同ホッとします。 現在、5本目を「ムアテニ」で掘削中です。今日現在、深さ31mです。今週中に掘削を終了する予定です。そして最後の6本目は「オリギラ小学校」です。この2本のお話は次回に致します。 5〜7月は日本から応援団と視察団が来ました。5月は当会理事の武藤さん。いくらゴールデンウィークとは言え、2週間の休暇をとってケニアまで応援に駆けつけてくれました。ケニアでは自分より年上の男性を「ムゼイ」と呼びますが、日本から来た“パワフルムゼイ“に現地スタッフもコミュニティの人々も圧倒されっぱなしでした。7月には当会の広報を担当している会田さんと吉田さんのお二人が、大きなスーツケース一杯に日本食を詰めて応援に来てくれました。ノーべル平和賞受賞者のマータイさんの来日講演の際には、マータイさんに直接IWPを売り込むなど、とっても頼もしいお二人です。そして、6月にはJICA東京国際センターの山口所長、JICAケニア事務所の狩野所長らがプロジェクトの視察に来られました。皆さん「大野式上総掘り」を視察されるのは初めてで、その特性をさらにご理解戴けたのではないかと思います。また、(テレビや写真で見る)赤い衣装そのままで働くマサイ族に驚き、完成した井戸の「ナイロビ(冷たい水)」に大変感激されていました。この視察団に千葉日報の記者が同行しており、「ケニアの大地で−千葉から広がる国際協力」シリーズの第2回 『命の水生む伝統技術 :上総掘り井戸の普及』 (7/18付け)として当会の記事が掲載されました。また、ケニアではKenya Times紙に『How ‘Kazusabori’ Technology is transforming Maasailand 』という記事が大きく掲載されました(7/29付け)。 大勢のみなさんのご協力があって、私達はこうしてケニアで上総掘りのプロジェクトを実施しています。サポーターのみなさん!これからもご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 IWP 大野比佐代 ナイロビより ** 少々長くなってしまいましたが、合併号ということでご容赦ください。 |
オロボサイトの現場を小学生が見学に来た![]() 最初の水が 感激的なパイプを入れる瞬間上は三橋さん 吉田さんがバルブを落とし入れる(オルコリリ) エレーナイの井戸(第1サイト) カランティーニの井戸(第2サイト) ![]() ![]() ![]() |
| IWP サポーターの皆さまへ 2005/5/2 Jambo ! 皆さんお元気ですか? 日本の様子はいかがでしょうか?こちらは、病気や怪我もなく、全員元気です。 前回のレポートからはや1ヶ月ちょっと。色んな事がありました。 3−4月は大雨期のはずが、こちらの人によくよく話を聞いてみると、「どの本にもこの時期が大雨期と書かれているけど、この地方の大雨期は12月だよ。」 と明るく言われてしまいました。一同ア然!さんざん今まで「これからは雨期で大変だよ。道路がぐちゃぐちゃで現場まで行けない日も多いよ。4月はオフィスワークさ。」と語っていたのに・・・・。と言うことで、世の中は大雨期ですがこちらは小雨期です。それでも一旦雨が降ると本当に現場へは行けません。行きは下りなのでまだしも、帰ってくることは不可能です。今回の雨期はあまり雨が降らず、このままで終わってしまいそうです。この時期は畑を耕す時期なので、雨が少ないと農作物への影響も心配です。また、開口掘りの井戸は枯れてしまう事もあるとか。特にここ3年間は、異常気象で12月の大雨期にも雨が少ないそうです。ケニア国内では、西部は大雨で洪水が発生しており、一部の村が孤立したとのニュースがありました。また、北部のトルカナ地方は干ばつで食糧難です。テレビで木の枝や葉っぱを食べている子供の映像が流れていました。日本やケニアだけではなく、やはり、地球規模で異常気象なのだと思います。 さて、何が起こったかと言うと、車です。毎日100キロ以上悪路を走っているので車のコンディションもかなり悪くなってきました。雨期前に、しかも3本目の井戸を始める前に車を整備しておこうとナイロビへ行き、評判のガレージへ車を入れました。イースター休暇(4連休)前の3月24日午後7時過ぎ。大雨と雷と停電の中、やっと整備・修理が終わり、ナイロビ市内雷雨と大雨で至る所冠水し大渋滞の中、約2時間かかってホテルまで辿り着きました(本来ならば20分です)。翌日「やっとロイトキトックへ帰れるぞ〜。」と車に乗り込んだところエンジンが掛からない。どうにかこうにか周囲の人達に押して貰ってやっとエンジンスタート。ガソリンスタンドで給油後、ボンネットを開けてビックリ!インジェクターから燃料が噴き出しているではないか。ネジの締め忘れです。運良くガソリンスタンドでネジに合うスパナがあったので締めてもらいました。実は昨日ガレージでネジの締め忘れを2ヶ所指摘していたのです。「ん?