ドベネックの樽のおはなし
ドベネックの樽のお話については、読者の方から問い合わせが多く、
また詳しい資料をお送りした方から地元の美味しい20世紀梨を、送って頂いたりと
うれしい話が続いています。再度、かみ砕いてお話ししたいと思います。
とても大切な法則で何度読んでも、何度書いても、その通りだなと思ってしまいます。
本来は、植物に関する法則ですが、人に関して、組織に関して同じ考え方が
できると思います。

植物の栄養学のドベネックの要素樽
最小養分律とは何でしょうか。
作物が、健全に生育するためには作物に必要な各種の養分が完全に
供給されなければなりません。
また、作物に共通して必要な成分は16種類程度ですが、これらが等しく
欠乏して作物生育を悪くするわけではなく、それらの養分のうち植物の
必要量に対してもっとも供給の少ない養分が生育を制限する事。
この養分を最小養分と言います。
この場合は、他の養分がいくら豊富であっても最小養分の供給量に
よってのみ生育が支配されます。
この関係は養分だけでなく光線、温度、水分などについても成立すると
考えられおり、この法律を最小律といいます。
図解しますと次のようになります。
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水 分「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
温 度「「「「「「「「「「「「「「「「「
光 線「「「「「「「「「「「「
酸 素「「「「「「「「「「「「「「「
ホウ 素「「「「「「「「「「「
カルシウム「「「「「「「「「「「「「「「「「
リ ン 酸「「「「「「「「「「「「「「「
窒 素「「「「「「「「
カリ ウム「「「「「「「「「「「「「「「「
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この図の場合の最小律は窒素になります。
ここで大切なのは最小律は窒素にそろってしまいますが、植物は
決して無理をせず、この最小の値で自分を成長させてしまいます。
決して無理して、大きな実、大きな花は咲かなくなってしまいます。
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私の家では、この考え方で大きく育ってはいけないと思われる
植物には土管を、庭に埋めてその中に桜とかレモンとか植えています。
そのことによって、その桜はある程度以上の大きさには育っていきません。
この理論のおもしろいところは、植木鉢の大きさ、毎日の水やり、肥料の
一番少ないところに植物は、そろえてしまうというところです。
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