ケニア共和国パンガヤンボのみなさんと大澄賢也さん

ケニア第二の都市モンバサはインド洋に面する港町。
今回上総掘りを実施したのはそこから北西へ約55km。車で1時間半のところにあるカロレニ/パンガヤンボという地域です。水道・電気もない所で300世帯、約3,000人の人々が暮しています。
この地域の地層は砂質/砂岩で井戸掘りが難しい為、地域には1本も井戸がなく、また政府の手も届いていない状態です。人々は雨水を貯めた溜池の泥水を飲料・生活水として使っています。女性や子ども達は毎日3時間かけてこの溜池の水を汲みに来ます。しかしここ数年は異常気象の影響か十分な雨が降らず、乾期には溜池が干上がります。このような場所で「皆の水のために」と参加してくれた地域の人々と共に“新方式上総掘り”で井戸を掘削しました。硬い砂岩に阻まれ遅々と進まぬ日々も、「Water
is Life:水は命」を合言葉に励まし合い、約3週間かけて深さ18mの井戸を完成させました。
手押しポンプを付けた井戸には手に手にバケツを持った女性たちで長蛇の列が出来ました。一番嬉しい瞬間です。
井戸を掘るたびに井戸掘りの難しさを感じますが、今回の井戸掘りでは、掘削にあたった現地の人々の真剣さがこの井戸の成功への鍵でした。
今回ケニアで使用した上総掘りの資材・工具一式を現地のコミュニティに寄贈してきました。技術的には彼らだけ井戸を掘削できますが、資金的にはやはり援助が必要です。
井戸掘削に当たっては、日々の消耗品、手押しポンプの購入、諸経費等で井戸1本あたり約30万円必要です。
ケニアは現在乾期で一番水を必要としている時期です。
1日でも早く次の井戸を掘削できるよう、皆さまのご協力をお願いします。
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