これで2度目?2度あることは3度ある?それはないよね。」と全員笑ってすませたのでした。3度目が起こったのはロイトキトック手前50キロ付近です。夕方5時頃。あと一時間もせずにロイトキトックに到着できるはずだったのに・・・・。車の足回りがちょっとおかしくなったので止めて見たところ、左前のサスペンションのナットが落ちていて、タイヤがハの字になっているではないか。これまたナットの締め忘れです。その上、エンジンのパワーも落ちてしまい、これぞ完全にブレイクダウン。タンザニア国境に近く、国立公園に挟まれ、夜間は強盗も出没するこんなブッシュの中で一晩過ごす訳にはいかないので、のろのろ運転で何とか走ることにしました。休暇で家に帰っているアムレフのワンブア氏に電話をして(偶然、携帯電話の通じるポイントでした)、危険なのでロイトキトックから伴走用の車とメカニックを手配して貰いました。暗闇を(もちろん街灯はありません)2台で走り、坂道は人に押して貰い、最後には車で引いてもらい無事9時過ぎにロイトキトックに到着しました。翌日メカニックに取り敢えずの修理をして貰い(パワー不足は交換したばかりのインジェクターの1本が動いていなかったからだが、ロイトキトックでは修理不可能)、ジュキニの現場に行ったところ、帰りは一寸先も見えない位の大雨で、ぬかるみで車はモンローウォーク&欽ちゃん走りをしてしまい、橋の無いような川を50cm位水に浸かって渡り、スタックしないように、両脇の溝に落ちないように、エンジンが止まらないように、4時間の大冒険の末ロイトキトックに戻ってきました。こうなったら一同笑うしかないという状態です。翌日もう一度ジュキニへ小冒険をし、30日にいざナイロビのガレージへ怒りの突進!!車も最悪のコンディション(整備に出す前よりも悪くなった)で、多くの車に後ろから煽られ、ガソリンスタンドでエンジンが止まって押しがけし、ナイロビ市内の渋滞もドキドキしながら、途中寄ったJICAナイロビ事務所でも、ホテルのチェックインの際もエンジンを止めず、やっとの思いでガレージに到着しました。午後4時過ぎに本日始めての食事をし、ホテルに帰って爆睡です。本当に疲れた。このNewsを読んでいる方は「ふ〜ん。」と言う感じかも知れませんが、この6日間、車に乗っている時は本当に緊張の連続でぐったりでした。 そんなこんなで、この間プロジェクトは進まず、4月11日にやっとキマナのエレライ村で3本目を開始しました。雨と道路の状況を考慮して、以前に予定していたジュキニのサイトを先送りし、ロイトキトックから約17キロのキマナという地域に3・4本目を掘削することにしました。マサイ族が大多数を占めるジュキニとは違い、キマナはキクユ族とマサイ族が半々です。12日から掘削を開始し、10mの地点でノミが抜け落ちてしまい、色々な方法で回収を試みましたが回収できませんでした。結局、足場を約6m移動し、18日から掘削を始めました。1本目の掘削地もエレライという地名でしたが、エレライとはマサイ語で『アカシア』という意味です。つまりアカシアの木が多くあるところなのです。因みに、4本目の予定地オロイレはマサイ語で『乾燥した土地/水の無い土地』という意味です。なんだか手強そうです。 明日(5/2)には、ゴールデンウィークの休暇を利用して日本から強力な助っ人が来ます。次回のIWP NEWSをお楽しみに! |
|
2005年1月17日 ** お知らせ ** 代表 大野篤志がFMラジオの番組に出演いたします。 お時間がございましたら、是非お聞き下さい。 (関東地方の一部地域) FMラジオ放送局 : J-WAVE (81.3 Mhz) 番組名 : 「ASIENCE SPIRIT OF ASIA」 23日の番組テーマ : 「古き良き日本の面影を求めて」 出演コーナー名 : 「ASIAN ENERGY」 放送日 : 1月23日(日) 18:00〜18:54 (出演コーナーは18:10頃からの予定) |
2005年1月1日 IWP会員及びサポーターみなさまへ 2005年 元旦 明けましておめでとうございます。 今年も IWPの上総掘りに関わる活動をご支援よろしくお願いいたします。 新年そうそうに、JICAとの「草の根協力事業」の契約を結び、上総掘りを待ってくれているケニア共和国ロイトキトックに向けて、派遣ボランティアと共に出発します。 「2005 I Do!KENYA」に乞うご期待! マ ジ 今年も IWPは 「 本気 : Maji(スワヒリ語:水) 」です! 豊かな生活の中で、あって当たり前になっていて、本当に大切な物を見失ってしまっていませんか? 新たな年には、だれでも「初水」に感謝しますね! 今年はその「心」で、1年間365日水に感謝して、IWPと一緒に「水」について考えてみましょう 本年もよろしくお願いいたします。 特定非営利活動法人 インターナショナル ウォーター プロジェクト 代表 大野 篤志 |
トップページへもどる