========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ 「食品工場の点検と監査 」
■■■ 2008年4月22日発行
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おはようございます。河岸です。同文舘からシリーズ三冊目の本が
出版されました。
「食品工場の点検と監査 」 河岸宏和/著
出版社名 同文舘出版 (ISBN:978-4-495-57991-3)
発売予定日 2008年04月21日 価格 1,785円(税込)
食品工場の原料購買担当者、スーパー・生協のバイヤー、外食産業の購買
担当者など、食品を購入する立場の人が、それらを点検・監査する際のポイン
トをビジュアル解説しています。
アマゾンから是非注文をお願いします。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4495579916/250-4889569-1797033
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目 次
第1章 作業場全体の概要
第2章 マニュアル・規定の整備状況
第3章 品質管理の状況
第4章 敷地から作業場への入り口への管理状況
第5章 作業場の状況
第6章 設備、作業者の状況
第7章 帳票の管理状況
第8章 清掃状況とトイレの状況について
第9章 使用原料の管理状況
第10章 教育の実施状況
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目 次
第1章 作業場全体の概要
01点検・監査の考え方
02点検・監査の範囲
03社内組織図
04製品のフローチャート HACCP図
05建物配置図
06工程見取図
07人の動きが判るもの
08空気の流れの判るもの
09物の流れが判るもの
10番重の動きが判るもの
11廃棄物の流れが判るもの
コラム 点検の範囲について
第2章 マニュアル・規定の整備状況
12服装規定
13原材料管理規定
14洗浄マニュアル
15日報等の帳票類管理規定
16防虫防鼠の管理状況
17作業標準マニュアル、製造マニュアル
18製品検査の状況
19従業員教育の計画と実施状況
20製品事故発生時の対応マニュアル
21過去一年間のクレームデーター
コラム 点検者の服装と持参するものについて
第3章 品質管理の状況
22品質管理部門の状況
23品質管理部門の位置づけ
24検査室が設置されているか
25製品検査、原料検査、工程検査の実施状況
26品質管理の検査結果の解析状況
27品質管理の結果の改善状況
28品質管理基準の状況
29異物混入対策の状況
コラム 従業員の持ち物検査について
第4章 敷地から作業場への入り口への管理状況
30敷地内の道路、駐車場の状況
31敷地内の整理整頓状況
32廃水処理施設の状況
33廃棄物処理施設の状況
34周辺の管理状況
35敷地内へのネズミ等の動物の侵入の状況
36入り口からの昆虫、ネズミ等の防鼠状況
37作業者の手洗い場の状況
38作業靴の足洗い場の状況
コラム 採卵農場の点検方法について
第5章 作業場の状況
39作業場は充分な面積を有しているかどうか
40作業場は整理整頓されているか
41機械器具の周辺に点検整備、清掃作業に充分な間隔があるか
42作業場と原料保管庫は完全に区画されているか
43製造の流れは交差していないか
44作業場は外気と遮断されているか
45空調設備が完備しているか
46出入り口、窓は閉じられているか
47蒸気熱気が作業室のこもっていないか
48換気口には昆虫等の侵入を防ぐ網などが付いているか
49作業室内は平坦な天井が付いているか
50床、壁、天井は清掃が出来ているか
51床は排水が溜まらないように勾配が付いているか
52床に水溜まりは出来ていないか
53作業室内に蜘蛛の巣などは無いか
54排水口からネズミ、昆虫の侵入を防ぐ様になっているか
55室内の明るさは充分にあるか
56照明器具は破損防止装置があるか
57各部屋には手洗い装置が付いているか
58給水給湯設備が充分にあるか
コラム ブロイラーの点検方法について
第6章 設備、作業者の状況
59異物混入の防止状況
60機械器具は塗装の剥がれ、錆が無いか
61機械器具は床からの汚染防止策がとられているか
62作業着は清潔であるか
63作業者は頭にネットと帽子を着用しているか
64作業者は救急バンソウコウ、時計、指輪、イヤリング等を装着していないか
65作業者はポケットに不要物を入れていないか
66作業者の頭髪、手、指、爪は清潔であるか
67手、指に傷のある作業者は、直接製品に手の触れる作業をしないか
68毎日、健康状態、服装、手指のチェックをして、記録しているか
69定期的な健康診断を行っているか
70作業室内で喫煙、飲食はされていないか
71専用の更衣室が設けられているか
コラム豚肉、牛肉の点検方法について
第7章 帳票の管理状況
72タイムテーブルは作成されているか
73工程毎・時間毎に責任者を配置しているか
74注文から発送までの一連の帳票はあるか
75温度計などの計測器は定期的に校正されているか
76製造日付等は明確に表示されているか
77金属探知機を導入しているか
78二次汚染の可能性が無いか
コラム アニマルウエルフェア
第8章 清掃状況とトイレの状況について
79作業室の清掃は毎日実施し、記録があるか
80機械設備の清掃は毎日実施し、記録があるか
81ペストコントロールは定期的に実施し記録があるか
82便所の場所は適切か
83便所の構造は適切か
84専用の履き物に履き替えているか
コラム水産物の調査方法について
第9章 使用原料の管理状況
85原材料、添加物、包材等を明確に区分して保管しているか
86添加物の保管状況
87包装材料、ラベルなどの保管状況
88保管庫内の区分状況
89保管中に高温、高湿とならないように配慮されているか
90保管庫のペストコントロール状況
91保管庫の温度管理状況
92返品、事故品の保管が適切か
93先入れ先出しが実行されているか
