========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ 何故エプロンをしなくてはいけないのか
■■■ 2008年11月16日発行
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おはようございます。河岸です。
本当に毎日のように食品偽装問題が出てきます。この際、今年中に自主的
に申告すれば、「行政処分はしません」、「報道もしません」と免責を宣言した
らしょり仕切れないほど、届け出があるような気がしませんか。
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今週のお勧めの本です。
いのちの食べかた (DVD) 監督: ニコラウス・ゲイハルター
何度見てもいい映画です
テロップ、音声の解説の無い映画です。しかし、命の大切さ、私たちが食べ
ている動物たちの幸せを考えさせられる映画です。
動物である人間は、他の生き物の命を食べないと生きていくことは出来ま
せん。しかし、命をいただいている動物たちが生まれてから処理されて私た
ちが食べるまでに、幸せに生きているかどうか、本当に考えさせられる映画
です。
雄のひよこは生まれてすぐに処分され、豚はしっぽを切られてしまいます。
すべて人間の都合です。
牛は仲間が殺される場面を見ています。自分たちが次にどうなるのか。
本当に幸せに生きてもらって、そして私たちが命をいただくために何をしたら
いいか、是非、この映画を見て考えて見てください。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/B001F8ROI2
食品と乾燥 (光琳選書 8) (単行本) 石谷 孝佑 (編さん)
光琳選書の8巻目です
食品を乾燥させて保存性を増すことは、昔ながらの製造技術です。
乾燥食品とは何か
乾燥食品の基礎
食品乾燥の乾燥装置
伝統乾燥食品
乾燥食品の製造方法
乾燥食品の保存方法
乾燥食品に求められる物 が纏められています。
乾燥食品を製造していない工場でも、是非一冊そろえてみてください。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4771208069
フードバンクという挑戦 貧困と飽食のあいだで (単行本) 大原 悦子 (著)
フードセキュリティーを守ることが必要です
フードセキュリティーとは、キチンとした食事を何人も三食食べる事が出来る
事とされています。
しかし、貧困、失業などで三食を食べることが出来ない方もいることも事実
です。
本人が働かない性と決めつけても何も解決はしません。
一方、「賞味期限が迫っていて販売できない商品」「段ボールが破けてしま
った缶詰」など、食品として安全な商品が食べられることなくどんどん捨てられ
て行きます。
フードバンクは、廃棄される運命の問題の無い商品を、利用していこうという
運動です。
フードバンクは「問題の本質を解決していない絆創膏の処置」と言う方もいま
すが、世の中には絆創膏が必要な方もいる事を忘れてはいけないのです。
フードバンクとは何かを学べる一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4000246445
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何故エプロンをしなくてはいけないのか
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読者の方から質問を受けました。
皆さんからの質問が、メルマガ継続の力になりますので、どんな質問でも是
非質問してみてください。
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質問があります。
弊社は食品加工業をしております。
フルーツの加工のため非加熱の食材を製造させております。
作業従事の際、白衣に着替えさせた後。作業靴に履き替えた後、粘着ローラ
→手洗い→エアーシャワーの順番で作業場に入ります。
その後ウレタンエプロンとアームカバーを付けさせて実際にはそこから業務に
入ります。
このときに新人(というより外部から来た上役)に、「どうしてエプロンとアーム
カバーをするの??」というコメントがきました。
「ただぬれないだけなら白衣で作業していいでしょ??」といいながら身に着
けてはもらえません。
確かにぬれるためだけということではないと思うため、どう説明をすればよい
のか現在悩んでおります。
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どんなことでも理由が必要です
何故、何故、何故と五回繰り返すと物事の本質が見えてきます。
新しい上役の方は、物事の本質の質問をしているのかもしれません。きちん
とした理由が無い約束事、ルールはたくさんあります。
「何故この作業をしているの」と質問をしてみると、意外な答えが返ってくる
場合があります。「昔からやっていたから」「前にいただれだれさんがいいと
言ったから」「納品先の品質管理がしなければならないと言ったから」などと
いう答えが返ってきます。
法律で定められている事でも、理由が必ずあるはずです。
携帯電話で話をしながら、車を運転をしてはいけないのはなぜか。
答えは、「電話を持ちながら運転をすると片手運転になるのと、電話に気を
取られて運転することに集中できなくなるから」という理由が上げられます。
何故エプロンをしなくてはいけないのか
さて、本題です。エプロンの必要性は、作業着が濡れるだけであれば確か
に、必要がないのかもしれません。
しかし、作業着の洗濯方法はどのようになっていますか。会社から洗濯屋さ
んに出されて、最後は高温のアイロンがかけられていますか。最後の仕上げ
でアイロンが掛からないと、作業着に付着している細菌を死滅させる事はでき
ません。
作業着からの細菌汚染、ホコリ等の汚染が考えられるようでしたらエプロン、
腕抜きは必要になります。
働く方の作業環境はどうですか。一日作業をしていると、腕抜きの部分が濡
れてしまって、作業者が寒く感じることはありませんか。
エプロンをしないと、作業者の胸のところが濡れてしまって寒く感じませんか。
作業者の方が気持ちよく働けることが大切になります。
家庭で作業着を洗濯している場合は、洗濯方法を指定しても、守らない方が
いるので、必ずエプロンをする必要があります。
作業着の目的、エプロンの目的を再度考え直してみるといいかもしれません。
皆さんの質問をお待ちしています。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。