スポーツ仲裁裁判所


長野 オリンピックで 有名になった スポーツ仲裁裁判所とは どんな

ところでしょうか 朝日新聞より 引用しました

 

 

----- 朝日新聞より 引用しました ---------------------------

発行日 =2000年05月25日  ソース =朝刊

面 名 =オピニオン1  ページ =015

発行社 =東京  文字数 =695

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スポーツ仲裁裁判所 競技結果などを裁定(ニュースのこ・と・ば)

 シドニー五輪の競泳日本代表からもれた千葉すず選手(二四)がスポーツ仲裁裁判所

(CAS)へ提訴することを決めた。CASはスイス・ローザンヌに本部を置く、

スポーツ全般の問題を取り扱う国際的な機関だ。

 CASは一九八四年、国際オリンピック委員会(IOC)の下部組織として始まった。

七〇年代から八〇年代にかけて、商業主義の導入が進み、スポーツをフルタイムの

職業とする選手が増えた。選手にとって、ドーピング(禁止薬物使用)などで出場停止

処分を受ければ、死活問題になる。このため、米国や欧州を中心に、国際競技連盟

(IF)などを相手どって裁判を起こす例が頻発した。一般の裁判所での審議は

長引くことが多く、その裁判費用に音をあげるIFが続出。その対策としてIOCが

考え出した組織だ。

 現在は、ドーピングをめぐる裁定や、競技結果の判定、出場資格の認定など

幅広く訴えを受け付けている。

 九四年にIOCから第三者機関として独立した。九六年アトランタ五輪から、大会ごと

に出張所を設けるようになって利用者が増えた。九八年長野冬季五輪ではマリフアナ

使用で金メダルをはく奪されたカナダのスノーボード男子大回転選手が、CASの裁定で

メダルを取り戻した例などが有名だ。

 裁判官にあたる仲裁人は、世界で弁護士、裁判官など約百五十人が登録されている。

実質的に一審制で、費用が安く、決定が迅速な点が評価されている。一方で、提訴後に

当事者同士がCASの仲裁を受ける契約を結ぶ必要があり、当事者の一方が一般での

裁判を希望すれば、成立しなくなる。

 五輪の代表選考をめぐって日本選手が提訴するのは初めてとみられる。

 西山良太郎(運動部)

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