========================================食品工場長の仕事とは===
6Sは工場の運営の基本です読者の方からメールを頂きました。みなさんからのメールがメルマガ継続の
原動力になりますので、どんなことでもいいのでメールをお待ちしています。
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河岸さまおはようございます。いつも楽しくメルマガを購読しています。
さて、05年7月17日発行のメルマガで5Sについてのべておられました。
5Sとは整理、整頓、清掃、躾、測定・・・最近はこれにスマイルを加えて6Sとも
いうことをそのなかで教えていただきました。
ところが、近頃あるところで、5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾の5項目で
はないかとの話をきいて、 はたしてどちらがよいのかと多少の混乱をしています。
なお、会社の朝礼などではずっと、 整理、整頓、清掃、躾、測定と部下に指導
してきました。
河岸さまの直近での見解をお聞かせいただけたら、うれしく思います。
季節の変わり目です。お体どうかご自愛してください。ますますのご活躍を願って
います。
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最近7Sという考え方の本も出ています。7Sは、整理、整頓、清掃、清潔、躾
+洗浄、殺菌という考え方です。洗浄、殺菌を加えて、より食品工場に向いた
考え方の本になっていると言える本です。
「食の安全を究める食品衛生7S 導入編 ISO22000のための食品衛生7S実
践講座」 米虫 節夫 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
第1巻では、食品産業におけるマネジメントシステムに着目し、新しい国際規
格ISO22000と食品衛生7Sとの関係について述べた。また、微生物汚染対策の
項目を取り上げ、そのポイントを解説している。さらに、食品工場内での作業の
多様性に着目し、製品ができあがるまでの各工程において生じる問題へどの
ように対処すればよいのかを解説している。
目次
第1章 食品衛生7Sの提言
第2章 食品衛生7Sと関連法規・規格
第3章 清潔を目的とする食品衛生7S
第4章 食品衛生7Sの製造工程別活動
第5章 食品衛生7Sの製造時間別活動
第6章 食品衛生7S活動の導入と運営
第7章 食品衛生7Sを土台にISO22000の構築へ
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5Sとはその人の考え方で変わります。
この7Sの考え方でわかるように、5S、6S、7Sと様々な言い方は有りますが、
自分の考えを相手に伝えやすくするための記号だと考えた方がいいと思います。
ルート2(√2)を覚えるのに数字の1.414213562を単純に覚える方法と
「一夜一夜にひとみごろ」と覚える方法があります。もちろん人それぞれに覚える
方法が有りますが、覚えやすいのはどちらであるかは、本当に人に寄ります。
工場管理で大切なことを、5Sと称して、整理整頓清掃清潔躾、と項目を挙げるか
整理整頓清掃躾測定と考えるかは考え方です。あくまでも河岸は次の様に
考えると言うことで、算数では無いので、どちらが正しいと言うことは無いと
思います。私は、清掃した結果が清潔になるので、清掃を残してその代わりに
ISO、HACCPで求められている測定をした結果を記録として残す必要があるので
測定をあえて選びました。
河岸流6Sの考え方
整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seisou)、躾(Situke)、測定(Sokutei)、
笑い(smile)この頭のSを取って6Sと言います。日本で考えられていた、昔は初めの
四つのみで、4Sでしたが、最近は、HACCP、ISOがらみで測定、校正が大事な仕事
になってきましたのであえて6Sの方がいいと思います。また躾ではなく習慣と言われ
る方もいますが、習慣よりも、私は躾の方がいいと思います。毎朝挨拶をしなさい、とか
挨拶は必ず相手の目を見てしなさい。とか 躾に関する事の方が習慣よりも一つ上の
ような気がしますからその方がいいと思います。6sの内、初めの二つ整理、整頓は中々
出来ない項目です。もっとも躾が出来れば整理整頓が習慣として出来ますから、一番
大事なのは、躾かもしれません。家庭でも、子供に対して「整理整頓しなさい。」って話
しますが、良く伝わらないことが有ります。同じように、工場に於いても、ただ毎日毎朝
整理整頓と繰り返して話しても伝わらないことが多いと思います。話すときに必ず笑顔
で話しかける事が大切です。怒った顔で話しかけても人は顔を見て、拒絶してしまいま
す。同じ注意でも笑顔で話しかけると聞く耳を持つと思います。最後のsmileを是非実践
してみてください。 私も仕事の中で、きついことを話すことが有りますが、相手が怒って
いても、顔に出さないことを心がけています。怒りと怒りがぶつかるとけんかになってし
まいます。怒りに対しては相手が静まるまで、時間が必要な事があります。一呼吸待つ
と解決する場合があります。
何ヶ月使わなかった物を整理するか
6Sの中で一番大切な整理の項目です。整理が出来ないと工場管理は進まないと言える
位大切な項目になります。整理とは、使うものと使わない物を分けて使わない物はかたづ
けることです。洋服でも体型が変わったり流行が変わったりすると着られなくなる服がありま
す、洋服という機能だけを考えると、使える物でもったいないと考えてしまいますが、一年間
一回も着ていない服は、これから先一年間は着ないと思います。礼服の様に冠婚葬祭が無
いと着ない服も有りますが、それ以外は整理すると言うことは、捨てると言うことになります。
この一年間使わなかったものを一ヶ月間、三ヶ月間、半年、5年と考えてきちんと話すと整理
するという意味がきちんと伝わると思います。子供の様に体が大きくなったり、学年が上がっ
たりすると、古い教科書が捨てられたり、ランドセルが捨てられますが、大人になるとなかなか
踏ん切りがつきません。ランドセルを捨てるというと抵抗が有る方もいると思います。工場の中
も同じで、大事につかっていた機械、備品を捨てるのは、思いっきりがいります。ランドセルを
取っておいても思い出以外にはなりません。家庭では思い出を大切に保管しておくことが、
意味のあることになりますが、工場では限られたスペースに、工場の思い出を保管しておくこ
とが必要かどうか検討する必要があると思います。
整頓するスペースをどう考えるか
次は整理の次に大切な整頓のお話です。例えば本箱で考えてみます。この本箱は、本来
本を入れるところになります。では、例えば本はどこに置いて置くのが正しいのでしょうか?
あなたが本を買ってきたときは本箱のどこに置くのが正しくて、読んだ後の本はどこに置くのが
正しいのでしょうか。まず、本は本箱に置きなさい、読み終わった本は、有った所に戻しなさい。
スタートはここからです。進んだ工場では、買ったらこの場所に置いて、読み終わったらこの
場所に置いてと全ての場所まで決まっています。次のステップとしては、本箱の大きさを決
めたら、入らなくなってきたら、本箱を買いたすか、読まない本を捨てるかのどちらかを決める
必要があります。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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