========================================食品工場長の仕事とは===

    配送センターで付加価値をつけるために 


配送センターでも付加価値を付けることでセンターの差別化が図れます。

 

 配送センターは付加価値を付けることは難しいとされ、コストセンターして

今まで考えられていました。しかし、3PLなど第三者に配送センターを集約する

ことによって配送センターで付加価値を見いだすことの工夫がされてきました。

一つの工夫は、最終包装工程としての利用。2つめはスーパー等の小売業の

手間を無くす工夫になります。初めの最終包装工程としての利用は、ラーメン

セットの様に、タレと麺の製造工場が異なる場合消費地により近い配送センターで

包装することによって、納品時の日付が新鮮なまま配送することが出来ます。

納豆のように、最終包装まで、熟成が必要な物は、配送中に熟成する事によって、

配送する工程が、熟成という付加価値を付ける工程に変えることが出来ます。

製造工場では、熟成庫のスペースを空けることが出来、お客さまから見ても、

包装日の新しい物が、届くメリットが出ます。生鮮品でも、キュウリ、トマトの

袋詰めを行う、スイカを大きいままでは無く、カットして届けるなど、簡単な設備を

配送センターに設置することで、付加価値を付けることが出来ます。

 

工夫次第でセンターでも付加価値を付けることが出来ます。

 

 小売業の手間を省く付加価値を見いだすことは、サービスとして行われてきました。

しかし、スーパーの販売に関するコストの管理が厳しくなるとこの配送センターの

サービスが無くては成り立たなくなってきているところもあります。具体的には、

製造工場から、配送されてくるときの外装段ボールをはずして、陳列ケースの棚毎に

仕分けを行い、配送先のお店では、仕分けされた容器を陳列棚の前に持って行くと

並べるだけで、その後の段ボールなどの、ゴミの処理の必要が無くなるように工夫

することがあります。もう一歩先を考えると、例えば卵を陳列している、卵ケースは

納品時にそっくり入れ替えますので、全ての卵を陳列して、POP(ポップ、価格など

の表示)まで配送センターで取り付けることによって、お店では、運び入れるだけの

作業になります。原料を配送している場合は、原料を使用するときの最適の状態で

配送することが付加価値に繋がります。牛肉、豚肉は屠殺してからの熟成期間が

必要です。この一番美味しく食べられる状態で、お店に届ける。凍結液卵などの

凍結されている原料の場合は、直ぐ使用できるように解凍して届けるなどの付加

価値を付けることが考えられます。

 

いままでは、価値を見いだすことが無いと考えられていた工程を付加価値が付く

工程に変えることが知恵になります。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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