山小屋暮らし     12/20  更新


雪囲い   12/20
      

 今年も先月末に10Cmの雪が2度ほど降り、昨日から外気も通年どおりに下がってきました、我が家の出入りは南面のテラスから両サイドの犬走りを通り北側の林道を横断して車庫につながっている。

 屋根はかね勾配(45度の傾斜)のため雪が落ちやすくなっている、その代わり落ちた雪が犬走りを埋めてしまい通れなくなる、落ちた雪を掻きだして出入りすることになる、その為屋根の庇を1mオーバーハングさせ犬走りをカバーしている、これは当地の町屋で見られるカリヤ通りをまねして雪のときは雪の中を歩かなくてもよい先人の工夫だ。

 その雪囲いを今年も取り付けた、下1m20Cmは恒久の板囲い、上半分はコンパネにして落雪が犬走りを塞がない工夫である、これを設置すると家の中が日中でも暗くなるが豪雪地帯としては仕方の無いことである、この作業も年々しんどくなって来た、木ねじでコンパネを止めたあと防腐剤を塗装するのだがそれもしんどい作業である、昨日から今日にかけて好天だったので東面と西面の作業をしたこれで一安心であるが山小屋暮らしもなかなかしんどいものである。



 
3代目悠遊人完成   11/20
      

 建築中だった新新新悠遊人が完成しました、こだわりのギャラリー兼Coffee Shopである、何が拘りかと言うと徹底した省エネシステムだ、暖房は薪ストーブで以前の45万円もした灯油ストーブは無償で家を譲った人にあげてしまい店にも居間にも薪ストーブを新しく購入した、節電にも工夫をし自身の生活に関する電力はソーラーパネルを使いインバーターで生活電力を得ている。

 ギャラリーは完成したがまだ営業はしていない、来年3月までは冬眠をするとのことで4月から新装OPENするとのことでそれまでは冬眠をしながら絵を描いたり焼き物をし展示物の量を増やすそうでそれまで冬景色等の絵を描きながら軽キャンパーでさすらいの旅をしながら英気を養うそうだ、仙人としては早くうまいコーヒーを飲ませて欲しいものだと願っている。



新・新悠遊人   5/28

 私の遊び友達、俗に言う悪友で音水湖畔で喫茶・陶芸ギャラリーを経営している友人が居る、彼も私に似て遊ぶことが大好きで軽キャンパーを駆使して信州の山奥に二人して渓流釣りに行ったりしている。

 どうも放浪癖が強いようである、喫茶悠遊人もこれで3軒目である、最初は鳥取県若桜町須澄の八東川畔にログハウスの悠遊人を建てたが売却、次は兵庫県の音水湖畔に2軒目の悠遊人を建てて5年間経営したが今度は3階建てなので不便だと3軒目は引原川上流の宮中に平屋中2階の新・新悠遊人を新築中である、さる5月12日に棟上をし現在工事進捗中だ。

 ここでも陶芸にこだわりユニークな焼き物を作るつもりの様だ、山を買って地ならしをし、水を引き込んで池を作りわさびを植え、実のなる果物を植えて自給自足を考えているらしい、鋭意現場監督中だ、6月末には完成するようだが今年は営業はせず遊びと焼き物と写生に専念するつもりらしい、今も大仙か蒜山に写生旅行中のようだ、今年中に山梨の河口湖に行きたいといっている、腰の落ち着かないことであるがこの悠遊人も何時売ると言うか楽しみである。



村の総事(そうごと)   9/2

 山間地の小さな集落に棲んでいると普段は地域の集落の住人と生活上の繋がりは何にも無く、一見のんびりとしているがそれでも集落に総事(そうごと)と称し一軒一人づつ出役し協同作業をすることがある。

 私の棲んでいる山小屋も国道から直接集落の中を通らず1.2Kmで山荘に来られる、この1.2Kmが村の共同管理になっており、林道脇の雑草刈が毎年9月の第1日曜日に行われる。

 1.2Kmといっても両脇なので2.4Kmになる、舗装はしてあるが雑草は生え放題である、この渓に定住しているのは3軒である、毎年仙人が大半を気が付けば自分で刈っていたが今年は集落の自治会長が以前の総事に返して村の総事にすると言うことで今日がその日である。

 朝から集落の人が大勢参加してあっという間に終わってしまった、定住者3軒から出役したのは仙人だけである、この集落に棲んでいるが村の厄介にはなっていないと自負しているのかもしれないが地域の協同作業くらいは出てもいいのではないかと思う。

