========================================食品工場長の仕事とは===
■
■■
商品の保管について受け入れた状態で出荷するのが基本です。
一般の方が配送センターに一番求める機能です。商品が入荷してきた時点で、
時間軸で変化する以外は変化させないで、保管することになります。一部の商品
では入荷してきた時点では凍結されていて、出荷するときは解凍して出荷する
商品もありますが、基本は入荷した時点と、出荷する時点で、時間軸以外の形状等
の変化をさせないことが大切です。商品を変化させるのには、物理的危害、化学的
危害、生物的危害、ペストコントロール、個人衛生が大切になります。
製品に危害が加わらないように管理します。
物理的危害は、商品を段ボール箱毎つぶしてしまった場合、センターの蛍光灯が
割れて、ガラス片が入ってしまった、木製パレットの割れた破片が刺さってしまった
場合等が考えられます。この物理的危害を防止するためには、壊れている備品を
使用しない、蛍光灯に割れた場合落ちてこない、カバーをする、床に商品の直置きを
しない、商品を決められた段数以上積み上げないなど、基本的な事項を守る必要が
あります。化学的危害を防ぐためには、化学薬品を使用する場合は、保管商品に影響が
無いように使用します。洗剤、バッテリー液、塗装剤などが考えられます。もっとも有機
溶媒などが共同配送されている場合は、特に注意する必要があります。生物的危害を
防止するには、温度管理の徹底になります。常温保管商品でも、真夏の倉庫に保管して
は変質してしまいますので、配送センターは常温保管では無く、定温保管での管理が
必要になります。温度は低ければ低いほどいいわけでもなく、入荷された時点から、
出荷して、配送車に乗って、お客さまに付くまで、温度変化が無いことが大切になります。
温度変化があると、露を持って段ボールが弱くなり問題を起こしてしまいます。
ペストコントロール、個人衛生は食品工場と同じ管理が必要です
ペストコントロールは、建物の構造からくる物が多いですが、一日一回は、ペストの
気持ちになってセンターに侵入する侵入口が無いか、チェックする必要があります。
万が一センターに侵入しても、ペストを捕獲出来る設備を備えなければなりません。
食品を取り扱う配送センターでも、最後は個人衛生になります。食品工場までの
個人衛生は必要有りませんが、床屋に行っている、毎日洗濯しているなどの個人
衛生の基本は同じ事項になります。 基本的な個人衛生を配送センターで働く人に
教育することによって、何か食品事故が起きそうなときに未然に防ぐことができます。
たとえば、空調の排水管から水漏れが発生したときに、食品にカバーを掛けて
水の被害が広がらないようにすることなどが、配送センター全体の中で自然にできる
ようになるのです。
一人一人の個人衛生の意識でセンターのレベルは向上します。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。