========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ 江戸大商人から学ぶ事
■■■ 2008年9月27日発行
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おはようございます。河岸です。
10月25日土曜日東京都の杉並区で保健所主催の講演に私が出る予定
です。この講演は無料ですので、時間のある方は是非、予定をあけておいて
ください。時間は13時から16時の予定です。
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講演の案内です。
『安全』と『環境』への挑戦 ― 市場・消費者視点から見た危機管理
食品産業は『食の安全』で消費者の期待に応えるとともに、『食料自給率向
上』や『CO2削減と環境配慮』など、社会から要請される高いハードルを乗り越
えていかなければなりません。本会議では、これら山積する問題の解決に向け、
第一線で活躍されている講師をお招きし、現状把握のうえ具体的解決策をご
提示します。
会 場 東京ビッグサイト会議棟。
開催日時 2008年11月12日(水) 9:50〜16:50 一日で5000円です。
会 場 東京ビッグサイト会議棟
講師 河岸宏和 15:10〜16:20
「何故、食品偽装は繰り返されるのか?」
・市場からみた食品偽装の本質とは?何故、産地偽装、賞味期限の偽装が
無くならないのか、どうすれば安心、安全な食品を手に入れることが出来るのか。
富士火災海上保険株式会社 リスクマネジメントサービス部 企画グループ
(担当:齋藤・菅沼・茂木)
104-8122 東京都中央区銀座2-12-18
TEL 03-5550-5174 FAX 03-5550-5284
パンフレットと申し込み用紙です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/h4152asa581.htm
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今週のお勧めの本です。
死体を科学する (アスキー新書 79) (新書) 上野 正彦 (著)
バッファロービルは本当にいたのか
ジョディ・フォスター(Jodie Foster)主演の映画の中で犯人のバッファロービル
が女性たちの背中の皮をはいで、洋服を作ろうとしています。
やや太めの女性を誘拐して、皮をはいで殺していく連続殺人犯の話です。
女性の皮をはいでどうしたら、洋服を作ることが出来るのか、具体的に上野
さんが解説してくれています。
明日のジョーの中の力石の死因は何か、スタンバイミーの死体は本当に
電車にはねられたのか等、飲み屋の話題には困らない話がたくさん詰まって
います。
監察医を長年勤められた上野さんだからこその説得力がありますので、是非
読んでみてください。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4048673564/250-9410607-9921013
食品と水 (光琳選書 6) (単行本) 久保田 昌治 (編さん)
大切な水について学べます。
食品を作るときに大切なのは水だと思います。灘の酒が何故おいしいのか。
おいしい豆腐を作るときは何が一番大切か。答えはすべて水だと思います。
水について体系的に書かれた本は少ないのですが、光琳選書の6番目の
この本は数少ない水の解説書になります。
おいしい水とは
水を殺菌するためには
水分活性とは
加工するときに水はどのように関わっているか
食品工場の基礎の基礎水の事が学べる一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4771208042/250-9410607-9921013
食糧がなくなる!本当に危ない環境問題 地球温暖化よりもっと深刻な現実
武田 邦彦 (著)
やってはいけない事があります。
お金持ちがパンをいっぱい買い込んで、そのほんの一部の一切れか二切れ
を食べてお腹がいっぱいになった。とっておけば明日、食べられない事も無い
が硬くなるし、その日は肌寒い日だったので残りのパンを暖炉にくべて燃料に
した。
人間は正常な神経の時にはやらないと思います。人間は本能の中で、食べ
る事の出来るものを燃料に使用することには抵抗があるのです。
しかし。食べることの出来るトウモロコシを燃料に加工することに対して、本
能的に問題が有るような気がするのは私だけでしょうか。
トウモロコシを使用して燃料を作るのは人間の歴史が始まって以来の倫理
違反と著者は語ります。
世界中が支持しているこの論理をみなさんどう思いますか?
是非、食に関係している方は読んでみてください。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4022504692/250-9410607-9921013
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江戸大商人から学ぶ事
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儲け至上主義は限度があります
大阪商人は「カネがなければ知恵を出せ、知恵がなければ汗を出せ」と言っ
ていたそうです。私に商売を教えてくれた台湾の餃子会社の社長は、この言葉
の後に、「汗も出さない者は去れ」と口癖の様に話されていました。
物を売って儲けるという商売は、経営者がとかく金儲けに走ってしまいます。
利益が上がってくれば上がって来るほど更に利益がほしくなります。
商売で利益を上げることは悪いことだとは思いません。商売は必ず利益を出し
続ける必要があると思います。
考え無ければならないのは、商売で上げた利益の使い道にあると思います。
2008年9月に発生した、輸入したときに発生した、農薬汚染米などの事故米を
食用米に転用した事件はまさしくカネ儲けのみを考え、上げた利益をすべて自
分の物にしようとした経営者が起こした事件と言えます。
大阪商人の根底には「三方よし」という発想があるそうです。
三方よしというのは、「自分(企業)よし・相手(客)よし・世間(社会)よし」とい
うことです。
今でいうWIN―WINの関係と言った事になります。企業も儲けてお客さんも、
社会もよくなるのが商売の基本と言えます。
事故米の販売を行った企業の、会社、自分さえ儲ければいいという儲け至上
主義は江戸時代から行ってはいけないとされていました。
ライブドア事件の時に「儲けて何が悪いんだ」との発言が有りましたが、自分も
相手も世間もみんながよくなることを常に考えていれば、ライブドア事件はなかっ
たと思いませんか。
お客を差別してはいけない
1990年のアメリカ映画「プリティーウーマン」の中で主演のジュリア・ロバーツが
演ずる娼婦役ビビアンが高級ブティックに買い物に行きました。ブティックの店員
はビビアンの身なりをみるなり、「あなたにお売りする物はこの店にはありません」
と追い返してしまいます。
三越の祖先は、「貧富の差で客を差別しない」、「年寄りや子供を大切に扱い、
年寄りが来たときは茶を出す。子供が来たときは茶菓子を出し与える」、「悪い品
物を良い品物だなどと嘘をついて売らない」、「万が一不良品を渡したときに、気づ
いた客が来たときは気持ちよく取り替える」という経営方針をたてました。
現在でも充分通用する方針です。
身なりで客を差別した、プリティーウーマンの中の店員は大きなミスをしたと言え
ます。
事故米を良品に混ぜた経営者は、まさしく悪い品物を良い品物と偽って販売して
いたと言えます。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。