 今でこそ人権問題がやかましく言われているので村八分なんて言葉はなくなったが以前はそのようなことが有ったらしい、IターンUターンが流行る時代に自分が住もうとするところにはどんな風習や慣習、しきたりが有るかもよく調べて山小屋や家を建てるべきで、後になってとやかく言われないようにしたいものである。



花粉症にかかったぁ   3/6
 1週間ほど前からなんか眼がクシャクシャし水洟が出るようになったおかしいなおかしいなと思っていた、最近藤沢周平の時代小説に嵌まって文庫本を読み漁っていたので眼のクシャクシャはそのせいとばかり思っていたところ今度は朝起きると水っ洟が糸を引いて出るようになりティッシュが沢山いるようになってきたがまさか自分が花粉症にかかるとは夢にも思っていなかった。

 昔はどんな山の中に住んでいても花粉症にかかる人は皆無であった、学説に寄れば人体には相当な寄生虫が棲んでおりその虫が出すフェロモンが花粉症の発症を抑制しているという説もある、最近の人は清浄野菜ばかり食べるようになり体内で寄生虫が棲めない環境になっているともいう。

 いずれにしろこの山家に棲み付いて11年、近近までなんともなかったのに急に発症したのに驚いている、家の周りは杉だらけスギ花粉が飛ぶ時はまるで霞がたなびくが如く飛散している、まだ発症したばかりなので今後どうなるか知れないが老後を山小屋で暮らそうかという人は花粉症対策をするか花粉症にかからない免疫を作ってから入植する必要がある、それがどんなことをしたらいいかわからないけど。




ここまでできた!!   10/4

屋根葺き作業中南側は葺き終り、北側を工事中

内装はこれから

 5月の連休を利用して棟上をしていたが本日訪れたところ屋根葺きは3/4完了していた、工事を開始して約3年壁のログは末口25cmで9段積まれている、良くぞここまでという感じ、人間の執念のすさまじさを見る思いだ。

 ログを作る場合初めから業者に任せる、キットを購入し自分で建てる、材木を買って自分で皮むき、ノッチ加工からすべてやるという方法がある、業者にやらせるのが100、とすればキットは50、自分で作るが25、ということになり金額は自己建設が一番安くつく。

 このログハウスは全て自分でやっておりクレーンまで手作りである、外観は形を成しており内装はこれからである、屋根が完成すれば雪深い冬でも工事が出来るから進捗状態も進むだろう、これからは窓明け、セトリング、トラス部分の壁工事などやることは山ほどある、ログハウスの建設は体力勝負ということになる、河口さん倦まずたゆまずのんびりと楽しみながら進めてください。



脳震盪を起こしたアカゲラ   7/17

 今日は朝から当地方は大雨注意報が出ており止むことなく降り続いている、2階のパソコンの前で画像整理をしていたら突然テラスのガラスに何かがあたる大きな音がした、見るとテラスにアカゲラが倒れており、脳震盪を起こしたようだ体長25cmくらいの成鳥である。

 以前にも十姉妹や四十雀が飛び込んで気絶したことはあるがアカゲラは初めてである、山小屋の窓ガラスはあまり綺麗に磨かないことにしている、というのもこのように野鳥が何も無いと思って飛び込むことが多いのである。

 と仙人は己が不精を野鳥保護の言い訳にしている、今朝のアカゲラは体長25cmの成鳥なのでひよっとしたらからすか猛禽にでも襲われ緊急避難で飛び込んだのかもしれない、とにかくひっくり返ってのびている。

 タオルでくるんで暖めてやる、手当ての方法を知っているわけは無いが人の救急法の第一歩は『安静、保温、体位』ということはわかっているからとにかく体温を下げないようにして静かにしておいてやると30分もしたらごそごそ動き出したので体をそっと握って傷の有無を調べる、どこも骨折は無いようなので両手で包むように暖めてから完全に正気に戻るのを待って離してやると元気に森に帰っていった。

 時々家の壁を強烈な嘴の打音でびっくりさせてくれるきつつきだが、手にとって見るとなかなか愛嬌のある顔をしている、嘴は木の皮や家の壁に穴を開けるほど鋭いものだがどこにあんな力を秘めているか不思議である、今日は朝からちょっと好いことをしたような気がした。



岩魚棲む谷 人も住む   


 殺風景な山小屋にも住んでいればいつとはなしに飾りが増えてくる、しかしこれといって決定的なものは無い、先日釣仲間で、遊び友達で悪友の柳画伯から素敵な水墨の抽象画をいただいた。

