SmallWondrlabs から販売されている単一周波数のワンボードトランシーバーです。
14MHzと7MHzのものが発売されていますが、7MHzのものは7.040MHzですので日本国内では使えないようです。
コイルを巻くこともなく、キットに含まれる部品をボードに乗せていくだけで完成してしまいます。調整箇所もありません。それでも、完成すると、コンテストの時などたくさんの局が入感します。出力も0.5W程度出ますので、そこそこ使えそうです。
おもしろいのは、送受信のoffsetをPICでコントロールしていること。また運用周波数も、1kHzほど変えることができることです。
PICはIambic keyerの機能も組み込まれていて、パドルを付ければ、このボード一つで運用できてしまいます。
PK3 keyerで有名なJackson Harbor Pressから発売されているRMKというPICと入れ替えると、Iambic keyerのスピードコントロールがVRでできるようになり、また、2chのメモリーも使えるようになります。このメモリーは結構便利で、通常使う構文を入れておくと、SWとパドルの操作で、CWを送出することができます。
2.0”×2.5”というたいへん小さな基板ですし、部品数もそれほど多くないので、2時間もあれば完成してしまいます。送料を含めて$30です。この値段でこれだけ楽しめれば、嬉しい買い物だと思います。
ボード上の部品しかキットには含まれません。ケースなどは別に用意する必要があります。私はタカチのYM−90に組み込みました。手のひらに乗ってしまうほど小さくて、とてもトランシーバーには見えません。





RMKを組み込んだ方は、VRを付ける関係から、もう少し大きなケースにしました。タカチのYM−100というケースです。これでも結構小さいです。机の上に置いておいたら、まず、トランシーバーと気づく人はいないでしょう。
実用的には、こちらの方がずっと使いやすいです。運用途中でkeyerのスピードを変える場合に、SWとパドルを使う方法は、なかなか難しいものがあります。
私は、イヤホーン端子に直接スピーカーを繋いで使っています。音は十分とはいえませんがそこそこには聞こえます。音量調整がありませんので、この方が楽です。
よくもまぁ、ここまでシンプル・小型にと思うほど、よくまとめられたリグです。移動運用などいろいろと楽しめると思います。