==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■  お客様に一番詳しいのは
■■■               2012年5月13日発行 
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おはようございます。河岸です。
 みなさんファイスブックをしていますか。フェイスブックは本名登録
が原則です。本名で発言するために、2チャンネルのようになりにくい
利点があります。
 私はフェイスブックで毎日一枚の食品に関する写真を解説しています。
 皆さんからのご意見がいただけるので、一つの事柄について非常に
深く考えることが出来ます。食品に関する仕事をしている方、食べる事
に興味のある方、是非、フェイスブックで合智しませんか。
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ツイッターをしています。食について是非合智しませんか。
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河岸宏和のセミナーの案内です。
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 お客様に一番詳しいのは
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商品について詳しいのは誰か

 日曜日の朝、TBSテレビ7時半から「かっちりマンデー」と言う
番組があります。
 日ごろテレビをあまり見ない私でも、日曜の朝のこの番組は毎
週欠かさず見ています。
 不景気の時代でも売り上げの伸びている会社の社長がゲストで
自分の会社の事、商品の事を熱く語る番組です。
 出演している企業はどの企業も成長している企業の方が出演さ
れています。
 カメラの前だから、予習してくるから等の声が聞こえてきそう
ですが、どの社長も商品の事を詳しく説明してくれます。
 1000億以上の売り上げのある会社でも商品の事を熱く語っ
てくれます。売り上げの伸びている会社では、商品の事を一番詳
しいのが、社長だと思います。
 では、工場の責任者のあなたに質問をします。
 あなたの工場で製造している商品の一括表示について説明でき
ますか。
 原材料は使用量が多い順に並んでいますか。添加物は使用量が
多い順に並んでいますか。
 調味料(アミノ酸等)と表示しているアミノ酸等の「等」はど
んな意味があるのですか。
 原材料に使用している酸化防止剤は何故、最終商品の表示にい
らないのですか。
 工場長のあなたは、明確に答える事が出来ますか。
 「細かい事は部下に任せているから」と答えるのかもしれません。
 ここで再度、工場長のあなたに質問をします。添加物表示が間
違えていて製品を市場から回収しなくてはならなくなったとします。
 市場回収の責任はあなたにはありませんか。
 添加物表示の担当者に対してあなたはなんと言われますか。
 添加物表示担当者は本当に間違い無く表示を作成していますか。 

 

24時間365日商品の事を考えていないと

 これからお話する事は、オーナー企業、創業者の方に多いパタ
ーンです。
 すべてフィクションです。事実ではありませんので誤解の無い
様にお願いします。
 ある売り上げまでは一生懸命夜も寝ないで働いて来られた方が、
現場の事に関心がなくなる時が出てきます。
 製造現場も、売り先のお客様に対してもすべて一人でおこなっ
てきた方が、現場を見なくなってしまうのです。
 現場には優秀な社員がいます。日常の製造、日常の営業活動は
充分間違いなく行う事が出来る社員がいます。
 「社長長い間がんばってきたんだからのんびりしてください」
と言われ毎日の売り上げ、毎月の利益を管理していれば会社は大
丈夫だと思い現場に行かなくなってしまいました。
 「ゴルフでもしてすこしのんびりしてください」と言う方も出
てきました。
 そして数年が経ち、毎月の売り上げ、毎月の利益は順調に伸び
ていました。
 社長から現場を任されている社員にかける言葉は、いつの間にか、
「いい商品を造っているか」から「今月は儲かっているか」に変
わってしまいました。
 社員はお客様の顔を見ることを忘れ、社長の顔を見るだけになっ
てしまったのです。
 世の中は大きく変化してしまいました。造れば売れる時代から、
安くても商品価値が無いものは売れない時代になってしまったの
です。
 技術力が無く、生産設備も古いままの工場では、他の企業より
も更に安く売るしかなかったのです。
 売価を安くするためには、製造経費を切り詰め、本来投資すべ
き設備には投資せず、技術者の首を切り、材料も安い海外品に頼
るしかなくなってしまいました。
 創業者の社長は、毎月の売り上げは伸び、利益は上がっている
ので、会社は全く問題が無いと思っていたのです。
 社長室は工場の一室にあったのですが、従業員の出入りする玄
関とは別の玄関を使用していたため、昔からの社員が解雇されて
いることも気が付きませんでした。
 ある日、社長宛に一通の手紙が届きます。「お宅の商品は国産
100%と書いてあるけど実際はすべて中国産の原料を使用して
います」と書かれていました。
 あわてた社長は作業場の冷蔵庫を確認に行き、冷蔵庫を開ける
とそこにあるのは。。。。。。
 私が現場で様々な指摘をすると責任者の方は必ず「私が目を光
らせるのでこれからは大丈夫です」と答えます。
 私は素朴な質問をします。「何故あなたはいままで現場で確認
をしなかったのですか」答えは返ってきません。
 世界一になった流通の会社の創業者は、一人で土曜日の早朝で
も、現場にでかけ従業員に声をかけていたそうです。
 「何か困った事はないかい」
 配送車の運転手にも声をかけたそうです。
 世界一の売り上げになったのは現場を大切にしてきた結果だと
思います。
 あなたの工場は責任者の方が24時間×365日現場の事を考
えていますか。
 現場で起きている問題点をだれよりもつかんでいますか。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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