 あんたの山小屋に合うと思って描いてみたといって呉れた、書いてある文句がいい。
             
              岩魚棲む谷
           人も住む

 殺風景な山小屋に一陣の谷風が吹きぬけるような書で我が家の宝になりそうな気がする、朝夕眺めて渓相に思いをはせている。



熊騒動       
 山は一時の山菜の時期が終わり少し静かになり、清流は鮎が解禁になり賑わってきた、今年は雪が深かったので鮎の成長が遅れているようだ。

 ところが最近当地では熊騒動が続いている、雪ノ下で子供を産んだ母熊が仔熊をつれてすずこの藪に現れるようになった、、すずこ(ちしま笹)の筍で根まがり筍のことである、今のすずこはあくも無く地元の人は好んで採取し1年分は塩やおから漬けにして保存する。

 熊もこのすずこが大好物でよく人間と笹薮の中でかち合うことがある、数年前にも地元の人が藪の中で熊とかち合い7針縫うお怪我をしている、数日前に仙人の住まいから500mほど離れた林道で仔熊2匹を目撃されたと言う連絡が役場からあり注意するようにと直接知らされた、また昨日もよその集落に仔ずれの親子熊が出たとのことでここのところ熊騒動が続いている。

 子連れの熊は子供を守るため些細なことでも攻撃的になる、普段は熊鈴を着けて居れば滅多のお目にかからないがこの季節は子連れが多いので気をつけたがいい。

 昨年来山の木の実が不足だったり大雪で餌不足の鹿・猪・熊の出没が多いようだ、渓流釣りには気をつけよう。



のっぽ君のログハウス2年半目     

  先週土曜日久しぶりにのっぽ君のログ・サイトを訪ねました、外観はほぼ出来上がり中ではウッドストーブが赤々と燃えぬくぬくとした室内でした、木の燃え上がる炎というのは心まであったかくなるようです。

 薪が燃えているとすぐ突付きたくなるようです、これぞ男の火遊びです、というメールをしたらノッポ君曰く迷惑メール化と思ってもう少しで削除するとこだったとのたまわった。

 ログハウスというのは一度あったまればほんわかとして住み心地は抜群である、これから内装を少しづつ仕上げていくそうで愉しみながら作業をしている、広い敷地でライトアップされたログハウスはセルフ・ビルドとは思えない立派な仕上がりで住み心地のよさそうな佇まいである。



あれから5ヶ月        

 前回ログサイトを訪れてから約5ヶ月経ってました、オーナーは居られなかったのですが既にログは8段積まれてました、姫路から土日だけ通ってここまでいやはや恐れ入りました、全くの素人が執念だけでここまでやりました。

 ハンドカットログで原木を買って自分で皮むき、サドルノッチに仕上げて積み上げていく大変な作業です、杉は雨に弱く直ぐカビが生えますので積む尻から防腐剤の塗装もしなければならずなかなかはかどらないと仰ってましたが、5ヶ月で2年分を完成させました。

 12段積みと仰ってましたが来春にはウオールが完成するのではないかと思われます、ノッチの加工も初期に比べると仕上がりが良くなってました、これ以上高くなると積み上げる時が大変だろうと思いますが、治具にもいろいろと工夫されていました、いろいろ問題も出てくるでしょうがその都度解決されるでしょう、野次馬も完成が楽しみです。




煉瓦造りの山小屋        

 最近山小屋ブームだ、それも自力で土地を開き手造りで自分の好みで建てる人がいる。

 以前、掲示板に山奥に煉瓦積みで山小屋を建てている人がいると教えていただき興味を持っていたが、昨日その建築現場を訪れてみた。

 場所は山ひとつ越えた兵庫県養市大屋町の人里離れた横行川の源流沿いにあった直線距離なら数キロだが山裾を回り20Kmばかり走った、いまだ電気も来ていない処に自分で重機を使い道をつけ、煉瓦を1万5千個イギリス積みをして外壁を作り、風倒木を貰ってきてトラスを組み安価に作ることを旨とした立派な山小屋である。

 前の渓には4m程の落差の滝も流れており、今年一番の暑さだったがその暑さを忘れるほどの涼しさの中で屋根ふきをしていた、建て始めてから2年でやっとここまで来たとオーナーが話していた。

 渓流の上には川床も出来ており涼しい風が吹き抜けていた、なんでもスピードの今時であるがこのように自分の気に入ったように創る、スローライフも手抜きなく自分流に創るのもいいもんだ、素人は手抜きをしないからいいものが出来る、自分のライフスタイルにあった家を自分で建てるこれが一番である。

 電気も電話も来ていない山奥にどのような夢を見て山小屋をせっせと作っているのだろうか、自分の価値観を大切にする人のやることを見るのは愉しいものである、自分の家の前の渓から夕食のおかずが釣れるなんてほんとに羨ましいと思った。

 http://www.geocities.jp/gqtms806/index.html  

がオーナーのURLである。







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