94日付管理・使用限度管理がされているか
コラム 農産物の調査方法について
第10章 教育の実施状況
95新入社員教育がされているか
96社員教育が実施されているか
97関連業者教育が行われているか
98クレーム発生時の教育が行われているか
99事務所・応接室の管理状況は適切か
100点検・監査の面談の対応状況は適切かているか
コラム 輸入品の検査方法について
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「食品工場の点検と監査 」
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はじめにより
何故、殺虫剤が餃子に混入したのですか?」、「河岸さんは原因をどう考えま
すか?」2008年1月に発覚した中国毒餃子事件では「食品工場の品質管理」を
読まれた報道機関の方からの問い合わせで私の携帯電話が毎日毎日鳴り続
けました。
2007年に北海道で発生したミートホープ事件でも問い合わせがありました。
ミートホープ社の偽装挽肉は大手食品工場の食材として長年使用され続けてい
ました。何故、非常に簡単な偽装をだれも見つけることは出来なかったのでしょ
うか。
私は、ミートホープ事件が起きたときにいろいろな方に聞かれました。
「河岸さんなら偽装挽肉を工場点検の時に見つけることが出来ましたか。」
「必ず見つけることは出来ます。」自信をもって答えました。
北海道出身の私は「北海道牛肉使用」と書かれたコロッケで偽装されたこと
に大きなショックを受けました。北海道ではスーパーの西友が2002年に輸入
肉を国産肉と偽装して販売し、大きな社会問題になりました。雪印食品、雪印
乳業の食に関する偽装事件、食中毒事件もありました。同じ北海道で起きた
事件をホープ社と、ホープ社の原料の仕入れ先は「他山の石」として自分の事
と考えることなく、「対岸の火事」として高みの見物をしていた結果だと思います。
ホープ社の偽装は、畜種の異なる肉を混ぜて牛肉と称して納品した、ひき肉
に内臓肉を混ぜていた、ひき肉にパン粉などを混ぜていた、賞味期限の切れた
コロッケなどの期限を書き換えた、雨水で凍結肉を解凍していた、などなど数え
切れないくらいの不正が報道されています。不正を二十年間以上行っていると
きに当然保健所の免許の更新があり、仕入先の視察・監査などもあったと思い
ます。これだけ多くの不正が行われているときに何故、ホープ社を視察・点検し
た方が不正を見抜けなかったのか多くの疑問の声が聞こえてきます。
食品業界は、とかく海外の権威に頼りがちです。不二家では賞味期限切れの
原料使用問題などが報道されると直ぐ、AIBの衛生管理手法を導入しています。
しかし、不二家は不祥事が有ったときでもISOを取得していました。雪印の食中
毒事件はHACCP認可工場で発生しています。監査員は何故大きな偽装を見抜
くことは出来なかったのでしょうか。HACCP、ISO、AIBどの手法を使用して原料の
仕入れ先を監査しても、実際は監査するのも、監査されるのも人間になります。
過去にISOの審査員に昼食にステーキを出して審査の成績を良くしてもらおうと
疑われた事件がありました。人間が人間を監査・点検をするという難しさがここ
で理解できます。
「いい食材からいい製品ができる。悪い食材を使用していい商品を作ることは
できない。」私がよく使う言葉です。「悪い食材でいい商品を作るのが腕だ。」とう
そぶく人もいます。
いい食材からいい製品ができる、いい食材を仕入れるためには自分たちの目
で食材を吟味できなければいけません。高級料亭の主人が毎日築地行って自
分の目で見て食材を毎日買い付けに行くようなものです。
今回のお話は私が三十年近く畜産原料の屠場の管理から、さまざまな食品工
場で経験したことを基本にISO、HACCP、AIBの考え方も入れて仕入れる食材を
監査・点検するポイントを説明します。
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読者の方から感想が届きました。
STUDIOWORKさんのコメント:
私は食品工場に勤務していますが、一連の原材料問題もあって仕入先を訪
問する機会が増えてきました。
その際に、ISOやHACCPを導入している企業であれば書類も整備されてい
るので確認作業は楽なのですが、小さな取引先や古い取引先などでは、どこ
まで要求すれば良いのか、また先方に指導するにも基本となる書式や規定と
いうものがありませんでした。
その点で河岸さんの新しい本は、ある意味新しいスタンダードになりえると
思います。
監査のための監査ではなく、実際に工場を動かした人でないと書けない
本だと感じました。
仕入先でも、また自社の工場でも同じ認識を持って点検・監査が出来るの
ではないでしょうか。
また、図解がページごとに入っていて判り易いのも良い点です。どうしても
文字ばかりの要求事項だとハードルが高そうに見えて、またそのボリューム
にやる気がそがれてしまいそうです。
ここに書かれていることが全て出来ていなくても、次回までの目標にしましょ
うとか、今回はこのページを出来る様になりましょうとか具体的な目標としてい
くことが出来そうです。
この本に書かれた100項目のポイントが達成できると工場は見違えるよう
になっていることでしょう。
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●月刊HACCPで紹介されました。


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●食品工業で紹介されました。


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2008年5月11日
札幌紀伊国屋の二階です。 |
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2008年5月12日
東京 浜松町 dan |
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。